説明

みじん切りカッター

【課題】みじん切り調理するとき、電動の調理器具を用意したり、使用後洗ったりするのは面倒である。また材料が少量のときやニンニク、玉ねぎのようにの臭いや刺激があるもののみじん切りは困難である。
【解決手段】みじん切りの材料をまな板の上に置き、その上に底が開口されたカッターをかぶせ、取っ手d付きカッターを上下動させることによって、材料に触ることなくみじん切りにできるもので、臭いや刺激を防ぐことができる。また、カットした材料が容器内に飛び散らないよう、カッター刃cの上のカットした材料を潰さない位の高さの位置に、円形状の板を取り付け固定し、作業しないときの安全性を考慮し、カッター刃cを本体の奥に収納するため、円筒形容器本体aのカッターを上下させる穴と円形板の間にバネfを取り付ける。カッターの取っ手dから手を離すと、バネfの力によって本体上部へカッター刃cを収納することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、野菜等のみじん切りをするのに、大がかりな道具を用意することなく簡単にみじん切りができ簡単に後始末できるよう、また収納も簡単にできるよう考案した。
【背景技術】
【0002】
本考案は、バネの収縮する力を利用したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】2003−89094号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
みじん切り調理するとき、電動の調理器具を用意したり、使用後洗ったりするのはたいへん面倒である。また材料が少量のときやニンニクのように臭いが手に付くとこまるもの、玉ねぎのように刺激があるもののみじん切りはたいへん困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本考案は、みじん切りの調理をするとき、材料をまな板の上に置いたままにして、その上に円筒形の底の部分が開口された本カッターをかぶせ、その円筒形容器に組み込んだ取っ手付きカッターを上下動させることによって、材料に触ることなくみじん切りにできるもので、臭いや刺激を防ぐことができる。また、カットした材料が容器内に飛び散らないよう、カッター刃の上のカットした材料を潰さない位の高さの位置に、円形状の板を取り付け固定する。そして、作業しないときの安全性を考慮し、カッター刃を本体の奥に収納するため、円筒形容器本体の上部中央、カッターを上下させる穴と円形板の間にバネを取り付ける。すると、カッターの取っ手から手を離すと、バネの力によって本体上部へカッター刃を収納することができる。みじん切りにした材料は、まな板から直接鍋やボール等に移すことによって手間なく調理することができる。
【発明の効果】
【0006】
本考案は、みじん切りの調理をするとき、材料をまな板の上に置いたままにして、その上に本カッターをかぶせることにより、臭いや刺激を防ぐことができるので、手に臭いが付くのを気にしなくてもよくなるし、刺激によって涙をながすこともなくなる。そして、後片付けが簡単にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
円筒形の本体は、まな板の上に置いた材料を見えやすくするため、透明なものがよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】1、全体図 2、みじん切りするためカッターをまな板の位置まで押した図 3、みじん切りカッターの取っ手を放すとバネの力によって刃が本体奥へ収納された図
【図面の符号の説明】
【0009】
a 円筒形本体
b 本体開口部(まな板面)
c カッターの刃
d カッターの取っ手
e 飛び散り防止板
f バネ
g 取っ手を押したとき本体との間の指挟み防止
H カッターの高さ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
野菜等をみじん切りにするもので、みじん切りの対象物をまな板の上に置いたままにして、その上に円筒形の容器の内側にカッターが内蔵され、底の部分が開口された本体をかぶせ、その円筒形容器本体の上部に組み込んだ先端にみじん切りにする十字型の刃が付いているカッターの取っ手を持ち上下することで、まな板の上に置かれた野菜をみじん切りにすることができる、みじん切り対象物をまな板の上に置いたまま容器をかぶせてみじん切りにすることを特徴とするみじん切りカッター。
【請求項2】
野菜等をみじん切りにするカッターで、請求項1記載のカッターは上下動させる取っ手の先端にカッターの刃を十字型に取り付けるとき、カッターの刃と刃が交差する部分の下端から上端にむかって斜めに翼をつけることにより、カットした物が刃から剥がれやすくすることを特徴とするみじん切りカッター。
【請求項3】
野菜等をみじん切りするカッターで、請求項2記載のカッターは、請求項1の円筒形の本体に取り付けるとき、カッターの刃の上部に、みじん切りした物が飛び散らないよう円形状の板を取り付け固定し、その円形状板と円筒形の本体の上部の内側をバネで繋ぎカッターの取っ手を上下動させるとき、押える力を抜くとバネの力でカッターの刃が上に上がり、円筒形本体の上部に収納されるのを特徴とするみじん切りカッター。

【図1】
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