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Fターム[4K033FA01]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | 熱延 (1,053) | スラブ加熱温度 (249)

Fターム[4K033FA01]に分類される特許

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【課題】方向性電磁鋼板製造時における焼鈍分離剤用マグネシアの新しい評価方法を提示すると共に、この評価方法で評価した特性値を満足するマグネシアを用いることにより、被膜特性ひいては磁気特性に優れた方向性電磁鋼板を安定して得る。
【解決手段】焼鈍分離剤中のマグネシアとして、不純物のCl濃度が0.01〜0.04mass%、CaO濃度が0.25〜0.70mass%、B濃度が0.05〜0.15mass%、SO3濃度が0.05〜0.50mass%、CAA40%が50〜90秒を満足し、さらに20℃,30分の水和試験による水和量が1.5〜2.5mass%でかつ20℃,180分の水和試験による水和量が3.0〜5.0mass%である粉体を用い、
スラリーの水和温度と平均水和時間の調整により、該粉体を水でスラリー状にして塗布、乾燥させた後のマグネシアの水和量が1.0mass%以上 3.5mass%以下になるように水和させた焼鈍分離剤を、鋼板表面に塗布、乾燥する。 (もっと読む)


【課題】モーターやトランスの分割コア用として最適な磁気特性を有する無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%以下、Si:2〜4%、Mn:1%以下、Al:1超〜2%、Sn:0.003〜0.2%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる熱延板に焼鈍を施した後、冷間圧延を一回施し、次いで、再結晶焼鈍を施して製造した板厚:0.15〜0.3mmの無方向性電磁鋼板であって、(i)平均結晶粒径が40〜200μmの再結晶組織を有し、かつ、(ii)圧延方向(L方向)と90°の方向(C方向)の磁束密度B50(C)と、圧延方向(L方向)と45°の方向(X方向)の磁束密度B50(X)が、下記式(1)を満たす磁気特性を有することを特徴とする分割コア用無方向性電磁鋼板。
50(C)/B50(X)≧−0.5333×t+0.3907×t+0.945 (1)
ここで、t:板厚(mm) (もっと読む)


【課題】本発明は、TiCなどIVa、Va族金属の炭化物をインヒビターとする方向性電磁鋼板の製造方法において、磁気特性発現のための最終工程である二次再結晶焼鈍工程の中で、二次再結晶完了後、湿潤雰囲気にて焼鈍を実施するかあるいは、二次再結晶焼鈍後、湿潤雰囲気で脱炭焼鈍を実施し、製造に際してのエネルギー消費を減ずる事である。
【解決手段】TiCをインヒビターに用い、二次再結晶完了前または後に、鋼板表面に低Ti層を形成させながら、二次再結晶完了後に、湿潤雰囲気中におけるオープンコイル状焼鈍を行い、鋼板表層にタイトな酸化膜が形成されるのを阻止することで脱炭をスムーズに進行させる事で、従来方法に比べて極めて高速に純化を完了させる生産性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鉄損特性に優れた方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】一次再結晶焼鈍後二次再結晶焼鈍前に、もしくは二次再結晶焼鈍後純化焼鈍前に、Fe酸化物、Mo酸化物、Mn酸化物、Sn酸化物、W酸化物、Ga酸化物、Ge酸化物、Cu酸化物、Cr酸化物、Sb酸化物のうちの少なくとも1種以上を、鋼板に線状および/または点列状に塗布する。引き続き行われる二次再結晶焼鈍もしくは純化焼鈍は、焼鈍温度1050℃以上で行う。例えば、このような処理を行うことで、鋼板表面に、圧延方向に対して60〜90°の角度を有する方向に、SiOおよびFeとSiとの複合酸化物からなる線状および/または点列状の侵入部を有することとなり、磁区細分化効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】加工歪みによる磁気特性の劣化を抑制した磁気特性の優れた二方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】インヒビター成分を極力低減した成分組成になる鋼スラブを素材として製造した電磁鋼板について、その地鉄組織を、ミラー指数{100}<001>に集積した二次再結晶粒からなる組織とし、かつコーティングを除いた地鉄表面の酸化物の量を酸素量換算で片面当たり1.0 g/m2以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】磁気特性及び耐バリ性に優れる。かつ安価に製造できる。
【解決手段】 C:0.0050%以下、Si:0.1%以下、Mn:0.05〜0.5%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.02〜0.10%、N:0.0050%以下、B:0.0002〜0.0015%、Nb:0.005〜0.030%、Ti:0.002〜0.015%を含有し、かつNb+Ti:0.015%以上を満たし、残部Feおよび不可避的不純物からなる冷延鋼板で、かつ、50Hz交流磁場300A/mでの磁束密度が0.50T以上を有する。上記鋼板は、連続焼鈍により製造することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】二次再結晶焼鈍時にインヒビター強度を板幅方向で均一にして、磁束密度の高い方向性電磁鋼板を安定的に製造できる方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%以下、Si:2.5〜7.0%、Mn:0.01〜0.30%、Cu:0.01〜0.40%、S:0.001〜0.050%、酸可溶性Al:0.005〜0.060%、N:0.002〜0.015%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブから一連の工程によって方向性電磁鋼板を製造するにあたり、熱間圧延工程における仕上圧延出側の板幅方向エッジからの距離で10〜30mmの間における鋼板温度を900〜1100℃とし、かつ、熱延板焼鈍を2段の熱処理サイクルで行い、その一次均熱の鋼板温度を1000〜1150℃とし、さらに、その二次均熱の鋼板温度を850〜950℃とするとともに二次均熱温度の保持時間を10〜300秒とする。 (もっと読む)


