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Fターム[4K037FD04]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱延後、巻取りまでの冷却速度 (1,226) | 30℃/秒以上 (516)

Fターム[4K037FD04]に分類される特許

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【課題】 延性に優れた高強度低比重鋼板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 質量%で、C:0.1〜1.0%、Si:3.0%以下、Mn:10.0〜50.0%、P:0.01%以下、S:0.01%以下、Al:5.0〜15.0%、N:0.001〜0.05%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、各成分の質量%が下記の式(1)を満たし、比重:7.0以下であり、組織中にフェライト及びオーステナイトを有するとともにその何れかの面積率が組織中で最大であり、引張り強度:TS(MPa)と破断伸び:El(%)の積の値:TS×Elが20000(MPa・%)以上であることを特徴とする延性に優れた軽量高強度鋼を採用する。
C≦−0.020×Mn+Al/15+0.53 (1) (もっと読む)


【課題】 加工性に優れた高炭素熱延鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】 C:0.10〜1.30%、Si:2.0 %以下、Mn:3.0 %以下、さらにCr:3.0 %以下、Mo:3.0 %以下のうちから選ばれた1種または2種を含有し、Mn当量が0.5 %以上を有する鋼素材を熱間粗圧延と、仕上圧延出側温度をAr3変態点以上、あるいはAr cm変態点以上とする熱間仕上圧延とを施し、圧延終了後、フェライトまたは初析セメンタイト析出臨界冷却速度以上で(ベイナイト変態開始温度)〜(ベイナイト変態開始温度−100 ℃)の範囲の温度まで冷却し、その温度で巻き取り、さらにAc1〜(Ac1−20℃)の範囲の温度で焼鈍する。これにより、平均粒径が0.70μm 以下で、かつ球状化率が90%以上であるセメンタイトがフェライト内に均一に分布した組織が得られ切欠き伸び特性が向上する。 (もっと読む)


本発明は被覆されていない、電気ガルバナイジングされた又は熱浸漬ガルバナイジングされたTRIP鋼製品の製造のための、冷間圧延工程を含む方法に使用されることを意図される鋼組成物に関し、前記組成物は特定の燐の追加を特徴とする。燐は炭素含有量を十分に減らすことによって良好な溶接性を維持しながら所望の機械的特性(高い伸びと組み合わせた高い引張強度)を達成するために加えられる、本発明はさらに、鋼製品の製造方法、本発明の組成を有する前記鋼製品に関する。 (もっと読む)


【課題】 伸びフランジ性と疲労特性に優れた高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】 酸可溶Al:0.005質量%以下、酸可溶Ti:0.008質量%未満、CeもしくはLaの1種または2種の合計:0.0005〜0.04質量%以上、更にNbを下記式を満足するように含有する鋼であり、
−0.25≦Nb−(93/12)×C−(93/14)×N−(93/32)×S≦0.4
その鋼中には平均の酸化物系介在物組成でCe酸化物もしくはLa酸化物の1種または2種の合計が10〜90質量%、Ti酸化物が30質量%以下、Al23が50質量%以下、SiO2が5〜60質量%の範囲の介在物を含み、10μm以上のTiNを200個/cm2以下としたことを特徴とする伸びフランジ性と疲労特性に優れた高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】 引張強度440MPa以上、穴拡げ率λ≧70%、あるいはさらには伸び35%以上である伸びフランジ性に優れあるいはさらに延性にも優れた高炭素熱延鋼板を提供する。
【解決手段】 C:0.20〜0.48%、Si:0.1%以下、Mn:0.20〜0.60%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.1%以下、N:0.005%以下、B:0.001〜0.005%、Cr:0.05〜0.3%、残部鉄および不可避的不純物である組成と、フェライト平均粒径が6μm以下、炭化物平均粒径が0.1μm以上1.20μm未満、炭化物を実質的に含まないフェライト粒の体積率が10%以下である高炭素熱延鋼板。この組成の鋼を、仕上温度 (Ar3点-10℃)以上、冷却速度120℃/秒超かつ冷却停止温度620℃以下、巻取温度600℃以下の条件で熱延後、焼鈍温度640℃以上Ac1点以下で焼鈍する製造方法。 (もっと読む)


