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国際特許分類[F25B49/04]の内容

国際特許分類[F25B49/04]に分類される特許

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【課題】モリブデン酸塩を主成分とするインヒビターが添加された吸収液中のインヒビターの濃度を高精度に把握できる簡単な構成のインヒビター濃度把握装置を提供する。
【解決手段】この二重効用吸収式冷温水機は、高温再生器1内のモリブデン酸塩を主成分とするインヒビターが添加された吸収液中に浸漬するように設置した各種電極とポテンショスタット14とによるインヒビター濃度把握装置を備える。ポテンショスタット14は、作用電極12及び対極13間に電圧印加又は電流供給し、電極12の電位を負極方向にずらすカソード分極により二酸化モリブデンを析出させた後、電位を正極方向にずらすアノード分極により電極12に析出した二酸化モリブデンを溶出させ、カソード分極時のカソード電流又はカソード電圧、並びにアノード分極時のアノード電流又はアノード電圧の計測を行い、それらの計測値に基づいて吸収液中のインヒビターの濃度を検知する。 (もっと読む)


【課題】運転のオン・オフ動作の発生現象をできるだけ回避させることで、安定して効率的、かつ、経済的な運転動作を行うことができるようにした、吸収冷温水機及びその運転制御方法を提供する。
【解決手段】高温及び低温再生器1、2、凝縮器3、蒸発器4、吸収器5、低温及び高温熱交換器6、7を配管接続して備え、前記再生器に設けたバーナ式の燃焼装置41〜46により運転する吸収冷凍機において、冷温水配管22の冷温水出口温度が所定のトリガー温度に達すると、燃焼が安定した状態での最低燃焼レベルでの運転である最小運転モードを行わせて運転がオン・オフ動作を繰り返すのを回避させるよう、燃焼装置41〜46を制御するように構成した。 (もっと読む)


【課題】環境温度が低い場合の冷房・冷却の省エネ運転の可能な吸収式装置を提供する。
【解決手段】ブラインが蒸発器12を通り、熱負荷機器Fを経由して前記蒸発器に戻るブライン循環路Dと、冷却水が、冷却水ポンプP3の動力によって吸収器14を通って冷却塔ファンRFを設けた冷却塔RTを経由することができて前記吸収器に戻る冷却水循環路C1と、を備える吸収式装置であって、前記吸収器に入る冷却水の冷却水入口温度を測定する温度センサS1を具備し、冷却塔ファンのオン・オフ以外の手段によって吸収液に対する冷却水の冷却能力が低下するよう調節制御できる冷却能力調節手段30を具備するよう構成する。 (もっと読む)


【課題】吸収式冷温水機は、起動時や運転中の沸騰状態で高温再生器の吸収液面低下が、一時的なものであるか正規状態での低下なのかを速やかに検知し、一時的な液面低下の場合は吸収式冷温水機の運転を継続し、継続的なものである場合は、空焚き状態を警告すると共に、吸収式冷温水機の運転を停止して、空焚き防止制御をする。
【解決手段】高温再生器の吸収液面を検知するレベル検知器と、高温再生器の排気ガス温度を検知する温度検知器を備え、レベル検知器が吸収液面の所定の下限レベルを検出したとき、所定時間に亘り吸収液ポンプを所定の高周波数で運転すると共に温度検知器が検出する排気ガス温度の温度上昇を測定し、所定時間の到達または所定時間の経過のとき、温度上昇が所定値以上であり、且つ、レベル検知器が吸収液面の所定の下限レベルを検出しているときは、警報の発音と吸収式冷温水機の運転停止の双方または一方を行う。 (もっと読む)


【課題】空気混入防止浮きなどの簡易な構成で、空気の混入を最小限にできる。
【解決手段】臭化リチウム溶液3bの抽出もしくは封入を行なうサンプリングバルブ7に連結され、臭化リチウム溶液3bの抽出を行なう抽出バルブ7aと、この抽出バルブ7aから供給される臭化リチウム溶液3bが流入する上部溶液槽3と、この上部溶液槽3の下方に設けられ上部溶液槽3から供給される臭化リチウム溶液3bが流入する下部溶液槽4と、この上下部溶液槽3,4間に隔てるように設けられその一部に開口10aを設けた隔壁部10と、上部溶液槽3の液面低下に応じて下降し開口10aを塞ぐ空気混入防止浮き2と、下部溶液槽4とサンプリングバルブ7間に設けられ下部溶液槽4から循環ライン9aに臭化リチウム溶液3bを封入する封入バルブ7bと、下部溶液槽4に設けられ下部溶液槽4内の溶液を溶液槽外へ抽出する槽外抽出バルブ6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 特に水を吸着質として用いる吸着式ヒートポンプにおいて、モータ駆動等の駆動力を必要とする真空ポンプを省略しても、密閉容器内の真空化が可能で、しかも不要気体の溶存のない脱気水補給が可能な真空化装置及び運転制御方法を提供する
【解決手段】 密閉水槽11に純水を導入し、加熱手段12で沸騰させる。生じた水蒸気を大気開放路14から排出させる。所定時間継続で水中の溶解気体は脱気され、気相部11aからも水蒸気以外の気体が除去される。密閉した後、加熱を継続して送給路16を通して上部空間の水蒸気を吸着槽1に導入して大気圧以上まで押し込む。水蒸気導入を継続しつつ大気開放路14から水蒸気を順次パージして、吸着槽内を密閉する。蒸発用熱交換器41に低温水を循環させて吸着槽1内を冷却し、飽和水蒸気圧まで真空化させる。 (もっと読む)


