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Fターム[4K032AA40]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | 希土類金属(Yを含む) (611)

Fターム[4K032AA40]に分類される特許

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【課題】本発明は、建設機械、産業機械などの溶接を必要とし、かつ引張強さが1150MPa 以上を有する溶接用鋼板の製造法を提供する。
【解決手段】重量%で、C:0.15〜0.20%、Si:0.15〜0.50%、Mn:0.5 〜2.0 %、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Mo:0.5 超え、2.0 %以下、V:0.03〜0.1 %、B:0.0003〜0.0030%、Al:0.01〜0.1 %、N:0.01%以下を基本成分として含有し、さらに、次式で定義される値がそれぞれF:0.9 〜2.0 、Ceq:0.64以下、である鋼を加熱後、熱間圧延を行い、圧延終了後650 ℃以上から水冷し、400 ℃〜550 ℃の範囲で焼き戻すことを特徴とする。
F=Mo+10×V、Ceq=C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 (もっと読む)


【課題】 焼入れ・焼戻し材の焼戻し処理時における板厚中心部の昇温速度を規定することによって、従来材よりもPWHT後の強度・靭性バランスに優れる高張力鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.02〜0.18%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、Al:0.005〜0.1%、N:0.0005〜0.008%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、残部:Feおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造後、Ar3変態点以下に冷却することなく、あるいはAc3変態点以上に再加熱し、所定の板厚に熱間圧延した後、引続きAr3変態点以上から直接焼入れ、あるいは加速冷却によって400℃以下の温度まで冷却した後、圧延機および直接焼入れ装置もしくは加速冷却装置と同一の製造ライン上に直結して設置された加熱装置を用いて、460℃からAc1変態点以下の所定の焼戻し温度までの板厚中心部の平均昇温速度を1℃/s以上として、板厚中心部の最高到達温度を520℃以上に焼戻す。 (もっと読む)


【課題】従来よりも疲労強度を一層向上させた機械構造用部品を提案する。
【解決手段】少なくとも一部分に高周波焼入れによる硬化層を有する機械構造用部品において、該硬化層における旧オーステナイト粒の平均粒径GS(μm)と前記高周波焼入れを施した部位の応力集中係数αとの関係を式GS≦11−2×α(ただしα≧1.5)に従うものとする。 (もっと読む)


【課題】 600℃以上800℃以下の温度範囲における高温強度に優れた溶接構造用高張力鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.005%以上0.040%未満、Si:0.5%以下、Mn:0.5%以下、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Mo:0.3〜1.5%、Nb:0.03〜0.15%、Al:0.06%以下、N:0.006%以下に、必要に応じ、Cu、Ni、Cr、V、Ti、Ca、REM、Mgを含有し、かつ、PCM=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20/Mo/15+V/10+5Bと定義する溶接割れ感受性組成PCMが0.15%以下で、実質的にBを含有せず、残部が鉄および不可避的不純物からなり、ミクロ組織がフェライトとベイナイトの混合組織主体であって、そのベイナイトの分率が20〜90%であることを特徴とする高温強度に優れた溶接構造用490MPa級高張力鋼。 (もっと読む)


【課題】 1000℃を超える高温浸炭温度においても結晶粒の粗大化が防止され、機械的特性が劣化し難いような高温浸炭用鋼、およびこうした高温浸炭用鋼材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 本発明の高温浸炭用は、C:0.13〜0.40%、Nb:0.030〜0.40%およびTi:0.025〜0.10%未満を夫々含有すると共に、下記(1)式を満足する炭化物および/または炭窒化物が2.0×107個/mm2以上存在するものである。
[Ti]/[Nb]≧0.05 …(1)
但し、[Ti]および[Nb]は、炭化物および/または炭窒化物中におけるTiおよびNの夫々の含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】 溶接継手部(大入熱溶接時の溶接線近傍、小入熱溶接時の二相域加熱部など)の低温靭性に優れた鋼板を提供する。
【解決手段】 溶接継手部の低温靭性に優れた鋼板は、
C :0.005〜0.10%(質量%の意味。以下同じ)、
Si:0.7%以下(0%を含まない)、
Mn:0.5〜2%、
Al:0.1%以下(0%を含まない)、
Ti:0.005〜0.03%、及び
N :0.001〜0.01%、
を含有し、
ミクロ組織は、フェライトと該フェライト以外の他の組織とから構成されており、
該他の組織中の平均炭素濃度は、鋼板全体における炭素濃度に対して、4倍以下になっている。 (もっと読む)


