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国際特許分類[C01B7/04]の内容

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国際特許分類[C01B7/04]に分類される特許

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【課題】担持酸化ルテニウムを長期間にわたって安定的にかつ安価に製造することができる方法、および、当該担持酸化ルテニウムを用いた塩素の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともルテニウム化合物に接触する箇所がステンレス鋼からなり、当該ステンレス鋼の化学組成が、炭素:0を越え、0.08質量%以下、シリコン:0を越え、1.00質量%以下、マンガン:0を越え、2.00質量%以下、リン:0を越え、0.045質量%以下、硫黄:0を越え、0.030質量%以下、ニッケル:10.00質量%以上、14.00質量%以下、クロム:16.00質量%以上、18.00質量%以下、モリブデン:2.00質量%以上、3.00質量%以下(残りは鉄であり、鉄を含めた化学組成が100質量%となる)である製造装置を用いて、担体にルテニウム化合物を含む溶液を担持させて乾燥させた担持担体を焼成する焼成工程を行う。 (もっと読む)


【課題】塩化水素を酸素で酸化して塩素を製造するために用いられる固定床反応器の安全な停止方法を提供する。
【解決手段】触媒を含む触媒層が充填された反応管と、反応管の周囲を覆うように配置され、熱媒体を循環させて反応管内の温度を調整する反応器シェルとを備える固定床反応器における反応工程の停止方法であって、反応管内への原料ガスの供給を停止する原料ガス停止操作(S10)と、反応管内に不活性ガスを通気して、反応管内を不活性ガスで置換する置換操作(S20)と、反応管内を冷却する冷却操作(S30)と、を順に行ない、原料ガス停止操作(S10)および置換操作(S20)は、反応器シェルに温度270℃以上の熱媒体を循環させて行なう。 (もっと読む)


【課題】担持酸化ルテニウムを長期間にわたって安定的にかつ安価に製造する方法、および、塩素の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともルテニウム化合物に接触する箇所がニッケル合金からなり、ニッケル合金の化学組成が、C:0を越え、0.015質量%以下、Si:0を越え、0.08質量%以下、Mn:0を越え、0.5質量%以下、P:0を越え、0.025質量%以下、S:0を越え、0.020質量%以下、Cr:20.0質量%以上、22.5質量%以下、Mo:12.5質量%以上、14.5質量%以下、W:2.5質量%以上、3.5質量%以下、Co:0を越え、2.5質量%以下、Fe:2.0質量%以上、6.0質量%以下、V:0を越え、0.35質量%以下(残りはNiであり、Niを含めた化学組成が100質量%となる)である一つの製造装置を用いて、担体にルテニウム化合物を担持させる担持工程、乾燥工程、および焼成工程を行う。 (もっと読む)


【課題】反応器の損傷を防止し、かつ、触媒活性の低下が起こらずに反応を開始することができる塩素の製造方法を提供する。
【解決手段】塩化水素、酸素、水分を含有するガスを原料として触媒の存在下に固定床反応器で原料ガス中の塩化水素を酸素で酸化する塩素の製造方法であって、加熱ガスの通気により反応器を暖機する工程(第1工程)、不活性ガスの通気により反応器内を不活性ガス雰囲気にする工程(第2工程)、反応器の温度を200〜400℃の範囲内の温度にする工程(第3工程)、酸素、水蒸気、塩化水素の順でガス供給を開始する工程(第4工程)を順番に行うことにより反応を開始することを特徴とする塩素の製造方法。 (もっと読む)


【課題】固定床触媒反応によって塩化水素を酸素で酸化する塩素の製造方法であって、触媒層の過度のホットスポットを抑制し、暴走反応を防止することができ、触媒活性が安定維持され、塩素を安定して高収率で得ることができる塩素の製造方法を提供する。
【解決手段】塩化水素、酸素および水を含有し、塩化水素に対する水のモル比が0.01〜0.2である原料ガスを多管式固定床反応器に供給することにより、塩化水素を酸素で酸化して塩素を製造する方法である。多管式固定床反応器は、触媒層が充填された複数の反応管と、該複数の反応管の周囲を覆い、その内部が原料ガスの通過方向に沿って複数の領域に分割された、熱媒体を循環させるための反応器シェルとを備え、かつ、分割された領域ごとに熱媒体の温度を独立して制御可能なものであり、分割された領域ごとに温度制御された熱媒体を循環させることにより反応熱の除去を行なう。 (もっと読む)


