説明

アンテナ塔、鉄塔、電柱それぞれに携帯電話機能を一体化の上、融合応用した情報システム。

【課題】場所及び周辺の気象情報、空気のガス質、目的場所の実態動画映像ライブなど合わせた各種のきめ細かい複数情報を提供し、同一場所で早期的に精度の高い情報網収集することが出来るようにする。
【解決手段】各種データ収集センサーを一体化させた携帯電話機を塔や柱に取り付け、利用者の要求に応じるためのアクセス現場サイトとして位置づける。センサー各種により情報収集したデータを、総合データ収集管理センターと双方向とやり取りを行う利用者側はオンデマンド的に新しい情報収集と配信が同時にアクセス可能となるようシステム機能化構築する。本発明を活用する塔や柱には気象総合情報が得られるように設備を付加設置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
アンテナ塔、鉄塔、電柱それぞれに携帯電話機能を一体化の上、融合応用した情報システムに関するものである。
【背景技術】
【特許文献】
【0002】
【特許文献1】特開2004−112046
【特許文献2】特開2002−230095
【特許文献3】特開2000−292552
【特許文献4】特開2008−242554
【発明の開示】

【発明の概要】
【0003】
今日の情報社会に於いて、必要とする場所及び周辺の気象情報、空気のガス質、目的場所の実態動画映像ライブなど合わせた各種のきめ細かい複数情報データが同時に一元化一体化をされておらず、詳しい精度からいうとアバウト的である程度であった。このことは密度が高いとは言いがたく利用者にとって不便不満でもあった、つまり早期的で重要な広範囲で細目その上精度(性)の高い複数同時データが必要な割には実行されていなかったのである。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
情報収集設備においても各種情報収集設備はバラバラ形体体制の上、そのため設置費用面の問題も伴っていた。こういった諸課題を携帯電話のアンテナ塔、電力会社の鉄塔、柱などと、携帯電話機とを新たに合わせて有効活用し融合的に、本発明を用いシステム的に解決をせんと計った発明である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで本発明は前記課題問題点を総合的にとらえ解決せんと下記のような一体化をさせたシステム融合方法を利用と活用し、早期的情報収集方法として一般用者と気象学上、防災、災害、産業上も合わせて役立つように解決を計ったものである。
【0006】
現在、現代社会は当発明に都合よく国内外において携帯電話やインターネットが普及してきていると同時に携帯電話通信のアンテナが林立をしてきている状態である、また、電力会社の鉄塔、電話会社の鉄塔アンテナや、柱を総合計しても相当数に至るわけであるが、そこで本システムはここに第一着目着眼をしたものである。
【0007】
こういった情勢をとらえてのことであるが、このために第二として携帯電話機端末機能の受発信をベース活用すること以外に、さらに目的とする各種データ収集のコンテンツ付加機能をセンサーによってそれぞれ端末機に設けて取り込みを一体化させ行う。言い方を変えるならば現在ある携帯電話機に新たな利用活路、付加能力機能をまず発揮さす分けである。
【0008】
次に本発明の新たなる方向活路として携帯端末機を活用するには、設けるべき携帯電話機は複数とし、塔に最低でも一台づつの携帯電話機と合わせて固有の端末機番号を付与して利用者の要求に応じるためのアクセス現場サイトとして位置づけるが、この塔や柱の携帯電話機端末は常に24時間連日年中利用可能な状態でなくてはならない。つまり情報受配信のためオープンな状態を保っているわけである、このことは塔や柱を情報収集基地化するための必要条件でもある。
【0009】
また、前述した携帯電話機からはセンサー各種により情報収集したデータを常にこの発明のため別に設ける総合データ収集管理センターと双方向のやり取りがなされる仕組みとなっている。要は利用者側は必要とする時オンデマンド(早期)的に新しい情報収集と配信が同時にアクセス可能となるようシステム機能化構築をしているわけである。
【0010】
さらに、本発明を活用する塔や柱には(具体的にいうならば)次のような情報収集装置計機能、読み取りセンサーなど複数が必要となり、装置は雨量、風力、方向、温度、湿度、積雪、雷、空気質(CO2など各種ガス)、花粉の飛散度など総合情報が得られるように設備を付加設置をする。つまりこのように従来型のバラバラの場所とか別々個別の情報データ収集でなくこの事により、同一場所で早期的に精度の高い情報を収集することが出来るようになり利用者側にとって有効で重要な意味が生じる。
