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Fターム[4K037EB05]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 薄鋼板の鋼種、組織 (6,203) | Mn下限 0.5%以上 (840)

Fターム[4K037EB05]に分類される特許

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【課題】自動車の構造部材用として好適な、歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.04〜0.12%、Si:0.4 %以下、Mn:1.0 〜 3.0%、P:0.05%以下、Al:0.001 〜 0.1%、N:0.005 〜0.02%を含有する組成の鋼素材に、熱間圧延、あるいはさらに冷間圧延を施して、鋼板としたのち、T= 860-250C-150N+45Si-30Mn+700P+400Al-15Ni-10Cr+30Mo+400Ti+80Nb で定義される温度T(℃)以上の温度域に加熱したのち、550 ℃までの平均冷却速度を5〜50℃/sとして冷却する処理を施し、次いで溶融亜鉛めっき処理を施す。これにより、ΔTS80MPa 以上の優れた歪時効硬化特性が得られる。なお、加熱処理前に、前記T℃以上の温度に加熱する前処理と、表面の成分濃化層を除去する酸洗処理とを順次施してもよい。鋼素材は、 前記組成に加えてさらにCr、Mo、Niのうちの1種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


本発明は、軽鋼製の鋼生成物の信頼性のある製造方法に関する。本発明の鋼生成物は、高い降伏ポイントでは等方性の変形動作を有し、そして、低温では延性である。鋼、生成物、特に鋼板及び鋼帯を製造するための本発明の方法によると、C:≦1.00%、Mn:7.00〜30.00%、Al:1.00〜10.00%、Si:>2.50〜8.00%、Al+Si:>3.50%〜12.00%、B:<0.01%、Ni:<8.00%、Cu:<3.00%、N:<0.60%、Nb:<0.30%、Ti:<0.30%、V:<0.30%、P:<0.01%(wt%で表す)を含み、並びに、残余物として、鉄及び不可避の不純物を含む、鋼帯又は鋼板が製造される。その後、2%〜25%の間の常温変形温度で生じる常温変形によって鋼生成物を製造する。 (もっと読む)


【課題】 伸びフランジ性と疲労特性に優れた高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】 酸可溶Al:0.005質量%以下、酸可溶Ti:0.008質量%未満、CeもしくはLaの1種または2種の合計:0.0005〜0.04質量%以上、更にNbを下記式を満足するように含有する鋼であり、
−0.25≦Nb−(93/12)×C−(93/14)×N−(93/32)×S≦0.4
その鋼中には平均の酸化物系介在物組成でCe酸化物もしくはLa酸化物の1種または2種の合計が10〜90質量%、Ti酸化物が30質量%以下、Al23が50質量%以下、SiO2が5〜60質量%の範囲の介在物を含み、10μm以上のTiNを200個/cm2以下としたことを特徴とする伸びフランジ性と疲労特性に優れた高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】 引張強度780MPa以上で加工性、耐型かじり性に優れた高強度薄鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.06〜0.25%、Si:0.005〜1.0%、Mn:1.0〜2.7%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.01〜0.08%およびN:0.0003〜0.01%を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、鋼板の表裏面からの深さが0.05mmの位置でのビッカース硬さが100〜250Hv、かつ(表裏面からの深さが0.2mmの位置でのビッカース硬さ)×0.8以下、表裏面からの深さが0.2mmの位置から板厚中心側の内層部におけるビッカース硬さのばらつきが100Hv以下であり、内層部がベイナイトおよびマルテンサイトを合計面積率で80%以上含有し、前記鋼板の表面粗さがRaで0.4〜1.2μmであり、引張強度が780MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】 引張強度440MPa以上、穴拡げ率λ≧70%、あるいはさらには伸び35%以上である伸びフランジ性に優れあるいはさらに延性にも優れた高炭素熱延鋼板を提供する。
【解決手段】 C:0.20〜0.48%、Si:0.1%以下、Mn:0.20〜0.60%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.1%以下、N:0.005%以下、B:0.001〜0.005%、Cr:0.05〜0.3%、残部鉄および不可避的不純物である組成と、フェライト平均粒径が6μm以下、炭化物平均粒径が0.1μm以上1.20μm未満、炭化物を実質的に含まないフェライト粒の体積率が10%以下である高炭素熱延鋼板。この組成の鋼を、仕上温度 (Ar3点-10℃)以上、冷却速度120℃/秒超かつ冷却停止温度620℃以下、巻取温度600℃以下の条件で熱延後、焼鈍温度640℃以上Ac1点以下で焼鈍する製造方法。 (もっと読む)