【課題】電気自動車用のモータ鉄心材料として、ロータとステータを同一の鋼板から打ち抜いて積層し、更にステータのみを歪取焼鈍するモータコアの工法に使用される高強度かつ低鉄損の無方向性電磁鋼板を低コストで提供する。
【解決手段】無方向性電磁鋼板を、質量%でC:0.0050%以下、Si:2.0%以上4.0%以下、Mn:0.05%以上2.0%以下、Al:0.001%以上3.0%以下、Ti:0.0030%以下、S:0.0030%以下、N:0.0030%以下、V:0.0050%以下、Nb:0.0050%以下、Zr:0.0050%以下、As:0.0050%以下、Ni:0.5%以上3.0%以下、Sn:0.01%以上0.20%以下で残部Fe及び不可避不純物からなり、歪取焼鈍前における鋼板の降伏強度が600MPa以上、歪取焼鈍後の鉄損W10/400が20W/kg以下であるものとする。 (もっと読む)


【課題】高速回転モータ用の鉄心材料として、降伏強度に優れた無方向性電磁鋼板をモータコアの打抜き加工および鋼板製造における歩留まりや生産性を犠牲にすることなく提供する。
【解決手段】無方向性電磁鋼板において、質量%でC:0.01%以上0.05%以下、Si:2.0%以上4.0%以下、Mn:0.05%以上0.5%以下、Al:3.0%以下、Nb:0.01%以上0.05%以下、好ましくはNi:0.5%以上3.0%以下を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなり、MnとCの含有量が質量%でMn≦0.6−10×C、製品板の再結晶部分の面積比率が50%以上、引張試験における降伏強度が650MPa以上とするとともに、さらに製品板断面の平均結晶粒径が40μm以下、熱延板の衝撃試験における遷移温度が70℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】ロータの作製上の問題を引き起こすことなく、B50が1.60T以上、W10/400が23W/kg以下で、疲労限が330MPa以上の無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:4%以下、Mn:0.05〜5%、Al:3%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつ板厚中心部のビッカース硬度の1.3倍以上の硬度を有する領域が鋼板表面から板厚中心部に向かって5〜50μmの範囲に及ぶ無方向性電磁鋼板。 (もっと読む)


