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国際特許分類[C08L3/10]の内容

国際特許分類[C08L3/10]に分類される特許

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【課題】本発明の目的は特にフィルムの透明性と水蒸気透過性が改善され、さらに引裂強度が高く、天然物由来の成分を導入して、かつ生分解性でありながら自然環境化での安定性が高く、経済性にも優れた生分解性を有する多層フィルムを提供することである。
【解決手段】一部のグルコース単位におけるC−2とC−3の間が切断され、C−2およびC−3にカルボキシル基が形成されている構造を有する酸化澱粉の糊化物と生分解性樹脂を中間層に含み、外層と内層がそれぞれ生分解性樹脂を含む層からなり、前記中間層の酸化澱粉と生分解性樹脂を含む組成物(A)は、その水分率が5000質量ppm以下であり、かつ酸化澱粉の糊化物と生分解性樹脂との合計量に基づき、酸化澱粉の糊化物を25〜60質量%および生分解性樹脂を75〜40質量%の割合で含み、前記外層と内層のそれぞれは生分解性樹脂の合計量に基づき、ポリ乳酸系樹脂(B)を5〜50質量%、ポリ乳酸系樹脂を除く生分解性樹脂(C)を50〜95重量%の割合で含む多層フィルム。 (もっと読む)


【課題】生分解性、生体親和性に優れ、化学構造が明確な構成単糖よりなる多糖類材料から形成されたポリイオンコンプレックスに、各種作用物質を担持させた複合成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】アニオン性ポリマーとカチオン性ポリマーとを含有する複合成形体の製造方法であって、アニオン性ポリマーがセルロース、デンプン、キチンのいずれかの多糖類の酸化により得られたアニオン性ポリマーであり、アニオン性ポリマーの水溶液に、カチオン性ポリマーの水溶液を加えることにより形成する。 (もっと読む)


【課題】成形性が改良された、生分解性を有するコンポストバッグ、農業用フィルムおよび包装材料などに好適な多層フィルムを提供すること。
【解決手段】澱粉中の一部のグルコース単位におけるC-2とC-3の間が切断され、C-2およびC-3にカルボキシル基が形成されている構造を有する酸化澱粉と生分解性樹脂を含む組成物を中間層に含み、外層と内層がそれぞれ生分解性樹脂を含む層からなる多層フィルム。 (もっと読む)


本発明は、デンプンと非相溶性の少なくとも1つの靭性疎水性ポリマーのマトリクスから構成される連続相と、0.25m未満の平均寸法を有するナノ粒子分散デンプン相とを含んでなる生分解性多相組成物に関する。この組成物は、破断荷重、ヤング率及び破断エネルギーにより特徴付けられる。 (もっと読む)


【課題】成形性が改良された生分解性樹脂組成物および機械的特性が改良された生
分解性を有するコンポストバッグ、農業用フィルムおよび包装材料などに好適な生
分解性フィルムを提供すること。
【解決手段】酸化澱粉の糊化物と生分解性樹脂を含み、かつ前記酸化澱粉が澱粉中の一部のグルコース単位におけるC-2とC-3の間が切断され、C-2およびC-3にカルボキシル基が形成されている構造を有することを特徴とする生分解性樹脂組成物および同生分解性樹脂組成物を成形してなる生分解性フィルム。 (もっと読む)


【課題】
生分解性、生体親和性に優れ、化学構造が明確な構成単糖よりなる多糖類材料から形成されたポリイオンコンプレックスに、各種作用物質を担持させた複合成形体及び複合成形体による各種作用物質の固定化方法を提供すること。
また、均一な構造を有する直鎖状の多糖類由来のアニオン性ポリマーを用いることにより、水や塩などの低分子物の出入りが自由な半透膜的なカプセル及びこれを利用した固定化方法を提供すること。
【解決手段】
セルロース、デンプン、キチン等の多糖類の酸化により得たアニオン性ポリマーと、キトサン、ポリアリルアミン、ポリエチレンイミンおよびこれらの誘導体、各種ポリマーのカチオン化誘導体、カチオン化澱粉などの各種多糖類のカチオン化誘導体からなるカチオン性ポリマーとのポリイオンコンプレックスを複合成形体とすることにより、作用物質を固定化することが可能となった。 (もっと読む)


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