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Fターム[4K070BA09]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 吹錬 (388) | 単炉式 (8)

Fターム[4K070BA09]に分類される特許

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【課題】固体酸素源の酸素比率、固体酸素源の供給のタイミングを適正化することにより汎用鋼を確実に溶製することができるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する前記固体酸素源の固体酸素比率を10%以上60%以下とし、脱りん処理に際して使用する全気体酸素のうち0%以上10%未満の気体酸素を供給する間に、全固体酸素源の30%以上80%以下を投入し、残りの固体酸素源は全気体酸素のうち10%以上60%未満の気体酸素を供給する間に投入し、残りの固体酸素源を投入するときの供給速度は0.3〜1.5Nm3/min/tとし、全気体酸素のうち60%以上の気体酸素を供給するときは固体酸素源を供給しない。 (もっと読む)


【課題】同一の転炉で脱りん精錬と脱炭精錬を行うことによるメリットを享受しつつ、P規格の特に厳しい極低りん鋼についても安定的に溶製することのできる転炉精錬方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて鋼を精錬するに際し、第1工程で溶銑を転炉に装入し、第2工程でフラックスを用いた転炉上底吹き精錬により溶銑脱りんを行い、第3工程で転炉を傾動して第2工程で生成したスラグの一部又は全部を排出し、第4工程でフラックスを追加して転炉上底吹き精錬により溶銑脱りんを行い、第5工程で転炉を傾動して第4工程で生成したスラグの一部又は全部を排出し、第6工程で転炉上底吹き精錬により脱炭を行う。最初の脱りん精錬とその後のスラグ除去の後、フラックスを追加して第2の脱りん精錬とスラグ除去を行い、さらにその後に脱炭精錬を行うので、脱炭精錬終了後の溶鋼中P濃度を十分に極低P鋼レベルまで低減できる。 (もっと読む)


【課題】 転炉において溶銑の脱炭精錬と脱燐精錬とを同時に行って溶鋼を溶製するにあたり、少ない脱燐用精錬剤の使用量で、従来と同等の脱燐効率で脱燐精錬することができる、従来提案されているよりも有利な転炉製鋼方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る転炉製鋼方法は、転炉内に酸素源として気体酸素源及び固体酸素源を供給して溶銑の脱炭精錬を行いつつ、CaOを主体とする脱燐精錬剤を添加し、該脱燐精錬剤を滓化させてスラグとなし、脱炭精錬と同時に溶銑に脱燐精錬を施して、溶銑から溶鋼を溶製する転炉製鋼方法において、1つの供給系統から気体酸素源を溶銑浴面に供給し、他の1つの供給系統から固体酸素源を、気体酸素源が供給されている場所の近傍の溶銑浴面に、搬送用ガスを用いて供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転炉における脱炭処理により生成されたスラグを再利用する転炉の精錬方法において、コスト増大や熱の損失などを生じることなく、脱燐処理時の新たなCaO添加に伴う未滓化CaOの発生を抑制する。
【解決手段】転炉における脱炭処理により生成されたスラグを再利用する転炉の精錬方法において、前記第4工程で投入するCaO量を、次チャージの前記第2工程での目標塩基度と前記第4工程での仕上げ脱燐に必要なCaO量を共に確保可能なCaO量とするに際し、現在チャージの前記第3工程で排出したスラグのCaO濃度及び排出量を測定し、この測定したCaO濃度及び排出量と予め求めた該排出前の炉内スラグ量を基にして現在チャージの前記第3工程後に於ける炉内残留スラグ中のCaO量を算出し、この算出した炉内残留スラグ中のCaO量と、次チャージの第2工程で必要とする前記CaO量との差から決定する。 (もっと読む)


【課題】転炉における脱炭処理により生成されたスラグを再利用する溶鋼の吹錬方法において、コスト増大や熱の損失などを生じることなく、脱燐処理時の新たなCaO添加に伴う未滓化CaOの発生を抑制する。
【解決手段】溶銑が装入された転炉内にCaOを含むフラックスを添加し脱珪及び脱燐を行う溶銑予備処理工程と、溶銑予備処理工程後のスラグを転炉から排出する中間排滓工程と、転炉内にCaOを含むフラックスを新たに添加し脱炭及び仕上げ脱燐を行う脱炭処理工程と、を順に繰り返し行い、nチャージ目の脱炭処理工程で生成されたスラグの全量を(n+1)チャージ目の溶銑予備処理工程のフラックスとして再利用する溶鋼の吹錬方法において、nチャージ目の脱炭処理工程では、該脱炭処理工程で生成されたスラグ中に含まれるCaO量が(n+1)チャージ目の溶銑予備処理工程で使用するCaO量を確保可能なように、CaOの添加量を決定する。 (もっと読む)


【課題】 同一の転炉型容器を用いて脱燐処理と脱炭処理とを中間に排滓工程を挟んで連続して実施して溶銑から溶鋼を製造する際に、脱燐用精錬剤にフッ素源を配合しなくても脱燐処理することができ且つ中間排滓を充分に行うことができる製鋼方法を提供する。
【解決手段】 転炉型容器に溶銑を装入し、該溶銑にCaO系媒溶剤を主体とする脱燐用精錬剤と酸素源とを供給して脱燐処理を行った後、該脱燐処理で生成した脱燐スラグの少なくとも一部を転炉型容器から排出し、その後、転炉型容器内の溶銑に酸素源を供給して脱炭処理を行い、溶銑から溶鋼を製造する製鋼方法において、脱燐処理では、処理後に生成される脱燐スラグの塩基度(質量%CaO/質量%SiO2 )を2.5以下とするとともに、脱燐用精錬剤の一部として酸化チタン源または/及びAl23 源を使用し、且つ、脱燐処理後には、生成した脱燐スラグの60質量%以上を転炉型容器から排出する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑、溶鋼などの溶融金属を収容した精錬炉或いは取鍋などの溶融金属容器から溶融金属の上に浮遊するスラグを排出するに当たり、構造が簡単であり、しかも転炉などの奥行きの深い溶融金属容器であっても数回の操作でスラグの大半を排出することのできる排滓装置を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る排滓装置1は、溶融金属容器8に収容された溶融金属11の浴面上に存在するスラグ12を、支持アーム3の先端部に取り付けられた、水平方向に往復移動可能な掻き板4によって溶融金属容器の滓排出口9から掻き出す排滓装置において、前記掻き板は、弾性変形可能な金属板からなり、滓排出口に接触しても弾性変形して通過することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転炉に収容された溶銑に脱燐と脱炭とを並行して行うことにより溶銑の精錬効率を高めることができる溶銑の精錬方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に、酸化カルシウムを含む生石灰、石灰石又は水酸化カルシウムの粉体を、溶銑トン当たり毎分1.0〜4.5Nmの流量の酸素ガスととともに吹付けることによって脱燐と脱炭の一部とを並行して行うことにより溶銑の炭素濃度を1.8〜3.8質量%とする第1の工程と、転炉に収容された第1の工程を経た溶銑に脱炭の残りを行う第2の工程とを経て、所望の燐濃度及び炭素濃度を有する溶鋼を製造する。 (もっと読む)


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