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Fターム[4K070BB03]の内容

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Fターム[4K070BB03]に分類される特許

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【課題】転炉吹錬、2次精錬、鋳込み工程を有する製鋼プロセスにおける、適正な転炉吹錬終点温度を設定する方法を提供する。
【解決手段】転炉吹錬終了以降の溶鋼温度降下量を、転炉出鋼時の脱酸形態に応じて、脱酸形態ごとに予め設定された溶鋼温度降下量の予測式を用いて予測し、予測された溶鋼温度降下量と要求溶鋼温度から、転炉吹錬の吹錬終点温度を設定する。溶鋼温度降下量の予測は、選定した操業因子について、予め、脱酸形態ごとに、重回帰分析により回帰係数を求め、その回帰係数を用いて予測式を設定し、その予測式を用いて算出する。これにより、予測式の適用範囲が拡大し、予測精度が向上し、製造コストの低減が可能となる。 (もっと読む)


【課題】吹錬中の溶湯の成分を精度高く推定すること。
【解決手段】演算処理部21が、溶鋼101の吹錬中に発生する排気ガスの成分に基づいて、溶鋼101の酸化反応に使用された酸素量を酸化反応量として算出し、算出された酸化反応量に基づいて、溶鋼101を構成する各成分の酸化に使用された酸素量の組を複数生成し、生成された各組について反応平衡評価値を算出し、算出された反応平衡評価値が所定範囲内にある組を抽出し、抽出された組に基づいて溶鋼101を構成する各成分の濃度範囲を算出する。 (もっと読む)


【課題】吹錬中のスラグ中のFeO生成量の推移を推定し、吹錬終了時でのそのFeO生成量推定値を使用したりん濃度推定方法を提供することで、過剰な酸素ガスや合金使用量の削減を可能として、溶製コストを低減することを目的とするものである。
【解決手段】上底吹き機能を有する転炉容器での脱炭吹錬において、吹錬中の排ガスの組成および流量、酸素ガス流量、石炭および酸化鉄等の副原料の投入量並びに溶銑成分から逐次計算することにより得られる残留酸素量に基づきスラグ中のFeO生成量を計算し、そのFeO生成量計算値、溶鋼温度および石灰原単位をパラメータとした回帰式により、吹錬終了時点での溶鋼中りん濃度を推定することを特徴とする転炉りん濃度推定方法である。 (もっと読む)


【課題】転炉吹錬において、排ガス情報を活用して精度良く溶鋼中の炭素濃度と溶鋼温度を推定することが可能な、吹錬方法及び吹錬システムを提供する。
【解決手段】 転炉吹錬時の排ガス成分及び排ガス流量を測定する、測定工程と、測定工程により得られた測定値と転炉吹錬時の操業要因とに基づいて推定される脱炭酸素効率減衰定数及び最大脱炭酸素効率を用いて、吹錬時における溶鋼中の炭素濃度及び溶鋼温度を推定する、推定工程とを備える、転炉吹錬方法とし、当該吹錬方法を実行可能なシステムとする。 (もっと読む)


【課題】 転炉内の溶銑を脱炭精錬するにあたり、酸素ガスを過剰に供給することなく、脱炭精錬終了時の溶湯中燐濃度を低位に安定する。
【解決手段】 上吹きランス2から酸素ガスを供給するとともに底吹き羽口3から攪拌用ガスを吹き込んで溶銑16を転炉にて脱炭精錬するにあたり、上吹きランスからの酸素ガス流量、精錬中の排ガスの組成、排ガスの流量、副原料投入量及び溶湯成分から酸素バランスを逐次計算することにより求められる不明酸素量に基づいて炉内のスラグ17のFeO濃度を推定し、推定したFeO濃度の推移に照らし合わせて、上吹きランスからの酸素ガス流量、上吹きランスのランス高さ、底吹き羽口からの攪拌用ガス流量のうちの少なくとも何れか1種を調整し、この調整により精錬開始時から全酸素量の40体積%の酸素量を供給する時点までに、炉内スラグ中のFeO濃度を5〜30質量%の範囲に調製する。 (もっと読む)


【課題】転炉スロッピングの予測及びランスの最適化のためのシステムの提供。
【解決手段】容器中の鉄鋼の表面に酸素を吹きつけるためのランスであって、ランスキャリッジに連結され、データ収集モジュール及びコンピュータと信号通信状態にある加速度計と通信状態にあるランスを準備し、上記容器に製鋼原料を仕込み、ランスを容器の中へ降下させて原料に酸素を注入し、ランス振動を示す加速度計からの信号を取得し、上記振動信号を処理してランス振動の周波数成分を決定し、該周波数成分のレベルと所望の動作値とを比較し、少なくとも1つの鉄鋼製造工程パラメータを、周波数成分のうちの少なくとも1つのレベルに基づいて調節することを含む、容器中で鉄鋼を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】実施中の吹錬の挙動を表す脱炭酸素効率モデルの精度を向上させ、吹錬中の炭素濃度を精度良く推定する、溶鋼炭素濃度推定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】脱炭酸素効率を溶鋼炭素濃度の関数として表す脱炭酸素効率モデルによって、吹錬末期に測定した溶鋼炭素濃度の測定値を起点として、それ以降の溶鋼炭素濃度を、送酸量に基いて逐次推定する溶鋼炭素濃度推定方法であって、
前記脱炭酸素効率モデルのパラメータを、対象チャージと類似する過去の操業データから対象チャージ毎に算出する。 (もっと読む)


