説明

アルデヒド化合物検知組成物

【課題】 加熱又は長期間保存しても亜硫酸の飛散がなく、使用前に発色することがなく、しかも冷蔵保存しなくても使用することが可能なアルデヒド化合物検知組成物を提供する。
【解決手段】 パラローズアニリン誘導体、酸性物質、ゲル化剤及び水を含む呈色成分組成物A液と、亜硫酸又はその塩、ゲル化剤及び水を含む脱色成分組成物B液とからなるアルデヒド化合物検知組成物(2液混合型キット組成物)であり、
前記脱色成分組成物B液の水素イオン濃度がpH7以上、呈色成分組成物A液と前記脱色成分組成物B液の混合状態で水素イオン濃度がpH3以下である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、グルタールアルデヒドなどのアルデヒド化合物の検知組成物に関する。更に詳細には、2液型からなり、使用の際に2液を混合することによって、ガス又は水溶液中のアルデヒド化合物を色の変化で検知することができるゲル状のアルデヒド化合物検知組成物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の検知組成物として、ゲル状の検知組成物が提供されている(特許文献1)。本発明によれば、パラローズアニリン誘導体と亜硫酸を混合し、この消色状態の混合組成物を、アルデヒド化合物雰囲気下に暴露することにより、HCHOとSO2が反応し、亜硫酸がパラローズアニリン誘導体から分解することにより発色させてアルデヒドを検知するものであった。
【0003】
【特許文献1】特開2005−3673号
【0004】
しかしながら、この混合一体組成型のアルデヒド化合物検知組成物の場合、加熱又は長期間保存しておくと亜硫酸が飛散することにより、使用前に発色してしまう問題があった。また、前記混合一体組成型のインキは、冷蔵保存しなければ使用し難い問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、加熱又は長期間保存しても亜硫酸の飛散がなく、使用前に発色することがなく、しかも冷蔵保存しなくても使用することが可能なアルデヒド化合物検知組成物を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、パラローズアニリン誘導体、酸性物質及び水を含む呈色成分組成物A液と、
亜硫酸又はその塩及び水を含む脱色成分組成物B液からなる2液混合型組成物であって、
前記呈色成分組成物A液、前記脱色成分組成物B液のうち、少なくともいずれかにゲル化剤が含まれているアルデヒド化合物検知組成物(2液混合型のキット組成物)である。
【0007】
本発明の好ましい態様は、パラローズアニリン誘導体、酸性物質、ゲル化剤及び水を含む呈色成分組成物A液と、亜硫酸又はその塩、ゲル化剤及び水を含む脱色成分組成物B液とからなるアルデヒド化合物検知組成物からなる2液混合型のアルデヒド化合物検知組成物(2液混合型のキット組成物)である。
【発明の効果】
【0008】
このように本発明の組成物は、既述のように、パラローズアニリン誘導体と二亜硫酸ナトリウム(Na2S2O5)を分けておき、使用直前に混合することにより、上記使用前の発色を防止することができる。しかも、前記呈色成分組成物A液と前記脱色成分組成物B液を使用の際に混合し、混合による脱色過程を経て透明ゲル液となった後、当該透明ゲル液を検知対象の雰囲気に暴露させることにより、ゲル状組成物であっても、ガス、水溶液中のアルデヒド化合物を良好に検知して発色することができ、インジケータインキとして保存安定性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
(呈色成分組成物A液)
本発明の呈色成分組成物A液において用いられるアルデヒドの呈色試薬としては、シッフ試薬の呈色成分として用いられるパラローズアニリン(Para Rosaniline)、ローズアニリン(Rosaniline)などのパラローズアニリン誘導体である。また、パラローズアニリン塩酸塩、ローズアニリン塩酸塩なども用いることができる。
【0010】
前記呈色試薬は、色素等の呈色成分量において、本発明の検知組成物全量に対して0.005〜5.0重量%含有させることが好ましい。
【0011】
なお、パラローズアニリン誘導体は、本発明の検知組成物全量に対して好ましくは0.005〜2.0重量%、より好ましくは0.1〜0.5重量%含有する。上記呈色成分量が2.0重量%を超える場合は水溶化し難く、上記呈色成分量が0.005重量%未満の場合はゲル組成物において着色力に劣る。
【0012】
