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Fターム[4K037HA03]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 薄鋼板の性質 (401) | コイル内材質の均一性 (26)

Fターム[4K037HA03]に分類される特許

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【課題】優れたプレス成形性を有するとともに、強度の冷却速度依存性が小さく、優れた製造安定性を有する高強度冷延鋼板を得る。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.1〜0.6%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.10%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.1%、N:0.005%以下、B:0.0005〜0.005%を含有し、さらに、Ti:0.005〜0.05%、Nb:0.005〜0.05%の1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、鋼板組織(但し、鋼板表面から深さ20μmまでの領域の組織を除く)が焼戻しマルテンサイト単相組織であり、引張強さが980MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工時に表面でのすじ模様が発生しにくく、めっき密着性の良好な鋼板用の素材として使用できる連続鋳造鋳片およびその連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)質量%で、C:0.03%-0.20%、Si:0.005%-2.0%、Mn:0.2%-3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下、Al:0.001%-1.5%、Sn:0.01%を超え1.5%以下およびBi:0.0001%-0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなることを特徴とする高強度鋼板用の連続鋳造鋳片。(2)溶鋼中に浸漬させた浸漬ランス内に、Biを含有する金属ワイヤーを挿入することにより、浸漬ランス内で少なくともBiの金属蒸気を発生させ、キャリアガスとともに溶鋼中に供給することを特徴とする連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】難しい成分調整を要求されることなく、かつ、熱処理時に生産性を低下させることのない、機械的特性の安定性に優れた高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.7〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜0.1%、N:0.001〜0.015%を含有するとともに、NとAlの含有量が、0.16[Al]−[N]+0.001≧0(ここに、[ ]は元素の含有量(質量%)を示す。)を満たす成分を有する鋼材を、加熱温度:1150〜1250℃、圧延終了温度:800〜900℃、圧下率:90〜99.5%、圧延終了後の冷却速度:20℃以上、巻取り温度:650℃以下の条件で熱間圧延した後、冷間圧延し、連続焼鈍を行い、主としてフェライトおよびマルテンサイトからなる組織を有する高強度鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】耐時効性のコイル内バラツキを低減し、鋼板製造後に時間が経った場合であってもコイル内の材質バラツキが小さい軟質熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以上0.07%以下、Si:0.1%以下、Mn:0.05%以上0.5%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.02%以上0.1%以下、N:0.0050%以下およびB:0.0020%超0.0050%以下を含有し、且つ、NとBが次式、N−(B×14/10)≦0.0005%の関係を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼片に、仕上げ圧延温度:Ar3点以上の条件で熱間圧延を行った後、板幅中央部の平均冷却速度が20℃/s以上となる条件で、板幅中央部の温度で670℃以下まで冷却し、板幅中央部の温度で500℃以上650℃以下の温度域で巻き取ることを特徴とする、熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 従来の深絞り用冷延鋼板は、高い平均r値が得られるものの、r値の面内異方性も同時に小さくすることは困難であった。そのため、加工度の高い深絞り加工等を行うと、カップ成形は可能であっても、加工後の寸法精度、特にカップの縦壁部の板厚精度は機械部品の仕様を満足できないことがあった。
【解決手段】 深絞り用冷延鋼板を60%以下の冷間圧延率で製造することにより、平均r値は大きくならないが、r値の面内異方性が小さい材料とすることができる。これをカップ成形の素材として用いると、寸法精度が極めて良好な機械部品が得られる。 (もっと読む)


【課題】極薄広幅であるにもかかわらず、板幅方向に均一な材質と板厚を有する高品質の極薄鋼板を製造する際に用いて好適な熱延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼の成分組成が、mass%で、好ましくは、C:0.1%以下、Si:0.03%以下、Mn:0.05〜0.60%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、Al:0.02〜0.20%、N:0.015%以下、O:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる、板厚が2mm以下、板幅が950mm以上、クラウンが±40μm以内であることを特徴とする、冷間圧延のままの鋼板の両側幅端部(ただし、板幅に対する割合が両側端合計で5%以内)を除く範囲で、板厚の変動量が±4%以内かつ硬さ(HR30T)の変動量が±3以内である板厚が0.2mm以下の極薄鋼板用熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】500MPa以上の硬さを有し、かつ、加工性に優れた容器用鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.10%、Si:0.04%以下、Mn:0.1〜1.2%、S:0.10%以下、Al:0.001〜0.100%、N:0.10%以下、P: 0.007〜0.100%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を、仕上げ温度(熱間圧延終了温度):(Ar3変態点温度-30)℃以上、巻き取り温度:400〜750℃で熱間圧延し、酸洗、冷間圧延を行った後、連続焼鈍を行い、次いで、圧下率:10%以上20%未満で2回目の冷間圧延を行い、引張強度が500MPa以上、板幅方向と圧延方向の耐力差が40MPa以下の高強度容器用鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】コイル内全域において優れた深絞り性を有する冷延鋼板及び溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0010〜0.0025%、Si:0.01〜0.1%、Mn:0.05〜0.15%、P:0.001〜0.015%、S:0.001〜0.01%、Al:0.005〜0.05%、N:0.001〜0.003%を含み、Ti及びNbの1種以上をTi:0.01〜0.05%、Nb:0.005〜0.02%の範囲で含み、残部Fe及び不可避的不純物からなるスラブを加熱、熱間圧延、冷間圧延、連続焼鈍を行って冷延鋼板を製造するに際し、熱間圧延が連続して実施される熱延スタンド列における最終スタンドより1、2段前のスタンドにおいて、(Ar3変態点+20℃)以上の温度域で30%未満の圧下率で仕上圧延を終了した後、0.1s未満で冷却を開始し、冷却速度を平均で150℃/s以上として最終スタンドまでを連続的に冷却する際に、最終スタンドにおける出側温度を(Ar3変態点−30℃)以下とし、650〜750℃で巻取る。 (もっと読む)