【課題】 酸洗後の熱延鋼板の表面における白スジ模様の発生を、大幅に抑制することができる熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 粗圧延された粗バーを昇温量(Ts)(℃)で加熱してから仕上圧延を行い、その後、750℃から650℃までの平均冷却速度Vt(℃/sec)がこの昇温量(Ts)(℃)との間に、Vt≧24−0.3×(Ts−20)により規定される関係を満足するようにして、冷却を行うことにより、C:0.01%以上0.15%以下、Si:0.01%以上0.5%以下、Mn:0.6%以下、P:0.05%以下、S:0.05%以下を含有する熱延鋼板を製造する。白スジ模様の発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 伸びフランジ性と疲労特性に優れた高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%にて、C:0.02〜0.10%、Si:0.5〜1.2%、Mn:0.5〜2.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下、Al:0.002%以下、Ti:0.002%以下、Nb:0.1〜0.6%を含有し、必要に応じて、Cu:0.8〜2.0%、Ni:0.4〜1.0%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、面積比で最大の相がポリゴナル・フェライト、ベイニティック・フェライト、ベイナイトのうちの1つまたは2つ以上からなる鋼板。 (もっと読む)


【課題】 TRIP鋼において、伸びを劣化させずに穴広げ性を更に改善するとともに、表面品質にも優れた熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱間圧延工程において、粗圧延開始時から180秒以内に均熱加熱を開始して、圧延された粗バーの温度を950℃以上に加熱することを特徴とする、加工誘起マルテンサイト相変態を利用したTRIP鋼の特性を有する熱延鋼板を製造する方法。この場合に、均熱加熱開始時の粗バーは、粗圧延機により1000〜1150℃、圧下率80%以上で粗圧延し、粗圧延後に巻取り巻戻し装置を用いて、巻取り巻戻しを行った後に、均熱加熱を開始する。均熱加熱された粗バーの温度の上限を1000℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】プレス成形性、耐2次加工脆性及び耐疲労特性に優れ、自動車の足回り部品などの素材として好適な熱延鋼板の提供。
【解決手段】C<0.0030%、Si≦0.1%、Mn≦1.0%、P≦0.02%、S≦0.015、Ti:0.015〜0.10%、Al≦0.10%、N≦0.005%及びB:0.0010〜0.0050%を含み、残部はFeと不純物からなる化学組成で、組織が各々平均結晶粒径5〜30μmのベイニティックフェライト及びポリゴナルフェライトからなり、ベイニティックフェライトの面積割合が1〜80%で、ポリゴナルフェライトの硬さがビッカース硬さで120以下である熱延鋼板。下記(1)から(3)群の少なくとも1群から選んだ1種以上の元素を含有してもよい。(1)Nb:0.002〜0.04%、(2)Ni:0.005〜1.0%及びCr:0.005〜1.0%、(3)Ca:0.0005〜0.050%及びREM:0.0005〜0.050%。 (もっと読む)


【課題】高炭素熱延鋼板を製造するに際し、変態発熱を念頭において、仕上圧延終了後の鋼板の温度を目的の温度範囲に制御することにより、熱延段階にて初析フェライトを発生させることなく、厳しいプレス加工用途にも適用可能であり、伸びフランジ性を始めとする加工性に優れた高炭素熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】所定量のCrを添加することで、強冷却後の変態発熱挙動が緩やかで、温度制御が行いやすいようにした成分系の高炭素鋼を用いて、仕上圧延終了後の熱延鋼板の温度履歴を所定の値に制御し、熱延鋼板の組織を所定量のベイナイトを有する組織に制御する。 (もっと読む)