【課題】気液分離性能の低下を抑えつつ正確に損傷を防止できる高温再生器を提供すること。
【解決手段】高温再生器32Aは、希溶液Swを上方に向かって流す液管10と、液管10に希溶液Swを供給する液室14と、液管10で希溶液Swが加熱されて発生した混合流体Fmを冷媒蒸気Vaと濃溶液Saとに分離する気液分離器22と、気液分離器22内の濃溶液Saを液室14に導く戻り管25と、気液分離器22内の冷媒蒸気Vaを導出する冷媒蒸気管57と、損傷防止液位検出器23pと、損傷防止液位検出器23pを収容する液位制御容器24と、上部連通管29Aと、下部連通管29Cと、中間連通管29Bとを備える。気液分離器22は、損傷防止液位Lpよりも上方に最下部が位置するように設けられる。液位制御容器24は、上端が高液位Ltよりも上方、下端が損傷防止液位Lpよりも下方に位置するように設けられる。 (もっと読む)


【課題】暖房運転時に簡易に不凝縮性ガスの侵入を検知できる吸収式冷温水機を実現する。
【解決手段】吸収冷温水機10は、冷媒溶液を加熱する再生器12と、分離器14と、凝縮器18と、蒸発器20と、吸収器22と、溶液循環ポンプ24とを接続して吸収冷凍サイクルを形成し、分離器と蒸発器とを冷暖切り替え弁30を介して接続して、冷暖切り替え弁を開にすることにより、再生器で生成された冷媒蒸気を分離器から蒸発器に導き蒸発器を通流する負荷流体を加熱する暖房運転モードを有している。そして、暖房運転時に、蒸発器の冷媒蒸気の凝縮温度Thwと、蒸発器に連通された凝縮器の冷媒蒸気の凝縮温度Tconを検出し、蒸発器の凝縮温度と凝縮器の凝縮温度との差に基づいて、蒸発器の不凝縮性ガスの侵入を検知する検知手段40を有している。 (もっと読む)


【課題】局部腐食を的確に検出できる吸収式冷凍機の提供を目的とする。
【解決手段】上記目的は、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、熱交換器及びポンプの機器を少なくとも備え、水若しくは希薄臭化リチウム水溶液を冷媒とし、かつ、酸素酸塩及びアルカリ金属水酸化物からなるインヒビターを含む臭化リチウム水溶液を吸収液として用いてなる吸収式冷凍機において、機器内壁の構成材料の腐食を検知する腐食検出手段14を設け、この腐食検出手段14を、少なくとも前記再生器、吸収器若しくは熱交換器のいずれか一つ以上の機器内の吸収液中に浸漬するように設置されて機器内壁の構成材料と同一金属からなる少なくとも一対の電極15、16と、この一対の電極15、16間を流れる電流を測定する電流測定手段19と、この電流測定手段19によって測定された電流が予め設定した所定値を超えた場合に警報を発する警報手段20とから構成することにより、達成できる。 (もっと読む)


【課題】 排熱利用型の吸収式冷温水機からなる冷暖房機のシステム管理を容易に行い、かつ、熱量監視、運転状態の監視に加えて省エネルギー効果をも監視できるようにする。
【解決手段】 冷暖房機本体の性能評価に利用する流量計に近接して監視用センサーを設け、該監視用センサーに熱量計算・性能評価用管理盤62を接続し、この管理盤に運転・制御盤64を接続して、監視用センサーから送られる信号を数値に変換し、冷暖房機本体の温度センサーで計測した温度と、数値に変換した流量信号の値を用いて、冷暖房機の能力を常時監視するようにして、監視用センサーからの信号を流量計算に用いられるような数値に変換する機能を備え、運転中の能力監視及び評価をすることができるようにし、冷暖房機が、排熱利用型の吸収式冷温水機であり、流量計が排熱温水流量計72、排ガス流量計及び排ガス発生源への燃料流量計の少なくともいずれかであるようにする。 (もっと読む)


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