【課題】 強度−伸びバランスに優れ、かつひずみ速度が10s-1程度の変形時における耐衝撃特性に優れた高張力冷延鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.04%以上、0.13%以下、Si:0.3 %以上、1.2 %以下、Mn:1.0 %以上、3.5 %以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下およびAl:0.07%以下を含み、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、フェライト分率が50%以上、マルテンサイト分率が10%以上で、かつマルテンサイト相の板厚方向の相間隔に対する圧延方向の相間隔の比が0.85以上、1.5 以下の組織とし、さらにマルテンサイト相のナノ硬さを8GPa 以上とする。 (もっと読む)


【課題】 TRIP鋼において、伸びを劣化させずに穴広げ性を更に改善するとともに、表面品質にも優れた熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱間圧延工程において、粗圧延開始時から180秒以内に均熱加熱を開始して、圧延された粗バーの温度を950℃以上に加熱することを特徴とする、加工誘起マルテンサイト相変態を利用したTRIP鋼の特性を有する熱延鋼板を製造する方法。この場合に、均熱加熱開始時の粗バーは、粗圧延機により1000〜1150℃、圧下率80%以上で粗圧延し、粗圧延後に巻取り巻戻し装置を用いて、巻取り巻戻しを行った後に、均熱加熱を開始する。均熱加熱された粗バーの温度の上限を1000℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形後の表面性状が良好で、優れた焼付硬化性と耐常温時効性およびプレス成形性を有する、引張強度が340〜490MPa級の高張力冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.0025%以上0.04%未満、Si:0.5%以下、Mn:0.5〜2.5%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.15%以下、N:0.008%未満、Cr:0.05〜2.0%を含有し、残部Feおよび不純物からなる鋼に熱間圧延および冷間圧延を行い、連続焼鈍を行うに際し、Ac変態点以上Ac 変態点未満、または、Ac変態点以上(Ac変態点+100℃)未満の温度で均熱後、650℃から450℃の温度範囲を15〜200℃/sの冷却速度で冷却し、本文中の提示式で与えられる温度範囲を10℃/s未満の冷却速度で冷却し、主相がフェライト相であり第二相に低温変態生成相を含む組織とする。 (もっと読む)


【課題】 強度・延性バランス、曲げ性、スポット溶接性、めっき密着性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】
質量%で、C:0.06〜0.13%、Si :0.10%以下、Mn :2.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、sol.Al:0.1%以下、N:0.015%以下を含有し、さらにTi:0.500%以下およびNb:0.500%以下の群から選ばれる1種または2種を合計で0.050%以上含有し、残部がFe および不純物からなる鋼組成を有し、フェライトの平均結晶粒径を5μm以下で硬質第2相の平均粒径を5μm以下とする。 Si :0.50%以下として、さらに、Cu:1.5%以下およびNi:1.5%以下の群から選ばれる1種または2種を合計で0.03%以上含有させてもよい。 (もっと読む)


【課題】 ホーロー掛け前処理をせず、NiやCoを含有する高価な釉薬を用いずともホーロー密着性が良好なホーロー用鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%でC:0.070%以下、Si:0.50%以下、Mn:0.010〜0.95%、P:0.20%以下、S:0.080%以下、Al:0.20%以下、N:0.070%以下、O:0.070%以下を含有し、さらにCu:0.051〜8.0%、Ni:0.051〜8.0%、Co:0.051〜8.0%、Mo:0.051〜8.0%の一種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、さらに鋼板の製造工程における熱履歴を制御することにより、鋼板表面に形成したCu、Ni、Co、Moの濃化部に、Cu、Ni、Co、Moの1種以上を含み付着量が0.001〜5.0g/m2のメッキが施されたホーロー用メッキ鋼板。 (もっと読む)