【課題】 常温強度を必要とされる範囲内に保持しつつ、中温強度が高く溶接歪の少ない鋼板及びその製造方法を提供することを目的とする。また、板厚毎に異なる条件を明確にし、どのような板厚であっても溶接歪の少ない鋼板製造を可能にする。
【解決手段】 Nb:0.003〜0.050%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.005〜0.10%、W:0.05〜0.50%、Ta:0.05〜0.50%のうち1種以上を含有し、ミクロ組織が、平均粒径20μm以下のベイナイト及びマルテンサイトの一方又は両方を面積%で50%以上、平均粒径20μm以下のフェライト及びパーライト組織の一方又は両方からなり、Nb、Mo、V、W、Taの固溶量(質量%)が下記(1)式を満足することを特徴とする溶接歪の少ない鋼板。
14[Nb]+3.4[Mo]+5.6[V]+2.0[W]+3.6[Ta]≧0.25 (1) (もっと読む)


【課題】 引張強さが490MPa以上という高強度でありながら、母材靭性およびHAZ靭性に優れ、さらに材質異方性が抑制された高張力鋼板を提供する。
【解決手段】 本発明鋼板は、mass%で、C:0.01〜0.08%、Si:0.8%以下、Mn:0.5〜1.9%、Ti:0.005〜0.10%、B:0.0006〜0.0050%、N:0.002〜0.010%の範囲で、かつKP=[Mn]+1.5[Cr]+2[Mo]とし、TP=4[Ti]/[C]([X]は元素Xの含有量(mass%)を示す。)するとき、KP<2.4、TP>0.62を満足する成分を含む。さらにMAの平均面積率が0.5%以下であり、旧オーステナイト粒の平均アスペクト比が1.3以下とされたものである。Nbを添加することができるが、0.030%未満とし、2[Nb]/[Ti]<4.0とすることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、高い機械的強度および耐摩耗性を有する鋼に関する。さらに具体的には、本発明は、高い機械的強度と高い耐磨耗性を有する鋼の偏析による粒界(vein)の軽減方法に関し、鋼は、以下の重量組成、すなわち0.30%≦C≦1.42%、0.05%≦Si≦1.5%、Mn=1.95%、Ni=2.9%、1.1%≦Cr≦7.9%、0.61%≦Mo≦4.4%、随意によるV=1.45%、Nb=1.45%、Ta=1.45%、かつV+Nb/2+Ta/4=1.45%、0.1%未満のホウ素、0.19%(S+Se/2+Te/4)、0.01%カルシウム、0.5%希土類、1%アルミニウム、1%銅、鉄およびその製造からもたらされる不純物である残余を有する。さらにこの組成は、800=D=1150を有しており、ここでD=540(C)0.25+245(Mo+3V+1.5Nb+0.75Ta)0.30+125Cr0.20+15.8Mn+7.4Ni+18Siである。本発明によれば、モリブデンのすべてまたは一部が、W>0.21%であるように2倍の割合のタングステンで置き換えられ、Ti、Zr、Cが、調節後にTi+Zr/2=0.2W、(Ti+Zr/2)×C=0.07、Ti+Zr/2=1.49%、かつDが5%の範囲で不変であるように調節される。さらに本発明は、得られた鋼および鋼製部品の製造方法に関する。
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C:0.1〜0.20%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.05〜1.0%、Cr:0.05〜1.5%、Mo:0.05〜1.0%、Al:0.10%以下、Ti:0.002〜0.05%およびB:0.0003〜0.005%を含有し、かつ、C(%)+(Mn(%)/6)+(Cr(%)/5)+(Mo(%)/3)の値が0.43以上であり、残部がFeおよび不純物からなり、不純物中のPが0.025%以下、Sが0.010%以下、Nが0.007%以下である耐硫化物応力割れ性に優れた高強度油井用継目無鋼管。この油井用継目無鋼管は特定量のVとNbの1種以上及び/又は特定量のCa、MgとREMの1種以上を含んでもよい。この油井用継目無鋼管は細粒化のための再熱処理を必要としないから、生産効率の高いインライン製管−熱処理プロセスを採用して低コストで製造することが可能である。 (もっと読む)


【課題】現地溶接部の低温靭性及び長手方向の耐破壊特性の両立を可能にする超高強度ラインパイプを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.07%、Si:0.6%以下、Mn:1.5〜2.5%、P:0.015%以下、S:0.003%以下、Ni:0.1〜1.5%、Mo:0.15〜0.60%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.06%以下を含み、更に、所要量のB、N、V、Cu、Cr、Ca、REM、Mgの1種又は2種以上を含有して残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼板を突き合わせて溶接した鋼管であって、2.5≦P≦4.0で、Hv-ave(母材部の肉厚方向の平均ビッカース硬さ)/C量で決まるマルテンサイト硬さHv-M(Hv-M=270+1300C)との比(Hv-ave)/(Hv-M)が0.8〜0.9で、引張強さTS-Cが900〜1100MPaであることを特徴とする低温靱性に優れた超高強度ラインパイプ。
P=2.7C+0.4Si+Mn+0.8Cr+0.45(Ni+Cu)+(1+β)Mo-1+β(B≧3ppmではβ=1、B<3ppmではβ=0) (もっと読む)


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