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国際特許分類[G10H1/12]の内容

国際特許分類[G10H1/12]に分類される特許

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【課題】低音域の音を発音可能な楽器の演奏による低音を好適に増強して出力できる低音増強処理装置、楽器用スピーカ装置、および音響効果装置を提供すること。
【解決手段】本発明によれば、低音域に属する少なくとも1つの周波数帯域の楽音信号が、圧縮手段と増強手段とを有する低音増強処理手段によって増強される。低音増強処理手段は、所定レベル以上の楽音信号が圧縮手段により圧縮され、後段に位置するパワーアンプへの低音域の入力レベルが大きくなり過ぎない一方で、小さいレベルの楽音信号についても、増強手段による増強がされているので十分な音圧で出力できる。また、低音増強処理手段に入力される楽音信号の入力レベルに基づき、当該低音増強処理手段による入出力レベル比が決定されるように、制御手段による制御が行われるので、入力レベルが大きい場合であっても、出力レベルが入力レベルより小さくなる不都合を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】弦楽器に張られた弦から伝播した振動を示す電気信号に、別の弦楽器における胴の共鳴音を付加する畳み込み演算を施した場合に、その胴の共鳴音の再現性を向上させること。
【解決手段】本発明の実施形態におけるギターは、ピックアップから出力されたオーディオ信号Sinに対して、フィルタ部13における畳み込み演算を施すことにより、別の機種のギターにおける胴などの共鳴音を付加したオーディオ信号Soutを出力する。このとき、フィルタ部13における伝達関数は、別の機種のギターにおける胴の共鳴に応じたピークf1、f2が現れる周波数特性を持ち、畳み込み演算後の信号において弦2の振動における基音の成分の減衰よりも早くピークf1、f2の成分を減衰させる伝達関数にする。これにより、オーディオ信号Soutは、その機種のギターにおける胴の共鳴の再現性を向上させた信号にすることができる。 (もっと読む)


オーディオ信号変更装置は、フィルターバンク処理部、基音決定部、倍音決定部、信号処理部及び結合部を含む。フィルターバンク処理部はオーディオ信号に基づき複数のバンドパス信号を生成し、基音決定部は、基音バンドパス信号を得るために、複数のバンドパス信号のうちから一つのバンドパス信号を選択する、さらに、倍音決定部は、選択された基音バンドパス信号に関連する倍音バンドパス信号を得るために、複数のバンドパス信号のうちから、選択された基音バンドパス信号に関する倍音基準を満たす一つのバンドパス信号を識別する。信号処理部は選択された基音バンドパス信号を所定の変更目標に基づき変更する。信号処理部は、また、選択された基音バンドパス信号に関連して識別された倍音バンドパス信号を、選択された基音バンドパス信号に対する変更に応じて変更する。さらに、結合部は、変更後のオーディオ信号を得るために、複数のバンドパス信号を結合する。 (もっと読む)


【課題】 ボコーダ制御に適した設定を適切に行うことが簡単にできる電子音楽装置の提供。
【解決手段】 音源により発生された楽音信号を制御して音響効果を付与する効果付与機能及び音声信号の特徴に基づき前記音源により発生された楽音信号を制御してボコーダ音を生成するボコーダ機能とを有してなる効果付与手段において、前記効果付与手段をボコーダ機能に切り替えるために必要なパラメータの設定がなされることに応じて、取得した音声信号を前記ボコーダ機能に供給する設定を促す提示をユーザに対して行うようにした。これにより、ユーザはエフェクタに対しボコーダ制御に適した設定を行うことに加えて、ボコーダ音の生成に利用される音声信号の供給先の設定を忘れることなく続けざまに行うことができる、つまりはボコーダ制御に適した設定を適切に行うことが簡単にできるようになる。 (もっと読む)


【課題】音量スペックを満足するために要求されるスピーカの設置空間が足りない。
【解決手段】本発明は、携帯用端末機のスピーカ音量に関するものであり、携帯用端末機は、オーディオハードウェアを介して出力される少なくとも一つの音源データを含む最終オーディオ信号の音量を増加させるサウンドブースタと、前記サウンドブースタによって音量増加されたオーディオデータを音信号で再生するスピーカと、を含む。 (もっと読む)