【課題】強度490MPa以上で、10%加工後の穴広げ率λが80%以上を有する伸びフランジ性に優れかつコイル内の局所的材質変動の少ない高強度鋼板を製造できる方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.06%以下、S:0.005%以下、Al:0.10%以下を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼片を1150℃〜1300℃に加熱後、熱間圧延における仕上げ圧延温度を800℃以上1000℃以下とし、その後30℃/s以上の平均冷却速度で525℃以上625℃以下の冷却停止温度まで冷却したのち3秒以上10秒以下冷却を停止し、引き続き鋼板の冷却が核沸騰となるような冷却方法で冷却し、400℃以上550℃以下で巻き取ることを特徴とする高強度熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた強度と加工性を有する熱延鋼板と、その製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、Al、Ti、Nbを含有し、残部がFeおよびP、S、Nを含む不純物からなり、式(1)、(2)を満足し、フェライトの面積割合が70%以上、{311}<110>〜{211}<110>の方位粒の平均存在確率密度が10以下、かつ{100}<110>の存在確率密度の2.5倍以下で引張強度(MPa)と全伸び(%)との積が13500MPa・%以上、鋼板表面の島状スケールおよび島状スケール疵の面積率の合計が10%以下である。


ここで、式中のC、Ti、Nb、V、N、Al、PおよびSiは鋼板中の各元素の含有量(単位:質量%)を表し、TSは鋼板の引張強度(単位:MPa)を表す。 (もっと読む)


【課題】キュリー点を有する鋼帯を長手方向に均一に焼鈍することができる、鋼帯の連続焼鈍方法及び連続焼鈍設備を提供する。
【解決手段】加熱帯、均熱帯、冷却帯からなる連続焼鈍設備での、キュリー点(Tc)を有する鋼帯のTcを超える焼鈍温度での連続焼鈍方法において、前記加熱帯での加熱処理を3領域に区分し、第1加熱帯では、ガス加熱による輻射加熱手段及び/又は電気ヒータによる輻射加熱手段により、鋼帯をTc−50℃未満まで加熱し、続く第2加熱帯では、該加熱鋼帯を、ソレノイドコイル式高周波誘導加熱手段により、Tc−30℃乃至Tc−5℃の領域まで加熱し、最後の第3加熱帯では、該加熱鋼帯を、ガス加熱による輻射加熱手段及び/又は電気ヒータによる輻射加熱手段により、Tcを超える処理目標温度まで加熱する。 (もっと読む)


【課題】2次加工における変形能、又は均一な変形能を向上させる熱延鋼板を提供する。
【解決手段】フェライトを主相とし、質量%でC:0.04〜0.20%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%を含有し残部はFe及び不可避的不純物からなる熱延鋼板であって、鋼板の表面から板厚の1/4深さ位置におけるフェライト結晶粒径D2が2.0μm未満であるとともに、鋼板の表面から板厚1/2深さ位置におけるフェライト結晶粒径D3と、前記鋼板の表面から50μm深さ位置におけるフェライト結晶粒径D1との関係が(D3−D1)/D2≦0.4を満たし、鋼板の表面から50μm深さ位置における前記フェライト結晶粒の圧延方向粒径Drと板厚方向粒径Dtとが式(1)を満たすことを特徴とする。 |(Dr−Dt)/((Dr+Dt)/2)|≦0.25(1) (もっと読む)


