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Fターム[5K046HH57]の内容

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【課題】マルチチャネルエコー消去処理における演算量を低減することができるマルチチャネルエコー消去装置を提供する。
【解決手段】本発明のマルチチャネルエコー消去装置20は、受話信号ベクトル変換部100が受話信号を周波数領域に変換する。エコーレプリカ生成部220が空間サンプリング間隔に基づいて選択されたマイクロホンについて空間的に間引かれたエコーレプリカを生成する。エコーレプリカ空間補間部300が空間的に間引かれたエコーレプリカから空間補間を行い、エコーレプリカを生成する。逆FFT部400がエコーレプリカを時間領域に変換する。エコー消去部510が送話信号とエコーレプリカから誤差信号を生成する。FFT部600が誤差信号を周波数領域に変換する。エコーレプリカ生成部220が空間サンプリング間隔に基づいて選択されたマイクロホンについて修正量を求めフィルタ係数を更新する。 (もっと読む)


【課題】マイクの配置により各マイク入力に生じるレベル差を用いて音響帰還量を低減する音響帰還量抑制装置を提供する。
【解決手段】拡声スピーカと、拡声スピーカとの距離に対応して拡声スピーカから出力される音響信号の入力レベルが異なる第1、第2のマイク23a、23bとが同一筐体に設けられており、第1、第2のマイク出力信号をデジタル変換するA/D変換部210と、第1、第2の離散時間信号の振幅を調整する振幅制御部220と、第1、第2の離散時間信号を周波数信号に変換する離散フーリエ変換部230と、第1、第2の周波数変換信号の振幅特性を算出する振幅特性算出部240と、第1、第2の周波数変換信号のうち何れか1の位相特性を算出する位相特性算出部250と、第1、第2の周波数変換信号について減算処理を行う演算部270と、位相特性をもとに演算部の出力信号を時間帯域信号に変換する逆離散フーリエ変換部280とを有する。 (もっと読む)


【課題】従来より自然で聞き取りやすい音声を、近端側の場内に拡声することができ、かつ、遠端側にも送出可能な場内拡声装置を提供する。
【解決手段】遠端側から受信した受話信号と収音手段で収音した発話信号に基づく信号(拡声発話信号)とを加算器で加算して生成した拡声信号を場内に拡声手段で拡声しながら遠端側との音声通話を行う場内拡声装置において、音声信号検出器と収束判定器と損失制御器とを有する損失制御システムと、エコー経路推定器と疑似エコー生成器と減算器とを有するエコーキャンセラと、を備え、損失制御システムは、エコー経路推定の収束状態に応じて拡声発話信号の信号レベルを制御する。エコーキャンセラは、遠端側からの受話信号と拡声発話信号とから、拡声手段と収音手段との間の音響伝達特性ベクトルを推定し、これにより遠端側からの受話信号に由来する音響エコーと拡声発話信号に由来する音響エコーの両方を消去する。 (もっと読む)


【課題】収音側にクリッピング歪みが発生しても高いエコー消去性能を示す反響消去装置を提供する。
【解決手段】クリッピング復元部はディジタル収音信号サンプルのクリップされたサンプルを、AD変換器のナイキスト周波数の半分の周波数を通過帯域幅とするローパスフィルタの該サンプルに対応する位置の値が0であるフィルタを通過させて復元サンプルを生成し、収音側周波数領域変換部は復元信号サンプルを周波数領域の周波数領域復元信号サンプルに変換する。そして、差信号生成部が周波数領域復元信号サンプルから擬似エコー信号を差し引いた差信号を生成し、受話側周波数領域変換部は、受話端に入力されスピーカで再生される受話信号を周波数領域の周波数領域受話信号に変換する。そして、適応フィルタ部は差信号と周波数領域受話信号とを入力として擬似エコー信号を生成する。時間領域変換部は差信号を時間領域の信号に変換して送話端に出力する。 (もっと読む)


