説明

α4β7インテグリンと反応するヒト化免疫グロブリン

【課題】炎症性腸疾患に対する改良された治療アプローチを提供すること。
【解決手段】ヒト化免疫グロブリンがα4β7インテグリンに特異的に結合するのに適した条件下で試料をヒト化免疫グロブリンと接触させる工程、および
形成された抗体−α4β7インテグリン複合体を検出する工程
を含んでなる試料中のα4β7インテグリンを検出するためのインビトロ方法であって、該ヒト化免疫グロブリンは、非ヒト起源の軽鎖可変領域の3つの相補性決定領域(CDR1、CDR2およびCDR3)の少なくとも1つおよびヒト起源の軽鎖可変領域に由来する枠組み領域ならびに非ヒト起源の重鎖可変領域の3つの相補性決定領域(CDR1、CDR2およびCDR3)の少なくとも1つおよびヒト起源の重鎖可変領域に由来する枠組み領域を含む抗原結合領域を含んでなり、該相補性決定領域が以下:
軽鎖: CDR1 配列番号:12のアミノ酸44−59
CDR2 配列番号:12のアミノ酸75−81
CDR3 配列番号:12のアミノ酸114−122
重鎖: CDR1 配列番号:15のアミノ酸50−54
CDR2 配列番号:15のアミノ酸69−85
CDR3 配列番号:15のアミノ酸118−129
に示されるアミノ酸配列を有する、方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒト化免疫グロブリンがα4β7インテグリンに特異的に結合するのに適した条件下で試料をヒト化免疫グロブリンと接触させる工程、および
形成された抗体−α4β7インテグリン複合体を検出する工程
を含んでなる試料中のα4β7インテグリンを検出するためのインビトロ方法であって、該ヒト化免疫グロブリンは、非ヒト起源の軽鎖可変領域の3つの相補性決定領域(CDR1、CDR2およびCDR3)の少なくとも1つおよびヒト起源の軽鎖可変領域に由来する枠組み領域ならびに非ヒト起源の重鎖可変領域の3つの相補性決定領域(CDR1、CDR2およびCDR3)の少なくとも1つおよびヒト起源の重鎖可変領域に由来する枠組み領域を含む抗原結合領域を含んでなり、該相補性決定領域が以下:
軽鎖: CDR1 配列番号:12のアミノ酸44−59
CDR2 配列番号:12のアミノ酸75−81
CDR3 配列番号:12のアミノ酸114−122
重鎖: CDR1 配列番号:15のアミノ酸50−54
CDR2 配列番号:15のアミノ酸69−85
CDR3 配列番号:15のアミノ酸118−129
に示されるアミノ酸配列を有する、方法。
【請求項2】
前記試料が組織試料である、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記試料が、炎症滲出物、血液、血清、および腸液からなる群より選ばれる体液を含む、請求項1記載の方法。
【請求項4】
酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)、化学発光アッセイ、ラジオイムノアッセイまたは免疫組織学の使用を含む、請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記ヒト化免疫グロブリンが軽鎖および重鎖を含んでなり、軽鎖が配列番号:21の可変領域を含んでなり、重鎖が配列番号:19の可変領域を含んでなる、請求項1記載の方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18A】
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【図18B】
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【図19】
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【公開番号】特開2008−281562(P2008−281562A)
【公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−120608(P2008−120608)
【出願日】平成20年5月2日(2008.5.2)
【分割の表示】特願平10−509853の分割
【原出願日】平成9年8月6日(1997.8.6)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.UNIX
2.FLOPPY
【出願人】(500287639)ミレニアム・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (98)
【氏名又は名称原語表記】MILLENNIUM PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】