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Fターム[4K032CD03]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 熱延後熱延材(巻取前)冷却速度 (2,006) | 10℃/秒以上 (610)

Fターム[4K032CD03]に分類される特許

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【課題】 溶接熱影響部の強度と靭性を同時に母材と同等に高めることのできる、引張り強さ550MPa級以上の高張力鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C=0.005〜0.10%、W=0.10〜3.0%、Nb=0.010〜0.080%、V=0.010〜0.50%を含有し、Tiを0.005%未満に制限し、EC=2[C]−[Nb]/9−[V]/12>0.020を満たし、鋼材中に含まれるWの析出量が、定電位電解抽出残渣を蛍光X線分析によって定量分析して得られる分析値において0.0050%以下であり、鋼の断面における組織構成の60%以上がベイナイト組織であることを特徴とする、溶接性および靱性に優れた引張り強さ550MPa級以上の高張力鋼材、およびその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】API規格のX52グレード以上の高強度を備えるとともに、過酷なNACE条件であっても、優れた耐HIC性を発揮できる高強度鋼板を安定して製造する。
【解決手段】(1)Mn、Nb、Ti、Al、O(酸素)、NおよびCa等の成分を含有し、Ca/Sが2以上であり、不純物のうちS、O(酸素)、Nと結合して介在物を形成する元素の含有量の合計が0.01%以下であり、かつ前記S、O(酸素)、Nと結合した介在物およびNb−Ti−C−N系介在物のいずれの介在物であってもその大きさが5μmを超えない高強度鋼板である。(2)上記組成の鋼材を用い、鋼材中心部の温度が1125℃以上になるように加熱し、熱間圧延に際して各圧延パスでの圧下率を10%以上として仕上げ圧延を行った後、Ar3点+20℃以上から冷却を開始し、冷却速度を5〜50℃/秒とし550℃以下で水冷を停止する高強度鋼板の製造方法である。
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本発明は、以下の化学組成を有する耐摩耗性鋼板を作製する方法に関する:0.35%≦C≦0.8%、0%≦Si≦2%;0%≦AI≦2%;0.35%≦Si+AI≦2%;0%≦Mn≦2.5%;0%≦Ni≦5%;0%≦Cr≦5%;0%≦Mo≦0.050;0%≦W≦1%;0.1%≦Mo+W/2≦0.5%;0%≦B≦0.02%;0%≦Ti≦2%;0%≦Zr≦4%;0.05%≦Ti+Zr/2≦2%;0%≦S≦0.15%;N≦0.03;場合により0%から1.5%のCu;場合によりNb、TaまたはV、ただしNb/2+Ta/4+V≦0.5%;場合により0.1%未満のSe、Te、Ca、BiまたはPb;残部は鉄および不純物;この組成は以下を満足する:0.1%<C=C−Ti/4−Zr/8+7×N/8≦0.55%および1.05×Mn+0.54×Ni+0.50×Cr+0.3×(Mo+W/2)1/2+K>1.8、ただし、B≧0.0005%のときはK=0.5、B<0.0005%のときはK=0、およびTi+Zr/2−7×N/2≧0.05%。オーステナイト化後に、ACより高い温度と、T=800−270×C−90×Mn−37×Ni−70×Cr−83×(Mo+W/2)からT−50℃の範囲にある温度との間を、0.5℃/sより大きな速度で冷却し、次いで、Vr<1150×ep−1.7(epはmmで表された板の厚さ)の中心部速度Vrで、Tと100℃の間に冷却して硬化し、周囲温度まで冷却する。本発明は、また、その結果得られた板に関する。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れ後に高い疲労強度を有する鋼材を安定して提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.35〜0.7 %、Si:0.30〜1.1 %、Mn:0.2 〜2.0 %、Al:0.25%以下、Ti:0.005 〜0.1 %、Mo:0.05〜0.6 %、B:0.0003〜0.006 %、S:0.06%以下、P:0.020 %以下およびCr:0.2 %以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、母材組織を、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上とする。 (もっと読む)