【課題】携帯電話等のハンズフリーの動作において背景雑音及びエコーの影響を低減する。
【解決手段】サブバンドのエコーキャンセラを用いて、エコーをキャンセルする構成を基本とする。更に、スピーカーの非線形を補償する。又、周波数領域での残留エコーに基づき規定した一群の周波数帯域に周波数依存非線形減衰ベクトルを適用する。周波数帯域毎に残留エコーを減少させつ為に付加的な減衰を与える。更に、適用アルゴリズムのステップサイズを可変する。 (もっと読む)


【課題】エコー経路の変動、ダブルトーク及び受話信号のチャネル間の相互相関に影響されずに、迅速にエコーを消去することができる多チャネルエコー消去技術を提供する。
【解決手段】残留エコー消去部または第2残留エコー消去部において、擬似エコー信号のパワースペクトルと、第2収音信号または第3収音信号と擬似エコー信号との間のクロススペクトルを用いて入出力伝達特性を推定し、擬似エコー信号と入出力伝達特性から第2収音信号または第3収音信号に含まれる残留エコー成分を予測する。 (もっと読む)


【課題】状況に応じてエコー抑圧ゲインの大きさを変更し、十分にエコー抑圧をしながら、音声歪を同時に少なくする反響消去技術を提供する。
【解決手段】本発明に係る反響消去技術は、収音信号に基づいて得られる信号D(f,k)及び受話信号X(f,k)を用いて、エコー抑圧ゲインGb^(f,k)を求め、信号D(f,k)からエコー成分を取り除いた信号D’(f,k)を用いて、抑圧対象の信号が母音であるか子音であるかを判定し、抑圧対象の信号が母音であると判定された場合にはγを緩和係数β(k)とし、それ以外の場合にはγ(<γ)を緩和係数β(k)とし、信号D(f,k)とエコー抑圧ゲインGb^(f,k)と緩和係数β(k)との積から信号D(f,k)と緩和係数β(k)との積を減算しD(f,k)に加算した結果が得られるような処理を行う。 (もっと読む)


【課題】多チャンネルのOFDM信号を周波数変換することなく中継するSFN方式の中継装置において、各チャンネル共通の遅延プロファイル測定手段を使って、チャンネル毎に適正に回り込み除去信号を生成することのできる回り込みキャンセラを提供する。
【解決手段】受信アンテナ2からの受信信号の中から、チャンネル毎にOFDM信号を抽出して信号処理するチャンネル信号処理部10-1〜10-nを設ける。各信号処理部10には、OFDM信号とキャンセル信号とを加算して回り込み信号を除去する加算部22と、OFDM信号からキャンセル信号を生成するFIRフィルタ20とを設ける。また、各信号処理部10のFIRフィルタ20のフィルタ係数は、演算部50が、各信号処理部10から時分割でOFDM信号を取り込み、そのOFDM信号から遅延プロファイルを算出してフィルタ係数を求め、対応するFIRフィルタ20に出力することにより設定する。 (もっと読む)


【課題】エコーキャンセラによる処理の演算量をより低減することができる通信端末を提供する。
【解決手段】音声信号の通信を行う通信端末100であって、他の通信端末から受信した入力ビットストリームを復号することで出力音声信号を生成し、生成した出力音声信号をスピーカに出力するデコーダ120と、スピーカ101が出音する空間に設置されたマイクロホン102によって収音された入力音声信号を取得し、取得した入力音声信号に含まれ、出力音声信号に相当するエコー成分をサブバンド毎に除去することで、送信用音声信号を生成するエコーキャンセラ130と、送信用音声信号を符号化することで出力ビットストリームを生成し、生成した出力ビットストリームを他の通信端末に送信するエンコーダ140と、出力音声信号及び送信用音声信号の少なくとも一方の再生帯域に応じて、エコーキャンセル処理性能をサブバンド毎に制御する制御部110とを備える。 (もっと読む)