【課題】 フルートなど横笛に類する形態を有し、横笛の固有の演奏形態に応じた適切な音高および音色の楽音を発生する。
【解決手段】 マウスピース14に設けられた孔部16の端面に配置された第1のブレスセンサ35および第2のブレスセンサ26は、電子管楽器10の本体の断面の半径方向に沿って配置される。CPU21は、キースイッチ部24を構成する複数のキースイッチ31、32の操作状態に基づいて特定される音高の楽音を、第1のブレスセンサおよび第2のブレスセンサのセンサ値に基づいた音量レベルで発音するように音源部27に指示する。CPU21は、第1のブレスセンサ35の第1のセンサ値が、第2のブレスセンサ36のセンサ値と比較して、所定量大きい場合に、キースイッチの操作状態に基づく音高の1オクターブ高い音高の楽音を発生する音源部27に指示する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成でリアリティのある打撃音を放音可能なPCM録音方式の電子ドラムを提供すること。
【解決手段】衝撃波信号(Su)を入力する、周波数特性の異なる2種類のフィルタ(HPF300、LPF302)の夫々に対して個別にその後段側に、トリガ検出部(304、306)、フィルタ固有の音源部(312、314)および割り当て指示部(308、310)とを含んで成る2系統の信号処理系を設ける。そして、各割り当て指示部(308、310)は、トリガ検出部(304、306)がトリガ信号を検出するとこれに応答して、音源部(312、314)にボイス割り当て指示を与えるので、音源部(312、314)はこれに応答してフィルタ固有の発音動作を行う。 (もっと読む)


【課題】従来にない演奏を豊かにする効果を付与することができる効果装置を提供する。
【解決手段】図4は、各弦に対応するバンドパスフィルタの周波数特性を示し、横軸を周波数(対数)とし、縦軸を通過させる信号レベルとして示している。これらのバンドパスフィルタの周波数帯域は、入力される楽音の周波数によりいずれの弦で演奏されたかを識別することができるように設定されたものである。
例えば、第6弦に対応するフィルタでは、基音に対応するバンドパスフィルタ21の周波数帯域を82〜105Hzとする。これは、第6弦のオープン(いずれのフレットも押さえない場合)の周波数は、82.4Hzであり、第4フレットを押さえた場合の周波数は103.8であり、第6弦のオープン〜第4フレットの楽音のみを通過させるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】 ダンパペダルの踏み込みに応じて適切に共鳴音を発生させる。
【解決手段】 共鳴音生成回路28は、鍵盤楽器においてダンパーが配置され、かつ、弦が巻弦であるような第1の鍵域についての第1のインパルス応答データと、楽音波形データとの畳み込み演算を行う第1の畳み込み演算回路45、ダンパーが配置され、通常の弦であるような第2の鍵域についての第2のインパルス応答データと、楽音波形データとの畳み込み演算を行う第2の畳み込み演算回路46、並びに、ダンパーが配置されない第3の鍵域についての第3のインパルス応答データと、楽音波形データとの畳み込み演算を行う第3の畳み込み演算回路47を有する。 (もっと読む)


【課題】インパルス応答の測定をする必要なく、アコースティック楽器の共鳴を忠実に再現することができる係数測定装置、効果付与装置、およびこの効果付与装置を用いた楽音発生装置をを提供する。
【解決手段】FIRフィルタ21は、ギター1からマイク3に至る音響経路の伝達関数を模擬し、ピックアップ11で検出された音声信号をフィルタリングして出力信号を生成する。加算器22は、マイク取得信号から出力信号を減算し、誤差信号を出力する。FIRフィルタ21は、誤差信号を入力して伝達関数を更新する。出力信号は、マイク取得信号を模擬したものであり、FIRフィルタ21により都度、マイク取得信号に近づけられる。そのため、ギター1の胴共鳴や残響音を再現した信号を出力することができ、また、いわゆる箱鳴りのような共鳴感も再現することが可能である。 (もっと読む)


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