【課題】 母材靭性と超大入熱溶接部HAZ靭性に優れた高強度溶接構造用高靭性鋼を提供する。
【解決手段】 重量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.02〜0.50%、Mn:0.3〜2.0%、P:≦0.03%、S:0.0001〜0.030%、Al:0.0005〜0.050%、Ti:0.003〜0.050%、Mg:0.0001〜0.005%、Ca:0.0001〜0.005%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなり、さらに、重量%で、Cr:0.005〜0.30%、Nb:0.001〜0.20%、Mo:0.005〜0.30%のうち1種以上を含有することを特徴とする母材靭性と超大入熱溶接部HAZ靭性に優れた高強度溶接構造用高靭性鋼。 (もっと読む)


【課題】従来よりも疲労強度を一層向上させた機械構造用部品を提案する。
【解決手段】少なくとも一部分に高周波焼入れによる硬化層を有する機械構造用部品において、該硬化層における旧オーステナイト粒の平均粒径GS(μm)と前記高周波焼入れを施した部位の応力集中係数αとの関係を式GS≦11−2×α(ただしα≧1.5)に従うものとする。 (もっと読む)


【課題】 溶接継手部(大入熱溶接時の溶接線近傍、小入熱溶接時の二相域加熱部など)の低温靭性に優れた鋼板を提供する。
【解決手段】 溶接継手部の低温靭性に優れた鋼板は、
C :0.005〜0.10%(質量%の意味。以下同じ)、
Si:0.7%以下(0%を含まない)、
Mn:0.5〜2%、
Al:0.1%以下(0%を含まない)、
Ti:0.005〜0.03%、及び
N :0.001〜0.01%、
を含有し、
ミクロ組織は、フェライトと該フェライト以外の他の組織とから構成されており、
該他の組織中の平均炭素濃度は、鋼板全体における炭素濃度に対して、4倍以下になっている。 (もっと読む)


【課題】 常温強度を必要とされる範囲内に保持しつつ、中温強度が高く溶接歪の少ない鋼板及びその製造方法を提供することを目的とする。また、板厚毎に異なる条件を明確にし、どのような板厚であっても溶接歪の少ない鋼板製造を可能にする。
【解決手段】 Nb:0.003〜0.050%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.005〜0.10%、W:0.05〜0.50%、Ta:0.05〜0.50%のうち1種以上を含有し、ミクロ組織が、平均粒径20μm以下のベイナイト及びマルテンサイトの一方又は両方を面積%で50%以上、平均粒径20μm以下のフェライト及びパーライト組織の一方又は両方からなり、Nb、Mo、V、W、Taの固溶量(質量%)が下記(1)式を満足することを特徴とする溶接歪の少ない鋼板。
14[Nb]+3.4[Mo]+5.6[V]+2.0[W]+3.6[Ta]≧0.25 (1) (もっと読む)


【課題】 引張強さが490MPa以上という高強度でありながら、母材靭性およびHAZ靭性に優れ、さらに材質異方性が抑制された高張力鋼板を提供する。
【解決手段】 本発明鋼板は、mass%で、C:0.01〜0.08%、Si:0.8%以下、Mn:0.5〜1.9%、Ti:0.005〜0.10%、B:0.0006〜0.0050%、N:0.002〜0.010%の範囲で、かつKP=[Mn]+1.5[Cr]+2[Mo]とし、TP=4[Ti]/[C]([X]は元素Xの含有量(mass%)を示す。)するとき、KP<2.4、TP>0.62を満足する成分を含む。さらにMAの平均面積率が0.5%以下であり、旧オーステナイト粒の平均アスペクト比が1.3以下とされたものである。Nbを添加することができるが、0.030%未満とし、2[Nb]/[Ti]<4.0とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】この発明は、入熱50〜100kJ/cm程度の中,大入熱による溶接部においても優れた破壊靭性を有する厚肉材の780MPa級以上の高張力鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 重量%で、C:0.04〜0.12%、Si:0.02〜0.30%、Mn:0.4〜1.5%、P≦0.010%、S≦0.005%、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.5〜5.0%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、Ti≦0.015%、N≦30ppm,Al≦0.035%を含有し、B<5ppmとした鋼を再結晶温度〜再結晶温度+50℃において圧下率≧10%、圧延形状比ld/hm≧0.7の圧延後、2℃/sec以上の冷却速度で500℃以下まで冷却後放冷する。但し、ld=√(R*(hi−ho)),hm=(hi+2*ho)/3,ここでR:圧延ロール半径、hi:圧延入り側板厚、ho:圧延出側板厚を表す。 (もっと読む)


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