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国際特許分類[C10G9/02]の内容

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改質原料油を用いてディレードコーキングするプロセスであって、ディーゼル油の体積を最大にし、原料油によって生成するコークスの体積を最小にするプロセスが記載されている。この原料油は、本発明の第一の態様では、先行技術で減圧残油として知られている減圧蒸留塔(6)の残油(8)、および前述の減圧蒸留で得られた重質減圧軽油(7)の留分(7’)を含む。本発明の第二の態様では、先行技術で常圧残油として知られている常圧蒸留塔(2)に由来する底部残油(5)がディレードコーキングユニット(9)の原料油として用いられる。
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【課題】廃油類を発生現場で処理するとともに、潤滑廃油、有機溶剤、シンナー等を安全に再生処理でき、かつ残存するスラッジの取出しが容易にできる機構を有する装置を提供すること。
【解決手段】予め簡単な油水分離とフィルター濾しをした廃油を加圧ポンプを使用し、単数、複数の廃油噴射ノズルより熱分解室又は急速蒸発室に噴射し、加熱された還元雰囲気の中で熱分解し、急冷吸引することにより、良質な炭化水素(油){還元油}を得る。接点加熱式からミスト加熱方式を原理として用いることにより、廃油に介在している主々のスラッジ、水、炭化物等の熱分解により生ずるスラッジ等の積層の防止を図り、運転が長期間持続出来る構造とした物である。また、有機溶剤、シンナー類等揮発性の高い物は低温再生処理可能にすると共に上部再生蒸発室より液化凝縮室まで不活性ガス雰囲気を作り、かつ不活性ガスを冷却することにより冷却能力の高める。 (もっと読む)


炭化水素原料から出発する1,2-ジクロロエタンの製造方法であって:a)該炭化水素原料を第一クラッキング工程、すなわちクラッキングオーブンで行われる熱分解工程に付し、それによってクラッキング生成混合物を製造し;b)前記クラッキング生成混合物を、エチレン及び他の成分を含有する生成混合物を得ることのできる、乾燥工程で終了する一連の処理工程に付し;c)工程b)から生じた前記エチレン含有生成混合物を、少なくとも1種のエチレン含有フラクション及び重質フラクションに分離し;d)該エチレン含有フラクションを塩素化反応器及び/又はオキシ塩素化反応器に運び、その反応器中で該エチレンの大部分を1,2-ジクロロエタンに転化し;e)得られた1,2-ジクロロエタンを塩素化及びオキシ塩素化反応器から生じる生成物の流れから分離する工程を含み;アセチレンを水素化するための工程が、工程b)を構成する一連の処理工程を終了させる乾燥工程の上流及び/又は工程c)中の分離後に少なくとも1種のエチレン含有フラクションで行われることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】 コーキングによる閉塞を生じさせることなく未利用重質油を安定して改質する。
【解決手段】 反応容器11の容器壁を貫通して反応用筒体23に連通接続された重質油供給管17により未利用重質油を反応用筒体に供給し、未利用重質油を供給する際に、重質油供給管を被覆しかつ反応容器内に延びる第1高圧水供給管31に高圧水を供給することにより重質油供給管を冷却するとともに反応用筒体の外面をその高圧水により冷却し、外面が冷却される反応用筒体内で未利用重質油を超臨界水又は亜臨界水と反応させて改質油に転換し、反応容器の容器壁を貫通して反応用筒体に連通接続された改質油排出管18により反応用筒体23内で転換した改質油を反応用筒体23及び反応容器11から排出し、改質油を排出する際に、改質油排出管18を被覆しかつ反応容器11内に延びる第2高圧水供給管32に高圧水を供給することにより改質油排出管18を冷却する。 (もっと読む)


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