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Fターム[4G018AB06]の内容

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Fターム[4G018AB06]に分類される特許

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【課題】金属材料にCuを使用しても、電極特性やフェライト特性を損なうことなくCuと磁性体材料とを同時焼成することができるようにする。
【解決手段】 導電膜の形成された複数枚の磁性体シートを積層して積層体ブロックを作製し、該積層体ブロックを熱処理する。まず、脱バインダ処理24では、焼成炉の炉内温度を昇温させ、温度T1で所定時間t1、積層体ブロックを熱処理し、脱バインダし、続く残留炭素除去処理25では、酸素分圧を1.0×10-7Pa〜1.0×10−13Pa、熱処理温度T2を550℃〜700℃に設定して所定時間t2熱処理を行い、その後の焼結処理26では、酸素分圧を1.0×10Pa〜1.0×10-6Pa、熱処理温度T3を1000℃〜1080℃に設定して所定時間t3熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 異相の生成を抑制しつつ低温焼成可能であり、強磁性共鳴半値幅及び誘電損失が小さく、飽和磁化に関して永久磁石の温度特性を補償する温度係数を有する多結晶磁性セラミックを提供する。
【解決手段】 Yの一部をBiで置換してなるY-Fe系ガーネットフェライトからなる多結晶磁性セラミックであって、一般式:(Ya-bM1b)(Fe8-a-cM2c)O12(ただし、M1はBi及びCaであり、M2はIn,V,Cu及びZrであり、a,b及びcは原子比であり、2.94≦a<3.0、1.00≦b≦1.70、及び0.365≦c≦0.95を満たす。)で表される組成を有する多結晶磁性セラミック。 (もっと読む)


【課題】非可逆回路素子の部品を小型化することができるとともに、挿入損失を小さくすることにより非可逆回路素子の消費電力を低減し、さらに高温での挿入損失も小さくすることが可能な高周波用磁性体材料と、それを用いた非可逆回路素子用部品および非可逆回路素子を提供する。
【解決手段】高周波用磁性体材料は、組成式(Yz−x−yGdCa)(Fe8−z−a−b−cSnAl)O12−d/2で表わされるガーネット型フェライトを主成分とし、上記のx、y、z、a、b、c、dは、モル比を示し、0.6≦y≦0.8、3.01≦z≦3.07、0.26≦a≦0.36、0.27≦b≦0.35、0.59≦c≦0.74、0.01≦d≦0.08(ただし、d=x−a−2c)を満たす。 (もっと読む)


【課題】磁気損失が小さく、磁気損失が小さく、磁性体材料と安価なCuを主成分とする導電性材料とを同時焼成しても構造破壊の生じることのない高周波用のセラミック電子部品、及び該セラミック電子部品の製造方法を実現する。
【解決手段】磁性体セラミックが、主成分はビスマスを含まないガーネット型フェライト系材料で形成されると共に、Cu酸化物が0.25〜2.50重量%の範囲で含有され、Cuを主成分とした導体部と前記磁性体セラミックとは、酸素分圧が1.0×10〜1.0×10-3Paの雰囲気で同時焼成されてなり、前記導体部は、焼成前の脱バインダ処理前後の重量増加率が15%以下の導電性粉末を焼結してなる。導電性粉末は、例えば、Cu−Niの表面がガラス材で被覆されている。 (もっと読む)


【課題】磁気損失が小さく、安価なCuと同時焼成することが可能な高周波用の磁性体セラミック、該磁性体セラミックを使用した非可逆回路部品等のセラミック電子部品、及び該セラミック電子部品の製造方法を実現する。
【解決手段】主成分が、ビスマスを含まないガーネット型フェライト系材料で形成されると共に、Cu酸化物が0.25〜2.50重量%の範囲で含有され、かつ、酸素分圧が1.0×10〜1.0×10−3Paの雰囲気で焼成されてなり、強磁性共鳴半値幅ΔHが4000A/m以下の磁性体セラミックを得る。磁性体セラミックと前記導電部とが同時焼成されてなり、同時焼成後の降温過程中で500℃〜700℃になった時点で、F−Feの平衡酸素分圧以上であってかつCu−CuOの平衡酸素分圧以下の酸素分圧で熱処理する。 (もっと読む)


【課題】製造容易で入手容易な板状酸化鉄粒子を使用することによって種々の組成の配向性フェライト焼結体を容易に製造することができるようにする。
【解決手段】アスペクト比が3以上の板状酸化鉄粒子7を主成分とする第1の成分10を含有した第1のスラリーに対し、板状酸化鉄粒子7が長手方向に沿って配向するように成形加工を施し、厚みt1が30μm以下の第1のシート層8を形成する。一方、第1の成分10以外の粒子からなる第2の成分14を含有した第2のスラリーに成形加工を施し、厚みt2が30μm以下の第2のシート層15を形成する。そして、第1のシート層8と第2のシート層15とを積層して積層体16を形成し、該積層体16に焼成処理を施す。厚み比t2/t1は、0.8<t2/t1≦1.2が好ましい。 (もっと読む)


【課題】ガーネット構造を取り得る組成領域を予測することが可能な新規な材料設計理論に基づいて設計されたガーネット型化合物を提供する。
【解決手段】本発明のガーネット型化合物は、一般式A12(式中、A:Aサイトをなす1種又は複数種の元素、B:Bサイトをなす1種又は複数種の元素、C:Cサイトをなす1種又は複数種の元素、O:酸素原子)で表されるガーネット型化合物において、下記式(1)及び(2)を充足することを特徴とするものである。
0.50≦rB/rA≦0.86・・・(1)、11.70≦a≦13.02・・・(2)
(式中、rAはAサイトをなす1種又は複数種の元素の平均イオン半径、rBはBサイトをなす1種又は複数種の元素の平均イオン半径、aは格子定数を示す。) (もっと読む)


【課題】 850℃以上980℃未満の低温で焼成でき、Bi置換型にて異相の生成を抑え、強磁性共鳴半値幅ΔH及び誘電損失tanδが小さく、永久磁石の温度特性を補償するような温度係数αm及び飽和磁化4πMsを有する多結晶セラミック磁性体材料と、マイクロ波磁性体及びこれを用いた非可逆回路素子を提供する。
【解決手段】 主成分が、一般式(Y3.0−x−yBiCa)(Fe5−α−β−γInαAlβγ)O12で表される組成を有し、x、yの値が、0.4<x≦1.5、0.5≦y≦1.2であり、α、β、γの値が、0≦α≦0.4、0≦β≦0.45、0.25≦γ≦0.6、ただし0.1≦α+β≦0.75の範囲内にあって、副成分としてCu及び/又はZrを含み、その含有量は、主成分100重量部に対して、CuをCuO換算で0重量%≦CuO≦0.8重量%、ZrをZrO換算で、0重量%≦ZrO≦0.8重量%とした。 (もっと読む)


【課題】特許文献2、3のいずれも異方性磁界Haが極端に小さいために、所望の内部磁界Hinを得るためには外部磁界Hexを大きく設定する必要があった。このため、寸法の大きな外部磁石を使用しなければならず、これが磁気共鳴型アイソレータをはじめとする非可逆回路素子の低背化、小型化、及び低コスト化の障害になっていた。
【解決手段】本発明のフェライト材料は、組成式が(Yz−aCa)(Fe8−z−b−cCo)O12で表されるフェライト材料であって、3.005≦z≦3.090、0<b≦1.40、2.00≦(a+b)/c≦2.40の関係を満足することを特徴とする。 (もっと読む)


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