説明

国際特許分類[F27D11/10]の内容

国際特許分類[F27D11/10]に分類される特許

1 - 10 / 15


【課題】溶解炉内でアークを発生させて溶解用電極を溶解し、凝固させて高融点金属の金属鋳塊を得るに際し、溶解中の溶解炉内を目視観察できない場合でも、炉内の溶解状態を的確、かつ確実に把握し、必要に応じて溶解炉の動作を制御することができるようにした、消耗電極式真空アーク溶解方法及びその装置を提供すること。
【解決手段】溶解炉1内でアークBを発生させて溶解用電極Aを溶解し、凝固させて高融点金属の金属鋳塊Dを得る消耗電極式真空アーク溶解装置において、溶解炉1内部の熱画像を取得する赤外線カメラ11と、赤外線カメラ11で取得した熱画像を取り込み、前記熱画像から炉内温度情報を得る画像処理装置12と、赤外線カメラ11で取得した熱画像又は前記画像処理装置12で得た炉内温度情報に基づいて炉内の溶解状態を判断し、該溶解状態に基づいて前記溶解炉1の動作を制御する制御装置14とを備える。 (もっと読む)


【課題】炉蓋のプラズマトーチ挿通部分の補修を少人数で短期間に容易に行うこと。
【解決手段】内部が空洞で上方が開口した炉本体11と、この炉本体11の開口を蓋する本体蓋32aと当該本体蓋32aの中央部分に形成された貫通口に嵌合された中心蓋32bとから成る炉蓋32と、中心蓋32bの中心部分に形成された貫通口32b1に挿入されたプラズマトーチ15と、このプラズマトーチ15と対向する炉本体11の底部位置に配設された炉底電極16とを有し、プラズマトーチ15と炉底電極16との間に電圧を印加し、この印加により発生するプラズマアークによる熱で炉本体11に収容された被溶融物を溶融する。この構成において、中心蓋32bの貫通口32b1に、耐火物により形成された円筒状のスリーブ32cを嵌合し、このスリーブ32cの貫通口32c1にプラズマトーチ15を挿入する。 (もっと読む)


【課題】 大型製鋼用黒鉛電極では製造中ならびに使用中に割れが発生し易い。特に使用中の割れによる欠け落ち(スポーリング)は製鋼コストに大きな阻害を与える。
【解決手段】 黒鉛電極を中空にすることにより割れの原因となる黒鉛の気孔内部のガスを外部に放出させることにより黒鉛電極に発生する熱応力を緩和させ割れを防止する。 (もっと読む)


【課題】炉内の状況に応じて不感帯幅を適切な値に切り換えることができ、炉操業及び不感帯幅の調整の効率化を図ることができる製鋼用アーク炉の電極昇降装置を得る。
【解決手段】炉体1内のスクラップ2との間にアークを発生させてスクラップ2を溶解する電極3、電動機5を制御して、上記電極3を昇降動作させる電極昇降制御盤6、電極3に供給される実電流及び実電圧が設定値となるように、電動機5に対応の速度指令値を出力する比較器7、比較器7から出力された速度指令値に基づいて、電極昇降制御盤6に対して、所定の不感帯特性曲線に基づく指令値或いは零を出力する感度不感帯特性発生器13を備える。また、感度不感帯特性発生器13の不感帯幅を調整するための不感帯自動調整回路15を備えることにより、電極3に対するチャージ開始後の経過時間に基づき、上記不感帯幅を自動的に調整する。 (もっと読む)