【0011】
よって、この上携帯電話機の映像能力を合わせて利用し、前記[0009]データと共に設置した塔からの動画ライブ映像もオンデマンド的に即座に同時的に一体化をし、このシステムのために新たに設ける所の利用者が必要に応じ求めるアクセス先として総合データ情報収集管理センターを新たに別に設けて運営を行うのであり、このセンターに、全部の設置された塔や柱からの情報すべてが情報網的に集約転送をされてくるのである。
【発明の効果】
【0012】
1、 鉄塔や携帯電話アンテナ塔などにおいては、別に設備塔を設ける必要性もなく携帯電話の送受信のため高い場所(高所に大体あり)でもあり、このことにおいて映像、空気ガスの状態、気象状況も広範囲収集しやすく精度も向上する効果がある。
2、 一ヶ所同一場所の複合的諸情報が集中して得やすくなる効果が見込める上さらに、このことから災害、防災の上からも今後は特に有効な実態に合った対策が取りやすくなる。
3、 データの送受信がすでにある携帯電話機端末を利用し付加機能を追加プラスすることで従来の情報収集設備のような大掛かりな投資も少なくて済む。
4、 今までと異なり総合データ情報収集管理センターがこの発明により一ヶ所にアクセスを利用者がするだけで諸情報が一括して安価で得やすくなり利用価値が向上する効果も生じる。
5、 すでに許認可の通信事業法上、電波法上も携帯電話機の機能、性能、精度を範囲として活用するので法律上の諸問題もクリアをしやすい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
まず本発明を実施するには(A)携帯電話端末機の外部入力端子に複数の取り込み口が必要となる、これは各種データが同時同一的に端末機に入力をされてこそ必要で意味が有り始めてこの発明のため活用されるためのものである。
【0014】
次に端子より取り込まれた各種データはたえず(B)オンデマンド的に新たに設ける総合データ情報収集管理センターに設けられたすべての全携帯電話機により、各個別の付与された番号で転送されたデータ情報が記録圧縮をされると同時に、(C)必要とする利用者側は常に圧縮された記録より外に、生の情報データも動画ライブも含めて、利用が出来る選択可能な機能となっている。
【0015】
前記した(A)、(B)、(C)の各携帯電話機の性能能力と同時平行的に問題となるのは塔関係に関してであるがまず、塔においては具体的にいうならば次のような計量器、感知器、読取りセンサーあるいは装置などが本発明のため必要となる。装置においては雨量、風力、方向、温度、湿度、雷、積雪、空気質(CO2など各種ガス計)、花粉の飛散度など、塔関係に有効な位置に設置を設けていく、これによって上記携帯電話機にそれぞれのデータを各端子に結線をしていくのである。
【0016】
特に、従来のようなバラバラの場所、バラバラの位置でなく一ヶ所における同一地で同時にきめ細かい早期的複数複合的データ精度でこそ意味の重要性が利用者に取って高まるわけであり役立つ最良の形態効果が発揮できる。またこの上に塔関係は、広範囲な配置であるから合わせて全地域的情報収集には、最良で効果的な情報収集網的な役目も果たす分けである。
【0017】
こういった形態においてこの総合データ情報収集管理センターにおいては、電話機やパソコン、インターネットといった端末機からアクセスすると、一般的に電話機画面上に音声と同時に文字、数値で表現され、受信者(要求者)はプリントアウトやFAX的表現などで判りやすく情報の受益が得られる。もちろん、動画映像は合わせてライブ映像そのものであり迅速で生きた各種複合情報と同時収集が目と耳にて大衆的に得られることが同時に可能となる。
【0018】
さらにまた、携帯電話機の映像収集能力(リモートコントロールズームも含む)をも合わせて利用するので上記[0014]により得られたデータ情報と共に情報網的に設置をされた塔からの高所位置ライブ動画映像もオンデマンド的に即座に同時に設けられた総合データ情報収集管理センターに転送をされ続けているような形態であるから利用者にとっては簡単便利で有効である。
このことは利用者は必要な時データ数値だけでなく必要に応じ合わせて実況映像も素早く入手が可能化をする分けである。つまり、目的必要とする場所のTVカメラなどを従来のように設置せずとも、この方法で有効で広範囲な数多くのライブ動画映像が大衆(利用者側)に手にはいりやすくなる道が開けるわけである。
【0019】