【課題】 エコー遅延時間の突発的変化などが生じても、エコー成分を十分に除去できるエコー除去装置を提供する。
【解決手段】 本発明のエコー除去装置は、遠端信号に基づいて擬似エコー信号を生成し、近端信号に含まれているエコー成分を除去するエコーキャンセラ本体と、遠端信号の周波数特性を分析し、周波数成分毎に、雑音成分に対する信号成分の評価値を算出する周波数成分評価手段と、遠端信号の周波数成分毎の算出された評価値に応じ、エコーキャンセラ本体からの出力信号において、エコー成分の消し残りがあると推定できる周波数成分を操作する近端周波数特性操作手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】再生手段と収音手段との間の音響経路が非線形で、かつ、音量の変動が大きい場合でも、少ない演算量で安定かつ十分にエコーを消去し、よって通話品質の劣化を防ぐことができる反響消去方法を提供する。
【解決手段】所定の方法により受話信号を複数の成分に分割し、当該成分ごとに、各成分の大きさに応じて生成した乗算係数がそれぞれ設定された複数の適応フィルタを用いて疑似エコーを生成し、これを収音信号から差し引くことによりエコーが消去された送話信号を得る。 (もっと読む)


【課題】従来の多チャネルエコー消去技術ではいつも十分にエコーを消去できるとは限らず、残留エコーが大きくなると通話品質が劣化するという問題がある。
【解決手段】本発明に係る多チャネルエコー消去技術は、Mチャネル受話信号の各チャネルのパワースペクトルと、Mチャネル受話信号の各チャネル間のクロススペクトルと、Mチャネル受話信号と収音信号等の間のクロススペクトルを求め、パワースペクトルとクロススペクトルを用いて、周波数ごとに入出力伝達特性を推定し、周波数領域のMチャネル受話信号と推定した入出力伝達特性から収音信号等に含まれるエコー成分を予測し、周波数領域の収音信号等から、予測したエコー成分を差し引き、送話信号を求め、減算ステップで求めた送話信号を時間領域の信号に変換する。 (もっと読む)


【課題】ミュージカルノイズ発生を抑圧する。
【解決手段】この発明の多チャネルエコー消去装置は、N個(N≧2)の第1周波数分析部と、第2周波数分析部と、N個の音響結合量計算部と、N個のエコーパワー計算部と、類似度係数計算部と、ゲイン計算部と、乗算部と、周波数合成部とを具備する。類似度計算部は、各チャネルの再生信号スペクトルと収音信号スペクトルを入力として、それらのスペクトルの内積値を、それぞれのスペクトルの積のノルム値で除した類似度係数を計算する。ゲイン計算部は、収音信号スペクトルと各チャネルの類似度係数と各チャネルのエコーパワー推定値とを入力として、類似度係数が大の時はゲイン係数を小さくしてエコーを抑圧するゲイン係数を計算する。 (もっと読む)


【課題】エリアシング歪みの影響を無くし、エコーキャンセラの減衰量を改善する。
【解決手段】FAX信号検出部21,22により、受話入力信号IN1や加算信号IN2’からFAX信号が検出されると、FAX信号の周波数帯域外における送話信号及び受話信号の周波数帯域内における周波数がLPF26,27によりカットされる。各帯域分割部12,13は、各LPF26,27の出力信号を低域信号と高域信号へ分離する。低域サブバンドエコーキャンセラ15は、分離された低域信号からエコーを消去する。エコーが消去された低域信号と、セレクタ25により選択されたグランド電位(無音)とが、帯域合成部14により合成され、送話出力信号OUTが出力される。 (もっと読む)


【課題】背景ノイズの存在する環境下においても収束速度の速いデジタル適応フィルタを提供する。
【解決手段】エコーキャンセレーションの収束性を改善するために、入力信号と、入力信号のパワーの推定値と、デジタル適応フィルタによってフィルタ処理された入力信号とデジタル適応フィルタでモデル化された外部の経路を伝播した入力信号との間の誤差信号とに基づいてフィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新手段を具備するデジタル適応フィルタを提供する。ここで、入力信号パワー推定手段は、入力信号のパワーが増加するときと減少するときでは非対称的な再帰的平滑化を行うよう適応している。推定を周波数領域で行うときは、フィルタ係数の更新のためのステップサイズは周波数バンドに対して個別に設定することができる。 (もっと読む)