【課題】廃棄物の電気炉による溶融処理において、黒鉛電極の先細り現象が起きた場合であっても、処理効率を高く維持することを可能にする黒鉛電極及びその使用方法を提供する。
【解決手段】2以上の黒鉛電極ポール3がニップル4を介して接続されている電気炉用電極2であって、
前記黒鉛電極ポール3は少なくとも一端部に雌ネジ部3aを有し、
前記ニップル4は両端部に前記雌ネジ部3aと螺合する雄ネジ部4aを有し、
前記雌ネジ部3aと前記雄ネジ部4aとの螺合により前記黒鉛電極ポール3が互いに接続され、
前記黒鉛電極ポール3の長さ(L1)と、前記黒鉛電極ポール3の直径(D1)と、前記ニップル4の長さ(L2)と、前記ニップル4の最大直径(D2)とが下記(1)〜(3)の条件:
(1)L1>L2
(2)0<L1−L2≦2D1
(3)0.3D1≦D2≦0.7D1
を満たすことを特徴とする、電気炉用電極。 (もっと読む)


【課題】真空アーク溶解において、インゴットの歩留まりを高いレベルに維持しつつ、溶解末期におけるホットトップや溶解停止のタイミングを的確に把握する方法を提供する。
【解決手段】溶解用電極を溶解し、凝固させて金属インゴットを得る金属の真空アーク溶解方法であって、溶解用電極5の溶解終端部である頂部に、第1の切欠9と第1の切欠の長さより短い第2の切欠10を有し、これらの形状の変化を検知して溶解末期に行うホットトップ操作の開始および終了時期、または溶解操作の終了時期を把握する。 (もっと読む)


冶金炉特に炉蓋(15)を備えて電気抵抗による運転を行う炉の電極(5)を送給し、クランプ・リング(3)とホルダー・リング(4、14)とを備える装置(1)において、ホルダー・リング(4、14)が炉蓋(15)に配置されたものとして形成されている。
(もっと読む)


【課題】 ブレーキが正常に作動しているかどうかを判定することのできるブレーキ作動監視機能を有するアーク炉の電極昇降制御装置を提供する。
【解決手段】 アーク炉は、アーク炉本体2内に挿入したアーク電極3に電力を供給するとともにアーク電極3をブレーキ付き電動機5により昇降制御してアーク炉本体2内に充填したスクラップ1とアーク電極3端の間に発生するアークによりスクラップ1を加熱して溶融する。アーク電極3を昇降制御する電極昇降制御装置7には、ブレーキ付き電動機5に対する停止信号に基づくブレーキ作動信号によりブレーキ8が作動した際の作動状態を監視するブレーキ作動監視回路12が設けられている。 (もっと読む)


【課題】三相交流アーク加熱により溶解や精錬を行う交流アーク炉において、各相の電流設定値を異なった値に設定にした場合でも、設定された通りの電流を流す機能を有する交流アーク炉の電極昇降制御装置を提供する。
【解決手段】当該交流アーク炉の三相交流回路モデルに各相の電流設定値Isetを入力して、各相の電圧検出点での電圧値Eiuを算定するとともに、各相の電流設定値を同一にした場合の電圧検出点の電圧値Eibを算定し、その比kiv(=Eib/Eiu)を該当する相の電圧検出値Eiに乗じて、該当する相の電圧検出値Eiを補正する。 (もっと読む)


【課題】処理が必要な産業廃棄物などをイオン化して処理する際に、ドロップアウトを防ぎ、安定的なガスプラズマ化及びイオン化を行うことができ、ドロップアウト後の再度稼働では長時間待つことなくかつ被処理物取り出しの作業負荷も軽減できる処理物質の処理装置および処理方法を提供する。
【解決手段】被処理物質の処理装置Pは、第1次アーク放電による熱源により前処理の施された被処理物質を燃焼させる燃焼機構2と燃焼機構に熱源を供給すると共に被処理物質を第1次アーク放電加熱する第1次アーク放電加熱機構3と第1次アーク放電加熱機構を経た被処理物質を第2次アーク放電加熱する第2次アーク放電加熱機構4と第2次アーク放電加熱機構を経た被処理物質を冷却する冷却機構5と冷却機構を経た被処理物質の吸着処理を行う吸着機構6とで構成される。 (もっと読む)


1 - 10 / 15