説明

こまの回転装置

【課題】こまを定位置に係留させて回すもので、こまの回転時間を大幅に引き延ばすことと、こまとこまの回転装置を魅力的に造形し装飾可能なものにすること。
【解決手段】磁性材で設けたこまの心棒を有するこまを設け、該こまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ適当な磁力を有する磁石を内蔵した磁石保持体を設け、該磁石保持体をこまの近傍に設けたこま支持体の適当な箇所に固定して設け、このこまとこま支持体を効果的に造形・装飾することを可能にした、こまの回転中も回転終了後も倒れることがないこまの回転装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、倒れないこまに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、倒れないこまは、磁石を利用してバランスをとりながら回転させるものや、床や天井にこまの心棒を係留する軸受けを設けた展示用の巨大こま等があった。
【特許文献1】特開2003−190646号公報
【特許文献2】実公昭48−026639号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、こまの心棒の上下端を定位置に係留してこまを回すものであり、こまの回転終息後も倒れないこまに関するものであるが、電気等を使用することもなく、こまの回転持続時間を大幅に引き延ばし、更に、こまを中心としたこま回転装置全体の見栄えを良くし、こまを回す楽しみと合わせて、こまを回す装置全体を魅力的に造形することを可能とし、遊戯目的と合わせて、観賞目的にも応えるこまとしての価値を高めること。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、こまの心棒を鉄などの磁性材で設け、こまの心棒の上下端のそれぞれ上部と下部に、磁石を内蔵した磁石保持体を設け、この磁石保持体をこまの近傍に設けたこま支持体に固定して設ける。
【発明の効果】
【0005】
こまの心棒を磁性材で設け、こまの心棒の上下端の上部と下部に、適当な磁力を有する磁石を内蔵した磁石保持体を設けたため、こま全体の重量を限りなく軽くし、その結果こまの心棒にかかる回転摩擦を最小にして、こまの回転持続時間を大幅に延長することが出来た。また、こまにはこまの回転方向の区分の模様だけではない、効果的な色模様を彩色しているため、大幅に延長されたこまの回転時間の、特に後半のゆっくりとこまが回る間に、こまの色模様の変化の面白さを観賞することが出来る。
【0006】
こまの心棒を係留させ、こまの転倒を防止しているこまの支持体は、いろいろな形に造形し装飾することが出来るため、こまの回転中も、こまの静止時も見て楽しいこまの回転装置とすることが出来た。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
こまの心棒を磁性材で設け、こまの心棒の上下端のそれぞれ上部と下部に、磁石を内蔵した磁石保持体を設け、こまの近傍に設けたこま支持体の適当な箇所に、この磁石保持体を固定して設けて、こまの回転持続時間を大幅に延長し、またこまとこま支持体を魅力的に造形し装飾出来るものとした。
【実施例1】
【0008】
図1〜図4は本発明の一実施例であり、こま(8A)の心棒(1A)を鉄などの磁性材で設け、こまの心棒の上下端(2)、(3)のそれぞれ上部と下部に、適当な磁力の磁石(4)を内蔵する磁石保持体(5A)、(5B)を設け、こまの近傍に設けたこま支持体(6A)にこの磁石保持体(5A)、(5B)をそれぞれ固定して設け、該こま支持体(6A)を台座(7A)に固定したものである。
【0009】
図4に示すように、上部の磁石保持体(5A)と下部の磁石保持体(5B)に内蔵している磁石(4)の内側には、それぞれ適当な厚みを有する隔離板(9)、(10)を設けており、これらの隔離板の厚みは、磁石保持体(5A)、(5B)に内蔵する磁石(4)が、こまの心棒に対する磁力の強弱を調節するのに役に立っている。磁石保持体(5A)、(5B)に内蔵されている磁石(4)自体の磁力の強弱も、こまの心棒に対する磁力の大小に影響していることは当然である。このように隔離板(9)、(10)の厚みの調整と、磁石(4)自体の磁力の大きさの調整により、こまの重量が最小になるように設定して、こまの回転持続時間を大幅に増すことが出来た。
