説明

アルバム作成方法、プログラムおよび装置

【課題】1枚の台紙に配置される画像の色味と画像の配置場所に応じて、台紙の色味を変化させ、よりオリジナリティの高い、より色味の統一感のあるアルバムを作成可能にする。
【解決手段】例えば、まず、台紙の色全体を、各画像で共通した色味に統一する。さらに、画像の集中している台紙の対角線周辺部分を濃い色にして、当該部分を強調する。このように、画像の配置および画像の色味を台紙の色味の調整に生かすことで、画像配置に色彩的な統一感と流れができ、配置や配色にアクセントをつけることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を配置する台紙の色味調整に関する。
【背景技術】
【0002】
アルバムに配置する画像に合わせて台紙の配色を調整する従来技術としては、特許文献1および特許文献2がある。特許文献1では、画像の配色に基づいてアルバムのテンプレート(背景台紙)の配色を決定する。
【0003】
特許文献2では、撮影位置に基づいて、アルバムにおける撮影画像以外の部分に使用する色を選択する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−279929号公報
【特許文献2】特開2006−352841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
台紙は画像の背景となるため、商品としてのアルバムの全体イメージに大きく作用する。画像に合わせた台紙のデザインレイアウトが施され、さらに、台紙の色味が1ページ上の個々の画像の内容および位置に照らしてバランスがとれていれば、画像に合ったよりよい商品となる。このように、画像個々の色ごとに台紙の色味にも変化をつけ、アルバムの商品価値を高めたいというニーズがある。
【0006】
特許文献1では、1枚の台紙の中で画像に応じた色味の変化はなく、メリハリに欠ける。特許文献2では、画像の撮影場所と色を結びつけているだけであり、画像そのものの色味は台紙に反映されない。
【0007】
本発明の目的は、1枚の台紙に配置される画像の色味と画像の配置場所に応じて、台紙の色味を変化させ、よりオリジナリティの高い、より色味の統一感のあるアルバムを作成可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る色味調整方法は、画像を取得するステップと、前記取得した画像の色味を解析するステップと、前記画像の色味に応じて前記画像の配置位置を決定するステップと、前記画像の色味と配置位置とに応じて、前記画像を配置する台紙の色味を調整するステップと、を含む。
【0009】
この発明によると、画像の色味と配置に応じて台紙の色味を変化させ、アルバム全体の色味が統一され見栄えのよいアルバムが出来上がり、商品価値が高まる。
【0010】
また、画像の色味に応じた画像の配置もされるため、近接する画像同士の色味の調和がとれ、見栄えのよいアルバムが出来上がり、商品価値が高まる。
【0011】
好ましくは、前記取得した画像が複数の場合、前記複数の画像に含まれる共通の色味を有する領域が連続するよう前記複数の画像の配置位置を決定する。
【0012】
好ましくは、前記画像の被写体を解析するステップと、前記解析された画像の被写体に応じて前記画像の配置位置を決定するステップと、を含む。
【0013】
好ましくは、前記画像の色味と前記画像の配置位置とに応じて、装飾画像の種類と配置位置を決定するステップを含む。
【0014】
好ましくは、前記画像に対応するメタデータを取得するステップと、前記メタデータの内容に基づき前記画像を配置する台紙の色味を調整するステップと、を含む。
【0015】
上記の色味調整方法をコンピュータに実行させるプログラムも本発明に含まれる。
【0016】
本発明に係る色味調整装置は、画像を取得する手段と、前記取得した画像の色味を解析する手段と、前記画像の色味に応じて前記画像の配置位置を決定する手段と、前記画像の色味と配置位置とに応じて、前記画像を配置する台紙の色味を調整する手段と、を含む。
【発明の効果】
【0017】
本発明によると、画像の色味と配置に応じて台紙の色味を変化させ、アルバム全体の色味が統一され見栄えのよいアルバムが出来上がり、商品価値が高まる。
【0018】