本発明の組成物には、酸性物質を含有することができる。特に、ホルムアルデヒドの検知対象物質に用いるゲル状組成物であって、パラローズアニリン誘導体を呈色成分とし、水を含む検知組成物の場合、酸性物質を含有することが望ましい。そして、検知感度と検知組成物としての安定性を確保するため、水素イオン濃度pHを3以下、好ましくはpH2以下、更に好ましくはpH1.5以下に調整することが好ましい。水素イオン濃度pH3を超えると、呈色成分組成物A液と脱色成分組成物B液とを混合してゲル状検知組成物とした場合、水分が蒸発すると、着色しやすく、検知組成物としての感度及び安定性が低下する。
【0013】
また前記シッフ試薬を含む前記検知組成物の場合、上記酸性物質として、スルホン基を有する有機酸及び又はその金属塩を含有させることが、検知感度と検知組成物としての安定性がより向上するため好ましい。スルホン基を有する有機酸及び又はその金属塩の一例を挙げれば、スルホサリチル酸、p−トルエンスルホン酸、スルファミン酸、これらの各金属塩である。中でも、スルホサリチル酸、p−トルエンスルホン酸、又はこれらの各塩を用いることが好適である。
【0014】
なお、前記酸性物質は、既述の通り、pHを3以下に調整できる範囲内で含ませることが好ましい。従って、前記酸性物質は、過剰に添加しても、アルカリ物質でpHを3以下に調整しても可能である。また、ホルムアルデヒドを検知対象物質とする場合、前記酸性物質は、スルホン基を有する有機酸及び又はその金属塩と、無機酸、有機酸を併用しても可能である。なお、酸性を呈する体質顔料を含ませることもできる。
【0015】
(脱色成分組成物B液)
前記パラローズアニリン誘導体を脱色する成分(サルファイト試薬)としては、亜硫酸又は亜硫酸塩を用いることができる。具体的には、二亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸水素カリウム、二亜硫酸ナトリウムを例示することができるが、特に限定されない。前記亜硫酸又は亜硫酸塩は、本発明の組成物全量に対して0.005〜5重量%、好ましくは0.05〜2重量%含有することが好ましい。前記亜硫酸又は亜硫酸塩が0.005重量%未満の場合、ゲル組成物において変色し難くなる。前記亜硫酸又は亜硫酸塩が5重量%を超えると、ゲル組成物において検出感度が低下する。
【0016】
なお、ホルムアルデヒドガスの場合は0.05ppm以上、ホルムアルデヒドを含む液体の場合は濃度0.25mg/L以上のホルムアルデヒドが存在すれば色が明瞭に変化してその存在を検知できる。
【0017】
脱色成分組成物B液の水素イオン濃度はpH7以上であることが好ましい。これは、亜硫酸が酸性雰囲気で徐々に硫酸へ変化することを防止するためである。なお、このpHに調整するアルカリ物質としては、不揮発性で無機アルカリ物質が好ましい。例えば、水酸化ナトリウムなどを用いることができる。
【0018】
(ゲル化剤)
本発明の呈色成分組成物A液及び/又は亜硫酸又はその塩及び水を含む脱色成分組成物B液で用いられゲル化剤は、検知対象物質に対する呈色試薬の呈色反応に影響を与えずに、組成物をゲル化することができるゲル化剤であることが重要である。また、水或は、水及び呈色試薬を含む各種配合成分をゲル化すことができるゲル化剤であれば限定されない。また、本発明の組成物は、当該組成物に流動性或は粘弾性を持たせるゲル化剤であることが重要である。一例を挙げれば、微生物産系多糖類及びその誘導体が用いられる。例えば、プルラン、ザンサンガム、ウェランガム、ラムザンガム、サクシノグルカン、デキストラン、アルカシーガム等を例示することができる。また、水溶性植物系多糖類およびその誘導体が用いられる。例えば、トラガンシガム、グァーガム、タラガム、ローカストビーンガム、ガティガム、アラビノガラクタンガム、アラビアガム、クイスシードガム、ペクチン、デンプン、サイリュームシードガム、ペクチン、カラギーナン、アルギン酸、寒天等を例示することができる。
【0019】
本発明に用いられるゲル化剤としては、水にチキソトロピー性を付与する事ができるチキソトロピー付与剤が好ましい。このような要請をすべて満足するゲル化剤として、既述したゲル化剤が好ましいが、特にサクシノグリカン、ウェランガム、キサンタンガム、アルカシーガム、グアーガムを挙げることができる。これらは、例えばパラローズアニリン誘導体の呈色成分を含む呈色試薬の呈色反応を阻害することなく、ホルムアルデヒドのガス及び同ガスを含む液体に対して精度のある濃度検知を達成することができる。
【0020】
前記ゲル化剤は、本発明の組成物全量に対して0.1〜5.0重量%含有させることが好ましい。
【0021】
前記組成物に流動性を持たせるゲル化剤を用いた場合、E型粘度計にて測定した20℃における粘度が1,000mPa・s以上であるゲル状のインジケーターとすることが好ましい。