【0010】
こま支持体(6A)に設けた磁石保持体(5A)、(5B)の中の磁石(4)の、それぞれの磁極に吸引する方向の磁極にして、こまの心棒自体を磁石で設けてもよい。こまの心棒(1A)の上下端(2)、(3)と隔離板(9)や隔離板(10)の間は、こまが自由に回転するのを妨げない程度に軽く接触させているが、わずかに隔離し、付いたり離れたりする間隔に保持させてもよい。
【0011】
上部の磁石保持体(5A)の下部と、下部の磁石保持体(5B)の上部に、こまの心棒の離脱を防止する係留輪(11)を固定して設ける。こまを回すときは、こま本体の前部に指を当て、左右のいずれかに指を振ることによりこまを回転させることが出来る。こま本体の色模様の彩色をこまの回転方向区分の模様だけでなく、縦方向や斜め方向の模様を効果的に施すことにより、こまの回転時の特に後半の回転時に、色の混色や色模様の変化の面白さを楽しむことが出来る。
【0012】
こま支持体(6A)は、上部と下部に磁石保持体(5A)、(5B)を設け、該磁石保持体にはそれぞれ係留輪(11)を設けているため、こまの転倒を防止しているだけでなく、このこま支持体をいろいろ造形し、色模様で装飾することが出来るため、こまを回している時も、こまの回転が停止しているときも楽しめる遊戯具兼観賞用置物として用いることが出来る。図5と図6は、こまとこま支持体を自由に造形、装飾した実施例を示すものである。
【実施例2】
【0013】
図7、図8に示す実施の形態では、こま(8E)の心棒(1E)の上下端の上部と下部に、それぞれ磁石保持体(5C)、(5D)を設け、該磁石保持体をそれぞれ突出板(13A)、(13B)の前部に固定して設け、該突出板の後部を、それぞれこまの後部に設けたこま支持体(6B)の適当な箇所に固定して設けたものである。いろいろな用品や置物の表面に、こま支持体を固定することにより、こまを回すことが出来る用品や置物とすることが出来る。
【実施例3】
【0014】
図9、図10に示す実施の形態では、磁性材で設けたこまの心棒(1L)を有する人形の中間体(18)を設け、該人形の中間体の上部に、磁石保持体(5E)を適当に保持する人形の上部体(15)を設け、人形の中間体(18)の下部に、磁石保持体(5F)を適当に保持する人形の下部体(16)を設け、人形の上部体の後部と人形の下部体の後部を、こま支持体(6G)で適当に連結して設けたものである。人形の中間体がこまになって回るという、楽しい人形として興味を持たれることが期待できる。人形の他のいろいろな玩具や用品・置物にも利用できる。
【実施例4】
【0015】
図11に示す実施の形態では、こまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ心棒接触板(19A)(19B)を設け、該心棒接触板の内側に、それぞれ係留輪(11)を設け、該心棒接触板をこま支持体(6C)の適当な箇所に固定して設けたものである。磁石保持体を使用していないため、こまの重量が下部の心棒接触板(19B)に集中し、このため、こまの回転持続延長効果がなくなるが、こま支持体を設けているため、観賞用こまとして、また倒れないこまとしての価値は変わらない。また磁石保持体がない分見た目がスッキリして、また低コストになることが期待できる。
【実施例5】
【0016】
図12に示す実施の形態では、トロフィーの一部に本発明の倒れないこまを組み込んで設けたものであり、飾るだけでなく手元に置いて遊戯的に楽しむことが出来るトロフィーとして興味を持たれることが期待できる。
【実施例6】
【0017】
図13に示す実施の形態では、中空部を設けたこまの外殻体(21A)を透明材で設け、該外殻体の上部と下部に、心棒固定部(55B)を設け、該心棒固定部に、心棒兼用ホルダー(22A)を固定して設けたものである。該心棒兼用ホルダーのホルダー部(57)に、宝石(13)等輝くものを保持させてこまを回転させると、こまの回転時の特にこまがゆっくり回る時の、宝石等のキラキラ輝く様子は、格別の興味を持って観賞されるものである。図14、図15では、外殻体に代えて棒状体(52)を設けた宝石等を保持させるホルダー付こまを示すものである。