【課題】熱間成形時に溶融Zn合金の生成が抑制され、最終製品部材の表層に液体金属脆化による割れが出ないようにすること。
【解決手段】鋼板表層に、Fe質量%が13〜80%、Al質量%が0.4%以下であるFe-Zn合金を設けかつZn付着量を10〜65g/m2であるようにする。さらに鋼板組成をSi:0.3%以下、P:0.02%以下、Ti:0.01〜0.5%、Nb:0.01〜0.5%とする。 (もっと読む)


【課題】引張強度で980MPa以上の高強度を有するとともに均一かつ良好な曲げ性を備える高強度冷延鋼板の提供。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.1〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、P:0.10%以下、S:0.010%以下、Al:0.001〜0.20%及びN:0.020%以下を含有し、残部は鉄及び不純物からなる化学組成を有し、面積割合で95%以上のベイナイトを含み、かつ旧オーステナイトの粒径が20μm以下で、しかも、鋼板の幅方向の任意の3点における旧オーステナイトの粒径のうちの最大粒径と最小粒径の比が5.0以下である高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


本発明は薄鋼帯の連続製造方法に関し、溶融鋼が溶融鋼だめから同期して動く2つの回転冷却鋳造ロール4、5の間に導入され、鋳造鋼帯6が鋳造ロール4、5において鋳造鋼帯6を形成するために少なくとも部分的に凝固し、溶融鋼は少なくとも以下の合金成分:1重量%未満のニッケル(Ni)、1重量%未満のクロム(Cr)、0.8重量%未満の炭素(C)、特に0.4重量%未満の炭素(C)、少なくとも0.55重量%のマンガン(Mn)を含み、鋳造ロール4、5の少なくとも一方の表面には、無作為模様状に、鋳造ロール4、5面にわたり均一に凹みが配置され、更に、鋳造ロール4、5におけるロール分離力が5から150N/mm、特に5から100N/mmの間に設定及び/又は調節されている。
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【課題】従来鋼より優れた深絞り成形性、張り出し成形性を有しつつ、かつ優れた材質均一性を有するTS:440MPa以上の高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の高強度冷延鋼板は、C:0.004〜0.01%、Mn:0.5〜2.5%、P:0.03〜0.10%、S:0.03%以下、N:0.01%以下を含有し、Si:1.0%以下、sol.Al:1.0%以下の一種または二種以上を0.15%≦Si+sol.Alで含有し、かつ、700≦785+40×Si-60×Mn+150×P+70×sol.Al≦800を満足し、さらに、Nb:0.045〜0.15%を1.3≦(Nb/93)/(C/12)≦3を満たす範囲で含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。また、特性に応じて、Ti:0.03%以下を1.3≦(Nb/93+Ti*/48)/(C/12)≦3を満たし含有することができる。 (もっと読む)


本発明は、加熱によって硬化可能な鋼板の製造方法に関するものであり;該鋼板の組成が、重量%で表示された、0.03≦C≦0.06、0.50≦Mn≦1.10、0.08≦Si≦0.20、0.015≦Al≦0.070、N≦0.007、Ni≦0.040、Cu≦0.040、P≦0.035、S≦0.015、Mo≦0.010、Ti≦0.005を含み、該組成が、また次のような量のホウ素も含むことが理解されており:0.64≦ EQ B/N≦1.60、
組成の残りは、鉄、および製錬に起因する不純物から成るものであり;この鋼のスラブの鋳造、ついで鋼板を獲得するためのスラブの熱間圧延が行われ、圧延の終わりの温度は、Ar3点のものを超えるものであり;温度が500と700℃の間に含まれる、前記鋼板の巻き取り、ついで50から80%の減少率を伴う、前記鋼板の冷間圧延;15分未満の長さの、連続する焼きなましの熱処理、ついで;1.2と2.5%の間に含まれる減少率を伴って実現される冷間加工を含み、このように硬化可能な鋼板と部品が獲得される。 (もっと読む)


