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国際特許分類[H01M2/28]の内容

国際特許分類[H01M2/28]に分類される特許

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【構成】 液式の鉛蓄電池は、Pb-Ca-Sn系合金の圧延シートをエキスパンド加工または打ち抜き加工した負極格子に負極活物質を充填した負極板と、正極板と、電解液と、複数の負極板の耳部が溶接されたPb-Sb系合金の負極ストラップと、正極ストラップとを備えている。複数の負極板の耳部の合計厚さL2と負極ストラップの長さL1との比L2/L1を0.22以上0.34以下とする。
【効果】 PSOC下での負極格子の耳痩せを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池を製造する工場の作業環境及びその周辺への配慮の高まりから、As濃度を削減したPb−Sn−As合金(あるいはAsレス合金)を鉛蓄電池のストラップ・セル間接続部・極柱等の鉛部品に使用しても機械的強度と耐食性を確保した鉛蓄電池用鉛合金と、これを用いた鉛蓄電池を提供することが求められている。
【解決手段】Sn含有量が1.0質量%〜5.0質量%である鉛蓄電池用鉛合金において、As含有量が0.095質量%以下であり、B含有量が0.001質量%〜0.5質量%であることを特徴とする鉛蓄電池用鉛合金をストラップ・セル間接続体・極柱などに用いることにより耐久性に優れた鉛蓄電池を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】エキスパンド格子体の上下方向の伸びにより発生した応力を、集電部としての耳部の付け根部分に集中させない鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】 電槽と、この電槽底面に設けたリブと接するように配置されるエキスパンド格子体を使用した極板を備え、前記電極がその上端に集電部としての耳部を有し、前記電槽底面に設けたリブが、前記耳部が変形可能な応力により、前記耳部が変形するよりも前に凹変形するようにする。 (もっと読む)


【構成】
鉛-カルシウム-錫系合金から成る正極格子と、耳部の表面に鉛-錫-X系合金層を備えている鉛-カルシウム系合金または鉛-カルシウム-錫系合金から成る負極格子とを有する鉛蓄電池。ここでXはヒ素,銀,及びセレンから成る群の少なくとも一種類の元素を表す。
【効果】
鉛蓄電池の負極耳部表面の鉛-錫系合金での、錫リッチなβ相の粗大化を抑制することにより、負極の耳痩せを抑制する。 (もっと読む)


【課題】極板間における負極活物質の硫酸鉛蓄積量のばらつきを小さくすることによって寿命性能を良くした鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】正極板31及び負極板32をセパレータ33を介して積層して構成されており、複数の隔壁21で仕切られた電槽2内に収納される複数の極板群3と、各極板群毎に設けられ、当該極板群の負極板の耳部同士を連結する負極ストラップ71を有する負極接続導体7とを具備しており、当該負極接続導体7はPb−Sb系合金からなり、電槽2内に収容された電解液4が所定高さの電解液面4aを有する場合において、各極板群3に設けられた負極接続導体7と電解液4との接触面積を、互いに略等しく構成している。 (もっと読む)


【構成】
鉛−カルシウム−スズ系合金からなる正極格子、鉛−カルシウム−スズ系合金からなる負極格子、正極活物質、負極活物質、電解液、及び接続部材を備えた液式鉛蓄電池で、接続部材は鉛を主成分とし、かつアンチモン含有量が5000質量ppm以下である。負極活物質、正極活物質、及び電解液の少なくともいずれかが、アンチモン、ニッケル、銀、モリブデン、銅、及びテルルからなる群の少なくとも一員の元素を含有し、負極活物質、正極活物質、及び電解液での、アンチモンの含有量と、ニッケル、銀、モリブデンの含有量の10倍と、銅の含有量の5倍と、テルルの含有量の20倍との和が、負極活物質との質量比で100〜1000質量ppmである。電解液はアルミニウムイオンとリチウムイオンとを各0.02〜0.2mol/L含有する。
【効果】
高温でも常温でもアイドリングストップ寿命性能および減液性能に優れた液式鉛蓄電池が得られる。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池における極板の集電耳部の折損懸念を簡単な手段で解消する。そのような鉛蓄電池を提供し、また、鉛蓄電池用集電体の製造法を提供する。
【解決手段】鉛合金スラブを冷間圧延により製造した長尺の鉛合金シートをエキスパンド加工又は打抜き加工して集電耳部を一体に設けた集電体を用いて極板が構成され、前記極板の集電耳部にキャストオン方式によりストラップが形成された鉛蓄電池を対象とする。集電耳部2の表面に一方面の窪みに対応して他方面に膨出した極板高さ方向に長い1以上の突条3を有している。前記突条3がストラップの内部からストラップの外部にまで連続して延びている。突条3は、極板高さ方向と交差する方向に集電耳部が変形されようとする力に抗してリブとしての補強作用を発揮する。特に、ストラップ形成時に金型へ注いだ鉛溶湯の輻射熱を受けて曲げ強度が低下しやすいストラップの下面から直ぐの集電耳部を補強する。 (もっと読む)


【課題】高容量でかつ耐振動性が高い鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】セパレータを介して極性の異なる極板を交互に組み合わせた複数の極板群と、複数の極板群を収納する複数のセル室を有する電槽と、双方のセル室側でそれぞれ同じ極性の極板の耳部を集合接続する接続体と、蓋と、電解液とからなる鉛蓄電池であって、接続体は、隣り合うセル室どうしを繋ぐセル間接続部(厚みt)と、極板の耳部を集合接続する極板集電部と、セル間接続部と極板集電部を接合する接合部とからなり、接合部は、セル間接続部の底面と極板集電部の側面を接合する第1の接合部と、セル間接続部の側面と極板集電部の上面を接合するR形状の第2の接合部(半径r)とからなり、tとrと満充電後に乾燥させた極板群1つ当りの極板の総重量B(kg)との関係をr/t/B>0.48(kg-1)とした。 (もっと読む)


【課題】正極集電耳と正極ストラップとの接合部の、特に振動による断線を抑制すること。
【解決手段】正極集電耳の正極ストラップとの接合の結晶組織において、正極集電耳の長手方向に配向した結晶組織からなる第1の領域が形成され、正極集電耳の先端部において、結晶粒の正極集電耳の厚み方向の寸法を結晶粒径とした際に、この第1の領域に連続した領域であり、かつ、第1の領域の平均結晶粒径よりも大きな平均結晶粒径を有し、かつ、正極集電耳の長手方向に配列した結晶組織からなる第2の領域とを形成し、この第2の領域に連続して、特定の方向に配向しない結晶組織からなる第3の領域とが配置される。 (もっと読む)


【課題】極板が電解液に浸漬され、正負両極の集電体がカルシウムを含む鉛合金からなる鉛蓄電池において、負極側の集電耳とストラップとの接合部およびストラップ本体の腐食を抑制しつつ、過放電後の容量回復性を改善した鉛蓄電池を提供すること。
【解決手段】正負両極のストラップ、正極接続部品および負極接続部品は、いずれも少なくともその一部が電解液に浸漬され、正負両極のストラップ、正極接続部品をアンチモン含有量が0.01質量%以下に制限された鉛もしくは鉛合金で構成し、負極接続部品を0.5質量%以上のアンチモンを含む鉛もしくは鉛合金で構成する。本発明によれば、負極側の腐食を抑制し、かつ過放電後の容量回復性が顕著に改善される。 (もっと読む)


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