また、画像の色味に応じた画像の配置もされるため、近接する画像同士の色味の調和がとれ、見栄えのよいアルバムが出来上がり、商品価値が高まる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】フォトアルバム作成装置の構成図
【図2】フォトアルバム作成処理のフローチャート
【図3】画像および画像に設定された分割領域の一例を示す図
【図4】画像の分割領域ごとの色味の解析結果の一例を示す図
【図5】複数の画像間で共通した色味を連続的に配置した一例を示す図
【図6】画像の色味に応じて画像の上下の配置を決定した一例を示す図
【図7】画像の色味に応じて台紙の色味が調整された一例(共通の色味を配置)を示す図
【図8】画像の色味に応じて台紙の色味が調整された一例(画像の共通の色味を強調する配色)を示す図
【図9】画像の色味に応じて台紙の色味が調整された他の一例(他の画像と共通する色味のない画像を強調する配色および装飾)を示す図
【図10】画像の色味に応じて画像の配置を決定した他の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1は、本発明を適用したフォトアルバム作成装置10の概略構成を示すブロック図である。フォトアルバム作成装置10は、例えば、CDやDVDなどの各種の記録メディア40やメモリカード42などに格納された動画データや静止画像データ(動画をキャプチャした静止画も含む)を読み込み、これを素材としてフォトアルバム(表示装置に画像を所定のレイアウトとデザインで表示させるデータまたは所定のレイアウトとデザインで画像が印刷された紙などの印刷媒体)を作成する。このフォトアルバム作成装置10は、マウス、タッチパッド、トラッグボールなどのポインタ(カーソル)の移動を指示可能なポインティングデバイスやキーボードやタッチパネルなどの各種操作デバイスを含む操作部26によって操作される。
【0021】
フォトアルバム作成装置10は、フォトアルバム作成装置10全体を制御するCPU12と、記録メディア40にデータを読み書きするドライブ11と、メモリカード42にデータを読み書きするカードスロット16と、フォトアルバム作成装置10を制御するプログラムや動画・静止画などが記憶されるハードディスクドライブ(記憶媒体)18(以下、HDD18と称す)と、CPU12が種々の処理を行う際に作業用メモリとして機能するRAM20と、RAM20などに格納された画像の一覧その他画像編集に関係する各種のグラフィカルユーザインターフェース、操作部26からの移動方向および移動速度の指示を含む入力操作に従って上記ウィンドウ上を移動するポインタの映像信号をディスプレイ50に出力して表示させるビデオエンコーダ22と、インターネットその他のネットワークに接続するための通信I/F28と、それぞれ専門の処理を受け持つデータ記録部(操作履歴記録手段)30、とから構成されている。また、これらの各部は、バス36を介してそれぞれ接続されており、CPU12は、HDD18に記憶されたオペレーションプログラムに従って、装置の各部を統括的に制御する。
【0022】
また、フォトアルバム作成装置10には、プリンタドライバ38を介して、指示された静止画像を普通紙や印画紙などの紙媒体で構成される台紙に所定の配置でプリントするプリンタ44が接続されている。あるいは所定の配置で配列された静止画像は、アドビシステムズ社の「PDF」のような電子的媒体としてディスプレイ50や記録メディア40やインターネット経由で接続されたパソコンなどに出力することもでき、本願明細書では、所望の画像が所望の位置に配置されうる電子的媒体の作成フォームも台紙と呼ぶ。
【0023】
カードスロット16は、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカード、及びスマートメディアなどのメモリカード42を着脱自在に保持し、これらに記録された静止画像データなどの読み込み、もしくは書き込みを行う。これにより、デジタルスチルカメラなどで撮像された静止画像データを読み込むことができる。なお、マルチドライブ11やカードスロット16の他に、例えば、USBやIEEE1394などの通信ポートを設けて、デジタルスチルカメラやPDAなどの電子機器と有線で直接通信できるようにしてもよい。
【0024】
