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Fターム[4K037FA06]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋳片(スラブ)、鋼片の加熱 (2,321) | 熱鋳片加熱炉挿入(ホットチャージ) (38)

Fターム[4K037FA06]に分類される特許

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【課題】板厚が薄く、従来平坦な形状の確保が困難であった薄物の耐磨耗鋼板であっても良好な形状を容易に確保することができる耐磨耗鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】鋼中に質量%で、C:0.1〜0.4%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.6〜2.0%、P≦0.04%、S≦0.04%、Sol.Al:0.005〜0.1%を含む鋼を、熱間圧延後600℃以上の温度でコイル状に巻き取り、鋼板に切断後、Ar3点以上の温度に加熱し、焼き入れることを特徴とする耐磨耗鋼板の製造方法を用いる。さらに、鋼が質量%で、Cu:0.03〜2.0%、Ni:0.03〜2.0%、Cr:0.03〜2.0%、Mo:0.03〜2.0%、Nb:0.005〜0.1%、V:0.010〜0.5%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0005〜0.003%の中から選ばれる1種又は2種以上を含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】表面性状、成形性、深絞り性がともに優れた鋼板を提供する。
【解決手段】Ti脱酸により巨大クラスター状介在物の生成を抑制して鋼板の表面性状を改善するとともに、介在物を微細分散化することにより、冷延−焼鈍時の粒成長性を制御して平均r値ならびに強度伸びバランスを改善する。例えば、極低炭素鋼で、0.001%≦Sb≦0.02%を含み、非酸化物Ti(Ti*)を(C/12)≦(Ti*/48)−(N/14+S/32)≦10(C/12)を満足するように含有し、Ca、金属REMのいずれか1種または2種以上を合計で0.0005%以上、Alを%Ti/%Al≧5またはAl≦0.010%かつ%Ti/%Al<5を満たす範囲で含有する。鋼中の介在物は、2〜5μmの介在物が500個/100mm2以上、20μm以上の介在物が10個/100mm2以下で、かつ、介在物中のTi酸化物の含有量の割合が60%以上である。 (もっと読む)


【課題】表面性状、焼付硬化性、深絞り性に優れた鋼板を提供する。
【解決手段】Ti脱酸により巨大クラスター状介在物の生成を抑制して鋼板の表面性状を改善する。介在物の微細分散化により冷延−焼鈍時の粒成長性を制御して平均r値ならびに焼付硬化性を改善する。例えば、極低炭素鋼で、0.001%≦Sb≦0.02%、非酸化物Ti(Ti*)を0.5(C/12)≦(Ti*/48)−(N/14+S/32)≦3(C/12)かつN≧0.2×Ti*-0.006を満足するように含有し、Ca、金属REMのいずれか1種または2種以上を合計で0.0005%以上、Alを%Ti/%Al≧5またはAl≦0.010%かつ%Ti/%Al<5を満たす範囲で含有する。鋼中の介在物は、2〜5μmの介在物が500個/100mm2以上、20μm以上の介在物が10個/100mm2以下で、かつ、介在物中のTi酸化物の含有量割合が60%以上である。 (もっと読む)


【課題】硬化を目的とした熱処理を行うことなく、所望の硬さを有ししかも、打抜き加工後の平坦度および端面性状に優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.20%、Cr:0.05〜0.5%を含み、Si、Mn、P、Sを適正量に調整した組成を有する鋼素材に、仕上圧延の仕上圧延終了温度をAr3変態点以上とする熱間圧延と、仕上圧延終了後、8s以内に500〜650℃まで冷却し、500〜650℃で巻き取る処理とを施し、初析フェライトとパーライトと、あるいはさらにベイニティックフェライトまたはベイナイトとからなる基地を有し、かつ該基地中に存在するセメンタイトが平均で、2.0×104個/mm2以上分散した組織を有する引張強さ:440MPa以上の熱延鋼板としたのち、該熱延鋼板に好ましくは圧下率:30〜70%の冷間圧延を施し冷延鋼板とする。これにより、板面の硬さ確保を目的とした熱処理を行うことなく、所望の硬さを有ししかも、打抜き加工後の平坦度および端面性状に優れた冷延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】プレス成形性に優れ、かつ安定してBH量:30MPa以上の高い焼付硬化性を有する溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0008〜0.0025%、Nb:0.008〜0.020%を含み、Si、Mn、P、S、Al、Bの適正範囲に調整するとともに、Excess C量(%)(=C−(12/93)Nb)が−0.0005%以上となるようにC、Nbを含有する鋼素材に、熱間圧延、酸洗、冷間圧延を施し、ついで連続溶融亜鉛めっきラインで、再結晶焼鈍処理と、さらに溶融亜鉛めっき処理を施し、溶融亜鉛めっき鋼板とする。鋼素材あるいは熱延板あるいは冷延板のC、Nb分析値に基づいて算出されたExcess C量に基づき、再結晶焼鈍処理における焼鈍温度を、Excess C量が0%超えの場合には800℃以上850℃未満、Excess C量が−0.0005%以上0%以下の場合には850℃以上Ac3変態点未満とし、焼鈍後、5℃/s以上の平均冷却速度で750℃以下の温度まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】浸炭焼入性を維持しつつ、加工性と表面性状の改善を図った浸炭焼入用鋼板とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.03〜0.10mass%、Si:0.05mass%以下、Mn:1.00〜1.80mass%、S:0.007mass%以下、Al:0.010〜0.060mass%、N:0.0060mass%以下、Cr:0.20〜0.50mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする浸炭焼入用鋼板。 (もっと読む)


