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国際特許分類[B22D11/111]の内容

国際特許分類[B22D11/111]に分類される特許

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【課題】 電磁攪拌や電磁ブレーキを使用すなくても、鋳造開始時の鋳型内湯面での皮張りを防止しつつ、モールドパウダーの鋳片への巻き込みを防止することのできる、連続鋳造機での鋳造開始方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る連続鋳造機での鋳造開始方法は、スラブ鋳片を連続鋳造するにあたり、鋳造開始時、少なくとも鋳造された鋳片の長さが2.0mに達するまでは、鋳型短辺近傍の鋳型内溶鋼湯面の溶鋼流速を20cm/秒以下に制御することを特徴とする。その際に、前記鋳型内溶鋼湯面の溶鋼流速を、鋳片の引抜き速度の調整によって前記範囲に制御することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】亜包晶鋼の連続鋳造鋳片の表面に発生する縦割れを防止する。
【解決手段】C濃度が0.08〜0.18質量%である亜包晶鋼の連続鋳造に使用するモールドフラックスである。CaO、SiO2、アルカリ金属酸化物、およびフッ素化合物を基本成分として、1.1≦(CaO)h/(SiO2)h≦1.9、0.10≦(CaF2)h/((CaO)h+(SiO2)h+(CaF2)h)≦0.40、および0≦(アルカリ金属の弗化物)h/((CaO)h+(SiO2)h+(アルカリ金属の弗化物)h)≦0.10を満足し、凝固点が1250℃以上、1300℃における粘度が1poise以下である。モールドフラックス中成分iの質量濃度(質量%)をWiとした場合、(CaO)h=(WCaO−(CaF2)h×0.718)、(SiO2)h=WSiO2、(アルカリ金属の弗化物)h=WLi2O×1.74+WNa2O×1.35+WK2O×1.23である。
【効果】形成するフィルムの更なる結晶化を促進して緩冷却効果を得ると共に、鋳型内の潤滑性の維持をも両立できるので、亜包晶鋼の鋳片表面に発生する縦割れを防止できる。 (もっと読む)


【課題】パウダー巻込み防止と潤滑性を両立させることで、介在物厳格材においてパウダー巻込みを防止しつつ高速鋳造を可能とする連続鋳造用パウダーを提供すること。
【解決手段】鋼の連続鋳造を行なうに当たって鋳型内の溶鋼表面に添加する酸化物系パウダーにおいて、CaO及びSiOを主成分とし、凝固温度が1200℃以下かつ活性化エネルギーE(kJ/mol/K)と1300℃の粘性η(Pa・s)が下記式(1)を満足することを特徴とする連続鋳造用パウダーである。
-0.5108-0.00000519×E<ln(η)<-2.303+0.00000862×E・・・(1)
ただし、E>85kJ/mol/K (もっと読む)


【課題】モールド内の溶鋼温度の変動を従来よりも低減して、鋳片の生産性の低下と鋳造中止を防止できる溶鋼の保温方法を提供する。
【解決手段】取鍋で2次精錬が行われた溶鋼を、タンディッシュを介してモールドに供給し、鋳片を製造する連続鋳造を行うに際し、2次精錬の終了後に、取鍋内の溶鋼の浴面からの放熱が10kW/m以上40kW/m以下の範囲内となるように、溶鋼の浴面に保温材を配置して、モールド内の溶鋼温度の変動を従来よりも低減する。 (もっと読む)


【課題】鋼の連続鋳造において高粘性の連鋳パウダーを用いた鋳造や高鋳造速度での鋳造を可能にする鋳造条件を動的モデル式により求め、これを用いた鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋼の連続鋳造において、10poise以上の粘性の連鋳パウダーを用いるとき、または、3m/min以上の鋳造速度を用いるとき、ばね係数Kを1(S-2)以上100(S-2)以下、質量を表わす係数Mを10(kg)以上106(kg) 以下、物性依存係数Aを105(m1-γkg-1)以上107(m1-γkg-1)以下、鋳型振動依存乗数γを1以上4以下として、レイノルズ方程式と凝固シェルの運動方程式を連立して解いて得られる鋳造条件で連続鋳造する。 (もっと読む)


【課題】 タンディッシュ内の保温材として保温性に優れる焼もみを使用する一方で、タンディッシュ内における溶鋼の清浄度を保持できるようなタンディッシュ内の保温方法を提供する。
【解決手段】 酸素濃度4〜30ppmを有する溶鋼をタンディッシュを介して鋳造する際に、図1に示すタンディッシュ4の溶鋼上の保温材を2層構造として溶鋼を保温する際に、溶鋼と接する第1層を難還元性のMgOを主体とする保温材(MgO≧90%)とし、第2層を保温性の高い焼もみとして溶鋼を保温することによって、第2層の焼もみが溶鋼と接触する面積を第1層の保温材で阻止することにより最小化してタンディッシュ内の溶鋼を保温する方法。 (もっと読む)


【課題】鋳型内溶鋼に電磁攪拌を施してスラブ表層の気泡性欠陥を防止する一方で、モールドフラックス巻き込みの防止を両立させる。
【解決手段】鋼の連続鋳造時に、鋳型内の溶鋼に水平方向の旋回流を形成するよう電磁攪拌を行う際、前記溶鋼の表面に、1300℃における粘度が3poise以下で、常温での嵩密度が0.7g/cm3以上であるモールドフラックスを添加する。望ましくはモールドフラックスの塩基度(T.CaO/SiO2)を1.0以上とする。
【効果】溶鋼に電磁攪拌を施した状態において、モールドフラックスの溶融速度を適正な状態に維持して鋳造の操業を安定させることができると共に、表面清浄性の良好な極低炭素鋼スラブを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、還元材として比較的反応性が低く、安全な金属または合金を使用し、その添加量がなるべく少なくて良く、酸化材としては少量で酸化効果が高く、作業性を悪化させず、従来よりも発熱量が大きい連続鋳造用発熱型モールドパウダーを提供することにある。
【解決手段】本発明の連続鋳造用発熱型モールドパウダーは、金属または合金を1〜20質量%、酸化マンガンを1〜40質量%、及びアルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩及びアルカリ金属硝酸塩からなる群から選択された発熱開始促進材の1種または2種以上を0.5〜13質量%含有してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、カーボンのピックアップを起こすことなく、安定した保温性を有する溶融金属容器用保温材を提供することにある。
【解決手段】本発明の溶融金属容器用保温材は、中空状原料、発泡状原料及び低融点原料に耐火性原料をコーティングした原料が不在である溶融金属容器用保温材の原料配合物に、窒化金属化合物の少なくとも1種類以上を0.5質量%以上添加してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、空気酸化と保温材の反応に起因する溶鋼汚染を確実に防止できる保温材と清浄性の優れた鋳片を得るための連続鋳造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】溶鋼表面保温材において、SiO2含有率を10質量%以下、CaO/Al23を質量比で0.5〜2.0とし、且つCe酸化物、La酸化物、Nd酸化物の1種または2種以上を含有したことを特徴とする溶鋼表面保温材。鋼の連続鋳造方法において上記の溶鋼表面保温材をタンディッシュ内の溶鋼表面上に添加することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


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