【課題】 半硬質磁性材料の製造途中過程で、逆変態オーステナイトを生成する工程や、逆変態オーステナイトを生成させる熱処理後の冷間圧延によってオーステナイトの形態を制御する工程を含まず、工業的製造が容易な半硬質磁性材料の製造方法ならびに半硬質磁性材料を提供する。
【解決手段】 質量%でNi:10.0〜25.0%、Mo:2.0〜6.0%、残部が実質的にFeでなる半硬質磁性材料素材を、熱処理或いは熱間加工により90%以上のマルテンサイト組織に調整した後、減面率50%以上の冷間加工を行ってマルテンサイト組織が95%以上であって伸展状の組織を有する素材とし、その後、前記素材を400〜570℃、より望ましくは470〜530℃の範囲で逆変態オーステナイトを30.0%未満生成させる熱処理を行う半硬質磁性材料の製造方法である。この方法で製造する半硬質磁性材料は、1000〜5600A/mの保磁力を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高い透磁率と加工性を併せ持つ一方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02%以下、Si:1.0〜5.0%を含み、インヒビターレスの組成になる鋼スラブを素材として、表面にセラミック質の被膜が生成しないように最終仕上げ焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造するに際し、 熱間圧延中の鋼板表面温度が950℃以上における累積圧下率を75%以上とし、かつ該鋼板表面温度が1050℃以上での累積圧下率を20%以上とし、さらに熱間圧延後の最初の焼鈍の昇温過程:500〜900℃間の所要時間を100秒以内とする。 (もっと読む)


【課題】高い透磁率と加工性を併せ持つ方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の鉄基部分に質量%でSi:1.0〜5.0%を含み、鋼板表面において、円相当径が3mm以下の結晶粒が占める面積率を20%以下とし、かつ円相当径が20mm以上の結晶粒が占める面積率を15%以下とし、鋼板表面にセラミック質被膜を有さず、さらに磁束密度:1.0T、周波数:50Hzにおける比透磁率を20000以上とする。 (もっと読む)


【課題】圧延直角方向の磁気特性に優れた電磁鋼板を、二次再結晶現象を活用して製造する手段を提供する。
【解決手段】C≦0.020%、Si:2.5〜4.0%、酸可溶性Al:0.022〜0.035%、N:0.0050〜0.010%、0.005%≦(S+0.405Se)≦0.014%、Mn:0.05〜0.15%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブを、1200℃未満の温度域に加熱し、熱間圧延し、次いで熱延板焼鈍を施し、25%以上60%未満の圧下率を適用する最終冷間圧延によって最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を湿水素雰囲気で施し、走行するストリップ状態で窒化し焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍を施し二次再結晶現象を活用することを特徴とする圧延直角方向の磁気特性に優れた電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1350℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは50〜250℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱装置を用いて制御して磁束密度の高い方向性電磁鋼板を安定して製造する方法を提案する。
【解決手段】珪素鋼素材を、熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで一回の冷間圧延または焼鈍を介して複数の冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際に、前記鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程において、脱炭焼鈍炉内に複数の誘導加熱装置を直列に配置することにより、鋼板温度が550℃から720℃にある間の加熱速度の範囲を厳密に制御する。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、冷間圧延をタンデム圧延機で行ってパス間時効を省略しても、それを行った場合と同等の磁気特性を得ること。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、冷間圧延をタンデム圧延機で行い、さらに、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃/秒以上、好ましくは50℃/秒以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍において、0.002〜0.02%脱炭させることにより、焼鈍後の表面粒組織のラメラ間隔を20μm以上に制御するとともに、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】鏡面方向性電磁鋼板の製造において、脱炭焼鈍の昇温過程の急速加熱領域を、誘導加熱が利用できる温度に低下させる。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、アルミナを主成分焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施す鏡面方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


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