【課題】 Bの無添加、あるいは極微量添加であっても、耐二次加工割れ性に優れた深絞り用冷延鋼板を提供する。
【解決手段】 C:0.0005〜0.0070質量%,Si:0.01〜1.5質量%,Mn:0.05〜2.5質量%,S:0.001〜0.010質量%,N:0.007質量%以下,P:0.002〜0.1質量%を含み、さらにTi:0.005〜0.2質量%及びNb:0.005〜0.2質量%の1種又は2種を含み、必要に応じてさらに、V,Zrの1種又は2種を合計で0.005〜0.1質量%、Cu,Ni,Cr,Moの1種又は2種上を合計で0.02〜3.0質量%、あるいはB:0.00002〜0.0003質量%を含み、残部が実質的にFeの組成を有する冷延鋼板であって、面内全方向に沿って測定したランクフォード値rの平均値rmean値を1.4以上に、かつ|Δr値|を0.3以下にしたもの。 (もっと読む)


【課題】延性を犠牲にせず、耐型かじり性が良好な引張強度780MPa以上の高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼素材に熱間圧延、酸洗、冷間圧延、そして焼鈍を行って高強度冷延鋼板を製造するに当たり、焼鈍前の冷間圧延において、最終パスの圧延をワークロール表面の算術平均粗さRa2.0μm以上のワークロールを用い、圧下量8μm以上として行う。
焼鈍後にさらに、ワークロール表面の算術平均粗さRa1.0μm以上のワークロールを用いて、伸び率0.5%以下の調質圧延を行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】 750N級以上の強度を維持しながら、薄肉化しても十分な強度をもち、自動車,家電機器,建材等の部材として使用される高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】 炭素当量Ceq(C+Si/24+Mn/6+Cr/5+B×5+V/14+Mo/4+Ni/40)を0.45〜0.7質量%に調整したC-Si-Mn鋼を加熱温度:1000℃以上で粗圧延した後、仕上げ温度:Ar3+50℃以上,巻取り温度:700℃以下で熱間圧延する。冷延後、830℃以上×60秒以上の加熱保持→10℃/秒以下で720〜600℃まで冷却する一次冷却→7℃/秒以上で二次冷却温度T:(-248×Ceq+538)℃まで冷却する二次冷却→T+30℃以上×3分以上の恒温処理の連続焼鈍を施すことにより、曲げ性,疲労特性が共に良好な高強度冷延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 延性と穴広げ加工性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 C、Mn、P、S、Nを適正量に調整し、Nb:0.005〜0.20%を含み、Si:0.2〜1.5%、Al:0.2〜2.0%を、Si+1/2(Al)≧0.50% を満足するように含有し、残部が実質的に鉄からなる鋼素材に、仕上圧延終了温度がAr変態点以上、巻取り温度が400〜650℃の熱間圧延と、冷間圧延と、さらに、Ac変態点以上で20℃/s以下の加熱速度で800〜900℃の温度域の焼鈍均熱温度まで加熱し、800〜900℃で60〜300s間滞留したのち、600〜700℃の温度域の徐冷停止温度まで1〜10℃/sの冷却速度で徐冷却し、ついで350〜500℃の温度域の急冷停止温度まで15〜200℃/sの冷却速度で急冷却し、350〜500℃の温度域で30〜300s間滞留したのち、冷却する焼鈍処理を施す。これにより、延性と穴広げ加工性に優れた高強度冷延鋼板となる。なお、Cr、Ni、Mo、Bのうちから選ばれた1種または2種以上、Ti、Vのうちから選ばれた1種または2種を含有してもよい。 (もっと読む)


本発明は、自動車、家電製品などの素材として用いられる冷延鋼板に関するものである。
【解決手段】本発明の冷延鋼板は、重量%でC:0.003%以下、S:0.003〜0.03%、Al:0.01〜0.1%、N:0.02%以下、P:0.2%以下、さらにMn:0.03〜0.2%とCu:0.005〜0.2%の1種または2種を含有し、上記Mn、Cu、Sが次の条件0.58×Mn/S≦10、0.5×Cu/S:1〜10、Mn+Cu≦0.3、0.5×(Mn+Cu)/S:2〜20を満足し、MnS、CuS、(Mn、Cu)Sの析出物の平均大きさが0.2μm以下に分布し、残部Fe及びその他の不可避的不純物から成るものである。なお、この冷延鋼板の製造方法も提供される。該冷延鋼板は、微細なMnS、CuS、(Mn、Cu)Sの析出物によって結晶粒中の固溶炭素量が調節され耐時効特性とともに加工性が改善され、微細な析出物により降伏強度が高く、かつ強度−延性バランスおよび加工性に優れる。 (もっと読む)


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