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国際特許分類[F16D35/02]の内容

国際特許分類[F16D35/02]に分類される特許

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【課題】簡便な構成により、エンジン停止時に、オイルが半径方向内側のオイル溜まり室から、オイル戻り通路を経由してクラッチディスク面に逆流することを確実に防止することが出来る粘性流体クラッチの提供。
【解決手段】クラッチハウジング(1、2)側の半径方向外周のラビリンス部(L)における多数の凹凸(16、23)と、クラッチディスク(4)側の半径方向外周のラビリンス部(L)における多数の凹凸(43)とが、相互に配置されている剪断領域(C1)と、半径方向内方に位置しており、オイルが貯留しているオイル溜まり室(C2)と、剪断領域(C1)からオイル溜まり室(C2)に連通しているオイル戻り通路(24)とを有しており、オイル溜まり室(C2)の半径方向外方端部で円周方向(オイル溜まり室C2における外周)に延在しているオイル流過用パイプ(26)を備えている。 (もっと読む)


【課題】 油の非ニュートン流体の特性を利用することにより、制御信号によるファン回転の反応速度の優れた高反応型流体式ファン・カップリング装置の提供。
【解決手段】 駆動ディスクを固着した回転軸に支承された密封器匣の内部を、仕切板により油溜り室と、前記駆動ディスクを内装するトルク伝達室とに区劃し、トルク伝達室内に供給された油により駆動トルクを被駆動側に伝達するようにし、電磁石により作動させる弁部材により油の流通路を開閉制御する仕組みとなしたファン・カップリング装置において、駆動ディスクに油の非ニュートン流体の特性を利用して油溜り室内の油をかき出す機構を前記仕切板の油供給調整孔と相対向して設けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低回転速度時においても、誤診断が生じることのない装置を提供する。
【解決手段】エンジンによって回転駆動される入力軸(3)と、この入力軸(3)に相対回転自在に支承されるハウジング(4)と、このハウジング(4)内に画成される貯溜室(8)及び作動室(9)を連通する連通孔(10)を、通電の有無によって開閉することで作動室(9)への作動液を供給する電磁バルブ機構(13)と、作動室(9)の作動液をこの作動液に作用する遠心力を利用して貯溜室(8)へと戻す作動液戻し通路とを有し、熱交換器(23)に対してハウジング(4)の外周に設けられる冷却ファン(21)によって冷却風を送風するファンカップリング装置(1)において、連通孔(10)を閉じるように電磁バルブ機構(13)に指示したタイミングから所定時間の経過後に連通孔(10)を閉じ得ないバルブ固着が生じているか否かを判定する手段(41)を備える。 (もっと読む)


粘性クラッチ(30;30’)は、取付けシャフト(32−1;32−1’)を画定する静止型ジャーナルブラケット(32;32’)と、取付けシャフト上に、軸(A)を取り巻いて回転可能に支持された出力部材(34;34’)と、取付けシャフト上に、前記軸周りで回転可能に支持された入力部材(34;34’)と、剪断流体が存在するときに入力部材と出力部材の間でトルクを選択的に伝達するように、入力部材と出力部材の間に画定された作用室(50;50’)とを含む。取付けシャフトは、粘性クラッチを貫いて、粘性クラッチの前面(62;62’)から粘性クラッチの後面(56;56’)まで軸方向に延びており、粘性クラッチの後面は、粘性クラッチを取付け位置に取り付ける取付け表面を画定する。粘性クラッチの前面と後面は、粘性クラッチの反対側に位置し、反対方向を向いている。 (もっと読む)


【課題】機関再始動時の連れ廻りによる騒音を抑制する。
【解決手段】内燃機関1から冷却ファンに伝達する駆動力を作動油量に応じて変化させる粘性カップリング4と、粘性カップリング4に供給する作動油量を電気的に調整する作動油量調整手段6と、車両の運転状態を検知する運転状態検知手段8と、冷却ファンの目標回転数である目標ファン回転数を運転状態に応じて設定する目標ファン回転数設定手段8と、車両の運転状態に応じて作動油量を調整することにより、内燃機関1から伝達される駆動力を制御して目標ファン回転数となるように冷却ファン回転数を制御する冷却ファン回転数制御手段8と、を有する冷却ファンの制御装置において、運転状態検知手段8により内燃機関1が停止される可能性が高い運転状態であることを検知した場合には、目標ファン回転数設定手段8は粘性カップリング4内からの作動油の排出を促進するよう目標ファン回転数を低下させる。 (もっと読む)


【課題】粘性カップリングを用いた冷却ファンについて、回転数の制御性の低下を回避する。
【解決手段】内燃機関1の駆動力を冷却ファンに伝達する粘性カップリング4と、粘性カップリング4に供給する作動油量を電気的に調整する作動油量調整手段6と、を有し、作動油量を調整することにより内燃機関1から伝達される駆動力を制御して冷却ファン回転数を制御する冷却ファンの制御装置8において、粘性カップリング4の入力回転数と出力回転数の比である速度比に上限側及び下限側の制限値を設け、これらの制限値を超えないように速度比を制限して冷却ファン回転数を制御する。 (もっと読む)


【課題】冷却フィンの局部的な半径方向への空気流を制限するファン駆動装置組立体を提供する。
【解決手段】流体継手装置に取り付けられた冷却ファンを備える型式のファン駆動装置組立体であって、前記冷却ファンのファンハブが、前記冷却ファンの複数のファンブレードの各々において、軸方向後方に伸長する空気堰部分を画定し、前記空気堰部分が、前記流体継手装置の本体部材の複数の冷却フィンを越えて後方へ伸長することを特徴とするファン駆動装置組立体。 (もっと読む)


【課題】熱の放散を最大にするファン駆動装置組立体を提供する。
【解決手段】流体継手装置に取り付けられスパイダ部分を備える冷却ファンと、本体部分を有する継手組立体とを備えるファン駆動装置組立体であって、前記本体部材が外径を画定し、前記スパイダ部分のパイロット直径部分が、前記外径の所定の範囲の直径を画定することとを特徴とするファン駆動装置組立体。 (もっと読む)


【課題】動力を完全に伝える状態より低速度での伝動が可能な流体継手装置を構成する。
【解決手段】駆動回転体2と従動回転体10とを回転軸芯X上に配置し、従動回転体10の貯留空間Tに貯留された流体Fを、駆動回転体2と従動回転体10との間のラビリンス部Lに供給するバルブユニットVを備えている。このバルブユニットVは温度上昇時に感温作動体30により回転位置が、閉位置、中間位置、開放位置に順次設定される弁体22を備えており、中間位置では貯留空間Tに流体Fの一部を残存させた状態で、設定量の流体Fをラビリンス部Lに供給し、駆動回転体2の回転速度より低速で従動回転体10を回転させる。 (もっと読む)


【課題】大型化、大質量化を容易に図ることができる可変フライホイールを提供する。
【解決手段】クランクシャフト2に回転可能に取り付けられたドリブンプレート4と、クランクシャフト2に固定されたドライブプレート5と、粘性流体クラッチ6とを備えた可変フライホイール1において、粘性流体クラッチ6に粘性流体を供給するための流路7と、その流路7を開閉する電磁弁10とを備え、電磁弁10は、内周端部13が上記ドライブプレート5に固定され、外周端部14が円筒部11の上記端面47まで延びると共に端面47と離間して端面47との間に流路7を形成する弁体8と、ドライブプレート5に設けられ、弁体8をドライブプレート5側に屈曲変形させて弁体8の外周端部14を円筒部11に当接させるべく、弁体8を吸引する電磁石9とを有するものである。 (もっと読む)


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