【0022】
なお、寒天のように、前記組成物に粘弾性を持たせるゲル化剤を用いた場合は、ゼリー強度が30〜2,000g/cmのものが好適である。ここで、本発明における組成物のゼリー強度は日寒水式測定法にて実施して特定された値であり、寒天ゲルの表面1cm当り20秒間耐える最大重量(g)をもって「ゼリー強度」とする。
【0023】
(その他の成分)
水は、本発明の組成物全量に対して少なくとも50重量%含むことが好ましい。他に例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の水溶性有機溶剤、アルコルビン酸などの酸化防止剤、防腐・防黴剤など、各種添加剤を配合することができる。特に、前記水溶性有機溶剤は本発明のゲル状組成物において一定の含水状態を保持することができるため、一定の呈色反応を確保することができ、濃度検知の精度を高める上で好ましい。また前記アルコール類、多価アルコール類などの水溶性有機溶剤は湿潤剤として用いることができ、インジケーターインキ組成物として用いる場合に好ましい。また染料を溶解させるための水溶性有機溶剤を用いることもできる。
【0024】
前記水溶性有機溶剤は、本発明の組成物中に含まれなくてもよいが、好ましくは本発明の組成物全量に対して0.1〜20重量%、より好ましくは1〜10重量%である。前記水溶性有機溶剤の含有量が本発明の組成物全量に対して20重量%を超える場合は、濃度検知の精度(感度)が低下する。
【0025】
本発明の検知組成物であれば、本発明の組成物の各種態様において、当該組成物を密閉容器内に充填保管し、検知対象となる雰囲気に前記組成物を暴露して、変色の度合でホルムアルデヒドガスなどの検知対象物質の濃度を検知する検知方法を採用することができる。また、例えばかかる検知方法に用いられるインジケーターとして、既述したように、本発明の前記組成物が充填保管された密閉容器を備え、前記密閉容器が、フィルム、チューブ、スタンプ、筆記具のいずれかであるインジケーターを採用することができる。本発明の前記組成物をインキ組成物として構成することにより、これをスタンプ或は筆記具のインキ収容部に収容することによって、検知雰囲気下にある箇所にスタンプ或は筆記し、当該部分において検知対象物質を検知することができる。なお、本組成物は、密閉されたチューブ状容器のみならず、袋詰、密閉プラスチック容器に充填することも可能である。なお、密閉手段は限定されない。また密閉を開封する等の解除手段も限定されない。
【0026】
このような各種態様に係る本発明の検知組成物であれば、水性ゲルであるため、固体のインジケーターと異なり呈色反応が容易に起こり、非常に早く検知結果が出る。既述した様な固体のインジケーター呈色試薬を用い乾燥した前記印刷物のインジケーターでは、気固反応であるため呈色の変化が完了するまでに8〜24時間必要であるが、本発明の組成物によれば、ホルムアルデヒドガス等の検知対象物の濃度と呈色色素の濃度により変わるが、例えば5〜180分ほどの短時間で検知することができる。また、本発明の検知組成物は、流動性を持つ水性ゲルであるため、液層のインジケーターと異なり、検知する場所を選ばず、室内を含め各種の雰囲気にそのまま適用して検知することができる。特に、スルホン基を有する有機酸及び又はその金属塩を含む前記ゲル状の検知組成物の場合、安定した優れた感度でホルムアルデヒドを検知できるため好ましい。
【0027】
(製造方法)
本発明の製造方法は限定されないが、呈色成分組成物A液は、パラローズアニリン塩酸塩と水を混合し、これにスルホン基を有する有機酸を加えた後、さらに活性炭を加えて濾過し、この濾過された液にゲル化剤水溶液及び必要に応じてその他添加剤を加えて製造できる。また、脱色成分組成物B液は、亜硫酸又はその塩と水とを混合し、これにゲル化剤水溶液及びその他の添加剤を加えて製造することができる。
【実施例】
【0028】
表1に示す組成で、パラローズアニリン塩酸塩と水を混合し1時間攪拌した後、これにスルホン基を有する有機酸を加えて30分攪拌後、さらに活性炭を加えて1時間放置し濾過する。この濾過された液にゲル化剤水溶液及び必要に応じてその他添加剤を加えて30分間攪拌し、各実施例の呈色成分組成物A液を得た。また同様に、表1に示す組成で、亜硫酸又はその塩と水とを30分混合攪拌し、これにゲル化剤水溶液及びその他の添加剤を加えて30分攪拌し各実施例の脱色成分組成物B液を得た。
なお、比較例として、表1に示す組成で混合一体化組成の検知組成物もあわせて作成した。すなわち、表1に示す組成で、パラローズアニリン塩酸塩と水を混合し1時間攪拌し、この水溶液に亜硫酸又はその塩を加えて30分攪拌し、続いてスルホン基を有する有機酸を加えて30分撹拌し、活性炭を加えて1時間放置し透明液とした後、No.5Cの濾紙でろ過し、これにゲル化剤水溶液を加え、無色〜白色透明の比較例のゲル状の検知組成物を得た。