【課題】鋼片の直送圧延もしくはホットチャージ圧延において、溶融・凝固に引き続く冷却過程で鋼片をAr1以下に下げることなく、そのまま、又は再加熱し熱延を施す工程において、表面割れの発生しにくい薄鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.30%、Si:2.0%以下、Mn:0.1〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.0005〜0.01%、Al:0.025〜0.20%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.20%、N:0.0005〜0.010%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、Nの含有量[N]、Tiの含有量[Ti]が下記の式(A)を満たし、かつ円相当径が50nm以下の粒界窒化物が、粒界1μm当たり140個以下であることを特徴とする。
[Ti]−3.4×[N]>0(A) (もっと読む)


【課題】引張強度TSが440MPa以上の高強度冷延鋼板の素材として用いるコイル内の材質ばらつきの小さい熱延鋼板とその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.010〜0.20mass%、Si:2.0mass%以下、Mn:1.0〜3.0mass%、P:0.005〜0.1mass%、S:0.01mass%以下、Al:0.005〜0.5mass%、N:0.01mass%以下を含有し、さらに、Nb,TiおよびVのうちから選ばれる1種または2種以上をそれぞれ0.01〜0.3mass%の範囲で含有する鋼スラブを熱間圧延し、コイル巻き取り後、均熱温度を500〜750℃とする連続焼鈍を施すことを特徴とする高強度冷延鋼板用熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】塩温水浸漬試験や複合サイクル腐食試験のような過酷な環境でも塗装後耐食性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.8〜3.0質量%を含む鋼スラブを熱間圧延し、酸洗し、冷間圧延し、連続焼鈍した後、酸洗後アルカリ溶液に浸漬し、またはアルカリ溶液に浸漬後酸洗し、さらに、S化合物を含む水溶液を鋼板表面に接触させて、前記鋼板表面にS換算で0.1〜100mg/m2のS化合物を存在せしめる、ことを特徴とする塗装後耐食性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】焼入れ後の成形部材において靱性に優れ、かつ、優れた焼き入れ性及び耐食性を有するので、自動車のボデー構造部品、足廻り部品、シャ−シさらには各種補強部品等の用途に好適な熱間プレス用めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面にめっき被膜を備える熱間プレス用めっき鋼板である。鋼板が、C:0.09〜0.50%、Si:2.0%以下、Mn:0.8〜3.5%、P:0.10%以下、S:0.05%以下、Al:0.1%以下、N:0.01%以下およびNb:0.005〜0.20%を含有し、残部がFeおよび不純物である鋼組成を有するとともに、面積率で、ポリゴナルフェライト:30〜97%、ベイナイト:0〜20%未満、残部がパーライトである鋼組織を有し、ポリゴナルフェライトの平均結晶粒径が2〜25μmである。さらに、めっき鋼板の表面粗さRaが0.4〜2.2μmである。 (もっと読む)


