説明

アルキルジアルカノールアミンの製造方法

【課題】1級アミンにアルキレンオキサイドを付加反応させてアルキルジアルカノールアミンを製造する方法において、未反応物や副生成物が少ない高純度アルキルジアルカノールアミンの製造方法を提供する。
【解決手段】1級アミン(a)1モルにアルキレンオキサイド2モルを付加反応させることにより得られるアルキルジアルカノールアミンの製造方法であって、1級アミン(a)に、(a)の重量に基づき0.1〜10重量%の水の存在下、アルキレンオキサイドを付加反応(第1段反応)させて、1級アミンアルキレンオキサイド平均1.50〜1.95モル付加物(A)を得た後水を減圧除去し、更に前記(A)にアルキレンオキサイドの残量を付加反応(第2段反応)させることを特徴とするアルキルジアルカノールアミン(A)の製造方法である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルキルジアルカノールアミンの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、アルキルジアルカノールアミンは、各種界面活性剤、溶剤、化学品中間体及び樹脂改質剤等として利用されている。アルキルジアルカノールアミンを製造する方法としては、脂肪族1級アミンに炭素数2〜4のアルキレンオキサイドを無触媒で付加反応させる方法が知られている(非特許文献1)。非特許文献1の方法は、アルキレンオキサイドの付加反応を1段階又は2段階で行う方法であるが、いずれの場合でも、まず最初に得られるのは、2級アミンであるアルキルアルカノールアミンであり、このアルキルアルカノールアミン1モルに対して、更に1モルのアルキレンオキサイドが付加すると、主生成物としてアルキルジアルカノールアミンが得られるが、副生成物として、アルキルアルカノールアミンが有する水酸基にアルキレンオキサイドが1モル以上付加した2級アミンも生成する。すなわち、非特許文献1の方法では、主成分であるアルキルジアルカノールアミン以外にも、2級アミンやアルキレンオキサイドが3モル以上付加した副生成物が多く生成してしまうため、アルキルジアルカノールアミンの純度が低下してしまい、純度の低いアルキルジアルカノールアミンを、例えば樹脂改質剤として用いた場合、樹脂の堅牢性を低下させる等の問題があった。
【0003】
高純度のアルキルジアルカノールアミンを得る方法として、140〜180℃の温度で、脂肪族1級アミン1モルに対して、1.85〜1.99モルのエチレンオキサイド(以下、EOと略記する)を付加反応させる方法が提案されている(特許文献1)。しかしながら、この方法では、例えば沸点が低い脂肪族1級アミンを用いた場合、140〜180℃の温度範囲ではEOを付加反応させることができず、高圧下でEOの付加反応が可能な特殊な設備が必要となる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】科学と工業、1970、44(3)、p120−130
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−238503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、脂肪族1級アミンにアルキレンオキサイドを付加反応させてアルキルジアルカノールアミンを製造する方法において、未反応物や副生成物が少ない高純度のアルキルジアルカノールアミンの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記の目的を達成するべく検討を行った結果、本発明に到達した。すなわち、本発明は、1級アミン(a)[以下、(a)と略記する場合がある]1モルにアルキレンオキサイド2モルを付加反応させることにより得られるアルキルジアルカノールアミンの製造方法であって、1級アミン(a)に、(a)の重量に基づき0.1〜10重量%の水の存在下、アルキレンオキサイドを付加反応(第1段反応)させて、1級アミンアルキレンオキサイド平均1.50〜1.95モル付加物(A)[以下、(A)と略記する場合がある]を得た後水を減圧除去し、更に前記(A)にアルキレンオキサイドの残量を付加反応(第2段反応)させることを特徴とするアルキルジアルカノールアミン(A)[以下、(A)と略記する場合がある]の製造方法及び前記製造方法で得られるアルキルジアルカノールアミン(A)である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の製造方法によると、未反応物や副生成物が少ない高純度のアルキルジアルカノールアミンが得られるため、得られたアルキルジアルカノールアミンを、例えば樹脂改質剤として用いた場合、樹脂の堅牢性を低下させ難い、といった効果を奏する。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、1級アミン(a)1モルにアルキレンオキサイド2モルを付加反応させることにより得られるアルキルジアルカノールアミンの製造方法であって、1級アミン(a)に、(a)の重量に基づき0.1〜10重量%の水の存在下、アルキレンオキサイドを付加反応(第1段反応)させて、1級アミンアルキレンオキサイド平均1.50〜1.95モル付加物(A)を得た後水を減圧除去し、更に前記(A)にアルキレンオキサイドの残量を付加反応(第2段反応)させることを特徴とするアルキルジアルカノールアミン(A)の製造方法である。
