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Fターム[5G059EE20]の内容

スパークプラグ (5,394) | 接地電極 (1,041) | 電極の寸法限定 (149) | 電極の直径限定 (36)

Fターム[5G059EE20]に分類される特許

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【課題】プラス放電を実施する形態において、プラスイオンの滞留による放電電圧の引き上げ効果を打ち消すことのできる点火プラグ、及び点火装置の提供。
【解決手段】点火プラグ20において、点火コイル30の印加する放電電圧によってマイナス極の電位となる接地電極23には、接地本体部25から中心電極21に向かって突出する接地突起部24が設けられている。接地本体部25からの接地突起部24の突出量Lは、当該接地突起部24の横断面積Sに対して規定される。これにより接地突起部24は、接地電極23からの熱電子の放出が活性化する温度を維持可能となる。この熱電子放出の活性化作用による放電電圧の引き下げ効果が、電界集中による放電電圧の引き下げ効果と共に発揮されることにより、プラスイオンの滞留による放電電圧の引き上げ効果は、打ち消される。 (もっと読む)


【課題】中間部材と電極部材との溶接強度を向上させた技術を提供することを目的とする。
【解決手段】中間部材の重心を通り、かつ、接地電極の延伸部と中心電極とが対向する対向方向に平行な面でスパークプラグを切断した断面において、ナゲットの面積の和をS1とし、電極母材の配置面を基準とした場合の貴金属チップの端面の高さをH1とし、貴金属チップの最大幅をD1とした場合に、スパークプラグは、S1/(D1×H1)≧0.005の関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】接地電極の良好な熱管理および接地電極の強化された局所的「磨耗」保護による、点火プラグの耐久性の改善をもたらす。
【解決手段】点火プラグは、接地電極を有し、貴金属パッドが一連の溶接ステップを通して接地電極に溶接される。貴金属パッドは、接地電極の側面に、以下の装着プロセスを通して装着される、Ptベースのパッドである。この装着プロセスは、最初にパッドを適所に固定する抵抗タック溶接と、このパッドを平坦にするコイニングステップと、接地電極に対するパッドの永久的な溶接を形成する第2の抵抗溶接と、抵抗溶接を封止する、パッドの露出した周囲におけるレーザキャップ溶接とを含む。レーザキャップ溶接は、重なり合う多数の溶接スポットを含み、これらのスポットが、パッドの放電面にまたはその直下にある環状の溶接ビードを形成する。 (もっと読む)


【課題】貴金属チップを溶接するため、複数のチャック爪が前進することで、チップ本体を、その大径部にて、チャック爪でチャッキングする際に、そのチップ本体が浮き上がったり、傾いたりするのを、簡易、効率的に防止できるようにしたチャック装置を用いることで、精度良く、しかも効率的に複合チップの製造ができるようにしたスパークプラグの製造方法を提供する。
【解決手段】各チャック爪83のうち、チップ本体11の大径部15をチャッキングする中心軸C1を向く面85が、中心軸C1方向で、チップ本体11を支持する基準面100から離れるに従い、中心軸C1に向かうように傾斜する傾斜部とした。このチャツキング時に、チップ本体11は基準面100側に引き寄せられる分力により、その浮き上がりが防止される。 (もっと読む)


【課題】低コストで着火性及び耐消耗性の高い長寿命の内燃機関用のスパークプラグを提供しようとすること。
【解決手段】互いの間に火花放電ギャップGを形成して対向配置された中心電極2と接地電極3とを有する内燃機関用のスパークプラグ1。中心電極2と接地電極3との少なくとも一方は、火花放電ギャップGに向かって突出するように電極母材4に接合された針状チップ5を有する。針状チップ5は、電極母材4と接合される母材接合部51と、火花放電ギャップGに面する放電部52とを互いに接合してなる。放電部52は、母材接合部51よりも密度が高く、針状チップ5の軸方向長さをL、直径をDとし、放電部52の軸方向長さをTとしたとき、0.6mm≦D<L≦1.2mm、0.2mm≦T≦0.5mm、T≦−0.5×L+0.9mmを満たす。 (もっと読む)


