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国際特許分類[C10G9/14]の内容

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国際特許分類[C10G9/14]に分類される特許

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【課題】廃油から燃料油等の有価物を容易かつ低エネルギーコストで得ることができる廃油の精製方法を提供すること
【解決手段】廃油の精製方法であって、廃油を、減圧下で間接加熱により熱分解させる熱分解工程、熱分解により生成する留出ガスを凝縮する凝縮工程、及び、凝縮工程で生成する凝縮液を油水分離する油水分離工程、を含み、油水分離で生成する油成分を燃料油として回収するとともに、前記熱分解工程で生成する残留物を炭素化物として回収し、さらに、熱分解を、被処理油を熱せられた炭素化物と攪拌接触させながら行う。 (もっと読む)


減圧残渣油(VR)、または減圧残渣油(VR)と常圧残渣油(AR)との混合物(VR/AR)からコーカーガスオイル(CGO)を生産し、コーカーガスオイル(CGO)を減圧ガスオイル(VGO)と混合して、水素化処理工程および水素化分解反応工程を行って未転換油(UCO)を得て、得られた未転換油をリサイクルすることにより、高級潤滑基油の供給原料を製造する方法が開示される。本発明の高級潤滑基油供給原料の製造方法は、処理し難い安価なコーカーガスオイル(CGO)を用いてより経済的で効率的な高級潤滑基油の供給原料を製造することができるという利点がある。
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分留の前に、コーキング容器において、添加剤を従来のコーキングプロセスの蒸気に注入することによって、望ましくない軽油成分をコーキング容器において選択的にクラッキングまたはコーキングする。添加剤は、コーキングする傾向が一般的に高いこれらの望ましくない成分を優先的にクラッキングまたはコーキングするように反応速度を変更するために、触媒、シーディング作用物質、過剰反応物質、クエンチ作用物質、キャリア、またはそれらの任意の組み合わせを含む。これらの望ましくない軽油成分は、多くの場合、コーキングプロセスにおけるコークス、及び、下流側の触媒クラッキングプロセスにおける触媒上のコークスとしての前駆物質である。これらの成分は、多くの場合、下流側の触媒装置において触媒の非活性化をもたらす元素をも含む。本発明の例示的実施形態はまた、(1)コークス結晶構造、および(2)得られるコークスにおける揮発性可燃物質(VCM)の量および品質、を制御する方法を提供する。すなわち、触媒、シーディング作用物質、および/または過剰反応物質の量および品質を変化させることによって、特にコークスの結晶構造(または形態)、およびコークスにおけるVCMの量および品質に関して、当該プロセスは、生成されるコークスの品質および量を達成し得る。例えば、精製原料配合における重質サワー原油が高レベルであるにもかかわらず、ディレードコーカーにおいて陽極用スポンジコークスの生成が維持され得る。それに加えて、VCMの量および品質は、一定のコークス市場のための要求および規格に対処するように制御され得る。このプロセスからの石油コークスは、実質的な有用性を有する独特の特性を有し得る。
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【課題】炭化水素原料からの軽質オレフィン炭化水素化合物の生産量を増加させる方法を提供する。
【解決手段】本明細書に開示されているのは、炭化水素原料からの軽質オレフィン炭化水素の生産量を増加させる方法である。炭化水素混合物から芳香族炭化水素混合物と液化石油ガス(LPG)を生産するプロセスと、前記プロセスにおける原料として使用可能な炭化水素原料を生産するプロセス、即ち流動接触分解プロセス(FCC)、接触改質プロセス及び/又は熱分解プロセスが統合されており、それにより、C2〜C4軽質オレフィン炭化水素の生産量を増加させることが可能である。 (もっと読む)


実質的に自由流動性のコーク、好ましくはショットコークを製造するディレードコーキング方法。減圧残留物などのコーカー原料油を、加熱ゾーンにおいてコーキング温度に加熱し、続いてコーキングゾーンに送り込み、そのコーキングゾーンにおいて、揮発性物質をオーバーヘッドに集めると共にコークを形成させる。原料油を加熱ゾーンにおいて加熱する前またはコーキングゾーンに送り込む前に、或いはその両方において、原料油に、過塩基化アルカリ土類金属清浄剤の添加剤を添加する。 (もっと読む)


含酸素化合物を含むフィッシャートロプシュ由来原料をオリゴマー化するための方法であって、(a)フィッシャートロプシュ由来原料中に存在する含酸素化合物を、前記原料を水素化処理ゾーン(8)内において水素化処理条件下で水素化処理触媒と接触させることにより顕著に減少させ、フィッシャートロプシュ由来原料と比較して顕著に減少した量の含酸素化合物及び顕著な量のパラフィンを含むフィッシャートロプシュ由来水素化処理原料(10)を水素化処理ゾーンから回収するステップと、(b)フィッシャートロプシュ由来水素化処理原料を、熱分解ゾーン(12)内において、パラフィン分子を分解してオレフィンを形成するように予め選択した熱分解条件下で熱分解し、オレフィン富化フィッシャートロプシュ原料(14)を熱分解ゾーン(14)から回収するステップと、(c)オレフィン富化フィッシャートロプシュ由来原料を、オリゴマー化ゾーン(16)内においてオリゴマー化反応条件下でルイス酸イオン性液体触媒と接触させるステップと、(d)フィッシャートロプシュ由来原料と比較してより高い平均分子量及び増加した分岐を特徴とする分子を有するフィッシャートロプシュ由来生成物(18)をオリゴマー化ゾーンから回収するステップとを含む、上記方法。

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