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国際特許分類[F22B35/10]の内容

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【課題】火炉水壁各部を通る伝熱管内流体の左右壁又は前後壁の入れ替えを火炉の中間部で行うことにより、ボイラの火炉出口流体温度のアンバランスを抑制すること。
【解決手段】火炉と伝熱管とバーナとを備えた貫流ボイラにおいて、火炉の中間部10に、4つの火炉下部出口管寄せ21と4つの火炉上部入口管寄せ28を設け、両者の管寄せ21,28の間に、2つの流体混合手段23と連絡管24を介した2つの流体分配手段26とを設け、2つの流体混合手段23は、火炉の左右にそれぞれ配置された火炉下部出口管寄せ21からの流体を左右ごとに集めて混合し、混合した流体をそれぞれの連絡管24を通してそれぞれの流体分配手段26に送給し、2つの流体分配手段26は、火炉の下部と上部との間で、火炉の左右の伝熱管内の流体を入れ替えるように4つの火炉上部入口管寄せ28に対して流体流路を形成すること。 (もっと読む)


【課題】分離水タンクと蒸発管との間に持続振動が生じている場合でも、分離水タンク内の水位の制御を安定かつ迅速に行える貫流型ボイラを提供する。
【解決手段】貫流型ボイラ200Aは、分離水タンク15内の水位を検出する水位計35と、二次蒸気発生器13内の水位を検出する水位計36を備える。水位制御回路105Aは、水位計35の水位信号S1に基づく水位偏差信号S4を出力する加算器61、水位計36の水位信号S2に基づく水位偏差信号S6を出力する加算器64と、比例増幅器65と、それから出力され水位偏差信号S7と水位偏差信号S4を加算し分離水タンク15の水位制御用の水位偏差信号S8Aを算出する加算器66、水位偏差信号S8Aに基づいて流量調節弁21の弁開度要求信号S9Aを演算するPI制御器62を有している。比例増幅器65のゲインG1は、二次蒸気発生器13と分離水タンク15のそれぞれの水平自由断面積の比とする。 (もっと読む)


【課題】安定な過熱度制御を行うことができて高速起動が可能な貫流型排熱回収ボイラを提供する。
【解決手段】給水ポンプにより供給された給水を蒸発器でガスタービンからの排ガスにより加熱して蒸気と水の混合流体を生成し、その混合流体を汽水分離器で蒸気と水に分離して、分離された蒸気を過熱器で前記排ガスにより過熱する貫流型排熱回収ボイラの制御方法において、前記汽水分離器の出口蒸気の過熱度を前記給水の流量によって制御する際、前記ガスタービンの負荷信号から求まる値を給水流量の先行値として加算することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】予測式の給水又は質量流量調節の質を更に改善し、特に負荷変動発生時に蒸発器出口における流動媒体のエンタルピを極めて安定に保つ。
【解決手段】蒸発器伝熱面(4)を備えた貫流ボイラを運転するために、給水質量流量(M)を調整するための装置に給水質量流量(M)の目標値(Ms)が供給される方法において、課題解決のために、本発明によれば、給水質量流量(M)の目標値(Ms)を設定する際に、1つ又は複数の伝熱面(2,4)の入口における流動媒体のエンタルピの時間微分又は密度の時間微分に特有の補正値(K)が考慮される。 (もっと読む)


【課題】排熱回収ボイラとしてのボイラの運転時にも実際のまたは予期される蒸発器伝熱面への熱流入に特に良好に適合した蒸発器伝熱面を通る給水質量流量の調整を比較的少ない費用で可能にする。
【解決手段】蒸発器伝熱面(4)を有する貫流ボイラの運転のための方法において、給水質量流量Mを調整するための装置に、蒸発器伝熱面(4)において加熱ガスから流動媒体に伝達される実際の熱流と蒸発器伝熱面(4)内における所望の生蒸気状態に関して予め与えられるエンタルピ上昇の目標値との比に基づいて予め与えられる給水質量流量Mの目標値Msが導かれる。更に、加熱ガスから流動媒体へ伝達される熱流が、蒸発器入口における加熱ガスの実際の温度にとって固有な温度特性値ならびに加熱ガスのその時の質量流量にとって固有の質量流量特性値の考慮のもとに求められる。 (もっと読む)


