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国際特許分類[C21B11/08]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 鉄冶金 (18,991) | 鉄または鋼の製造 (1,859) | 溶鉱炉によらない銑鉄の製造 (233) | 炉床式炉によるもの (68)

国際特許分類[C21B11/08]に分類される特許

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【課題】移動炉床式加熱還元炉で酸化鉄含有物質と炭素質還元剤を含む原料混合物を加熱して粒状金属鉄を製造する際に、粒状金属鉄に混入する硫黄量を可及的に抑えて硫黄含有量が低減された粒状金属鉄を歩留まり良く製造でき、しかも生産性を向上できる粒状金属鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】(1)原料混合物に含まれるCaO供給物質、MgO供給物質およびSiO2供給物質の量を調整することによって、スラグ中のCaO、MgOおよびSiO2の含有量から求められる該スラグの塩基度[(CaO+MgO)/SiO2]を1.2〜1.5の範囲とし、且つ前記スラグ中のMgO量を5%(質量%の意味。以下同じ。)以下(0%を含まない)とし、(2)前記原料混合物にCaF2供給物質を配合することによって前記スラグ中のCaF2量を2%以上とする。 (もっと読む)


【課題】熱伝達の効率化を可能とする、鉄含有材料から溶融金属を製造するための直接熔錬法及び装置を提供する。
【解決手段】溶融浴22及び23中に固体材料及びキャリヤーガスである供給材料を少なくとも40m/秒の速度で、中心軸が水平軸に対し下方へ20〜90°の角度を持つように配置された固体注入ランス27を通して注入する。供給材料の注入は、前記溶融浴22及び23中に少なくとも0.04Nm3/秒/m2の表面25ガス流を、少なくとも一つには前記浴22及び23中に注入された材料の反応により発生させる。ガス流は、溶融材料をはね返り、液滴、及び流れとして上方へ放出させ、膨張した溶融浴領域28を形成し、前記ガス流及び上方へ放出された溶融材料が前記溶融浴28内の材料の実質的運動及び前記溶融浴28の強力な混合を起こす。 (もっと読む)


【課題】容器内に収容された溶融材料中へ固形粒子状材料を投入するための細長い冶金用ランス。
【解決手段】本発明に係る冶金用ランスは、(i)環状冷却ジャケットが、銅または銅合金でできた前端連結部によって相互連結された内管および外管を含み、(ii)ジャケットの前方端部分の外壁が、高い伝熱特性を有し、かつジャケットを冷却液流によって冷却するとき、1100℃より高い外部温度に耐えることができる、銅または銅合金からなる第1の材料から形成され、(iii)ジャケットの本体部分の外壁が、ジャケットを冷却液流によって冷却するとき、1100℃より高い外部温度に曝されても、その構造的な特性を維持し、それによって外壁が、このような温度においてランスの支持に寄与する構造部材としての役割を果たす、鋼鉄からなる第2の材料から形成され、(iv)前方端部分の外壁および本体部分の外壁が一体に溶接されている。 (もっと読む)


【課題】製錬装置において、各種機能を有する複数の設備を、容器周囲の異なる領域に分離配置し、各種機能間の干渉の可能性を極小化するとともに、製錬作業の安全性を最大限にする有効な設備配列を提供する。
【解決手段】固定製錬容器11の周囲に配置されるとともにこの固定製錬容器に対して外方へ広がる少なくとも3つの個別領域のうちの第1の領域内で、酸化用ガス配送ダクト手段31および排ガスダクト手段32が伸長し、金属排出手段および金属排出用樋手段34が3つの領域のうちの第2の領域に配置され、スラグ抜き取り手段およびスラグ抜き取り樋手段46が3つの領域のうちの第3の領域に配置される。 (もっと読む)