【0010】
本発明における1級アミン(a)としては、炭素数が1〜24の脂肪族炭化水素基を有する1級アミンが挙げられ、炭素数が1〜24の脂肪族炭化水素基は、直鎖状でも分岐状でも環状でもよく、飽和でも不飽和でもよい。
炭素数が1〜24の脂肪族炭化水素基を有する1級アミンのうち、アルキレンオキサイドが付加反応し易いという観点から好ましいのは、炭素数が2〜6の直鎖状又は分岐状の飽和脂肪族炭化水素基を有する1級アミンであり、更に好ましいのは、炭素数が3〜4の直鎖状又は分岐状の飽和脂肪族炭化水素基を有する1級アミンである。
炭素数が1〜24の脂肪族炭化水素基を有する1級アミンの具体例としては、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン、イソブチルアミン、t−ブチルアミン、n−ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、n−オクチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、n−デシルアミン、イソデシルアミン、n−ウンデシルアミン、n−ドデシルアミン、n−トリデシルアミン、n−テトラデシルアミン、2−メチル−n−トリデシルアミン、n−ペンタデシルアミン、n−ヘキサデシルアミン、n−ヘプタデシルアミン、n−オクタデシルアミン、イソオクタデシルアミン、n−ノナデシルアミン、n−イコシルアミン、n−ヘンイコシルアミン、n−ドコシルアミン、n−トリコシルアミン、n−テトラコシルアミン、プロペニルアミン、5−メチル−5−ヘキセニルアミン、3−メチル−2−デセニルアミン、n−オクタデセニルアミン及びオレイルアミン等が挙げられる。1級アミンは、1種又は2種以上の混合物を用いてもよく、2種以上の混合物としては、牛脂アミン、硬化牛脂アミン、ヤシ油アミン、パーム油アミン及び大豆油アミン等の動植物油由来の脂肪族第1級アミンが挙げられる。これらの1級アミンは蒸留精製してあることが望ましい。
【0011】
本発明における第1段反応では、水の存在下、1級アミン(a)にアルキレンオキサイドを付加反応させる。水の添加量は、(a)の重量に基づき通常0.1〜10重量%であり、好ましくは0.5〜5重量%である。0.1重量%未満ではアルキレンオキサイドの付加反応の時間が長くなり、10重量%を超えると、未反応の(a)が多く残存し、アルキルアルカノールアミン(A1)[以下、(A1)と略記する場合がある]、1級アミンアルキレンオキサイド3モル以上付加物(A2)[以下、(A2)と略記する場合がある]及び(ポリ)アルキレングリコール(アルキレングリコール及び/又はポリアルキレングリコールであることを意味する)等の副生成物が多く生成するため好ましくない。
【0012】
本発明におけるアルキレンオキサイドとしては、付加反応をし易いという観点から好ましいのは炭素数2〜4のアルキレンオキサイド(EO、プロピレンオキサイド及びブチレンオキサイド)であり、更に好ましいのはEOである。炭素数2〜4のアルキレンオキサイドは、1種又は2種以上を混合して使用することができ、2種以上のアルキレンオキサイドを使用する場合、ブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよい。
【0013】
本発明における1級アミンアルキレンオキサイド平均1.50〜1.95モル付加物(A)は、第1段反応で1級アミン(a)に対して、アルキレンオキサイドを平均1.50〜1.95モル付加して得られたものであり、好ましいアルキレンオキサイドの平均付加モル数は1.70〜1.95モルである。平均付加モル数が1.50未満であると、アルキルジアルカノールアミン(A)中のアルキルアルカノールアミン(A1)の含有率が高くなり、平均付加モル数が1.95を超えると、(A)中の1級アミンアルキレンオキサイド3モル以上付加物(A2)の含有率が高くなり好ましくない。
【0014】
第1段反応の反応温度は、好ましくは70〜160℃であり、更に好ましくは90〜150℃である。反応温度が70〜160℃以下であれば生産性が向上し、(A)中の(A1)や(A2)の含有率が低くなるため好ましい。
【0015】
本発明は、第1段反応終了後、水を減圧除去することにより、第2段反応後に得られる(A)の高純度化が達成される。
