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国際特許分類[G21C21/18]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 原子炉またはその部分品の製造のために特に用いられる装置または方法 (134) | グループ7/00に包含される制御要素の製造 (3)

国際特許分類[G21C21/18]に分類される特許

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【課題】中性子吸収部材としてのハフニウムはボロンカーバイドよりも長寿命だが、従来のハフニウム製の原子炉制御棒はステンレス製のシースを有しており、長期間の照射に伴ってIASCCのリスクが高くなる。
【解決手段】ジルコニウム基合金を用いたシースを採用する。ジルコニウムは中性子吸収断面積が小さいため耐照射性に優れ、長期間の照射を受けても十分な強度・耐食性を維持できる。また、中性子吸収断面積以外の物性がハフニウムと類似しているため、熱応力の発生を防止することも可能である。 (もっと読む)


【課題】被覆管あるいは端栓の全外周面に均一なメッキ層を確実に形成させ、被覆管と端栓とを溶接して原子炉用制御棒を製造する場合に溶接性が悪化することがなく、耐摩耗性に優れた原子炉用制御棒の製造方法を提供する。
【解決手段】原子炉用制御棒の被覆管とほぼ同じ外径を有する被覆管メッキ用治具、原子炉用制御棒の端栓とほぼ同じ外径を有する端栓メッキ用治具を、それぞれ、被覆管開口部端面、端栓の被覆管接合面に密着、一体化させる一体化工程と、一体化された被覆管の被覆管メッキ用治具を上側にして、密着部がメッキ液液面より下になるようにメッキ液に浸漬してメッキ層を形成させ、一体化された端栓をメッキ液に浸漬してメッキ層を形成させるメッキ工程と、外周面にメッキ層が形成された被覆管、端栓を、各メッキ用治具と分離させる分離工程と、分離された被覆管と端栓とを突き合わせて溶接する溶接工程とを有する原子炉用制御棒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明はジルカロイ材とハフニウム材とから構成されるブレードを原子炉用制御棒に使用することで、シースとハフニウム金属板との間の荷重支持部材を必要とせず、シースに加わる局部的応力の問題を回避し、原子炉用制御棒の健全性や機械的・物理的強度を向上させて長寿命化を図り、原子炉運転の経済性を向上させる原子炉用制御棒を提供する。
【解決手段】原子炉用制御棒1Aはハンドルと一体化された先端構造材2と末端構造材3とを結合する十字形断面のタイロッド4Aと、このタイロッド4Aから横断面が十字形状に放射状に突出し、その外殻部が深いU字形断面の4枚のブレード9とで構成される。このブレード9はジルカロイ材から成るブレード外殻層15と、ハフニウム材から成る中性子吸収要素層16とを有するクラッド材から構成される。 (もっと読む)


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