【実施例7】
【0018】
図16に示す実施の形態では、上下に磁性材で設けたこまの心棒(1C)を有する内こま(32)を設け、該内こまに接触させないための中空部を有する外こま(29)を内こまの外側に設け、該内こまの心棒(1C)の上下端の上部と下部に、それぞれ内側磁石保持体(5P)、(5Q)を設け、外こま(29)の上部と下部に、それぞれ内側磁石保持体(5P)、(5Q)を固定して設け、該内側磁石保持体の外側にそれぞれ外こまの心棒(1F)、(1G)を設け、該外こまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ外側磁石保持体(5H)、(5J)を設け、該外側磁石保持体をこま支持体(6E)の適当な箇所に固定して設けたものである。外こまの外殻体に代えて棒状体を設けてもよい。
【0019】
外こま(29)の外殻体の少なくとも一部を透明にして、その他の非透明部分には、適当な模様を施し、内こま(32)にも適当な模様を施す。外こまの外殻体を非透明材で設け、その外殻体の一部を適当に開口し、開口部分より内こまが見えるようにしてもよい。外こま(29)に指を触れてこまを回転させると、外こま(29)と内こま(32)の回転速度に差異を生じ、そのため、外こまの模様と、外こまの透明部分より見える、または非透明材で設けた外殻体の開口部より見える内こまの模様が入り混じり、変化のある色模様を現出させることが出来る。
【実施例8】
【0020】
図17に示す実施の形態では、リング磁石(37A)を内蔵した磁石保持体を下部磁石保持体(5K)として設け、非磁性材のこまの心棒の下部(53)を、下部磁石保持体(5K)の中心部に固定して、固定心棒(1D)として設ける。下部磁石保持体(5K)の上部に、非磁性材の筒を、固定心棒(1D)に通して回転自在にして、下部隔離体(50A)として設ける。縦位置中心部に固定心棒(1D)を通す空洞(51)を設け、上部と下部にそれぞれリング磁石(37B)、(37C)を内蔵したこま(8C)を設け、該こまを固定心棒(1D)に通して、下部隔離体(50A)の上に回転自在にして設ける。
【0021】
こまの上部に、非磁性材の筒を、固定心棒(1D)に通して回転自在にして、上部の隔離体(50B)として設ける。該上部の隔離体(50B)の上に、リング磁石(37D)を内蔵した磁石保持体を、固定心棒を通して固定し、上部の磁石保持体(5M)として設ける。下部隔離体(50A)は、こま(8C)の下部と下部磁石保持体(5K)との間を一定の間隔に保持するのに役立っている。
【0022】
上部隔離体(50B)は、こま(8C)の上部と上部磁石保持体(5M)との間を一定の間隔に保持するのに役立っている。下部磁石保持体(5K)の上面や、上部磁石保持体(5M)の下面、またこまの上面及びこまの下面にそれぞれ滑面板(54)を設けており、これ等は、上部の隔離体(50B)や下部の隔離体(50A)に接触する時の回転摩擦を軽減させるのに役立っている。この隔離体(50A)、(50B)に代えて非磁性材のボールベアリング等を用いてもよい。
【0023】
こまの上部と下部に設けたリング磁石(37B)、(37C)と上部の磁石保持体(5M)と下部の磁石保持体(5K)にそれぞれ内蔵されたリング磁石(37D)、(37A)は、それぞれ適当な磁力を有するものを用いており、また、隔離体(50A)、(50B)の厚みを適当なサイズに調整することにより、こまの重量を最小になるようにする。これによりこまの回転持続時間を大幅に延長することが出来る。
【0024】
こま(8C)の上部と下部に設けたリング磁石(37B)、(37C)と上部の磁石保持体(5M)に内蔵されたリング磁石(37D)及び下部の磁石保持体(5K)に内蔵されたリング磁石(37A)との間は、互いに引き合う磁極に設けられているが、これを反対に、反発しあう磁極にしてバランスをとることも出来る。また、こまの下部に設けたリング磁石(37C)と下部の磁石保持体(5K)に内蔵されたリング磁石(37A)の間は、反発する磁極にして、こまの上部に設けたリング磁石(37B)と上部の磁石保持体(5M)に内蔵されたリング磁石(37D)の間は、引き合う磁極にしてバランスをとることも出来る。