【課題】ガバナで発電出力を、燃料で主蒸気圧力を、給水流量で1次過熱器入口エンタルピを、互いに影響されずにそれぞれ独立に最適に制御することを可能とするようにボイラの動特性を整形すること。
【解決手段】主蒸気経路に設けたガバナで発電出力を制御し、ボイラに投入する燃料で主蒸気圧力を制御し、ボイラへの給水で1次過熱器入口エンタルピを制御するボイラの制御装置であって、発電出力の偏差52、主蒸気圧力の偏差62、及び1次過熱器入口エンタルピの偏差72がそれぞれガバナの開度、ボイラ投入の燃料量、及び給水の流量を操作する制御ループを形成し、さらに、3つの偏差が3つの操作量に互いに外乱を及ぼさないように補償要素1011,1012,1021,1022,1031,1032を互いの制御ループに設けてボイラの動特性を整形すること。 (もっと読む)


【課題】 料流量の調節だけで水燃比のバランスを調節し主蒸気温度を制御した場合に素早い主蒸気温度制御応答を得ることが難しい点を解消する加圧型流動層ボイラの制御方法の提供である
【解決手段】水蒸気系統が貫流ボイラの形式を持つ伝熱管群を流動層内に配置した加圧型流動層ボイラの燃料流量と流動層高と伝熱管群へのボイラ給水流量のバランスにより決まる主蒸気温度を水燃比を調節して制御する加圧型流動層ボイラの制御方法において、燃料流量調節による主蒸気温度の制御を基本に、燃料流量調節では主蒸気温度への応答が遅く主蒸気温度を制御できなくなった場合のバックアップとして、主蒸気温度への応答が速いボイラ給水流量を調節して主蒸気温度を制御する。主蒸気温度への応答が速く、加圧型流動層ボイラ特有の炉内脱硫性能の維持等の理由による流動層温度変化幅の制限に影響されないボイラ給水流量を調節することで素早く主蒸気温度を制御できる(もっと読む)


【課題】貫流運転と再循環運転の本来の切替点の前後の負荷帯域であってもボイラを安定に運転できるようにする。
【解決手段】給水流量プログラム[03]信号を出力する常用関数発生器13、給水ポンプ及び再循環系統から火炉へ送出すべき最低給水流量[02]に応じた数値不変の信号を出力する貫流運転用関数発生器12、給水流量プログラム[03]信号を上回る数値の最低給水流量[01]信号を出力する再循環運転用関数発生器11、貫流運転用関数発生器12からの信号、または再循環運転用関数発生器11からの信号のいずれか一方を手動操作により選択する切替器16、及び切替器16を経た信号と常用関数発生器13の給水流量プログラム[03]信号を対比して数値が大きいほうの信号を給水流量指令[05]信号とする高側選択回路15を備え、給水流量指令[05]信号に基づき、給水ポンプ及び循環ポンプを運転し得るように構成してある。 (もっと読む)


【課題】常に蒸気温度を規定値に保持して最大蒸発量を確保することを実現してボイラ効率を低下させない貫流型排熱回収ボイラの制御方法を提供すること。
【解決手段】過熱器8出口の蒸気温度がその目標値よりも大または小である場合には蒸発器6出口蒸気の過熱度の設定値をそれぞれ減少または増加させ、過熱器減温器9の加減弁22の開度が設定値より大である場合には蒸発器6の出口蒸気の過熱度の目標値を減少させ、また蒸発器6出口の蒸気過熱度が目標値よりも大または小である場合に、それぞれ節炭器5への給水量を増加または減少させる。
減温器9の加減弁22の開度の代わりに、減温器9の前後の蒸気温度の差または減温器9への注水流量を用いても同様の効果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 簡便で小型の蒸気発生が安定な蒸気洗浄機用の貫流ボイラを提供する。
【解決手段】
複数個の貫流ボイラ管1の上部出口エルボ管を気水分離器2の中央側面に連結し、下部を気水分離器2下部のヘッダに分岐して設けられる循環水管3で、直接連結する。そして、貫水ボイラ管1の出口エルボ管内に自由液面が形成されるように気水分離器2の液面検出器16の上限位置をセットする。そして、上限を検出した後、給水ポンプをOFFにし、一定時間後、再び給水ポンプをONにするためのタイマー装置を設ける。また、この給水ポンプ5のON/OFFをカウントする装置を設ける。 (もっと読む)


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