【0029】
【表1】

【0030】
<評価>
次に、表1に示す実施例及び比較例の各組成物をそれぞれ5mlのポリ容器に3g充填したものを評価サンプルとし、ホルムアルデヒドガス及びホルムアルデヒド水溶液についしてそれぞれ変色特性を評価した。なお、実施例の上記サンプルは、呈色成分組成物A液と脱色成分組成物B液について、A液:B液=2:1(重量比)の割合で混合させたものをサンプルとした。
【0031】
(ホルムアルデヒドガスの変色試験)
デシケータ中に上記各検知組成物の評価サンプルを設置した後、ホルムアルデヒド濃度既知のガスを封入し、暴露試験を実施する。暴露時間は4時間である。
【0032】
(ホルムアルデヒド水溶液の変色試験)
上記各評価サンプルに濃度既知のホルマリン水溶液を添加し、変色の有無を確認した。また、保存安定性を評価するため、40℃で1ヵ月後保存後に混合した後の初期の変色の有無及びその変色性能を評価した。変色性能の評価は、変色がない場合に○、変色がある場合は×として示している。
以上の結果を表1に示す。表1より、実施例の組成物はいずれも良好な検知特性を有していることが認められる。これに対して、比較例1はすでにピンク色に変色していた。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明の組成物は、パラローズアニリン誘導体、酸性物質及び水を含む呈色成分組成物A液と、亜硫酸又はその塩及び水を含む脱色成分組成物B液からなる2液混合型組成物であって、前記呈色成分組成物A液、前記脱色成分組成物B液のうち、少なくともいずれかにゲル化剤が含まれているアルデヒド化合物検知組成物であり、好ましくは、パラローズアニリン誘導体、酸性物質、ゲル化剤及び水を含む呈色成分組成物A液と、亜硫酸又はその塩、ゲル化剤及び水を含む脱色成分組成物B液とからなるアルデヒド化合物検知組成物(2液混合型キット組成物)であるので、加熱又は長期間保存しても亜硫酸の飛散がなく、使用前に発色することがなく、しかも冷蔵保存しなくても使用することが可能である。
【0034】
従って、本発明の検知組成物を、例えば、フィルム、チューブに含ませて、或はインキ組成物としてスタンプ、筆記具などに含ませて、使用時に、検知対象となる雰囲気において、フィルムに穴をあけ、或はチューブから搾り出し、スタンプし、筆記する等すれば、当該雰囲気に前記組成物を暴露することができ、即座にホルムアルデヒド等の検知対象物の濃度を検知することができる。





【特許請求の範囲】
【請求項1】
パラローズアニリン誘導体、酸性物質及び水を含む呈色成分組成物A液と、
亜硫酸又はその塩及び水を含む脱色成分組成物B液からなる2液混合型組成物であって、
前記呈色成分組成物A液、前記脱色成分組成物B液のうち、少なくともいずれかにゲル化剤が含まれているアルデヒド化合物検知組成物。
【請求項2】
パラローズアニリン誘導体、酸性物質、ゲル化剤及び水を含む呈色成分組成物A液と、
亜硫酸又はその塩、ゲル化剤及び水を含む脱色成分組成物B液と
からなるアルデヒド化合物検知組成物。
【請求項3】
前記脱色成分組成物B液の水素イオン濃度がpH7以上である請求項1又は2記載のアルデヒド化合物検知組成物。
【請求項4】
呈色成分組成物A液と前記脱色成分組成物B液の混合状態で水素イオン濃度がpH3以下となる請求項1乃至5のいずれかの項に記載の検知組成物。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに項に記載の前記呈色成分組成物A液と前記脱色成分組成物B液を使用の際に混合し、混合による脱色過程を経て透明ゲル液となった後、当該透明ゲル液を検知対象の雰囲気に暴露させる検知組成物の使用方法。
【請求項6】
パラローズアニリン塩酸塩と水を混合し、これにスルホン基を有する有機酸を加えた後、さらに活性炭を加えて濾過し、この濾過された液にゲル化剤水溶液を加えることを特徴とする呈色成分組成物A液の製造方法。
【請求項7】
亜硫酸又はその塩と水とを混合し、これにゲル化剤水溶液を加えることを特徴とする脱色成分組成物B液の製造方法。

【公開番号】特開2006−322862(P2006−322862A)
【公開日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−147469(P2005−147469)
【出願日】平成17年5月20日(2005.5.20)
【出願人】(390039734)株式会社サクラクレパス (211)
【Fターム(参考)】