【課題】放電面積の拡大により耐消耗性を向上させ、放電ギャップの拡大の抑制することができる長寿命なスパークプラグを提供する。
【解決手段】発電用ガスエンジンにおける着火手段として用いられるスパークプラグ1。スパークプラグ1は、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4と接地電極5とを備える。中心電極4と接地電極5とは、スパークプラグ1の軸方向であるプラグ軸方向に対向配置され、両者の間に火花放電ギャップGを形成してなる。中心電極4及び接地電極5は、互いの対向面に、それぞれの電極母材42よりも高融点の材料を用いた第1放電用チップ41及び第2放電用チップ51をそれぞれ配置してなる。第1放電用チップ41は、その外接円の直径Bが絶縁碍子3の先端部31の内径よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、所望の耐久性を有する貴金属チップ、具体的には、耐消耗性、耐剥離性、及び耐チップ割れ性に優れた貴金属チップを備えたスパークプラグを提供することを課題とする。
【解決手段】 この発明のスパークプラグは、Mp(Mpは、Pt、又はPtとPdとからなる元素群であり、Pdは貴金属チップの質量に対して20質量%以下である。)、Cu、及びM(Mは、Rh、Ir、Ru、Re、及びWからなる元素群から選ばれる少なくとも1種である。)を合計で95質量%以上含有し、かつ、前記Mp、Cu、Mの質量比が特定の範囲にあり、かつ、溶接面積S(mm)、チップ出寸法H(mm)、かぶり寸法L(mm)、及びチップ/溶接部間距離h(mm)が、次の条件を満たすことを特徴とする。(a)H≦0.13S+1.18、(b)S≦5、(c)0.1≦h、又は0.03≦L (もっと読む)


【課題】 電極チップと電極基材とのレーザ溶接において、スパッタやブローホール、クラックの発生を抑制できるスパークプラグの製造方法を提供すること。
【解決手段】 スパークプラグ100の製造方法は、電極チップ133を電極母材131に配置し、これにパルス状のレーザ光LSを照射することにより、各レーザパルスN1〜N10に対応した単位溶接部135n1〜135n10を順次形成するレーザ溶接工程を備える。この工程では、各レーザパルスN1〜N10のレーザ強度波形を、開始時tsaから所定の初期期間Ta1において、時間が経過するとレーザ強度Sa1が大きくなる波形とする。 (もっと読む)


【課題】長期間に亘って優れた着火性を維持する。
【解決手段】プラズマジェット点火プラグ1は、軸線CL1方向に延びる軸孔4を有する絶縁碍子2と、軸孔4内に挿設される中心電極5と、絶縁碍子2の先端よりも先端側に配設される接地電極27とを備える。絶縁碍子2は、軸孔4の内周面及び中心電極5の先端面により形成され、先端側に向けて開口するキャビティ部31を有し、接地電極27は、キャビティ部31を外部に連通させる貫通孔28を有する。中心電極5先端部には、軸線CL1方向先端側に向けて縮径するテーパ部51が形成され、テーパ部51の先端の外径は貫通孔28の内径よりも小さくされる。キャビティ部31の内径は軸線CL1方向に亘って略一定であり、キャビティ部31の内径をDC(mm)とし、キャビティ部31の軸線CL1方向の長さをLC(mm)としたとき、0.5≦LC/DC<1.0とされる。 (もっと読む)


【課題】チャンネリングの局所的な集中を防止し、初期段階における着火性をより長期間に亘って維持する。
【解決手段】プラズマジェット点火プラグ1は、軸孔4を有する絶縁碍子2と、先端面が絶縁碍子2の先端よりも後端側に位置するようにして軸孔4内に挿設される中心電極5と、主体金具3の先端部に配設される接地電極27とを備え、軸孔4の内周面及び中心電極5の先端面により形成され、先端側に向けて開口するキャビティ部31を有する。中心電極5の先端部には、軸線CL1方向先端側に向けて縮径するテーパ部51が形成される。軸孔4には、前記キャビティ部31を形成する側壁部41と、軸線CL1方向におけるテーパ部51の形成位置に対応して形成され、テーパ部51の外周面に沿って軸線CL1方向後端側に向けて拡径する拡径部52とが形成される。 (もっと読む)


