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国際特許分類[F02F3/12]の内容

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【課題】燃焼室内に臨む壁面に断熱膜が形成された内燃機関において、熱効率を向上させるとともに断熱膜の耐久性を向上させる。
【解決手段】燃焼室13を形成する母材の、燃焼室13内に臨む壁面上に形成された断熱用薄膜20−1,20−2は、母材よりも低い熱伝導率を有し且つ母材よりも低いまたは母材とほぼ同等の単位体積あたりの熱容量を有する材料の内部に気泡31−1,31−2が多数形成された断熱材22−1,22−2を含んで構成されている。シリンダブロック内壁面9aに形成された断熱用薄膜20−1は、シリンダブロック内壁面9a以外の壁面30aに形成された断熱用薄膜20−2よりも気泡混入率が低い。さらに、排気行程にて断熱用薄膜20−1へオイルを供給して断熱用薄膜20−1を冷却するオイルジェットが設けられている。 (もっと読む)


【課題】エンジンの熱効率を低下させることなく、エンジンオイルに由来して生成される粒子状物質の排出を低減する。
【解決手段】トップリング31より上方に位置し且つ燃焼室13内に面するピストン頂面12aの外周部には、空孔が多数形成された多孔質部材36が装着されている。燃焼室13内に漏洩したオイルは、多孔質部材36の空孔に毛細管現象により染み込んで一時的に蓄積されることで、ピストン頂面12aに形成されるオイルの油膜を薄くすることができる。 (もっと読む)


【課題】ノッキングの発生を防止するとともに、断熱層による断熱効果によりピストンの耐久性を向上させることを課題とする。
【解決手段】本発明は、ピストン60とクランクシャフト33とを1本のコンロッドで連結する内燃機関と比較して、ピストン60が上死点の近傍に滞在する期間が長い内燃機関1の燃料噴射時期制御装置であって、燃焼室40内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁46と、上死点近傍で燃料噴射弁46から噴射された燃料が当たる領域に断熱層70が形成されたピストン60とを備え、上死点近傍で燃料を噴射するように、燃料噴射弁46の燃料噴射時期を制御する燃料噴射時期制御手段を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ピストン冠面に多孔質材からなる断熱層を形成した内燃機関の未燃HCの排出または燃費を改善する。
【解決手段】吸気ポート6に臨むように燃料噴射弁12を備え、ピストン冠面3aに多孔質材からなる断熱層を形成した内燃機関において、燃料噴射弁からの燃料噴霧のうち、気化した燃料に比して液状の燃料の割合が大である部分と接触するピストン冠面領域に、前記断熱層を形成しない非断熱領域(A1,A2)を設けた。これにより、多孔質材からなる断熱層への液状燃料の染み込みおよび不完全燃焼に原因する未燃HCの排出または燃費の悪化を回避することができる。 (もっと読む)


【課題】高負荷運転時であっても燃焼の安定化と騒音の低減を図ることができる予混合圧縮自着火燃焼機関を提供する。
【解決手段】燃焼室14の一部壁面を構成するピストン4の頂面の中央部に断熱部15が形成されている。ピストン4の上昇に伴って燃焼室14内における混合気の圧力及び温度が上昇した際に、断熱部15の付近では混合気の冷却が抑制され、ここに高温箇所が形成される。このため、燃焼室14内にある温度範囲に集中することのない所定の温度分布が形成され、最高温度箇所で着火が起こると、温度分布に従って徐々に燃焼が起こり、燃焼室14内の混合気が一気に燃焼することはなく、混合気の燃焼が緩慢になる。また、断熱部15を配置することにより所定の温度分布を形成することができ、着火開始場所となる最高温度箇所を空間的に限定することが可能となる。 (もっと読む)


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