HDD18には、フォトアルバムの素材となる1または複数の静止画像データの他に、フォトアルバムの生成の際にこれらの静止画像データと合成される装飾画像データなどが記憶されている。装飾画像には、対象となる画像の不要な部分を覆うマスク画像や、イラストなどである。こうした装飾画像は、素材となる静止画像の背景を飾ったり、ワンポイントの装飾を加えるなど、フォトアルバムに彩を与える。
【0025】
また、各静止画像データは、JPEGやTIFF、及びデジタルスチルカメラ用に規格化されたEXIFなどの画像ファイルの形式でHDD18に記憶されている。これらの画像ファイルには、静止画像データを格納するデータ領域と、そのデータの内容などを示すメタデータ(典型的にはEXIFタグ情報)を格納するタグ領域とが用意されている。以下、静止画像データを単に「画像」と称す。
【0026】
動画データは、モーションJPEG、MPEG4などの圧縮記録規格に対応している。
【0027】
通信I/F28は、フォトアルバム作成装置10をインターネットに接続して、インターネット上のホームページをディスプレイ50に表示させたり、電子メール(以下、メールと称す)を介した画像データの送受信を行う。この通信I/F28は、ブロードバンド対応のモデムなどである。通信I/F28は、光通信ネットワークやケーブルネットワークなどを介してインターネットに接続するものでもよい。なお、フォトアルバム生成部34の生成したフォトアルバムをインターネット経由で特定の端末に配信することもできる。配信側の端末は、当該フォトアルバムをモニタやプリンタに出力して、自由にこれを利用できる。
【0028】
データ記録部30、フォトアルバム生成部34は、いわゆるコプロセッサであって、それぞれ専門の処理を受け持ってCPU12の処理動作を補助する。
【0029】
フォトアルバム作成装置10が店頭プリント端末の場合、フォトアルバム生成部34が作成したフォトアルバムは、ディスプレイ50に出力されプレビュー表示されたものであるが、内容が確定すればユーザ指示に応じてプリンタ44により印刷媒体に出力するか、またはDVDなど当該フォトアルバムを映像データとして記録可能な記録メディア40に転写できる。また、フォトアルバム作成装置10が、インターネット経由で外部から接続してきた端末からフォトアルバム注文を受け付ける場合は、フォトアルバムのプレビューをディスプレイ50でなく当該端末で表示可能なWebページなどに変換して当該端末に送信してもよい。あるいは、記録媒体や印刷媒体に出力することを前提とせず、携帯電話やデジカメなどの各種電子機器のフォトアルバム表示機能の一つとしてこの完成フォトアルバムを表示してもよい。
【0030】
なお、図1のシステム構成は一例であって、これと同等の構成を有する他の電子機器(例えば携帯電話やPDA)であれば、本発明の実施は可能である。また、図示の個々のブロックが必ずしも1つの電子機器に一体的に構成されている必要はなく、各ブロックがそれぞれ別の電子機器の構成の一部であり、なおかつネットワーク等の何らかの通信手段でそれらの電子機器相互の情報送受信が確保されていれば、本発明の実施は可能である。
【0031】
以下、図2のフローチャートに従い、フォトアルバム作成処理の流れを説明する。この処理はフォトアルバム生成部34(またはCPU12)が実行する。この処理をフォトアルバム生成部34に実行させるプログラムはHDD18やRAM20などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されている。このようなプログラムをインターネット経由で外部から取り込めるようにしてもよい。
【0032】
S1では、フォトアルバムに配置する画像を、記録メディア40、メモリカード42あるいはインターネット経由で外部から通信I/F28に接続してきた端末などから読み込み、HDD18に格納する。画像とは、JPEGなどの静止画ファイルの他、動画ファイルのキャプチャ画像も含む。
【0033】
S2では、取得した画像の色味を解析する。具体的には、例えば、図3に示すような画像I1であれば、画像を縦横2×2に等分した領域R1−1〜R1−4を作成し、各領域R1〜R4ごとに優勢な色を判別し、当該色をその区画の色味とする。ここでは、領域R1−1の色味は白、領域R1−2の色味はピンク、領域R1−3の色味は白色、領域R1−4の色味は橙色であるとする。画像の区分は図示したものに限らず、さらに画像を細かく分割し、生じた各領域につき色味を判別してもよい。こうすると、きめ細やかな画像の色味の把握ができる。
