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Fターム[5G026BB09]の内容

Fターム[5G026BB09]に分類される特許

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【課題】 接点と電極を強固に接合し、大容量化や多頻度開閉に適する真空バルブ用接合材料を提供する。
【解決手段】 Ag−炭化物系合金からなる接点6、8とCuからなる電極5、9とを接合材料で接合する真空バルブ用接合材料において、接合材料には、接点系と同様のAgと電極と同様のCuとをベース材料とし、接点系の炭化物を構成する金属と同一の金属を添加し、接点6、8と電極5、9とを接合した接合部7、10には、炭化物が形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】導電成分と耐弧成分の組成のバラツキを抑え、遮断特性を向上し得る接点材料を提供する。
【解決手段】Ag、Cuの少なくとも1種類からなる導電成分と、炭化物の耐弧成分と、必要により補助成分を添加した接離自在の一対の接点5、6を有する真空バルブに用いられる接点材料において、接点5、6を構成する接点材料は、導電成分、耐弧成分、補助成分のそれぞれの平均粒径の差が50%以内で同等であるとともに、合金中において、耐弧成分と化合していないカーボン、所謂、非金属カーボン化合物が0.05mass%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】接点の接触面に微細な組織を持つ導電成分と耐弧成分との合金層を容易に形成する。
【解決手段】接離自在の一対の接点を有する真空バルブに用いられる真空バルブ用接点において、接点は、導電成分層20と、導電成分層20面に形成された接触面となる合金層22とで構成され、合金層22は、導電成分層20に耐弧成分層21を設け、この耐弧成分層21と導電成分層20の耐弧成分層21側の所定量とをエネルギー照射で溶融し、導電成分と耐弧成分とを混合するとともに、耐弧成分の粒子23bを微細化したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Ag−WC接点が持っている接触抵抗特性の欠点を改善し、低サージ性と接触抵抗特性とが両立するAgWC−Ag複合接点を得る。
【解決手段】Ag25〜75質量%、WC25〜75質量%、必要により補助成分を含有したAgCu合金からなる接点6と、接点6の接触面の略中央部に設けた凹部6aと、凹部6aの少なくとも内周の角部A、BにAg成分を蒸着させて形成したAg膜6b、6cとを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低サージ性と耐溶着性とを両立させた真空遮断器用接点材料を得る。
【解決手段】真空に保持された絶縁容器2内に接離自在の一対の接点13a、13bを有する真空バルブであって、この接点13a、13bは、低サージ性と耐溶着性とを両立させることが可能となるNiAgとNiWCとの合金からなり、NiWCを34.8〜67.0重量%とし、残部をNiAgとしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】裁断性能、遮断性能及び通電性能を兼備した接点材料を原料の損失を低減して製造可能な接点材料の製造方法を提供する。
【解決手段】30〜50重量%の銀からなる導電成分と、48.5〜68.5重量%の炭化タングステンからなる耐弧成分と、0.2〜5重量%のコバルト、鉄、及びニッケルの少なくともいずれかからなる補助成分とを混合して混合粉末を得る工程(S1)と、混合粉末を空隙率が25〜35%となるように成形して成形体を得る工程(S2)と、成形体を還元性雰囲気中で1150〜1250℃で熱処理して熱処理体を得る工程(S3)と、熱処理体を空隙率が10%以下となるように加圧して加圧体を得る工程(S4)とを含む。 (もっと読む)


【課題】 真空バルブの接点と、該接点を囲むシールドとの間の耐電圧性能を向上させ、真空バルブの径方向の寸法を小さくする。
【解決手段】 真空バルブの内部に、固定側接点8と可動側接点9とが対向して配置されている。これらの一対の接点を囲むように、絶縁筒1の内壁に、シールド10が設けられている。上記構成の真空バルブにおいて、固定側接点8のシールド10と対向する部分に溶融層11aを設け、可動側接点9のシールド10と対向する部分に溶融層11bを設けた構造とする。
このような構造とすることにより、固定側接点8、可動側接点9のシールド10と対向する部分の表面凹凸が平滑化される。これにより、固定側接点8−シールド10間、可動側接点9−シールド10間の耐電圧性能が向上する。従って、上記一対の接点とシールド10との間隔を小さくでき、真空バルブの径方向の寸法を小さくすることができる。 (もっと読む)


【解決手段】Ag−WC系接点材料にAgTeを0.02〜1.0%質量%含有させた。このAgTeは、接点13a・13bのマトリックスを構成するAgと、WCとの界面に、大きさ(直径又は厚さ)を0.01〜0.2μmの範囲としたAgTe被膜または粒子の形態で存在すると共に、マトリックスを構成するAg中にも析出してAgTe析出物として存在する。真空バルブの接点として使用時には、電流開閉、電流遮断時の加熱より僅かに付着したAgTe被膜が接点表面を覆い平滑性を維持し、耐電圧特性を改善する。
【効果】Ag−WC系接点材料中にAgTeを所定割合で存在させた組成を有していることにより、電流開閉あるいは電流遮断後でも平滑性が維持されるために耐電圧特性が改善される。従って、従来のAg−WC系接点の持つ、優れた裁断特性を維持した上で、耐電圧性を向上させ、信頼性の高い真空遮断器を提供できる。 (もっと読む)


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