水を減圧除去するときの温度は、好ましくは60〜180℃であり、更に好ましくは70℃〜160℃である。温度が60℃以上であれば短時間で水を除去することができ、180℃以下であれば未反応の1級アミン(a)が低沸点であった場合、水と同時に(a)及び(A1)が減圧除去されることがなく、(A)の収率が低下しないため好ましい。減圧除去した水に多少の(a)及び(A1)が含まれていたとしても、(a)及び(A1)は回収し、再利用することができる。
【0016】
第2段反応におけるアルキレンオキサイドの残量とは、アルキレンオキサイド2.0モルから、第1段反応における(a)に対するアルキレンオキサイドの付加モル数を引いたアルキレンオキサイドのモル数である。第1段反応及び第2段反応における(a)に対するアルキレンオキサイドの総付加モル数を2.0にすることにより、(A)を高純度で得ることができる。
【0017】
第2段反応の反応温度は、好ましくは100〜160℃であり、更に好ましくは120〜160℃であり、特に好ましくは140〜160℃である。反応温度が100〜160℃であれば、得られた(A)中の未反応の1級アミン(a)、アルキルアルカノールアミン(A1)及び1級アミンアルキレンオキサイド3モル以上付加物(A2)の含有率が低くなるため好ましい。
【0018】
前記第1段反応及び第2段反応におけるアルキレンオキサイドの付加反応は、通常のアルキレンオキサイドの付加反応の条件で行うことができ、反応圧力は特に限定されないが、温度コントロールの観点から、好ましくは−0.1〜0.3MPaである。
【0019】
本発明の(A)の製造方法においては、その特性を損なわない範囲で、添加剤を含有してもよい。添加剤としては消泡剤(シリコーン系消泡剤、ポリオキシアルキレン系消泡剤及び鉱物油系消泡剤等)及び酸化防止剤(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール及びベンゾトリアゾール類等)等が挙げられる。添加剤の含有量は、(A)の重量に基づき、好ましくは0〜0.5重量%である。
【0020】
本発明のアルキルジアルカノールアミン(A)は、(A)の重量に基づき、好ましくはアルキルジアルカノールアミンの含有率が92〜100重量%、1級アミン(a)の含有率が1重量%以下、アルキルアルカノールアミン(A1)の含有率が4重量%以下、1級アミンアルキレンオキサイド3モル以上付加物(A2)の含有率が3重量%以下である。更に好ましくは、(A)の含有率が96〜100重量%、(a)の含有率が0.5重量%以下、(A1)の含有率が2重量%以下、(A2)の含有率が1.5重量%以下である。これらの範囲内であれば、例えば(A)を樹脂改質剤として用いた場合、樹脂の堅牢性を低下させ難いため好ましい。
【0021】
本発明のアルキルジアルカノールアミン(A)中のアルキルジアルカノールアミンの純度並びに未反応の1級アミン(a)、(A1)、(A2)及び(ポリ)アルキレングリコールの含有率は、ガスクロマトグラフィーによる方法で、以下の測定条件で測定することができる。
<ガスクロマトグラフィー測定条件>
装置:GC−9A[島津製作所(株)製]
検出器:FID
カラム充填剤:Slicone SE−30(5重量%)
カラム長さ:2m
注入口温度:250℃
検出器(FID)温度:300℃
オーブン:初期温度120℃、昇温速度10℃/分、最終温度280℃。
サンプル濃度:50重量%水溶液
サンプル注入量:1μL
【実施例】
【0022】
以下、実施例及び比較例により本発明を更に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下、特に定めない限り、%は重量%、部は重量部を示す。
【0023】
<実施例1>:
温度計、加熱冷却装置、撹拌機、滴下ボンベ及びストリッピング装置を備えた耐圧反応容器にt−ブチルアミン[「TBアミン」、三菱レイヨン(株)製]73部g(1.0モル部)及びイオン交換水1.5部(t−ブチルアミンに対し2%)を仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧(−0.099MPa)にし、90℃に昇温した。同温度でEO74.8部(1.7モル部)を徐々に滴下し、約2時間の誘導期間を経て、内圧0.5MPa以上にならないようにして、140℃を上限とし可能な限り高温で反応させ、計4時間で滴下を終了させた(第1段反応)。滴下終了後、140℃で30分間熟成した。その後70℃まで冷却し、同温度で水を2時間減圧(−0.099MPa)除去し、t−ブチルアミンのEO1.7モル付加物を得た。次いで140℃まで昇温させ、EO13.2部(0.3モル部)を130〜150℃、反応圧0.2MPa以下で2時間かけて滴下した(第2段反応)。滴下終了後、140℃で30分間熟成し、t−ブチルジエタノールアミン(A−1)を得た。
【0024】
<実施例2>
イオン交換水の部数1.5部を0.075部(t−ブチルアミンに対し0.1%)に変更した以外は実施例1と同様にして、t−ブチルジエタノールアミン(A−2)を得た。
【0025】
<実施例3>
イオン交換水の部数1.5部を7.5部(t−ブチルアミンに対し10%)に変更した以外は実施例1と同様にして、t−ブチルジエタノールアミン(A−3)を得た。
