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Fターム[4L037CT41]の内容

Fターム[4L037CT41]に分類される特許

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【課題】縦型炭化炉下部の水などの液シールより発生する水蒸気量を抑え、炉の構成材であるマッフルの減耗を抑制し、長期連続運転を可能とすることで炭化繊維の生産性の飛躍的な向上を図りつつ、品質安定化が可能な炭化炉および炭化繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】不活性雰囲気中のマッフル4内に複数の被炭化繊維12を連続的に走行させて焼成する炭化炉1の糸条出口側に導管6を設け、該導管6を液体中に浸漬してシールを行う炭化炉1において、前記繊維糸条出口側のシール導管6に不活性ガス供給口8を設けるとともに、該不活性ガス供給口から500mm以上液シール側に離れた位置に不活性ガス抜き出し口9を設けたことを特徴とする炭化炉。 (もっと読む)


【課題】炭素化炉上部に形成されてなり、排ガスダクトから排ガスをスムーズに抜き出すことができる排ガス収集ボックスを提供する。
【解決手段】互いに平行に並んで上方から下方に炭素化炉2内を走行する酸化繊維ストランド群8を焼成して炭素繊維を製造する炭素化炉2の上部に形成されてなる排ガス収集ボックス4であって、その上壁18に酸化繊維ストランド群搬入スリット10を、下壁に酸化繊維ストランド群搬出スリットを有すると共に、前記排ガス収集ボックス4の上部側に且つ背壁20a近傍に、排ガス収集ボックス4の背後上方に向かって突き出した幅広の排ガスダクト14を有する構成とする。
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【課題】炉心筒下部側に対して炉心筒上部側の温度を下げられる範囲を広げることが出来る炭素化炉の炉上部炉心筒を提供する。
【解決手段】炉内を鉛直方向に上方から下方に走行する原料繊維4を焼成して炭素繊維にする炭素化炉の原料繊維入口部に形成されてなる炉上部炉心筒2を、その外側面6a、6bにヒーター10a〜10fを設置し、外側壁のヒーター非設置部分に放熱用切欠き溝12a〜12xを設置して形成させる。この構成にすることにより、炉上部炉心筒2の外側壁6a、6bの表面積を大きくすることができ、炉上部炉心筒2の外側壁6a、6bからの放熱量を、炉下部炉心筒からの伝熱による蓄熱量よりも多くすることができ、炉心筒下部側に対して炉心筒上部側の温度を下げられる範囲を広げることが出来る。
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