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国際特許分類[H01M4/84]の内容

国際特許分類[H01M4/84]に分類される特許

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【課題】鉛蓄電池用格子基板の鋳造に用いられる鋳造鋳型において、冷却速度の均一化を図り、格子基板に鋳造欠陥が発生することを防止することができるようにする。
【解決手段】鉛蓄電池用の格子基板の鋳造に用いられる鋳型10において、格子の桟を作る鋳溝20の表面を断熱材30で覆い、鋳溝20の交差部22Cには、鋳型表面を露出させた露出部28を形成した。 (もっと読む)


【課題】機械的強度、耐食性および耐グロス性に優れる鉛電池用鉛基合金基板の製造を目的とする。
【解決手段】カルシウムを0.06質量%以下含むPb−Ca−Sn系合金基板に熱処理を施す鉛電池用鉛基合金基板の製造方法において、前記熱処理前に、前記Pb−Ca系合金基板に2〜750時間の自然時効を施す鉛電池用鉛基合金基板の製造方法。本発明では、Pb−Ca−Sn系鉛基合金基板に、熱処理前に自然時効を所定時間施し熱処理前に析出物の核となる前駆体を生成させ、その後熱処理により前駆体を析出物に成長させるので析出が微細に且つ迅速に進み、Caの含有量が0.06質量%以下と低いにも係わらず、高強度の基板が得られ、活物質塗布時の変形が防止できる。また本発明で用いるPb−Ca系合金はCaの含有量が少ないため耐食性および耐グロス性に優れ、長寿命である。 (もっと読む)


【課題】鉛の溶解保持炉におけるドロスの発生を抑えた鉛蓄電池用基板の製造方法およびその製造装置を提供する。
【解決手段】溶解保持炉1で溶解した鉛または鉛合金溶湯5を基板鋳造機2により格子基板12に鋳造する鉛蓄電池用基板の製造方法において、基板鋳造機2で発生する基板切除屑3を、その表面の酸化物を還元しながら連続的に溶解して溶解保持炉1に戻す鉛蓄電池用基板12の製造方法。鉛または鉛合金溶解保持炉1および基板鋳造機2を主要部とする鉛蓄電池用基板12の製造装置において、基板鋳造機2で発生する基板切除屑3表面の酸化物を還元し溶解して溶解保持炉1に戻すための連続還元溶解炉4が備えられている鉛蓄電池用基板12の製造装置。溶融鉛回収容器或いは鉛屑送出機を用いることによりドロスの発生をより良好に防止できる。 (もっと読む)


【課題】鉛シート1の連続圧延の初期の段階で小圧下率の圧延を行って表層部の結晶組織のみをより微細化することにより、深層部の強度を高い状態で維持し格子形状の変形を防止して長寿命化ができる鉛蓄電池の極板集電体の製造方法を提供する。
【解決手段】鉛等のスラブ鋳造体の鋳造鉛シート1aを多段の圧延ロールで段階的に圧延する鉛蓄電池の極板集電体の製造方法において、圧延鉛シート1bが元のスラブ鋳造体のシート厚に対して50%の厚さに圧延されるまでに、1組の小径圧延ロール3、3によって3%以下の小圧下率で圧延を行う圧延工程を2段階以上含む構成とする。 (もっと読む)


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