【課題】前工程起因の材質バラツキが存在する場合にも、調質圧延鋼板の材質を安定させることができる技術を提供する。
【解決手段】連続焼鈍炉1の出側に配置された調質圧延機2における伸び率、張力、圧延荷重の値と、鋼板の板厚、板巾を測定または上位計算機より入手し、これらの値に基づいて調質圧延鋼板の降伏点YP、引張強度YS等の材質予測を行う。この材質予測値に基づいて、連続焼鈍炉1の操業条件をフィードバック制御することにより、鋼板成分が変動するなどの前工程起因の材質バラツキが存在する場合にも、規格外れ品の発生を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】引張強度TSが440MPa以上の高強度冷延鋼板の素材として用いるコイル内の材質ばらつきの小さい熱延鋼板とその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.010〜0.20mass%、Si:2.0mass%以下、Mn:1.0〜3.0mass%、P:0.005〜0.1mass%、S:0.01mass%以下、Al:0.005〜0.5mass%、N:0.01mass%以下を含有し、さらに、Nb,TiおよびVのうちから選ばれる1種または2種以上をそれぞれ0.01〜0.3mass%の範囲で含有する鋼スラブを熱間圧延し、コイル巻き取り後、均熱温度を500〜750℃とする連続焼鈍を施すことを特徴とする高強度冷延鋼板用熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 従来よりも組織が均一で成形性に優れたTRIP型の高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%にて、C:0.05〜0.25%、Si:2.0%以下、Mn:0.8〜3%、P:0.0010〜0.1%、S:0.0010〜0.05%、N:0.0010〜0.010%、Al:0.01〜2.0%を含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成を有し、板厚tの1/8t〜3/8tの範囲でのMnミクロ偏析が、式(1)を満たす範囲にあり、組織中に平均炭素量0.9%以上の残留オーステナイトを3%以上含有することを特徴とする成形性に優れた高強度薄鋼板。
0.10≧σ/Mn ・・・(1)
ここでMnは添加量、σはMnミクロ偏析測定における標準偏差である。 (もっと読む)


【課題】 組織が均一微細であって、耐食性と穴拡げ性に優れた溶融亜鉛めっき高強度鋼板、合金化溶融亜鉛めっき高強度鋼板、およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶融亜鉛めっき高強度鋼板は、質量%にて、C:0.01%以上、0.20%以下、Si:2.0%以下、Al:0.010%以上、2.0%以下、Mn:0.5%以上、3.0%以下、P: 0.08%以下、S: 0.010%以下、N:0.010%以下を含有する鋼組成を有し、
組織がフェライトを主体とするフェライト・ベイナイト組織であって、板厚tの1/8t〜3/8tの範囲でのMnミクロ偏析が、式(1)を満たす範囲にある鋼板に、
溶融亜鉛めっきが施されたことを特徴とする。
0.10≧σ/Mn ・・・(1)
ここでMnは添加量、σはMnミクロ偏析測定における標準偏差である。 (もっと読む)


【課題】 伸びと穴拡げ性に優れた複合組織型の高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%にて、C:0.01%以上、0.20%以下、Si:2.0%以下、Al:0.010%以上、2.0%以下、Mn:0.5%以上、3.0%以下、P:0.08%以下、S:0.010%以下、N:0.010%以下、を含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成で、鋼組織がフェライトを主体とするフェライト・マルテンサイト組織であって、板厚tの1/8t〜3/8tの範囲でのMnミクロ偏析が、式(1)を満たす範囲にあることを特徴とする高強度薄鋼板およびその製造方法。
0.10≧σ/Mn ・・・(1)
ここでMnは添加量、σはMnミクロ偏析測定における標準偏差である。 (もっと読む)


【課題】 組織が均一微細であって、耐食性と伸びと穴拡げ性に優れた溶融亜鉛めっき高強度鋼板、合金化溶融亜鉛めっき高強度鋼板、およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶融亜鉛めっき高強度鋼板は、質量%にて、C:0.01%以上、0.20%以下、Si:2.0%以下、Al:0.010%以上、2.0%以下、Mn:0.5%以上、3.0%以下、P:0.08%以下、S:0.010%以下、N:0.010%以下を含有し、残部鉄および不可避的不純物よりなる鋼組成を有し、
組織がフェライトを主体とするフェライト・マルテンサイト組織であって、板厚tの1/8t〜3/8tの範囲でのMnミクロ偏析が、式(1)を満たす範囲にある鋼板に、
溶融亜鉛めっきが施されたことを特徴とする。
0.10≧σ/Mn ・・・(1)
ここでMnは添加量、σはMnミクロ偏析測定における標準偏差である。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性と板厚方向の硬度均一性に優れた高炭素熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Cを0.2〜0.7質量%含有する組成の鋼を、(Ar3変態点-20℃)以上の仕上温度で熱間圧延して熱延鋼板とする工程と、前記熱延鋼板を、60℃/秒以上120℃/秒未満の冷却速度で650℃以下の温度まで冷却する工程と、前記冷却後の熱延鋼板を、600℃以下の巻取温度で巻取る工程と、前記巻取り後の熱延鋼板を、640℃以上Ac1変態点以下の焼鈍温度で焼鈍する工程とを有する高炭素熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来のDP鋼と同等の特性を保ちながら、伸びフランジ成形性に優れた高強度冷延鋼板および溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.03〜0.15%、Mn:1.4〜3.5%、P:0.05%以下、S: 0.01%以下、Al:0.15%以下、N:0.01%以下、Ti:0.005〜0.05%、Nb:0.005〜0.04%、B:0.0003〜0.0020%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、フェライト相とオーステナイト低温変態相を含む組織を有し、前記フェライト相の平均結晶粒径dαの1.5倍以上の粒径を持つ前記オーステナイト低温変態相の面積AMLと、前記オーステナイト低温変態相の総面積AMの比率AML/AMが0.30以上である高強度冷延鋼板または溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


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