【目的】 ロック又はアンロックの手動操作を不要にして、ドアのロック又はアンロックを自動で可能にし、その利便性の向上を図る。
【構成】 送信機１ではＩＤ発生部５が発生した装置固有のＩＤを間欠送信部６、アンテナ７を通じて間欠送信する。この電波をコントローラ２がアンテナ８、受信部９で受信し、復調したＩＤと予め記憶しているＩＤと比較する。一致した場合、その受信電界強度が強く、利用者が自動車のドアに近づいた場合で有るため、自動車のドアをアンロックにする。また復調したＩＤを予め記憶しているＩＤと比較し、不一致の場合、その受信電界強度が弱く、利用者が自動車のドアから離れた場合であり、自動車のドアをロックにする。 （もっと読む）

【課題】 機能的安全作動を害なうことなしに電気的構成を簡略化した自動車用の施錠装置を提供することである。
【解決手段】 本件施錠装置は各自動車ドアに各一個のドアロック５と、それぞれ個々のドアロックに対して一個当てに対応配置された電気的調整部材を具備した中央鎖錠装置と、中央鎖錠装置を操作及び制御するための操作制御回路７とを有するものである。操作制御回路は、情報伝達のために母線系統９を持っている。この母線系統は、それぞれ一個毎に一個の調整部材内に収納された回線多重システム素子１１で作動する。各自動車ドアロックについては、個々の調整部材内に収納されたマイクロコントロ−ラ１２、モ−タ−作動装置１３及び制御センサ１４が操作制御回路７に所属する。回線多重システム素子、マイクロコントロ−ラ及びモ−タ−作動装置は、調整部材内又は自動車ドアロック内に収納されている共通の回路基板１５上に配置されている。回路基板は、防塵及び防湿処理のためにカプセル１８内に収納されている。 （もっと読む）