説明

アルミ枠(アルミ形材)とパネルまたはガラスの隙間にビートゴムを嵌め込む構造を持った可動式の道具

【課題】アルミカーテンウォール組立作業の過程で、アルミ枠にアルミパネルまたはガラス等にビードゴム等を隙間に押しこむ際に用いる道具を提供する。
【解決手段】アルミ枠にセットされるチャンネル型又はエル型バイスと、ゴム押し込み部とを持つハンドル可動プレートを軸受け支点部で回動可能に連結し、ハンドル可動プレートを手で押すことでテコの原理でゴム押し込み部がビードゴムを隙間に押し込む構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分類】
本発明はアルミカーテンウォール製作時に行われるアルミ枠とパネルまたはガラス等の隙間に硬いビートゴムをテコの原理を応用し、ビートゴム等を容易で短時間(3分の1)で、品質よく押し込める構造を持った道具である。
【背景技術】
【0001】
従来はアルミ枠にパネルまたはガラス等を嵌め込み固定する作業はアルミ枠とパネルまたはガラス等の隙間にビートゴムを直接棒でたたき入れる作業方法しかなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
アルミ枠とパネルまたはガラス等の隙間が狭く、硬いビートゴムをたたき込む方法は困難で、加えてビートゴムにたたき棒で押し込むので凹凸の傷跡が付く等品質も悪く、また叩き込み作業に多くの時間がかかり、現状の作業方法には、さまざまな難点があり、本発明はこの課題を解消するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0003】
硬いビートゴムをアルミ枠とパネルの狭い隙間にかち込みすることが出来、かつ治具が接している面が広いために強く押しても傷つかずにスムーズに施工することが容易である。また現状の作業時間の短縮もでき、テコの原理を利用した道具でビートゴムを押し込められて品質向上にも役立つ発明である。
【発明の効果】
ビートゴムかち込み作業の経験がない作業者でも本考案の道具を使用することで狭い隙間に容易で短時間に硬いゴム等を確実にかち込み作業することが出来、品質よく均一に仕上げることが可能。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
1 アルミ枠にチャンネル・エル型道具のバイス部を密着セットする。
2 ハンドリングアーム部・作用点(A)を手で押すことでハンドプレイト部支点(B)を心点連動可動する。
3 (A)が(B)を中心点に可動することで、ハンドプレート先端部力点(C)に強い力が出来てゴム等を隙間に押し入れることが出来る。
1図 ビートゴム押し込み制作縦断面図と名称
2図 テコの原理を応用した道具可動説明図と符号
3図 発明道具本体の(A)(B)型絵図
【実施例】
【図面の簡単な説明】
【図1】制作時の製品と道具をセットした、縦断面図である
【図2】テコの原理の可動符号説明〔てこの原理〕ハンド可動プレート部(A)――作用点 軸受け連動中心部(B)――支点 プレート端押し込み部(C)――力点


【特許請求の範囲】


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

image rotate

image rotate