【0026】
<実施例4>
第1段反応におけるEOの部数74.8部を66部(1.5モル部)に、第2段反応におけるEOの部数13.2部を22部(0.5モル部)に変更した以外は実施例1と同様にして、t−ブチルジエタノールアミン(A−4)を得た。
【0027】
<実施例5>
第1段反応におけるEOの部数74.8部を85.8部(1.95モル部)に、第2段反応におけるEOの部数13.2部を2.2部(0.05モル部)に変更した以外は実施例1と同様にして、t−ブチルジエタノールアミン(A−5)を得た。
【0028】
<実施例6>
t−ブチルアミン73部を、プロピルアミン59部(1.0モル部)に変更した以外は実施例1と同様にして、プロピルジエタノールアミン(A−6)を得た。
【0029】
<実施例7>
t−ブチルアミン73部を、ヘキシルアミン101部(1.0モル部)に変更した以外は実施例1と同様にして、ヘキシルジエタノールアミン(A−7)を得た。
【0030】
<比較例1>
温度計、加熱冷却装置、撹拌機、滴下ボンベ及びストリッピング装置を備えた耐圧反応容器にt−ブチルアミン[「TBアミン」、三菱レイヨン(株)製]73部g(1.0モル部)を仕込み、アルゴンガスで置換してから減圧(−0.099MPa)にし、90℃に昇温した。同温度でEO88部(2.0モル部)を徐々に滴下し、約18時間の誘導期間を経て、内圧0.5MPa以上にならないようにして、140℃を上限とし可能な限り高温で反応させ、計23時間で滴下を終了させた。滴下終了後、140℃で30分間熟成し、t−ブチルジエタノールアミン(X−1)を得た。
【0031】
<比較例2>
イオン交換水の部数1.5部を9.0部(t−ブチルアミンに対し12%)に変更した以外は実施例1と同様にして、t−ブチルジエタノールアミン(X−2)を得た。
【0032】
実施例1〜7及び比較例1、2のアルキレンオキサイドの付加反応(第1段反応及び第2段反応)で要した時間を表1に示す。
【0033】
実施例1〜7及び比較例1、2で得られた(A−1)〜(A−7)、(X−1)、(X−2)について、アルキルジアルカノールアミン(A)の重量に基づき、アルキルジアルカノールアミンの純度並びに1級アミン(a)、アルキルアルカノールアミン(A1)、アルキレンオキサイド3モル以上付加物(A2)及び(ポリ)アルキレングリコールの含有率を、上記のガスクロマトグラフィーによる方法と同様の方法で測定した。測定結果を表1に示す。なお、表1におけるN.D.は、検出されなかったことを表す。
【0034】
【表1】

【0035】
表1から明らかなように、実施例1〜7で得られた(A−1)〜(A−7)は、比較例2で得られた(X−2)と比較して、アルキルジアルカノールアミンの純度が高く、1級アミン(a)、アルキルアルカノールアミン(A1)、アルキレンオキサイド3モル以上付加物(A2)及び(ポリ)アルキレングリコールの含有率が低い。また、実施例1〜7で得られた(A−1)〜(A−7)は、比較例1で得られた(X−1)と比較して、アルキレンオキサイドの付加反応に要する時間が短く、生産性に優れる。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
1級アミン(a)1モルにアルキレンオキサイド2モルを付加反応させることにより得られるアルキルジアルカノールアミンの製造方法であって、1級アミン(a)に、(a)の重量に基づき0.1〜10重量%の水の存在下、アルキレンオキサイドを付加反応(第1段反応)させて、1級アミンアルキレンオキサイド平均1.50〜1.95モル付加物(A)を得た後水を減圧除去し、更に前記(A)にアルキレンオキサイドの残量を付加反応(第2段反応)させることを特徴とするアルキルジアルカノールアミン(A)の製造方法。
【請求項2】
前記1級アミン(a)が炭素数1〜24の1級アミンである請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
前記アルキレンオキサイドが炭素数2〜4のアルキレンオキサイドである請求項1又は2記載の製造方法。
【請求項4】
第1段反応の反応温度が70〜160℃である請求項1〜3いずれか記載の製造方法。
【請求項5】
水を減圧除去するときの温度が60〜180℃である請求項1〜4いずれか記載の製造方法。
【請求項6】
第2段反応の反応温度が100〜160℃である請求項1〜5いずれか記載の製造方法。
【請求項7】
請求項1〜6いずれか記載の製造方法で得られるアルキルジアルカノールアミン(A)。


【公開番号】特開2011−178664(P2011−178664A)
【公開日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−41215(P2010−41215)
【出願日】平成22年2月26日(2010.2.26)
【出願人】(000002288)三洋化成工業株式会社 (1,719)
【Fターム(参考)】