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国際特許分類[D21C1/04]の内容

国際特許分類[D21C1/04]に分類される特許

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【課題】クラフト法との比較で、硫化ソーダ及び高温・高圧条件を用いずに高収率でパルプを製造し、リグニンを回収する。
【解決手段】木質チップを希苛性ソーダ水溶液を用いて常温で親水化処理し、希硝酸中でリグニンを選択的に部分酸化して変性し、希苛性ソーダ水溶液を用いて大気圧下で蒸解してパルプを製造する。分離される黒液からリグニンを凝集・分取する。 (もっと読む)


本発明は、特に気相でシュウ酸誘導体、特にジアルキルエステル誘導体に材料を曝露する処理工程又は前処理工程を使用した繊維状リグノセルロース材料又は供給源からパルプを製造する新規の方法である。処理したら、材料を、いくつかのパルプ化法のうちの1つを使用して精製し、最終パルプ製品を製造することができる。この製品の製造により、パルプから作製した紙の強度が増し、パルプ作製におけるエネルギーが節約される。さらに、処理又は前処理により、さらなる製品開発のための可溶性炭水化物供給源及び他の成分(例えば、酢酸、他の木材成分)が製造される。或る特定の場合には、パルプ製品は製造されず、リグノセルロース中に存在する全炭水化物は、可溶性糖に変換される。 (もっと読む)


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