【0025】
上部の磁石保持体(5M)と下部の磁石保持体(5K)が、固定心棒(1D)で固定されているため、こま支持体が不要であり、こまとこま回転装置全体が外観上大変シンプルな構成となっている。
【実施例9】
【0026】
図18に示す実施の形態では、複数個のこまを横に接近して並べて設け、正面から見たとき、一方のこまの本体の凹凸の形状に合わせて隣のこまの凹凸の形状がかみ合うように形成し、かつ、隣のこまに接触しない距離を保持させて設け、複数個のこまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ磁石保持体(5L)、(5N)を設け、該磁石保持体をこま支持体(6F)の適当な箇所に固定して設けたものである。複数個のこまを回転させるとき、接触しそうで接触せずに回転するところに、独特の興趣を生じ、それを楽しむことが出来るものである。
【実施例10】
【0027】
図19、図20に示す実施の形態では、ペンギンの体の中に空洞を設け、その体の前部を開口し、体の上部と下部に磁石保持体(5T)、(5U)を設けて、空洞にペンギンの腹を模したこま(8H)を設けたものである。ペンギンの他いろいろな動物に造形することが出来る。
【産業上の利用可能性】
【0028】
横断面が円形のビンや缶をモデルにして、小型化して成形し、これをこまにして回転させることが出来るため、ビンや缶を使用している、いろいろな商品をモデルにしたこまを作製することが出来る。これを広告用グッズとして使用すれば、利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】実施例1の斜視図
【図2】実施例1の正面図
【図3】実施例1の平面図
【図4】実施例1の側断面図
【図5】実施例1の応用例の正面図
【図6】図5の平面図
【図7】実施例2の正面図
【図8】図7の側面図
【図9】実施例3の正面図
【図10】図9の側面図
【図11】実施例4の正面図
【図12】実施例5の正面図
【図13】実施例6の側断面図
【図14】実施例6の応用例の正面図
【図15】図14の平面図
【図16】実施例7の側断面図
【図17】実施例8の正断面図
【図18】実施例9の正面図
【図19】実施例10の正面図
【図20】実施例10の側面図
【符号の説明】
【0030】
1A こまの心棒
1C こまの心棒
1D 固定心棒
1E こまの心棒
1F 外こまの心棒
1G 外こまの心棒
1H こまの心棒部
1J こまの心棒
1K こまの心棒
1L こまの心棒
1M こまの心棒
1P こまの心棒
2 こまの心棒の上端
3 こまの心棒の下端
4 磁石
5A 磁石保持体
5B 磁石保持体
5C 磁石保持体
5D 磁石保持体
5E 磁石保持体
5F 磁石保持体
5H 外側磁石保持体
5J 外側磁石保持体
5K 下部磁石保持体
5L 磁石保持体
5M 上部磁石保持体
5N 磁石保持体
5P 内側磁石保持体
5Q 内側磁石保持体
5R 磁石保持体
5S 磁石保持体
5T 磁石保持体
5U 磁石保持体
6A こま支持体
6B こま支持体
6C こま支持体
6E こま支持体
6G こま支持体
6F こま支持体
6H こま支持体
6J こま支持体
7A 台座
7B 台座
8A こま
8C こま
8E こま
8D こま
8F こま
8G こま
8H こま
9 隔離板
10 隔離板
11 係留輪
13 宝石
13A 突出板
13B 突出板
15 人形の上部体
16 人形の下部体
18 人形の中間体
19A 心棒接触板
19B 心棒接触板
21A 外殻体
22A 心棒兼用ホルダー
22B ホルダー
29 外こま
32 内こま
37A リング磁石
37B リング磁石
37C リング磁石
37D リング磁石
50A 下部隔離体
50B 上部隔離体
51 空洞
52 棒状体
53 固定心棒の下部
54 滑面板
55A 心棒固定部
55B 心棒固定部
