説明

アミド化合物とその植物病害防除用途

【課題】植物病害を防除すること
【解決手段】式(1)


〔式中、X1、X2、Z1及びE1等は、明細書中に記載の定義を表す。〕で示されるアミド化合物を有効成分として含有する植物病害防除剤は防除することがきる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1)

〔式中、
1はフッ素原子、C1−C4アルコキシ基、C3−C4アルケニルオキシ基、C3−C4アルキニルオキシ基又はNR12基を表し、
2は水素原子、フッ素原子、C1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、C1−C4ハロアルキル基、C1−C4アルコキシ基、C1−C4アルキルチオ基、ヒドロキシC1−C4アルキル基、シアノ基、ホルミル基、NR34基、CO25基、CONR67基、或いは、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基及びニトロ基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基で置換されていてもよいフェニル基を表し、
1は酸素原子又は硫黄原子を表し、
1はA1−Cy1で示される基又はA2−CR8910で示される基を表し、
1は単結合、CH2基、CH(CH3)基、C(CH32基、CH(CH2CH3)基、CH2CH2基、CH2CH2CH2基又はC(CH2CH2)基、或いは、C1−C3ハロアルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、シアノ基及びC2−C5アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基で置換されたCH2基を表し、
2はCH2基、CH(CH3)基、C(CH32基又はCH(CH2CH3)基、或いは、C1−C3ハロアルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、シアノ基及びC2−C5アルコキシカルボニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基で置換されたCH2基を表し、
Cy1は下記群[a-1]より選ばれる少なくとも1種の基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、下記群[a-1]より選ばれる少なくとも1種の基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルケニル基、下記群[a-1]より選ばれる少なくとも1種の基で置換されていてもよく、かつ環を形成するメチレンの1つがカルボニル基に置換されたC3−C6シクロアルキル基又は下記群[a-1]より選ばれる少なくとも1種の基で置換されていてもよいC3−C6ヒドロキシイミノシクロアルキル基を表し、
1及びR2は独立して水素原子、C1−C4アルキル基、C3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、C2−C4ハロアルキル基、C2−C5アルキルカルボニル基、C2−C5アルコキシカルボニル基又はC1−C4アルキルスルホニル基を表し、
3及びR4は独立して水素原子、C1−C4アルキル基、C3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、C2−C4ハロアルキル基、C2−C5アルキルカルボニル基、C2−C5アルコキシカルボニル基又はC1−C4アルキルスルホニル基を表し、
5はC1−C4アルキル基、C3−C4アルケニル基又はC3−C4アルキニル基を表し、
6は水素原子、C1−C4アルキル基、C3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、C2−C4ハロアルキル基、C2−C5アルキルカルボニル基、C2−C5アルコキシカルボニル基又はC1−C4アルキルスルホニル基を表し、
7は水素原子、C1−C4アルキル基、C3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基又はC2−C4ハロアルキル基を表し、
8及びR9は独立してC1−C4アルキル基を表し、
10は水素原子、C1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、シアノ基、カルボキシル基、C2−C5アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、C1−C6アルコキシ基、C3−C6アルケニルオキシ基、C1−C6ハロアルキル基、C2−C6ハロアルコキシ基、C1−C3アルキルチオ基、ヒドロキシC1−C6アルキル基、C2−C4アルキルカルボニルオキシ基、(C1−C3アルキルアミノ)C1−C6アルキル基、(ジ(C1−C3アルキル)アミノ)C1−C6アルキル基、メルカプト基、カルバモイル基、C2−C6シアノアルキル基、C1−C3アルキルスルホニル基又はNR1112基〔式中、R11及びR12は独立して水素原子、C1−C4アルキル基、C2−C5アルキルカルボニル基、C2−C5アルコキシカルボニル基又はC1−C4アルキルスルホニル基を表す。〕を表す。
群[a-1]:
ハロゲン原子、C1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、ヒドロキシル基、シアノ基、カルボキシル基、C2−C5アルコキシカルボニル基、C1−C6アルコキシ基、C3−C6アルケニルオキシ基、C1−C6ハロアルキル基、C1−C6ハロアルコキシ基、C1−C3アルキルチオ基、環を形成する同一炭素原子との2重結合を形成するC1−C3アルキリデン基、ヒドロキシC1−C6アルキル基、C2−C4アルキルカルボニルオキシ基、(C1−C3アルキルアミノ)C1−C6アルキル基、(ジ(C1−C3アルキル)アミノ)C1−C6アルキル基、メルカプト基、カルバモイル基、ホルミル基、C2−C6シアノアルキル基、C1−C3アルキルスルホニル基、フェノキシ基又はNR1314基〔式中、R13及びR14は独立して水素原子、C1−C4アルキル基、C2−C5アルキルカルボニル基、C2−C5アルコキシカルボニル基又はC1−C4アルキルスルホニル基を表す。〕〕