【課題】別工程を経ることなく回転炉床炉から排出される溶融スラグと溶融金属鉄とを分離させ、溶融金属鉄のみを回収することができる溶融金属鉄の製造装置を提供する。
【解決手段】炉中心部に向けて先下がりに傾斜する傾斜面2aからなる回転炉床2と、炉中心部に設けられた排出口2bとを有し、少なくとも炭素質還元剤と酸化鉄含有物質からなる原料混合物を回転炉床2上に装入し、装入した原料混合物を還元することにより金属鉄およびスラグ成分を溶融する回転炉床炉1と、排出口2bの下方に設けられ、傾斜面2aを伝って流下する金属鉄およびスラグ成分を貯溜する溶融物容器5と、この溶融物容器5に付設された誘導加熱装置6とから構成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】予備加熱空気方式によるハイスメルト法の提供。
【解決手段】冶金容器に溶融金属と溶融スラグを形成する段階、鉄含有供給材料および固体炭材を内方向かつ下方向に角度付けされたランス/羽口を通して噴射して、鉄含有供給材料を金属に製錬し、溶融鉄の炭素濃度を3%以下にし、鉄含有供給材料と炭材との反応によりガス流を発生させ、溶融浴を上昇させる段階と、予備加熱空気を、反応ガスを後燃焼させて溶融浴への熱伝達を促進するように噴射する段階とを含み、予備加熱空気を水平からの角度20〜90°、800〜1400℃、200〜600m/sでランスから噴射して、ランス下端領域の上昇溶融材料をランスから離れさせランス下端周囲に「自由な」空間を形成させ、ランスが冶金容器中に少なくともランスの下端外径の距離だけ延在し、ランス下端が溶融浴静止面上方で、ランス下端の外径の3倍以上の位置にあるように配置される。 (もっと読む)


【課題】固着抑制材均し装置、塊成化物均し装置及び排出装置と前記炉床上の物理的状態を最適化することによって、塊成化物の一層積みをなし得て均一な加熱処理を行い、高品質な粒状金属鉄を歩留まり良く製造可能な粒状金属鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】移動床式炉床還元溶融炉の炉床上に均して供給された固着抑制材上に、酸化鉄含有物質と炭素質還元材とを含む塊成化物を平面状に均して供給し、次いで前記塊成化物を還元溶融して、得られた粒状金属鉄をスクリュー式排出装置を用いて排出する粒状金属鉄の製造方法において、炉床上に供給された前記固着抑制材をスクリュー式固着抑制材均し装置を用いて均等に均し、前記固着抑制材の平面度を前記塊成化物の平均粒径の40%以下とすると共に、これら固着抑制材上に供給された前記塊成化物を、スクリュー式塊成化物均し装置を用いて一層に均等敷きする。 (もっと読む)


【課題】金属酸化物を加熱還元炉に装入して加熱還元し、還元金属を製造するにあたり、炉の損傷を増大することなく、NOxの排出量を低減しつつ還元金属を製造する方法、およびNOx排出量が少ない加熱還元炉を提供する。
【解決手段】前記加熱還元炉には、燃焼バーナーが設けられており、前記燃焼バーナーの火炎と炉天井の間、および前記燃焼バーナーの火炎と炉床の間に、隙間を設けつつ、前記燃焼バーナーを、下記式(1)および下記式(2)を満足するように燃焼させて還元金属を製造する。下記式(1)、式(2)において、αは燃焼バーナーに供給する全空気量に対する一次空気以外の補助空気量の比、βは燃焼バーナーの火炎長さ(m)、γは炉床幅(m)、を夫々示す。0.8≦α・・・(1)γ/2≦β<γ・・・(2) (もっと読む)


【課題】粒状還元鉄原料の割れを低減させつつ、しかも炉床幅に関わりなく炉床上に還元鉄原料を均一に供給する。
【解決手段】還元鉄原料を受け入れ排出口10aから排出するホッパー10と、排出口10aと移動炉床式還元溶融炉の原料投入部とを連絡するとともに、排出口10aから排出される還元鉄原料を受けるトラフ14と、トラフ14の出口側に設けられた出口部と、炉床移動方向に沿ってトラフを振動させる加振装置とから構成される原料供給装置4を、移動炉床式還元溶融炉の炉幅方向に複数配設してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】原料を加熱して、還元鉄または粒状金属鉄を製造する回転炉床炉の排ガスダクト装置において、排ガス量の増加や排ガス温度の上昇に伴う問題を回避しつつダストを捕集して、熱効率の良い長期の安定稼動が可能な回転炉床炉の排ガスダクト装置及びその運転方法を提供する。
【解決手段】炭素質還元材と酸化鉄含有物質を含む原料を加熱して還元鉄または粒状金属鉄を製造する回転炉床炉の排ガスダクト装置11において、前記回転炉床炉の排ガスダクト8に、前記回転炉床炉から排出される排ガスを冷却して、この排ガス中の金属塩を固化させる冷却手段12と、冷却直後に前記排ガスを衝突させて、固化された前記金属塩を落下させる衝突手段13と、次いで、衝突後の排ガスを前記金属塩の落下方向以外の方向に導く方向転換ダクト14が、これらの順に2段配置されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


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