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Fターム[5D378AA01]の内容

電気楽器 (19,489) | 加算合成(高調波合成)音源 (29) | 高調波係数の制御 (11)

Fターム[5D378AA01]に分類される特許

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【課題】楽音の各周波数スペクトル成分のレベルをより柔軟に設定可能とする。
【解決手段】スペクトル設定装置では、縦軸をレベル、横軸を周波数としたエンベロープ入力画面を表示し、この画面上にエンベロープ波形を表示する。そして、発音すべき楽音を構成する周波数スペクトル成分である基音及び倍音それぞれのレベルを対応する周波数と共に取得する。さらに、この取得したエンベロープレベルに基づき、対応する周波数に該当する基音及び倍音の各レベルを変更する。そのため、周波数に対応したエンベロープの形状に合わせて、楽音の基音及び倍音の構造を変更することができる。したがって、音高の異なる楽音それぞれに対して、特定の周波数帯域に含まれるスペクトル成分のレベルを一律に変更することができ、楽音に含まれる周波数スペクトル成分のレベルをより柔軟に設定可能とすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】一つの消音操作で他の指示手段の楽音の成分が変化してしまうことのない成分音合成装置及び成分音合成方法を提供する。
【解決手段】キーボード11の各キーのオンデータは、乗算器61、62で、ドローバー回路65で設定された振幅データが乗算され、加算器66で加算され、発音ソース回路63に送られ、振幅データに応じた振幅で、周期の異なる同じ波形のサイン波が出力され、エンベロープ発生器67でエンベロープが合成され、加算器64で加算合成される。このエンベロープ発生器67は、各発音ソース回路63ごと、つまり共用される成分音信号ごとに設けられ、一つのキーの消音操作があっても、複数のキーにわたって共用されている成分音信号/サイン波すべてがリリース状態にならず、他のキーに係る楽音がサスティーン状態にあるときでもリリース状態にならずサスティーン状態が維持される。 (もっと読む)


【課題】楽音波形の振幅が大きい部分が細かく量子化され、振幅が小さい部分が粗く量子化され、楽音波形の記憶容量が小さくされる。
【解決手段】標準振幅NX(i)は限界値Xtから差し引かれ、振幅差値RNX(i)が求められる(ステップ11)。RNX(i)=SIG{NX(i)}×〔Xt−ABS{NX(i)}〕SIG{NX(i)}:NX(i)が負なら「−1」、負ではないなら「1」ABS{NX(i)}:{NX(i)}の絶対値。この振幅差値RNX(i)は、8ビットの浮動小数点表記FRNX(i)とされる。これにより、上記楽音波形の振幅値X(i)は、上記楽音波形の限界値Xと、上記楽音波形の振幅値X(i)との差に変換され、楽音波形の振幅Xが大きいときに、量子化の精度がより細かくされる。 (もっと読む)


【課題】擬似エンジン音の雑音感を減らすとともに、擬似エンジン音が環境騒音にマスキングされる不具合を回避して車両の存在を歩行者に知らせることのできる擬似エンジン音発生装置を提供する。
【解決手段】擬似エンジン音作成部は、「8Hz間隔で連続する多数の周波数信号」を発生させて擬似エンジン音を作成する。このため、擬似エンジン音を作成するためのデータを簡素化できるとともに、演算負荷を小さく抑えることができる。また、擬似エンジン音作成部は、擬似エンジン音発生帯域内に信号欠如域Xを設けることで、人の感じる雑音感を減らすことができる。さらに、「擬似エンジン音発生帯域内」に複数残される「信号グループY」を「倍音関係」に設けて擬似エンジン音を単音化することで、環境騒音中において擬似エンジン音の認知性を高めることができ、環境騒音の中でも車両の存在を歩行者に知らせることができる。 (もっと読む)


【課題】複数のキーに共用されている成分音信号が一つのキーの消音でリリース状態にならず、他のキーに係る楽音がサスティーン状態にあるときでもリリース状態にならないようにする。
【解決手段】キーボード11の各キーのオンデータは、乗算器61、62で、ドローバー回路65で設定された振幅データが乗算され、加算器66で加算され、発音ソース回路63に送られ、振幅データに応じた振幅で、周期の異なる同じ波形のサイン波が出力され、エンベロープ発生器67でエンベロープが合成され、加算器64で加算合成される。このエンベロープ発生器67は、各発音ソース回路63ごと、つまり共用される成分音信号ごとに設けられ、一つのキーの消音操作があっても、複数のキーにわたって共用されている成分音信号/サイン波すべてがリリース状態にならず、他のキーに係る楽音がサスティーン状態にあるときでもリリース状態にならずサスティーン状態が維持される。 (もっと読む)


