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国際特許分類[F16F15/139]の内容

国際特許分類[F16F15/139]に分類される特許

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【課題】簡易な構成でトーショナルダンパに適正なヒステリシストルクを与えることができ、かつ、振動減衰能に優れた振動減衰装置を提供する。
【解決手段】駆動側部材8と従動側部材9とが相対回転可能に連結され、従動側部材9が流体継手2のフロントカバー6に連結され、従動側部材9の内周側に慣性質量体18の往復運動によってトルク変動を減衰する振子式ダンパ15が設けられている捩り振動低減装置において、駆動側部材8とフロントカバー6との間に、駆動側部材8とフロントカバー6とを相対回転可能に摩擦接触させて駆動側部材8と従動側部材9との相対回転を規制するヒステリシストルクを生じさせかつ流体継手2の膨張に伴うフロントカバー6の変形により駆動側部材8とフロントカバー6の接触圧力が変化してヒステリシストルクが変化する摩擦接触部20が設けられている。 (もっと読む)


【課題】回転部材とカム部材との捩れ角に応じて最適なヒステリシストルクを設定することができる捩り振動減衰装置を提供すること。
【解決手段】捩り振動減衰装置1の皿ばね25、26は、カム部材2の回転中心軸からカム部材2と皿ばね25、26とが摩擦プレート23、24を介して接触する接触点までの距離rが、カム部材2とディスクプレート7とカム部材2とが中立位置からディスクプレート7、8とカム部材2との捩れ角が大きくなるに従って大きくなるように、カム部材2の回転中心に対してディスクプレート7、8の半径方向に偏芯して設置されている。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造でヒステリシストルクを発生させることができ、搭載性にも優れた車両用ダンパ装置を提供する。
【解決手段】ハブ58が、ディスクプレート56の隙間縮小部102が形成されている位置まで相対回転すると、ハブ58が隙間縮小部102と摺接するため、ハブ58のディスクプレート56との間で摺動抵抗が生じてヒステリシストルクを発生させることができる。このヒステリシストルクを発生させるに際して、ハブ58の軸方向の厚みとディスクプレート56の間の軸方向の隙間を調整するだけで済むので、部品点数の増加も抑制され搭載性にも優れている。 (もっと読む)


【課題】通常トルクの入力時には良好な回転変動吸収機能を発揮し、過大トルクの入力時にはプーリの振れ回りを規制し、よってベルトのスリップ現象が発生するのを抑制する。
【解決手段】駆動軸に発生する回転変動を吸収すべくハブとプーリをカップリング部を介して連結してなる回転変動吸収クランクプーリであって、カップリング部は、ハブに固定されるハブ側構成部材と、プーリに固定されるプーリ側構成部材と、ハブ側構成部材に設けた突起およびプーリ側構成部材に設けた突起間に円周上挟み込まれる渦巻きゼンマイ状弾性体とを有する。通常トルク入力時は、両突起間で渦巻きゼンマイ状弾性体が捩られながらトルクを伝達し、過大トルク入力時は、捩りの進行により渦巻きゼンマイ状弾性体が一方の構成部材の内周壁面に拡張密着した状態でトルクを伝達する。 (もっと読む)


【課題】リミッタ部が摩擦材の両面がスライド可能な構成であってもリミッタ部の特性が安定したトルク変動吸収装置を提供すること。
【解決手段】回転可能な第1プレート部材11と、第1プレート部材11から軸方向にずれた位置に配されるとともに、第1プレート部材11に対して回転可能な第2プレート部材14と、第1プレート部材11と第2プレート部材14との間に配されるとともに、第1プレート部材11及び第2プレート部材14に対してスライド可能に圧接される第1摩擦材16と、第1摩擦材16の径方向内側への移動を規制する第1ガイド部11bと、を備える。 (もっと読む)


【課題】駆動源の出力回転体の回転中心軸と駆動伝達系の出力軸の回転中心軸とが半径方向に芯ずれした場合に、偏荷重が発生するのを防止することができ、耐久性が悪化するのを防止することができる捩り振動減衰装置を提供すること。
【解決手段】捩り振動減衰装置は、ボス16が、円周方向に分割される分割ボス71〜73から構成されており、分割ボス71〜73のそれぞれは、円周方向一端部から円周方向外方に突出する突出部71a〜73aと、円周方向他端部から円周方向外方に突出し、突出部71a〜73aの半径方向外方に位置して突出部71a〜73aに半径方向で対向する突出部71b〜73bとを含んで構成され、弾性体74〜76が突出部71a〜73aおよび突出部71b〜73bの半径方向の対向面の間に介装されている。 (もっと読む)


【課題】リミッタ部のすべり面を安定化してリミッタ部の特性を安定化させることができるトルク変動吸収装置を提供する。
【解決手段】サイドプレート12、13と、サイドプレート12、13間に配されたライニングプレート11と、ライニングプレート11よりも径方向内側でサイドプレート11とサイドプレート12とを連結する連結部材18と、サイドプレート13とライニングプレート11との間に配されたプレッシャプレート14と、プレッシャプレート14をライニングプレート11側に付勢する弾性部材15と、を備え、ライニングプレート11は、サイドプレート12とプレッシャプレート14との間にスライド可能に挟み込まれ、サイドプレート12、13は、それぞれ連結部材18よりも径方向外側の部位で軸方向に曲がった部分を有する補強部12c、13cを有する。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成で振動の減衰性能を向上させることができるとともに、過大な回転トルクの入力により弾性部材の耐久性が低下するのを防止することができるようにして、製造コストが増大するのを防止することができる捩り振動減衰装置を提供すること。
【解決手段】捩り振動減衰装置1は、カム部材6が、アーム部材16の一端部16aが当接することにより、カム部材6がディスクプレート7、8に対して相対回転するのを規制するストッパ部6b、6cを備え、ストッパ部6b、6cが、カム部材6とディスクプレート7、8とが相対回転していない中立位置からカム部材6がディスクプレート7、8に対して正負側で所定角度だけ捩れたときにアーム部材16の一端部に当接する。 (もっと読む)


【課題】トルクリミッタ機構を備えたハイブリッド車両のダンパ装置において、オーバーシュートトルクを低減することができるダンパ装置を提供する。
【解決手段】ライニングプレート76とハブ部材58との捩れ角θが所定値を越えると、スペーサ92がプレッシャプレート80とサポートプレート78bとの間の間隙sに押し入れられる。これにより、皿バネ82のたわみ量Lを変化させ、皿バネ82のプレッシャプレート80を軸方向に押圧する押圧力を低減させることができる。そして、ライニングプレート76とプレート78aとの間で発生する摩擦力が低下して、トルクリミッタ機構52のリミッタトルクTlimが一時的に低下するので、動的過大トルクが入力されても速やかにトルクリミッタ機構52が作動し、オーバーシュートトルクを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】トルク伝達部材が傾くのを防止して揺動支点部や揺動支点部に支持されるトルク伝達部材の部位に過大な負荷が加わるのを防止することができ、揺動支点部やトルク伝達部材の耐久性が悪化してしまうのを防止することができる捩り振動減衰装置を提供すること。
【解決手段】捩り振動減衰装置1のアーム部材16の突出片16Aにオーバーラップ部16aを設け、オーバーラップ部16aとカム部材6とをディスクプレート7の半径方向にオーバーラップさせる。また、アーム部材16の突出片16Cにオーバーラップ部16cを設け、オーバーラップ部16cとスプリングシート15とをディスクプレート7の半径方向にオーバーラップさせる。 (もっと読む)


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