【課題】接地電極が細化されたものであっても、貴金属チップの傾きや剥離をより確実に防止する。
【解決手段】スパークプラグ1は、中心電極5と、絶縁碍子2と、主体金具3と、接地電極27と、接地電極27に接合され、中心電極5との間で火花放電間隙33を形成する貴金属チップ41とを備える。接地電極27の長手方向と直交する方向に沿った、接地電極27の断面積が0.5mm2以上3.0mm2以下であり、貴金属チップ41は、レーザー溶接にて自身と接地電極27とが溶け込みあった溶融部35が形成されることで接地電極27に接合されている。接地電極27の長手方向に沿うとともに、貴金属チップ41の中心軸を含む断面において、貴金属チップ41の所定部位の硬度、又は、接地電極27の所定部位の硬度が所定の関係式を満たすものとされる。 (もっと読む)


【課題】比較的大径の貴金属チップが接地電極に接合されてなるスパークプラグにおいて、貴金属チップの耐剥離性を十分に確保しつつ、コストの増大抑制を図る。
【解決手段】スパークプラグ1は、中心電極5と、接地電極27と、接地電極27に接合され、中心電極5との間で火花放電間隙33を形成する貴金属チップ32とを備える。貴金属チップ32は、火花放電間隙33を形成する面の面積が0.9mm2以上であり、接地電極27の先端面27F及び側面27S1,27S2のうちの少なくとも1つの面にレーザービーム等を照射することで形成された溶融部35を介して接合される。貴金属チップ32の中心軸CL2に沿って、中心軸CL2と直交する投影面に貴金属チップ32及び溶融部35を投影した投影面において、貴金属チップ32が投影されてなる領域に対し、貴金属チップ32と溶融部35とが重なる領域の占める割合が70%以上とされる。 (もっと読む)


【課題】生産性を低下させることなく、電極溶接棒の破損を防止することができ、ひいてはスパークプラグの安定的な生産を可能とするスパークプラグの製造方法を提供する。
【解決手段】スパークプラグ1は、接地電極27と、接地電極27の先端部に接合される貴金属チップ32とを備える。接地電極27に貴金属チップ32を接合する接合工程においては、銅又は銀を含んでなる棒状の本体部47の一端に、融点が2000℃以上の貴金属材料からなる先端金属部48がロウ付けされてなる溶接電極棒46と、溶接電極棒46を保持する保持具43とを有する溶接装置41を用い、接地電極27の先端部に貴金属チップ32を配置した上で、貴金属チップ32を溶接電極棒46で加圧しつつ貴金属チップ32に通電することで、接地電極27に貴金属チップ32が抵抗溶接される。接合工程において、保持具46が水冷により冷却される。 (もっと読む)


【課題】接地電極に突き出し部分を抵抗溶接する際の、溶接強度の向上。
【解決手段】接地電極30は、接地電極母材35と、突状部36とから構成されている。突状部36は、接地電極30の対向面32に、中心電極20の先端に対向して突出するように抵抗溶接により接合されている。接地電極母材35と突状部36とは、同一の金属(例えば、ニッケル)を主成分とする材料により形成されており、以下の式1および式2の関係を有する。ただし、式1において、接地電極母材35の比抵抗をR(μΩcm)とし、突状部36の比抵抗をS(μΩcm)とする。比抵抗R>比抵抗S …(式1)、比抵抗R−比抵抗S≧20 …(式2)。こうすることにより、突状部36に比して体積の大きい接地電極母材35の溶融を促進でき、溶接強度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 電極母材もしくはチップ基材と貴金属チップとの、または、主体金具と外側電極チップとの耐剥離性を向上できるスパークプラグの製造方法を提供する。
【解決手段】 スパークプラグ100の製造方法は、電極母材121と、これにレーザ溶接されてなる貴金属チップ151と、または、電極母材131と、これに接合してなるチップ基材171と、チップ基材にレーザ溶接されてなる貴金属チップ161と、を有するスパークプラグ100の製造方法であって、レーザビームPL1を上記レーザ溶接を行う溶接予定部128,158へ導く転送光学系LMへの入射時点でのBPP値が、25mm・mrad(半径・半角)以下のレーザビームを用いて、電極母材と、または、チップ基材と、貴金属チップとのレーザ溶接を行うレーザ溶接工程を備える。 (もっと読む)