【課題】最大引張強度(TS)590MPa以上で優れた加工性を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%未満、Si:1.0〜2.0%、Mn:1.1〜1.9%、O:0.006%以下、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Al:0.05%以下、N:0.01%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、さらに、体積分率でフェライトを50%以上、オーステナイトを3〜50%未満含有し、残部がベイナイトまたはマルテンサイトからなる鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を有し、この鋼板と溶融亜鉛めっき層との界面から5μm以内の鋼板内の結晶粒界及び結晶粒内、溶融亜鉛めっき層内のいずれか一方または双方にSiを含む酸化物を平均含有率0.01〜10質量%にて含有してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】440MPa以上のTS及び1.3以上のr値を有する深絞り用高強度複合組織型冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015〜0.050、Si:1.0以下、Mn:1.0〜3.0、P:0.005〜0.1、S:0.01以下、Al:0.005〜0.5、N:0.01以下、Nb:0.01〜0.3を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、かつNbとCの含有量が式(1)を満たすスラブを、熱間圧延後、720℃以下の巻取温度CT℃で巻取り、式(2)と(3)から求まる範囲内の圧下率CR%で冷間圧延して、500〜750℃の均熱温度で熱処理後、さらに冷間圧延し、連続焼鈍して、面積率で、50%以上のフェライト相と1〜15%のマルテンサイト相を含むミクロ組織を得る方法;[C]-(12×[Nb]/93)≧0.01・・・(1)、350-CT+1000×ε1.2≧0・・・(2)、ε=ln(1+CR/100)・・・(3)、ここで、[M]は元素Mの含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】引張強度が1100MPa以上で、かつ穴拡げ率が40%以上の穴拡げ性に優れた高強度冷延薄鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.22%、Si:0.001〜0.8%、Mn:2.0〜3.0%、P:0.001〜0.1%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.001〜0.2%、B:0.0001〜0.01%、Ti:0.005〜0.3%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成にすると共に、ミクロ組織の構成を、マルテンサイト相:50〜90体積%、硬質ベイナイト相:5〜35体積%、軟質ベイナイト相:35%以下、及び残留オーステナイト:0.1〜5体積%にする。 (もっと読む)


【課題】引張強度が1100MPa以上で、かつ穴拡げ率が40%以上の穴拡げ性に優れた高強度冷延薄鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.22%、Si:0.001〜0.8%、Mn:2.0〜3.0%、P:0.001〜0.1%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.001〜0.2%、B:0.0001〜0.01%、Ti:0.005〜0.3%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成にすると共に、ミクロ組織の構成を、未変態のフェライト相:1〜30体積%、マルテンサイト相:50体積%以上、ベイナイト相:10〜30体積%及び残留オーステナイト:5%体積以下にする。 (もっと読む)


本発明は、鋼製品を圧延機スタンドの一組の回転ロール間に通して鋼製品を圧延する、鋼製品の処理方法に関する。本発明により、一方のロールがより速く回転するロールであり、他方のロールがより遅く回転するロールであるように、圧延機スタンドのロールが異なった周速度を有し、該より速く回転するロールの周速度が、該より遅く回転するロールの周速度より、少なくとも5%、最高で100%高く、該鋼製品の厚さが、各通し毎に最大で15%減少し、圧延が最高温度1350℃で行われる。本発明は、この方法を使用して製造される鋼製品、およびこの鋼製品の使用にも関する。 (もっと読む)


【課題】温間成形に適した熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.020〜0.20%、Si:1.5%以下、Mn :0.50〜3.0%、P: 0.10%以下、S :0.01%以下、Al:0.01〜0.5%、N:0.005%以下を含み、かつ、Ti、Nbの一種又は二種を合計で0.10〜0.50%含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、さらに前記Tiおよび前記Nbの合計含有量の60%以上が固溶状態である温間成形に適した熱延鋼板。前記熱延鋼板は、上記成分からなるスラブを、鋳造後、再加熱することなく若しくは1200℃以上に再加熱した後、熱間圧延し、該熱間圧延では粗圧延を経ることなく若しくは粗圧延した後、仕上げ圧延温度:900℃以上で仕上げ圧延を行い、次いで、平均冷却速度: 50℃/s以上で600℃以下まで急冷し、次いで、巻取り温度:520℃以下で巻取ることにより製造される。 (もっと読む)


【課題】 r値の異方性が小さく、引張強度780MPa以上を有し、加工性、特に深絞り性と伸びフランジ性の両者の性質に優れた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 r値の異方性が小さい引張強度が780MPa以上の加工性に優れた高強度熱延鋼板は、質量%で、C:0.02〜0.20%、Mo:0.1〜0.8%、Ti:0.02〜0.40%およびZr:0.0005〜0.005%を含有し、実質的にフェライト単相組織であり、平均粒径10nm以下のTiとMoを含む炭化物が析出している。 (もっと読む)


【課題】 引張り強度が900MPa以上の穴拡げ性に優れた鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、
C :0.05〜0.22%
Si:0.001〜0.8%
Mn:2.0〜3.3%
P:0.001〜0.1%、
S:0.0001〜0.01%
Al:0.001〜0.2%
B:0.0001〜0.01%
Ti:0.005〜0.3%
を含有し、残部をFeおよび不可避的不純物とし、引張強度が1100MPa以上であり、且つ穴拡げ率が40%以上であることを特徴とする穴拡げ性に優れた高強度冷延薄鋼板。 (もっと読む)


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