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国際特許分類[F16H13/10]の内容

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国際特許分類[F16H13/10]に分類される特許

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【課題】入力軸の周囲に、1対の太陽ローラ素子と、1対のローディングカム装置とを組み付けた中間組立状態であっても、組立治具を使用する事なく、各玉が各カム面から脱落する事を抑制できる構造を実現する。
【解決手段】前記両ローディングカム装置7a、7aを構成する前記各玉16、16が前記各カム面17、18の底部同士の間に挟持されている状態での、前記両太陽ローラ素子8c、8cの先端面同士の軸方向に関する間隔をhとする。この場合に、前記各カム面17、17の底部の軸方向に関する深さA1、B1、A2、B2が、それぞれh/2よりも大きく(A1>h/2、B1>h/2、A2>h/2、B2>h/2)なる様に、各部の寸法を規制する。 (もっと読む)


【課題】 回転抵抗を増大させたり、減速比の範囲を狭くすることなく、摩耗耐久性を確保して比較的高い動力伝達を行うことができ、かつコンパクトで低コストな摩擦伝動式波動変速機を提供する。
【解決手段】 内周面が円形の環状固定部材1と、その内周面に外周面が外接可能な環状弾性部材2と、その内側からその外周面を周方向の複数箇所の部分で環状固定部材1の内周面に接触させ、その接触部を周方向に移動させる波動発生器3とを備える。環状弾性部材2は一端部が開口した薄肉円筒状で、その他端部は出力軸7に連結される。環状固定部材1は一端部が開口した円筒状で、その他端部は、前記接触部から軸方向に離れた位置で出力軸側ハウジング11に固定される。環状固定部材1の内径は、波動発生器3が内側に挿入された環状弾性部材2の最大外径より小さくされる。 (もっと読む)


【課題】不可逆回転伝動系に挿置したトルクダイオードを入力トルクの0への低下でロックオンさせるとき、これが、出力軸の回転位置を不変に保って行われるように構成する。
【解決手段】モータトルクTmによりクランクシャフト回転角θを目標値θsとなした制御完了時t1以降、モータトルクTmを0に向け低下させるに際し、当該モータトルクTmをt1に一気に0にするのではなく、所定の時間変化勾配ΔTmで低下させつつ、最終的に0となす。モータトルクTmの低下速度ΔTmは、モータトルクTmの低下によるトルクダイオードのロックオフ状態からロックオン状態への移行が、クランクシャフト回転角θを目標値θsに保って行われるようなモータトルク低下速度の上限値ΔTm_max以下とし、好ましくはΔTm=ΔTm_maxに定める。 (もっと読む)


【課題】効率が良く、しかも、耐久性を十分に確保し易い構造を実現する。
【解決手段】ローディングカム装置を構成する、太陽ローラ素子8cとカム板15aとの間に、これら太陽ローラ素子8cとカム板15aとを円周方向に相対変位させる方向の弾力を有する圧縮コイルばね34、34を設ける。そして、入力軸にトルクが入力されない状態でも、各玉16、16を、各被駆動側カム面17、17及び各駆動側カム面の浅い部分に向け変位させる。そして、前記ローディングカム装置の軸方向寸法を増大させて、各ローラの周面同士の転がり接触部の面圧を確保する為の予圧を付与する。 (もっと読む)


【課題】ローディングカム装置7a、7aの軸方向に関する厚さの変化に伴う中間ローラ19、19の変位を円滑に行わせる事ができて、優れた伝達効率を得られる構造を実現する。
【解決手段】前記各中間ローラ19、19の自転軸20、20の端部を回転自在に支持する為の支持フレーム32に固定したガイドブロック34、34に、太陽ローラ4a及び環状ローラ5aの径方向に長いガイド長孔35、35を設ける。そして、前記各自転軸20、20の端部に内輪を外嵌固定した玉軸受36、36の外輪を、前記各ガイド長孔35、35に、前記径方向に関する変位を可能に係合させる。 (もっと読む)