【課題】送酸流量パターンを固定することなく吹錬中の操業状態によって送酸量をダイナミックに制御し、かつメンテナンスフリーに転炉吹錬終点の溶鋼中燐濃度を目標値に精度良く的中させることが可能な転炉脱燐吹錬の送酸流量パターン決定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】転炉吹錬開始前に、溶銑条件、吹錬条件、および目標条件から当該チャージの特徴を表す当該ベクトルを求め、過去実績データベースから当該チャージと類似した類似ベクトルを抽出し、抽出した類似ベクトルに基づき最適送酸流量を求める近似モデルを作成し、作成した近似モデルを用いて当該チャージの最適送酸流量パターンを算出し、この最適送酸流量パターンを当該チャージの送酸流量パターンと決定する。 (もっと読む)


【課題】転炉吹錬終了後の取鍋受鋼終了後、二次精練設備到着時の温度計測を省き、また、温度予測の変動リスクを考慮した転炉の吹錬終点温度目標設定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】連続鋳造鋳込み時点での要求溶鋼温度、転炉、二次精錬装置および連続鋳造機それぞれの操業開始予定時間、操業所要予定時間、運搬時間、ならびに二次精錬装置および連続鋳造機それぞれの過去の熱履歴および溶鋼温度昇温量・降下量実績を収集し、これら収集したデータに基づき、製鋼プロセスおよび運搬の変化に応じた、転炉吹錬終了以後の連続鋳造機鋳込み時点までの溶鋼温度降下量を算出し、算出した溶鋼温度降下量と連続鋳造鋳込み目標温度との和を転炉の吹錬終点温度目標として設定する。 (もっと読む)


【課題】目標炭素濃度に合致させるとともに、冷却材等の副原料投入時間を確保することが可能であって目標温度に合致させることが出来、動的制御の精度が良好である転炉吹錬制御方法、転炉吹錬制御装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】吹込酸素量及び副原料投入量を算出するステップ(S2)と、決定した副原料投入量、並びに成分及び材質の目標値を含む情報に基づき、動的制御に必要な時間TSLを決定するステップ(S4)と、TSL及び吹込酸素の流速に基づき、TSLにおける酸素量OSLを算出するステップ(S5)と、吹込酸素量からOSLを減じた量だけ酸素が吹き込まれる時点を、測定のタイミングとして決定するステップ(S6)とを有する。 (もっと読む)


【課題】転炉内に酸素を供給して溶銑吹錬を行なうに当たり、従来とは全く異なる手法を用いて吹錬途中から吹錬終点までの送酸量を定め、それにより転炉吹錬終点の溶鋼中成分濃度を目標値に精度良く的中させることのできる転炉吹錬終点制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】転炉吹錬中の排ガスを分析し、その分析した情報から吹錬途中の溶鋼中成分濃度、溶鋼温度を推定し、該推定した溶鋼中成分濃度、溶鋼温度に基づき、溶銑条件と吹錬条件とから当該吹錬の特徴を表すベクトルを定め、過去の吹錬実績データベースから当該吹錬のベクトルと類似したベクトルを有する吹錬を選定し、該選定した複数の類似吹錬に基づいて送酸量を推定する近似モデルを作成し、該近似モデルによって求められる送酸量を吹錬終了までの送酸量として決定する。 (もっと読む)


【課題】 予熱したスクラップを使用する製鋼法において,予熱したスクラップ温度のばらつきを抑制するとともに酸化量を低減させることで,精錬炉内での熱バランスのばらつきを抑制する。
【解決手段】 本発明は,鉄を含有するスクラップを予熱し,予熱後のスクラップ及び溶銑を含む鋼原料を精錬炉に装入し,精錬炉に酸素含有気体を供給しながら溶鋼を溶製する製鋼法である。かかる製鋼法においては,予熱するスクラップとして,比表面積を減少させる加工が施されたスクラップを用い,予め算出された前記溶鋼の目標温度に基づいて,精錬炉に対する入熱量と出熱量の熱収支計算を行い,予熱後のスクラップの配合比,予熱後のスクラップの予熱温度,又は外部冷却材の装入量の少なくともいずれかを調整することによって,精錬炉に対する入熱量と出熱量とが等しくなるように調整される。 (もっと読む)


【課題】 転炉での脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに当たり、減圧下での脱炭精錬を迅速に行うことができると同時に、炭素濃度の極めて低い溶鋼を溶製することのできる極低炭素鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 転炉における脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに際し、前記真空脱ガス設備における脱炭精錬開始前の溶鋼の炭素濃度が0.02〜0.06質量%の範囲で、溶鋼の溶存酸素濃度が0.04質量%以上であり、且つ、該溶存酸素濃度と前記炭素濃度との比(溶存酸素濃度/炭素濃度)が1.34以上になるように予め溶鋼の成分を調整するとともに、真空脱ガス設備では減圧下の溶鋼に酸素ガスを供給せずに脱炭精錬する。 (もっと読む)


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