説明

国際特許分類[D21J3/10]の内容

国際特許分類[D21J3/10]に分類される特許

1 - 10 / 22


【課題】成形後の乾燥時間を短縮することができ、乾燥時の変形を防止することができ、さらにはパルプモールド品の形状対応性を極めて高くすることができるパルプモールド品の成形方法を提供する。
【解決手段】パルプモールド成形の後、パルプモールド品4に接するように、常温より少なくとも30℃以上加熱された砂等の耐熱粒子6を充てんする。そして紙抄き型1の背面からの吸引と、加熱された砂等の耐熱粒子2側からの常温あるいは加熱された加圧空気の吹き込みとの一方または双方を行うことにより、パルプモールド品4に流気させて乾燥させる。 (もっと読む)


【課題】 紙粉発生を抑制しつつ、パルプモールド構造体に所望の機能材の機能を付加できるパルプモールド構造体を提供する。
【解決手段】 包装材1(パルプモールド構造体)は、パルプモールドよりなり上方が開放された容器形状を有し、内部に内容物83が収納される本体11と、本体11の内面に設置される、緩衝性を有する樹脂発泡シートよりなる機能材12a、12b及び12cと、機能材12a、12b及び12cを含み本体11の内面全体を覆うように貼り付けられた合成樹脂フィルム13とを備える。このように構成すると、機能材12a、12b及び12cは合成樹脂フィルム13を介して本体11に保持されるので、紙粉発生を抑制しつつ、包装材1の所望の位置に機能材12a、12b及び12cの緩衝機能を付加でき、包装材1の緩衝機能が向上する。 (もっと読む)


【課題】 本発明はメロン等のように比較的重く粗度大な果実6を1個づつ凹部に収容し、隣接部凹部に収容したメロン等の果実相互6,6に干渉するおそれがなく、かつ果実6の表面を柔らかく支持し得て果実表面の擦過傷を防止し、輸送による品質低下を阻止することを目的とする。
【解決手段】 複数の果実収容凹部2を連設してなるパルプモウルドトレー1において、上記凹部2の内面1bの粗度を大に、外面1aの粗度を小に抄製乾燥させてなる青果物等の包装用トレー。 (もっと読む)


【課題】プレス時におけるクラックや破れの発生を抑制するパルプ繊維製半球状容器の製造方法を提供する。
【解決手段】プレス工程S8において、乾燥されたパルプ繊維成形体Aを、合わせ面96から突設されて第1パルプ繊維製半球状容器10の内側形状に対応する形状であってパルプ繊維成形体Aの高さよりも小さい突き出し高さを有する凸面98を備えた凸型86と、合わせ面100に彫り込まれて第1パルプ繊維製半球状容器10の外側形状に対応する形状であってパルプ繊維成形体Aの高さよりも小さい深さを有する凹面102を備えた凹型88との間で、プレスされることにより、半球状のパルプ繊維成形体Aの開口付近の円筒状部がプレス方向に圧縮されてその円筒状部にプレス方向の引張力が作用することが解消されるので、第1パルプ繊維製半球状容器10の円筒状部10aにおけるクラックの発生が好適に防止される。 (もっと読む)


【課題】抄造用ネットの目詰まりが起こりづらい抄造型を提供すること。
【解決手段】抄造型1は、凹状の抄造部30a及び抄造部該の周縁部から外方に延出する突き合わせ面30bを有する金型本体30を備える。抄造部30aの表面に通水溝5が設けられている。通水溝5のうち、抄造部30aの周縁部30a’の最も近くに位置にし、かつ周縁部30a’の延びる方向と同方向に延びる最外縁溝5a’が、周縁部30a’に近い側に位置する第1の側壁51と、周縁部30a’から遠い側に位置する第2の側壁52とを有している。最外縁溝5a’における第1の側壁51を、最外縁溝5a’の開口端54から底部53に向けて傾斜させて、突き合わせ面30bから第1の側壁51までの距離Dが、最外縁溝5aの開口端54から底部53に向かうに連れ漸次増加するようにした。 (もっと読む)


【課題】 再生可能材料を用いながら、表面の装飾を容易に行うことができ、耐熱性、耐久性に優れた自動車用内装材を提供すること。
【解決手段】 パルプモウルドによって成型体を形成し、端面を含めてその成型体表面全体をプラスチックの膜で被覆したことを特徴とする自動車用内装材である。上記パルプモウルド成型体は熱プレスによって成型体の密度を0.4[g/cm]〜0.8[g/cm]となるように形成する。またプラスチックの重量割合が全体に対して2wt%〜40wt%となるように構成する。 (もっと読む)


【課題】補強繊維の化学構造及び補強繊維基材の形態を特定することにより、機械特性、特に疲労寿命の向上を図った繊維強化樹脂成形体を提供する。
【解決手段】短繊維が抄造により所定形状に附形された補強繊維基材とする。そして、補強繊維がポリパラフェニレンテレフタルアミドの短繊維を必須成分として含む。好ましくは、第2成分として、メタ系アラミドの短繊維を必須成分として含む。ポリパラフェニレンテレフタルアミドの短繊維配合量は、45〜95質量%であることが好ましい。繊維強化樹脂成形体は、上記樹脂成形体用補強繊維基材を熱硬化性樹脂と複合したものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は音響機器に使用されるスピーカ用振動板、スピーカ、電子機器および装置に関するものであり、矩形形状、長方形形状、トラック形状、楕円形状のいずれかの外形を有するスピーカ用振動板の共振の低減、音質の向上や明瞭度の向上が課題であった。
【解決手段】本発明は、材料の叩解度をミクロフィブリル状態まで小さくするとともに、叩解された繊維と、この叩解された繊維の表面から羽毛状に成長した微細繊維のうち、叩解された繊維よりも、叩解された繊維の表面から羽毛状に成長した微細繊維の絡みを強化した材料を含んで抄紙して、矩形形状、長方形形状、トラック形状、楕円形状のいずれかの外形を有するスピーカ用振動板を構成することにより、振動板の剛性や強靭性、ヤング率を向上させ、低音域での締りのある重低音、高音域特有の振動板剛性不足に起因する共振を低減したクリアな音質を実現できる構成としたものである。 (もっと読む)


【課題】板状凸部どうしの間隔が詰まった抄造成形体の製造に好適な抄造型を提供すること。
【解決手段】本発明の抄造型10は、型本体10Aと型本体10Aの抄造部に配された抄造ネット108を備える。抄造部の基面部102上に横臥している柱状凸部106を有し、柱状凸部106の長さ方向の所定箇所に板状凸部105が所定間隔をおいて2以上形成され、板状凸部105どうしの隣り合う内面部105Aが、円錐面又は双曲面の一部で設けられている。 (もっと読む)


【課題】薄肉、軽量で断熱性に優れたパルプモールド成形体を提供すること。
【解決手段】本発明のパルプモールド成形体は、単一の原料組成物から抄造され且つ厚み方向に密度分布を有する単層構造のパルプ繊維層を備え、前記パルプ繊維層の少なくとも内面又は外面が被覆層で被覆されている。前記パルプ繊維層に厚み方向に密度小から密度大に又は密度大から密度小に変化する密度分布を有することが好ましい。前記パルプ繊維層の外面が、該パルプ繊維層とは別のパルプ繊維層で被覆されていることが好ましい。 (もっと読む)


1 - 10 / 22