【課題】 調質度がT4〜DR9までの加工性に優れた硬質ブリキ及びTFS用鋼板および、これらの鋼板を同一組成の素材を用いて造り分けることのできる効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】 CとPの含有量を特定の式1.6×C×104+0.93×P×103≧70・・・<1>を満足するように調整した極低炭アルミキルド鋼を、調質度に応じて調質圧延または二次圧延(ダブルレデュース圧延)の圧下率を変えることにより、同一組成の素材により調質度がT4〜DR9までの硬質ブリキ鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】引張強度で980MPa以上の高強度を有するとともに均一かつ良好な曲げ性を備える高強度冷延鋼板の提供。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.1〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、P:0.10%以下、S:0.010%以下、Al:0.001〜0.20%及びN:0.020%以下を含有し、残部は鉄及び不純物からなる化学組成を有し、面積割合で95%以上のベイナイトを含み、かつ旧オーステナイトの粒径が20μm以下で、しかも、鋼板の幅方向の任意の3点における旧オーステナイトの粒径のうちの最大粒径と最小粒径の比が5.0以下である高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】 形状凍結性に優れた高強度鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】 フェライトまたはベイナイトを面積率で最大相とし、1/2板厚における板面の{001}<110>〜{223}<110>方位群のX線ランダム強度比の平均値が6.0以上で、かつ、これらの方位群の中で{112}<110>方位および{001}<110>方位のうちいずれか一方または両方のX線ランダム強度比が8.0以上であり、加えて、圧延方向のr値および圧延方向と直角方向のr値のうち少なくとも1つが0.8以下で、かつ、径が15nm以下の化合物粒子の個数が全化合物粒子の個数の60%以上であることを特徴とする形状凍結性に優れた高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】 深絞り性に優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.0010〜0.10%、Si:0.001〜2.5%、Mn:0.01〜3.0%、P:0.001〜0.15%、S:0.03%以下、N:0.0001〜0.010%、Mo:0.005〜2.0%を含有し、Al:0.002〜0.10%、Ti:0.005〜0.10%、Nb:0.005〜0.10%のうち1種または2種以上を含有し、(1)式及び(2)式を満足し、残部が鉄及び不可避的不純物からなることを特徴とする深絞り性に優れた冷延鋼板。
0.3≦Mo/Mn≦0.7・・・(1)
0.0010≦C−12×(Ti/48+Nb/96−N'/14)≦0.080
・・(2)
ここでN'は、N≧14/27×Alの場合は、N−14/27×Alで計算される値、N<14/27×Alの場合は0とする。 (もっと読む)


本発明は、自動車、家電製品などの素材として用いられる冷延鋼板に関するものである。
【解決手段】本発明の冷延鋼板は、重量%でC:0.003%以下、S:0.003〜0.03%、Al:0.01〜0.1%、N:0.02%以下、P:0.2%以下、さらにMn:0.03〜0.2%とCu:0.005〜0.2%の1種または2種を含有し、上記Mn、Cu、Sが次の条件0.58×Mn/S≦10、0.5×Cu/S:1〜10、Mn+Cu≦0.3、0.5×(Mn+Cu)/S:2〜20を満足し、MnS、CuS、(Mn、Cu)Sの析出物の平均大きさが0.2μm以下に分布し、残部Fe及びその他の不可避的不純物から成るものである。なお、この冷延鋼板の製造方法も提供される。該冷延鋼板は、微細なMnS、CuS、(Mn、Cu)Sの析出物によって結晶粒中の固溶炭素量が調節され耐時効特性とともに加工性が改善され、微細な析出物により降伏強度が高く、かつ強度−延性バランスおよび加工性に優れる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、自動車、家電製品などの素材として用いられる冷延鋼板に関するものである。
【解決手段】 本発明の冷延鋼板は、重量%でC:0.003%以下、S:0.003〜0.03%、Al:0.01〜0.1%、N:0.02%以下、P:0.2%以下、さらにMn:0.03〜0.2%とCu:0.005〜0.2%の1種、または2種を含有し、上記Mn、Cu、Sが次の条件0.58×Mn/S≦10、0.5×Cu/S:1〜10、Mn+Cu≦0.3、0.5×(Mn+Cu)/S:2〜20を満足し、MnS、CuS、(Mn、Cu)Sの析出物の平均大きさが0.2μm以下に分布し、残部Fe及びその他の不可避的不純物から成るものである。なお、この冷延鋼板の製造方法も提供される。該冷延鋼板は、微細なMnS、CuS、(Mn、Cu)Sの析出物によって結晶粒中の固溶炭素量が調節され耐時効特性とともに加工性が改善され、微細な析出物により降伏強度が高く、かつ強度-延性バランスおよび加工性に優れる。 (もっと読む)


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