【0034】
なお、画像の色味の解析と合わせて、画像のメタデータから画像の色味の解析を行ってもよい。例えば、デジタルカメラで選択された撮影シーンに応じて画像の大まかな色味を推測する。例えば、メタデータの示す撮影モードが夕焼けモードであればオレンジ系の色味、スキーモードであれば白色系の色味と推測する。あるいはメタデータがフラッシュ発光オンを示していたりメタデータの撮影日時が夜間帯であれば、画像周辺は暗色系の色味と推測する。
【0035】
画像I2、I3についても、同様に区画に分けて各領域ごとの色味を判別する。画像I2に設けられた領域R2−1〜R2−4の色味は、順に橙色、ピンク、橙色、橙色であるとする。また、画像I3に設けられた領域R3−1〜R3−4の色味は、順に橙色、橙色、ピンク、橙色であるとする。
【0036】
S3では、S2での画像の色味の解析結果に応じて、台紙上の画像の配置位置を決定する。
【0037】
例えば、図5に示すように、同一の色味(ここでは橙色)を持つ領域R1−4・R2−1同士、あるいは領域R2−4・R3−1が、台紙の対角線に沿って連続するよう、各画像I1〜I3の台紙上の配置位置を決定する。なお、図5では、各画像の橙色の領域が近接するだけでなく、画像が対角線に沿って列になすよう配置されている。ただし、個々の画像の配置は、操作部26を介した入力操作で後から変更することもできる。
【0038】
あるいは、個々の画像の撮影シーンや被写体を解析し、その結果に応じて各画像の配置を決めることもできる。例えば図6に示すように、画像の画角に収まった範囲が地表か空かを、その色に応じて判断する。主に地面に近い位置の色味(薄い青、緑)を有する画像I4は台紙の下側、空に近い位置の色味(濃い青、白)を有する画像I5は台紙の上側に配置する。この際、上側に配置された画像と下側の画像の間に中間の濃さの青色を配置すると上側から下側にかけて空の青さが徐々に薄く変化するグラデーション類似の視覚的効果が生じ、見栄えがよい。なお、メタデータに高度情報(例えばGPSの高度)が入っていれば、高度の高い方を上側、高度の低い方を下側に配置してもよい。あるいは、画像から人物検出を行い、人物検出された画像は上側、人物検出されない画像は下側に配置してもよい。
【0039】
S4では、画像の台紙上の配置位置と当該画像の色味に応じて台紙の色味を調整する。
【0040】
例えば、まず図7に示すように、台紙の色全体を、各画像で共通した色味に統一する。さらに、図8に示すように、画像の集中している台紙の対角線周辺部分を濃い色にして、当該部分を強調する。このように、画像の配置および画像の色味を台紙の色味の調整に生かすことで、画像配置に色彩的な統一感と流れができ、配置や配色にアクセントをつけることができる。なお図示しないが、画像の集中している対角線部分に花柄や水玉模様などの各種装飾画像を配置してもよい。この際、被写体の解析結果やメタデータの内容に基づいて装飾画像の種類を選択してもよく、例えば、画像からサンプル被写体とのパターンマッチングなどの公知の物体検出技術を用いて、花の被写体が検出されれば、花柄の装飾画像を選択して花柄の検出された画像の周辺に配置したり、あるいは子供の顔が検出されれば、水玉模様の装飾画像を選択して、子供の顔の周辺に配置してもよい。
【0041】
あるいは、図9に示すように、画像I4〜I6同士の全ての色味が合わない場合は、中央部分に他の画像I4・I6と色味が合わない画像I5を配置する。この場合、画像I5を強調するフレーム形の装飾画像を合成したり、画像I5の周辺背景色を画像に近づくにつれて徐々に濃い色にして、意図的に色味の合わない画像I5を強調する。フレームは元々台紙に印刷されていてもよいし、画像とともにプリントしてもよい。また、フレームが画像の一部と重複してもよい。
【0042】
あるいは、図10に示すように、各画像に共通する同系色を有する領域が台紙の中央部分に集中または近接するように画像を配置してもよい。この際、中央部分の同系色の領域から放射状にグラデーションをかけると、見栄えがよい。
【0043】
なお、メタデータに基づいて合成する装飾画像を選択してもよい。例えば、メタデータから撮影モード情報として風景モードが示されている場合、屋外用の柄(雲など)を画像の周囲に合成したり、室内モードが示されている場合、屋内用の柄(カーペットの模様など)を画像の周囲に合成したりしてもよい。あるいは、画像のメタデータに基づいて台紙の種類を選択してもよい。例えば、メタデータから「結婚式」というタイトルが取得されれば、それに応じて、「寿」の文字が刷り込まれた紙や、白無地の上質紙を台紙に選んでもよい。
