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Fターム[4K014BA04]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 製造鋳鉄 (64) | 球状黒鉛鋳鉄 (36) | パーライト地のもの (7)

Fターム[4K014BA04]に分類される特許

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【課題】従来材なみの強度と延性とを有し、さらに従来材に比べて優れた耐摩耗性を有する球状黒鉛鋳鉄品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3.0〜4.0%、Si:1.8〜3.0%、Mn:0.2〜1.2%、Cu:0.2〜1.3%、Nb:0.05〜1.0%、Mg:0.02〜0.06%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する球状黒鉛鋳鉄品とする。これにより、引張強さ:700MPa以上で、伸び:5%以上を保持しつつ、優れた耐摩耗性を保持する球状黒鉛鋳鉄品となる。なお、さらに、質量%で、Ni:0.1〜1.5%、S:0.001〜0.03%含有する組成としてもよい。 (もっと読む)


【課題】片状黒鉛鋳物の外面にひけによる凹み、内部にひけ巣を生じやすい。肉厚の大きい部分の組織が粗大化して強度が低下し、加工面粗度が低下する。また肉薄部の組織が硬化して切削性が低下する傾向がある。
ひけ傾向が小さいと共に、材質的肉厚感度の小さい片状黒鉛鋳鉄鋳物を製造すること。
【解決手段】(i)ひけ傾向を小さくするため、鋳物が凝固するときに晶出する黒鉛量を多くする。このための手段としてシリコン含有量を低くする。シリコン含有量を0.9〜1.4%の範囲に、炭素含有量を3.0〜3.4%の範囲にする。シリコン含有量と炭素含有量の関係を次の式の範囲にする。
C%+0.23×Si%≦4.23%
(ii)肉厚感度を小さくするために、シリコン含有量を低くする。
(iii)前項および前々項の目的を促進し、同時に肉薄部の組織硬化を防ぐために種々の接種を行うが、特に鋳型に流入する溶湯に接種を行う。 (もっと読む)


【課題】高強度かつ高靭性の球状黒鉛鋳鉄管を提供する。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄管は、重量%で、C:3.20〜4.00%、Si:1.40〜3.00%、Mn:0.10〜1.00%、Mg:0.02〜0.08%、Cr:0.01〜0.20%を含有し、さらにSnとCuのうち少なくとも1種を、0.050≦Sn(重量%)+Cu(重量%)/10≦0.089となる範囲で含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、基地組織におけるパーライトの面積率が50〜90%であり、基地組織中に晶出している黒鉛の粒数が500個/mm以上でその平均粒径が15μm以下である構成とすることにより、FCD600と同等以上の引張強さとFCD450に匹敵する伸びを有する、高強度かつ高靭性のものとなる。 (もっと読む)


【課題】鋳放しのままで、引張強さ:750MPa以上の高強度と、伸び:1.5%以上の高延性とを有し、さらに耐摩耗性に優れ、かつ肉厚:100mm以上の厚肉高強度球状黒鉛鋳鉄品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3〜4%、Si:1.8〜3.0%、Mn:0.5〜2%、S:0.003〜0.03%、Nb:0.1〜1.5%、Cu:1.2〜3.0%、Ni:0.6〜1.5%、V:0.1〜1.5%、Sb:0.0001〜0.01%、Mg:0.02〜0.06%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成とすることにより、厚肉鋳鉄品としても、黒鉛形状が安定して球状を呈し、鋳放しままで750MPa以上の高強度と、伸び:1.5%以上の高延性とを有し、さらに耐摩耗性に優れた厚肉高強度球状黒鉛鋳鉄品となる。なお、不純物として、P:0.04%未満、Cr:0.1%未満に調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鋳放しのままで、引張強さ:750MPa以上の高強度と、伸び:1.5%以上の高延性とを有し、さらに耐摩耗性に優れる肉厚:100mm以上の厚肉高強度球状黒鉛鋳鉄品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3〜4%、Si:1.8〜3.0%、Mn:0.5〜2%、S:0.003〜0.03%、Nb:0.1〜1.5%、Cu:1.2〜3.0%、Ni:0.6〜1.5%、V:0.1〜1.5%、Mg:0.02〜0.06%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成とする。これにより、鋳放しままで750MPa以上の高強度と、伸び:1.5%以上の高延性とを有し、さらに耐摩耗性に優れた厚肉高強度球状黒鉛鋳鉄品となる。なお、不純物として、P:0.04%未満、Cr:0.1%未満に調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】焼入れ前(鋳放し状態)の良好な被削性と、焼入れ処理時の良好な焼入れ性とを併せ持った球状黒鉛鋳鉄を提供する。
【解決手段】FCD450相当の球状黒鉛鋳鉄の溶湯に銅(Cu)及びニッケル(Ni)を添加することにより得られる球状黒鉛鋳鉄である。この球状黒鉛鋳鉄は少なくとも、Cuの含有量が0.2〜0.4質量%であり、Niの含有量が0.4〜0.8質量%であり、FCD600相当の機械的性質を有する。更に、この球状黒鉛鋳鉄は基地組織の大部分がパーライト及びフェライトで構成され、球状黒鉛を除いた基地組織の面積割合においてパーライトが50〜90%を占めている。 (もっと読む)


【課題】従来の鋳造設備を利用しながら、強度が高く、制振性、溶接性、焼き入れ性、加工性に優れたプレス金型用鋳鉄を提供する。
【解決手段】金属組織中の黒鉛球状化率が30〜70%であって、酸素含有量5〜20ppm(質量比)、パーライト率60〜100%、S含有量0.03%(質量比)以下のプレス金型用鋳鉄であり、質量比で、C含有量3〜4%、Si含有量1.5〜2.5%、Mn含有量0.5〜1.0%、Cr含有量0.2〜1.0%、Cu含有量0.2〜1.0%である。このプレス金型用鋳鉄の製造工程は、溶解炉10における作業工程と、取鍋20における作業工程と、鋳型30における作業工程とに分けられ、これらの作業工程は一部並行しながら進められる。 (もっと読む)


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