【課題】倍音構造を形成する各次数のスペクトルレベルを一括して設定するスペクトル設定装置を提供する。
【解決手段】入力される数列の先頭桁を1次倍音(基本波)に、この先頭桁以降の各桁にそれぞれ2次倍音以降の整数次倍音を対応付け、倍音構造を指定する桁数分の数列を入力する。すると、入力された各桁の数値に応じて、予め指定された演算式に基づきそれぞれ対応する倍音次数のスペクトルレベルを算出するので、倍音構造を形成する各次数のスペクトルレベルを一括して設定できる。例えば、「1024」なる4桁の数列を入力した場合には、演算式(100/各桁毎に入力された数値)により、1次倍音のスペクトルレベルが「100」、2次倍音のスペクトルレベルが「0」、3次倍音のスペクトルレベルが「50」、4次倍音のスペクトルレベルが「25」となる倍音構造を設定する。 (もっと読む)


【課題】音の強弱による信号処理を適正に施すことができ、さらに必要な数の発振器を使用状況に応じて利用可能にする。
【解決手段】本発明のピアノ音源装置では、発振器2−1〜2−Nは、制御部12の制御により周波数・振幅及び時間変化データ1‐1〜1‐Nからの複数の正弦波発振周波数の各正弦波の周波数と振幅を時間に基づいて制御する。減衰器3−1〜3−Nは、制御部12の制御によりセンサ検出部13からのピアノ合成音の強さに応じて複数の正弦波発振周波数の各正弦波の振幅を制御する。減衰器5、7は、制御部12の制御によりピアノ合成音の強さに応じて複数のノイズ発振周波数の振幅を制御することにより複数の正弦波発振周波数の各正弦波の振幅に対する混合比率を制御する。 (もっと読む)


【課題】より自然な合成歌唱音声を得る。
【解決手段】演奏データを、遷移部分と伸ばし音部分とに区切り、音素連鎖テンプレートデータベース52からの音素連鎖データは遷移部分においてそのまま用いる。伸ばし音部分については、その伸ばし音部分の両隣に位置する遷移部分の特徴パラメータを直線補間すると共に、補間された特徴パラメータ列に、定常部分テンプレートデータベースからの定常部分データに含まれる変動成分を加算することにより特徴パラメータを生成する。 (もっと読む)


【課題】或る音声信号で楽音信号の変調を行うことを何度でも可能なボコーダ装置を提供すること。
【解決手段】録音操作指示を与えると、各帯域変調回路100の夫々のスイッチング部60は、音声信号のエンベロープ信号を自帯域変調回路100のメモリ70に記録させる。そして、再生指示を与えると、各帯域変調回路100の夫々のスイッチング部60は、メモリ70に録音されていた信号を自帯域変調回路100の乗算器40に供給するので、録音しておいた或る音声信号で楽音信号の変調を行うことを何度でもできるようになる。 (もっと読む)


【課題】音響楽器の物理モデル化技術を活用することにより教会オルガンの気送管音合成に使用される方法及び電子装置を提供する。
【解決手段】本発明は音響楽器の物理モデル化技術を活用することにより、教会オルガンの気送管音を再生するために使用される方法及び電子装置に関し、それはオルガンの気送管音発生の物理シミュレーションプログラムを含む、デジタル信号処理装置を基礎とするデジタル音響合成システムである。
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【課題】フェーズボコーダ技術を用いたピッチ変換装置において、自然な音質の出力音を得る。
【解決手段】入力音声波形をFFT(Fast Fourier Transform)分析処理により周波数分析して振幅スペクトル(A)を得る。振幅スペクトル(A)上でスペクトル強度の局所的ピークをP〜P等の複数個検知すると共に、各局所的ピーク毎にR等のスペクトル分布領域を指定する。(B)に示すように周波数軸上でR等のスペクトル分布領域を入力ピッチに応じて移動してピッチを変更する。このとき、倍音周波数fと完全倍音周波数2fとの差分Δfを保持しておき、ピッチ変更後の倍音周波数f11を定める際には、ピッチ変更後の完全倍音周波数2f01を差分Δfに対応してシフトした周波数を倍音周波数f11とする。f等の他の倍音周波数についても同様とする。 (もっと読む)


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