【課題】熱安定性や触媒寿命に優れた担持酸化ルテニウムの製造方法を提供することにある。また、この方法により得られた担持酸化ルテニウムを用いて、長時間にわたり安定して塩素を製造する方法を提供することにある。
【解決手段】担持酸化ルテニウム触媒の製造方法であって、チタニア担体をケイ酸のアルカリ金属塩を含む水溶液と接触処理した後、酸化性ガス雰囲気下で第1の焼成を行い、次いでルテニウム化合物を含む水溶液と接触処理した後、酸化性ガス雰囲気下で第2の焼成を行うことを特徴とする。かかる製造方法により製造された担持酸化ルテニウムを触媒として用い、この触媒の存在下に塩化水素を酸素で酸化することにより、塩素を製造する。 (もっと読む)


【課題】熱安定性や触媒寿命に優れた担持酸化ルテニウムの製造方法を提供することにある。また、この方法により得られた担持酸化ルテニウムを用いて、長時間にわたり安定して塩素を製造する方法を提供することにある。
【解決手段】担持酸化ルテニウム触媒の製造方法であって、チタニアにシリカが担持されてなるチタニア担体にルテニウム化合物及びアルカリ金属化合物を担持させた後、酸化性ガス雰囲気下で焼成することを特徴とする。かかる製造方法により製造された担持酸化ルテニウムを触媒として用い、この触媒の存在下に塩化水素を酸素で酸化することにより、塩素を製造する。 (もっと読む)


【課題】熱安定性や触媒寿命に優れた担持酸化ルテニウムの製造方法を提供することにある。また、この方法により得られた担持酸化ルテニウムを用いて、長時間にわたり安定して塩素を製造する方法を提供することにある。
【解決手段】担持酸化ルテニウム触媒の製造方法であって、担体をルテニウム化合物及びアルカリ金属化合物を含む水溶液と接触処理した後、酸化性ガス雰囲気下で焼成することを特徴とする。こうして製造された担持酸化ルテニウムを触媒として用い、この触媒の存在下に塩化水素を酸素で酸化することにより、塩素を製造する。 (もっと読む)


【課題】熱安定性や触媒寿命に優れた担持酸化ルテニウムを製造すること。また、得られる担持酸化ルテニウムを触媒に用いて、塩化水素を酸素で酸化することにより、長期間にわたり安定して塩素を製造すること。
【解決手段】担持酸化ルテニウムの製造方法であって、チタニアにシリカが担持されてなるチタニア担体にルテニウム化合物を担持させた後、酸化性ガスの雰囲気下で焼成することを特徴とする担持酸化ルテニウムの製造方法。前記チタニア担体は、チタニアにケイ素化合物を担持させた後、酸化性ガスの雰囲気下で焼成して調製することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、固定層反応器を用いて、塩化水素を酸素により酸化して塩素を製造するにあたり、一酸化炭素を含む原料ガスを用いても、塩素の生産性を低下させること無く、効率よく、経済的にかつ安定して、高い生産性を長期にわたって維持が可能な塩素の製造方法を供することである。
【解決手段】本発明の塩素の製造方法は、触媒充填層からなる反応域を有する固定層反応器を用いて、塩化水素、酸素および一酸化炭素を含む原料ガス中の塩化水素を、塩素製造用触媒下で、酸素により酸化して塩素を製造する方法であり、前記原料ガス中に含まれる一酸化炭素は、前記原料ガス100vol%に対して、0.1vol%以上、8vol%以下であり、前記塩素製造用触媒は、銅元素、アルカリ金属元素および298Kにおける酸素との結合解離エネルギーが100〜185kcal/molを満たすランタノイド金属元素を含む活性成分が、多孔質担体に担持された触媒であることを特徴とする。 (もっと読む)


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