【課題】低計算コストで、適応ビームフォーミング処理により音響指向性の変動が生じたとしても、所望のエコー消去量に達する。
【解決手段】N個の収音手段で収音された収音信号に含まれるエコー信号を消去し、当該収音信号に含まれる雑音信号を抑圧して、出力信号として出力するものであり、収音手段毎に収音信号の、予め定められた基準値より低い周波数帯域に含まれるエコー信号の成分を消去し、残留エコー信号を出力し、N個の残留エコー信号から雑音信号を抑圧して、適応ビームフォーミング信号を出力し、適応ビームフォーミング信号から、エコー信号を消去することで出力信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】適応型フィルタを用いたエコーキャンセラのみでは除去しきれないエコーやノイズも効果的に除去できる音響エコーキャンセラを実現する。
【解決手段】適応型フィルタ20は、放音用音声信号FEtに基づいて擬似反響音信号FE’tを生成する。加算器60は収音音声信号NEtから擬似反響音信号FE’tを差分することで第1補正音声信号NE’tを生成する。エコースペクトル推定部301は、今回の擬似反響音信号のスペクトルS(FE’n)と前回の残響エコーの周波数スペクトルS(FE”n)から、今回の残響エコーの周波数スペクトルS(FE”n)を推定算出し、放収音状態に応じた周波数特性を与える補正係数Fで補正する。加算器70は、第1補正音声信号のスペクトルS(NE’n)から補正残響エコーの周波数スペクトルS(FECn)および定常ノイズの周波数スペクトルS(NE”n)を差分する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、1フレームあたりの演算量を削減したエコー消去装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のエコー消去装置は、第1ベクトル増加部、第1周波数分析部、積算部、周波数合成部、ベクトル減少部、減算部、第2ベクトル増加部、第2周波数分析部、フィルタ更新部を備える。第1ベクトル増加部は、K個の再生信号ベクトルの各要素を含む再生信号増加ベクトルを出力する。周波数合成部は、周波数領域疑似エコーを時間領域に変換し、M個の要素からなる疑似エコー増加ベクトルを出力する。ベクトル減少部は、疑似エコー増加ベクトルから、N個の要素からなる疑似エコーベクトルをK個生成し、N個の時系列の収音信号を要素とする収音信号ベクトルが入力されるタイミングごとに疑似エコーベクトルを1つずつ出力する。第2ベクトル増加部は、K個の残留エコーベクトルの各要素を含む残留エコー増加ベクトルを出力する。 (もっと読む)


【課題】適応型フィルタを用いたエコーキャンセラのみでは除去しきれないエコーやノイズも効果的に除去できる音響エコーキャンセラを実現する。
【解決手段】適応型フィルタ20は、放音用音声信号FEtに基づいて擬似反響音信号FE’tを生成する。加算器60は収音信号NEtから擬似反響音信号FE’tを差分することで第1補正音声信号NE’tを生成する。エコースペクトル推定部301は、今回および前回の擬似反響音信号FE’nに基づいて、擬似反響音信号FE’tで除去しきれない残響エコーの周波数スペクトルFE”nを推定算出する。ノイズスペクトル推定部302は、今回および前回の第1補正音声信号NE’nに基づいて、定常ノイズNE”nの周波数スペクトルを推定算出する。加算器70は、第1補正音声信号NE’nの周波数スペクトルから残響エコーの周波数スペクトルFE”nおよび定常ノイズNE”nの周波数スペクトルを差分する。 (もっと読む)


第1のオーディオ信号に基づくエコーを抑制するために第2のオーディオ信号をフィルタリングする抑制フィルタ(210)の制御情報を演算する装置(200)の実施形態は、一群の信号の少なくとも1つの信号の少なくとも2つの時間的に連続するデータブロックのバンドパス信号に対する少なくとも1つのエネルギー関連値を決定する値決定手段(230)を有する演算手段(220)を含む。演算手段(220)は、バンドパス信号に対する少なくとも1つの決定されたエネルギー関連値の少なくとも1つの平均値を決定する平均値決定手段(250)を更に含む。演算手段(220)は、バンドパス信号に対する決定された平均値に基づいて、バンドパス信号に対する少なくとも1つのエネルギー関連値を修正する修正手段(260)を更に含む。演算手段(220)は、少なくとも1つの修正されたエネルギー関連値に基づいて抑制フィルタ(210)の制御情報を演算する制御情報演算手段(270)を更に含む。 (もっと読む)


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