【課題】電極チップが、接地電極や中心電極から剥離してしまうことを抑制する。
【解決手段】スパークプラグ100は、電極チップ70の中心軸Oを通る断面において、溶融池23と電極チップ70とのスパークプラグ100の表面上での境界点PAを中心として、半径0.2mmの範囲外に存在する電極チップ70の硬度をA1[Hv]、半径0.2mmの範囲内に存在する電極チップ70の硬度をA2[Hv]としたときに、
0.8≦A1/A2≦1.9
の条件を満たす。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、チップ面積を減少させることによって電界集中を起こして低電圧での放電を可能とすることを目的とし放電面に溝加工をする際に、短時間で溝加工を完了させることができ、かつ、バリの発生が抑制させられた溝加工方法を提供することである。そして、溝の側面と底面との境界を曲面状に滑らかにすることにより、外からの衝撃等による割れの発生を抑制することも目的とする。
【解決手段】本発明に係るスパークプラグ用電極チップの放電面への溝加工方法は、0.08〜0.3mmのワイヤーを使用して切断するワイヤー式切断装置を用いて、ワイヤーの側面で、スパークプラグ用電極チップの放電面の溝加工予定箇所に溝を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】着火性の向上を図るとともに、混合気の流入方向による影響を受けにくく、かつ、燃料直撃による虫食い現象を抑制できるスパークプラグを提供する。
【解決手段】接地電極27は、その外周側面に凸状の湾曲面が形成されており、例えば断面円形状をなす。但し、接地電極27のうち外周側面であって、軸線CL1側の先端部分には軸線CL1側の先端面から0.2mm以上の長さを有する平坦面51が形成されている。接地電極27のうち軸線CL1と平行に延びる部位における接地電極27の長手方向の中心軸に直交する第1断面に関し、断面積をS1、周長をL1とし、接地電極27のうち軸線CL1と直交する方向に延び、前記平坦面51を含む部位における接地電極27の長手方向の中心軸に直交する第2断面に関し、断面積をS2、周長をL2としたとき、0.950≦(S2/L2)/(S1/L1)≦0.995を満たす。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れ、かつ着火性に優れたプラズマ式点火装置を提供する。
【解決手段】中心電極110と、中心電極110を保持する絶縁部材120と、絶縁部材120を介して中心電極110の外方に配設される接地電極130とからなるプラズマ式点火プラグ10と、高電圧電源20、30から高電圧と大電流とを印加して、中心電極110と接地電極130との間に形成した放電空間140内の気体を高温高圧のプラズマ状態となして内燃機関40内に噴射して点火するプラズマ式点火装置1において、放電空間140は、絶縁部材120の下部表面126を溝状に窪ませてなり、溝部121に中心電極110の一部と接地電極130の一部131とを対向せしめて両電極間に放電可能とする。本構成によれば、プラズマ状態となった気体は、内燃機関40に対して全面に渡って開口する溝部121から速やかに放出され、熱エネルギーを損失することなく点火に利用できる。 (もっと読む)


【課題】この発明は、内燃機関の点火プラグにおいて、中心電極が磨耗するにつれてプラグの要求電圧が高くなるのを抑え、耐久性を向上させることを目的とする。
【解決手段】点火プラグ10の中心電極18を、複数の空孔22を有する多孔質状の金属材料によって形成する。これにより、中心電極18の先端側が火花放電によって磨耗した場合には、この磨耗部位で空孔22が開口することにより、開口した空孔22の周壁部26が新たなエッジ部24′となって出現する。このため、点火プラグ10の作動時には、常にエッジ部24′が存在した状態で放電を行うことができ、長期間にわたって安定した放電電圧を維持することができる。従って、中心電極18の先端側が磨耗するにつれて点火プラグ10の要求電圧が上昇するのを抑えることができ、プラグの寿命を延ばすことができる。 (もっと読む)


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