【課題】製造コストの低廉化と低騒音とを実現可能な変速機付き圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機の変速機構30は、サンローラ14、複数個の遊星ローラ32、キャリヤ9及びリングローラ33を有する遊星ローラ機構である。第1ハウジング部材3と入力軸1との間には軸受装置8が設けられている。第1ハウジング歩合3と軸受装置8との間は圧入であるが、軸受装置8と入力軸1との間には、組付体Sを第1ハウジング部材3に対して軸芯O1と平行な方向に移動させる間隙が確保されている。組付体Sは、少なくとも入力軸1、キャリヤ9、各遊星ローラ32、リングローラ33及びサンローラ14を有する。 (もっと読む)


【課題】押圧力の調整が容易で、小型、軽量で安価な、摩擦式変速装置、及び、前記摩擦式変速装置が組み込まれ、一対のリンク部材を所定軸心周りに回転する関節装置を提供する。
【解決手段】保形力を有する第1環状部と、第1環状部の内周部の周長より短い周長の外周部を備えた可撓性の第2環状部と、第2環状部に内接して、第1環状部の内周部に第2環状部の外周部を部分的に押圧接触させ、当該接触部位を第1環状部の周方向に沿って移動させることにより、第1環状部と第2環状部とを摩擦力により相対回転させる波動発生部と、第1環状部の内周部に幅方向に沿って高さが低くなる傾斜面が形成されるとともに、第2環状部の外周部に幅方向に沿って高さが高くなる傾斜面が形成され、両傾斜面の接触位置を軸心方向に調整することにより、第1環状部と第2環状部の接触部位の押圧力を調整する調圧機構とを備える。 (もっと読む)


【課題】 ドリブンローラに接触可能なドライブローラの数を増加させる。
【解決手段】 摩擦式駆動装置40であって、電動モータ64L,64Rに回転させられる左右一対の円盤状のドライブディスク48L,48Rと、ドライブディスクの回転軸線に対して平行でも直交でもない回転面に沿って回転自在にドライブディスクの外周部に支持されたドライブローラ56L,56Rと、ドライブディスクの軸線方向において左右のドライブディスクの間に配置された環状体86と、環状体の環方向に複数個配置され、それぞれの配置位置において環状体の接線方向の軸線回りに回転可能に環状体に支持されたドリブンローラ92と、ドライブディスクとドライブローラとの間に設けられ、ドライブローラをドリブンローラ側に付勢する付勢部材53L,53Rとを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大型化を抑制しつつリングローラとピニオンローラとの間の押圧力の大きさの和が変動することを抑制できる遊星ローラ機構を提供すること。
【解決手段】サンローラ21およびリングローラ22,23のそれぞれと接触する複数のピニオンローラ24を備え、動力を伝達する遊星ローラ機構20であって、軸方向の移動が規制された本体部26とリングローラに対し周方向に等間隔に配置された複数の押圧部材28とを有する押圧機構25を備え、押圧部材は、本体部とリングローラとの相対回転を規制することで伝達される動力に応じてリングローラを軸方向に押圧し、リングローラはテーパ面を介してピニオンローラを径方向内側に押圧する。各ローラは伝達される動力に応じて押圧機構が発生させる押圧力で互いに押圧しつつ動力を伝達し、ピニオンローラは周方向に等間隔に配置され、押圧部材の周方向の配置数が、ピニオンローラの周方向の配置数の倍数と異なる。 (もっと読む)


【課題】緩衝部材を介してリングローラを支持部材に支持する遊星ローラ機構において伝達トルク変動を抑制する。
【解決手段】周方向に沿って並べられたピニオンローラ23の個数P、及び周方向に沿って並べられた弾性変形部材25の個数Fに関して、P≠F/k、且つP≠k×Fが任意の1以上の整数kに対して成立し、さらに、PとFに2以上の公約数が存在する。これによって、周方向に関する各ピニオンローラ23と各弾性変形部材25との相対位置関係が変化しても、各弾性変形部材25に作用する変形力のスカラー和及びベクトル和の両方が変動しない。 (もっと読む)


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