で示されるアミド化合物。
【請求項2】
1が単結合、CH2、CH(CH3)、C(CH32又はCH(CH2CH3)、或いは、C2−C4アルケニル基及びC2−C4アルキニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基で置換されたメチレンであり、
2がCH2、CH(CH3)、C(CH32又はCH(CH2CH3)、或いは、C2−C4アルケニル基及びC2−C4アルキニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基で置換されたメチレンであり、
10が水素原子、C1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、C1−C6アルコキシ基、C3−C6アルケニルオキシ基、C1−C3アルキルチオ基又はC1−C6ヒドロキシアルキル基であり、
群[a−1]が、
ハロゲン原子、C1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、ヒドロキシル基、シアノ基、C1−C6アルコキシ基、C3−C6アルケニルオキシ基、C1−C6ハロアルキル基、C1−C6ハロアルコキシ基、C1−C3アルキルチオ基、環を形成する炭素原子との2重結合を形成するC1−C3アルキリデン基、C1−C6ヒドロキシアルキル基及びC2−C4アルキルカルボニルオキシ基である
請求項1記載のアミド化合物。
【請求項3】
1が単結合、CH2又はCH(CH3)であり、
2がCH2、CH(CH3)又はC(CH32であり、
10が水素原子、C1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、C1−C6アルコキシ基、C3−C6アルケニルオキシ基、C1−C3アルキルチオ基又はC1−C6ヒドロキシアルキル基であり、
Cy1がハロゲン原子、C1−C4アルキル基及びヒドロキシル基より選ばれる少なくとも1種の基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基、或いは、ハロゲン原子、C1−C4アルキル基及びヒドロキシル基より選ばれる少なくとも1個の基で置換されていてもよいC3−C6シクロアルケニル基である請求項1記載のアミド化合物。
【請求項4】
1がA1−Cy1で示される基であり、A1が単結合、CH2、CH(CH3)、C(CH32又はCH(CH2CH3)、或いは、C2−C4アルケニル基及びC2−C4アルキニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基で置換されたメチレンであり、
群[a−1]が、ハロゲン原子、C1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、ヒドロキシル基、シアノ基、C1−C6アルコキシ基、C3−C6アルケニルオキシ基、C1−C6ハロアルキル基、C1−C6ハロアルコキシ基、C1−C3アルキルチオ基、環を形成する炭素原子との2重結合を形成するC1−C3アルキリデン基、C1−C6ヒドロキシアルキル基及びC2−C4アルキルカルボニルオキシ基である請求項1記載のアミド化合物。
【請求項5】
1がA2−CR8910で示される基であり、A2がCH2、CH(CH3)、C(CH32、CH(CH2CH3)、又は、C2−C4アルケニル基及びC2−C4アルキニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基で置換されたメチレン基であり、R10が水素原子、C1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、C2−C4アルキニル基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、C1−C6アルコキシ基、C3−C6アルケニルオキシ基、C1−C3アルキルチオ基又はC1−C6ヒドロキシアルキル基である請求項1記載のアミド化合物。
【請求項6】
1がフッ素原子、C1−C4アルコキシ基又はNR12基であり、R1が水素原子又はC1−C4アルキル基であり、R2が水素原子又はC1−C4アルキル基であり、Z1が酸素原子である請求項1〜5いずれか一項記載のアミド化合物。
【請求項7】
1がフッ素原子、メトキシ基又はアミノ基であり、X2が水素原子、フッ素原子、メトキシ基、メチルチオ基又はアミノ基であり、Z1が酸素原子である請求項1〜5いずれか一項記載のアミド化合物。
【請求項8】
1がA1−Cy1で示される基である請求項1記載のアミド化合物。
【請求項9】
1がA2−CR8910で示される基である請求項1記載のアミド化合物。
【請求項10】
請求項1〜10いずれか一項記載のアミド化合物を含有することを特徴とする植物病害防除剤。
【請求項11】
請求項1〜10いずれか一項記載のアミド化合物の有効量を植物又は土壌に施用することを特徴とする植物病害の防除方法。

【公開番号】特開2009−40775(P2009−40775A)
【公開日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−182394(P2008−182394)
【出願日】平成20年7月14日(2008.7.14)
【出願人】(000002093)住友化学株式会社 (8,981)
【Fターム(参考)】