【0044】
台紙に対する色味の調整は、プリンタドライバ38によるプリントデータの作成時あるいはビデオエンコーダ22による表示データの作成時に行われる。ただし、台紙のデザインや配色を複数パターン用意しておき、プリントデータで色味調整する代わりに、あるいはプリントデータの色味調整と合わせて、所望のデザインや配色を有する台紙を選択し、当該選択した台紙にプリント出力してもよい。例えば、画像の色味がオレンジであれば、ブランクの画像配置領域を除いて予めオレンジに染色された台紙を選び、当該選択された台紙の画像配置領域に画像をプリント出力していく。
【0045】
このように、画像の色味と配置に応じて台紙の色味を変化させ、アルバム全体の色味が統一され見栄えのよいアルバムが出来上がり、商品価値が高まる。
【0046】
また、画像の色味に応じた画像の配置もされるため、近接する画像同士の色味の調和がとれ、見栄えのよいアルバムが出来上がり、商品価値が高まる。
【符号の説明】
【0047】
10:フォトアルバム作成装置、18:HDD、34:フォトアルバム生成部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像を取得するステップと、
前記画像に対応するメタデータに応じて前記取得した画像の被写体の位置または前記取得した画像の色味を解析するステップと、
前記被写体の位置または前記画像の色味に応じて、アルバムの台紙における前記画像の配置位置を決定するステップと、
を含むアルバム作成方法。
【請求項2】
前記解析した画像の色味に応じて前記アルバムの台紙の色味を調整するステップを含む請求項1に記載のアルバム作成方法。
【請求項3】
前記画像に対応するメタデータに応じて前記アルバムの台紙の種類を選択するステップを含む請求項2に記載のアルバム作成方法。
【請求項4】
前記画像に対応するメタデータに応じて前記画像に合成する装飾画像の種類を選択するステップを含む請求項2または3に記載のアルバム作成方法。
【請求項5】
前記取得した画像の被写体の種類を解析するステップと、
前記解析した画像の被写体の種類に応じて前記画像に合成する装飾画像の種類を選択するステップと、
を含む請求項2または3に記載のアルバム作成方法。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載のアルバム作成方法をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項7】
画像を取得する手段と、
前記画像に対応するメタデータに応じて前記取得した画像の被写体の位置または前記取得した画像の色味を解析する手段と、
前記被写体の位置または前記画像の色味に応じて、アルバムの台紙における前記画像の配置位置を決定する手段と、
を含むアルバム作成装置。
【請求項8】
前記解析した画像の色味に応じて前記アルバムの台紙の色味を調整する手段を含む請求項7に記載のアルバム作成装置。
【請求項9】
前記画像に対応するメタデータに応じて前記アルバムの台紙の種類を選択する手段を含む請求項8に記載のアルバム作成装置。
【請求項10】
前記画像に対応するメタデータに応じて前記画像に合成する装飾画像の種類を選択する手段を含む請求項8または9に記載のアルバム作成装置。
【請求項11】
前記取得した画像の被写体の種類を解析する手段と、
前記解析した画像の被写体の種類に応じて前記画像に合成する装飾画像の種類を選択する手段と、
を含む請求項8または9に記載のアルバム作成装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2012−138918(P2012−138918A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−23283(P2012−23283)
【出願日】平成24年2月6日(2012.2.6)
【分割の表示】特願2008−86712(P2008−86712)の分割
【原出願日】平成20年3月28日(2008.3.28)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】