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国際特許分類[B21C3/06]の内容

国際特許分類[B21C3/06]に分類される特許

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【課題】得られる金属二重管の外管と内管の界面に面圧を発生させ、密着性を確保できる金属二重管の製造方法を提供する。
【解決手段】加工用ダイスとしてテーパーダイス2を用いる冷間引抜きによって、外管11の内面に内管12の外面が接してなる金属二重管1を製造する方法であって、下記(1)式により算出され、テーパーダイス2のアプローチ部2aで外管11と内管12とが接触する長さL(mm)が、下記(2)式を満たす条件とし、空引きすることを特徴とする金属二重管の製造方法である。ここで、do1は冷間引抜き前の外管11外径(mm)、zは冷間引抜き前における外管11と内管12とのクリアランス(mm)、d1は冷間引抜きにより得られた金属二重管1の外径(mm)、αはテーパーダイス2のアプローチ部2aの角度(°)である。
L=(do1−d1−2z)/2sinα ・・・(1)
1.35≦1/L≦10 ・・・(2) (もっと読む)


【課題】伸線後の金属線の表面に発生する引っ張り残留応力が低減されうる伸線ダイス1の提供。
【解決手段】リダクション部5とベアリング部6とを含むダイス孔2が形成されており、このリダクション部の表面が鏡面仕上げされており、ベアリング部の表面が上記鏡面仕上げより粗くされている。上記リダクション部5の表面粗さは、十点平均粗さRzでは、1.40μm未満であり、中心線平均粗さRaであれば、0.19μm未満である。上記ベアリング部6の表面粗さは、十点平均粗さRzであれば、1.40μm以上1.90μm以下であり、中心線平均粗さRaであれば、0.19μm以上0.28μm以下である。 (もっと読む)


【課題】得られる金属二重管の内管と外管の界面に面圧を発生させることができる金属二重管の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】加工用ダイスとしてテーパーダイス2を用いる冷間引抜きによって、外管11の内面に内管12の外面が接してなる金属二重管1を製造する方法であって、内管12として、予め外面を研磨して、該外面の算術平均粗さRa(Ra1)(JIS B 0601)を2.3〜5.0μmに調整したものを用い、空引き加工をすることを特徴とする金属二重管の製造方法である。本発明は、外管11として、予め内面を研磨して、該内面の算術平均粗さRa(Ra2)が5.0μm以下であって、かつ、下記(1)式で定義するf値を6以上に調整したものを用いることができる。
f=(Ra1+1)×(Ra2+1) ・・・(1) (もっと読む)


【課題】熱間製管された素管を引抜加工によって小径薄肉の継目無鋼管を製造する方法であって、内面筋疵を有さない小径薄肉管の製造方法を提供する。
【解決手段】加工用ダイスとしてテーパー状のアプローチ部1aと、引抜き外径を決定するベアリング部1bとを具備するテーパーダイス1と、テーパーダイスによって縮径されながら引抜加工される管3の内面に挿入されるプラグ2とを用いて小径薄肉管を引抜加工する継目無鋼管の製造方法であって、アプローチ部1aの両角αが15〜20°のテーパーダイス1を用いることを特徴とする小径薄肉管の製造方法である。本発明の小径薄肉管の製造方法では、使用するプラグは、管の仕上げ内径を規定する仕上げ部2bとこれに連設されるテーパー部2aとを具備するセミフローティングプラグ2を用いるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】管状ワークの外表面を高平滑面に加工することができる管状ワークの引抜加工方法を提供する。
【解決手段】管状ワーク40の引抜加工方法は、管状ワーク40の外表面40a側を加工する引抜ダイス20と、ワーク40の中空部内に配置されるとともにワーク40の内表面40b側を加工する引抜プラグ30とを用いた方法であり、ワーク40が引抜ダイス20から離れたのち引抜ダイス20に再接触する材料流動を示す。ワーク40が引抜ダイス20から離れるワーク離れ位置Kとワーク40が引抜ダイス20に再接触するワーク再接触位置Mとの間におけるワーク40の最小外径をd1、引抜加工後のワーク40の外径をd3とするとき、次式(1)を満足するようにワークを引抜加工する。
0.95<d1/d3<1.1 …(1) (もっと読む)


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