57 ホルダー部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下に心棒を有するこまを設け、該こまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ心棒接触板を設け、該心棒接触板にそれぞれ適宜係留輪を設け、該心棒接触板を、こまの近傍に設けたこま支持体の適当な箇所に固定して設けたことを特徴とするこまの回転装置。
【請求項2】
鉄などの磁性材で設けたこまの心棒を有するこまを設け、該こまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ磁石を内蔵した磁石保持体を設け、該磁石保持体を、こま支持体の適当な箇所に固定して設けたことを特徴とする請求項1に記載のこま回転装置。
【請求項3】
こまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ磁石保持体を設け、該磁石保持体をそれぞれ突出具の前部に固定して設け、該突出具の後部を、それぞれこま支持体の適当な箇所に固定して設けたことを特徴とする請求項1〜2に記載のこま回転装置。
【請求項4】
こまの心棒を有する人形の中間体を設け、該人形の中間体の上部に、磁石保持体を適当に保持する人形の上部体を設け、該人形の中間体の下部に、磁石保持体を適当に保持する人形の下部体を設け、該人形の上部体と該人形の下部体を、それぞれこま支持体で適当に連結して設けたことを特徴とする請求項1〜3に記載のこまの回転装置。
【請求項5】
こまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ磁石保持体を設け、該磁石保持体をそれぞれこま支持体の適当な箇所に固定して設け、該こま支持体をトロフィーの適当な箇所に設けたことを特徴とする請求項1〜3に記載のこま回転装置。
【請求項6】
中空部を設けたこまの外殻体を設け、該こまの外殻体の上部と下部にそれぞれこまの心棒を設け、該外殻体の内側に宝石等を保持させるホルダーを設けたことを特徴とする請求項1〜5に記載のこま回転装置。
【請求項7】
上下に心棒を有する内こまを設け、該内こまの外周部に接触させないための中空部を有する外こまを内こまの外側に設け、該内こまの心棒の上下端の上部と下部に、内側磁石保持体を設け、該内側磁石保持体を、外こまの上部と下部にそれぞれ固定して設け、該内側磁石保持体の外側にそれぞれ外こまの心棒を設け、該外こまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ外側磁石保持体を設け、該外側磁石保持体をこま支持体の適当な箇所に固定して設けたことを特徴とする請求項1〜6に記載のこまの回転装置。
【請求項8】
リング磁石を内蔵した下部磁石保持体を設け、こまの心棒の下部を該下部磁石保持体に固定して、固定心棒として設け、該下部磁石保持体の上部に、適当なサイズの筒を回転自在にして固定心棒に通して下部隔離体として設け、縦位置中心部に固定心棒を通す空洞を設け、上部と下部にそれぞれリング磁石を内蔵したこまを設け、該こまを固定心棒に通して、下部隔離体の上部に設け、該こまの上部に、適当なサイズの筒を回転自在にして、固定心棒に通して上部隔離体として設け、該上部隔離体の上部に、リング磁石を内蔵した磁石保持体を固定心棒の上部に固定して、上部磁石保持体として設けたことを特徴とするこま回転装置。
【請求項9】
適当な間隔を保持して複数個のこまを横に並べて設け、該複数個のこまの心棒の上下端の上部と下部に、それぞれ磁石保持体を設け、該磁石保持体をそれぞれこま支持体の適当な箇所に固定して設けたことを特徴とする請求項1〜7に記載のこま回転装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2008−86556(P2008−86556A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−270628(P2006−270628)
【出願日】平成18年10月2日(2006.10.2)
【出願人】(593057067)
【Fターム(参考)】