次にこの総合データ情報収集管理センターについてではあるが、通常の携帯電話機、パソコン、インターネット、TV局のライブ映像、新聞社の情報取込み装置などにより、必要者側や利用者側サイドは、本件発明の設備場所、位置がすべてNo別にトリップ化、戸籍化付与を全部にされるのでこれに対して、番号記号(あるいはアドレス)を入力アクセスをすれば、目的とする情報が得られる形態であるから、ここに対して(管理センター)利用料が通信情報料金として支払われる仕様であり、動画映像においては、別追加料金が精算される仕組である解決決済方法となることを理解されたい。
【実施例】
【0020】
本発明を実施するにはまず中核となる携帯電話機の入力端子の能力精度が重要となる複数の入力情報をさせるため、端子よりリードを引き伸ばし、この先に多くの(差込口のある)小型コンセントを設けて塔より設けた各センサーよりの情報それぞれを設けたコンセントに結線を行なう。このことにより電話機本体が情報を取込み認識をし、たえず新鮮な生のデータ情報として総合データ情報管理センターに転送をする。このように設置付加した携帯電話機により行なうわけである。
【0021】
前記携帯電話機を活用するためには同時平行的ではあるがアンテナ塔などに必要とする各種センサーを付設する必要がある。これは方法として従来よりの工法を用いればよいのであるが、映像収集カメラにおいては特に設けるべき携帯電話機の付属カメラを用いるわけであるから塔の位置的にいうと高所が望ましく映像範囲の上からも好ましい。
【0022】
また各種センサーは、それぞれの機能に応じて塔の各位置に最良の形態で配置を行い、アンテナ塔や鉄塔などで収集されたデータと携帯電話機能と共に合わせて一体化融合をさせ新たな有効活用をするものである。
【0023】
次に総合データ情報収集管理センターでは、データを圧縮メモリー化したり、利用者側から要求が来れば生情報やオンデマンドライブ情報映像も含めてデータを配信するものであるが、利用者は必要とする求める場所位置を各自その都度公開開示で指定されたトリップ番号や記号、戸籍番号、電話番号などによりアクセス入力要求を行なうとこれにより回答的に情報データが受け取れ配信をされるわけである。
【産業上の利用可能性】
【0024】
従来より携帯電話のアンテナ塔網は電波のための送受信用設備であり、送電の塔や柱はそのためのものであったが、この点を逆に有効活用して、ここに諸情報収集の基地としての役目を新たに付加すると、このことにより安価で手軽に総合的な気象状況情報や空気質(CO2など各種ガス)、花粉の飛散度または同時にライブ動画情報など複合的に密度の高い性能の良い情報が広範囲で細部の地域データとして得られるので格段と産業上の利用効果が見込める。
【0025】
本発明の利用者にとっては、通常的な携帯電話のアクセス利用料金やインターネット利用料金程度で従来のような専門的高額料金でなくとも前記の各種情報が同時に入手しやすく可能となるので、産業上や社会の必要性、普及性から言っても有効な発明といえる。その上、各通信会社、電力会社、気象庁、専門チャンネルなど塔や柱、さらに携帯電話機の有効活用で特に副業的に産業上多大な利用発展が合わせて行なえる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の全体構成イメージ図。
【符号の説明】
【0027】
1 携帯電話のアンテナ塔、電力会社の鉄塔、柱など
2 情報収集装置計機能、読み取りセンサーなど複数
3 携帯電話機の入力端子のコンセント
4 情報収集基地の各種データ収集用コンテンツセンサー付携帯電話機
5 総合データ収集管理センター
6 端子よりリード結線
7 利用者側の端末機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンテナ塔、鉄塔、電柱それぞれに携帯電話機能を一体化の上、融合応用した情報システム。
【請求項2】
塔関係は、広範囲な配置であるから情報収集網的な役目を果たたすシステム機能。
【請求項3】
まず本発明を実施するには(A)携帯電話端末機の外部入力端子に複数の取り込み口が必要となる、これは各種データが同時同一的に端末機に入力をされる。
【請求項4】
端子より取り込まれた各種データはたえず(B)オンデマンド的に新たに設ける総合データ情報収集センターに設けられたすべての全携帯電話機により各個別の付与された番号で転送されデータ情報が記録圧縮をされると同時に、(C)必要とする利用者側には常に圧縮された記録より外に、生の情報データも動画ライブも含めて、利用が出来る選択可能な機能となっているシステム。
【請求項5】
前記した(A)、(B)、(C)の各携帯電話機の性能能力と同時平行的に問題となるのは塔関係に関してであるがまず、塔においては具体的にいうならば次のような計量器、感知器、読取りセンサーあるいは装置などが本発明のため必要となる。装置においては雨量、風力、方向、温度、湿度、雷、積雪、空気質(CO2など各種ガス計)など、塔関係に有効な位置に設置を設けていく、これによって上記携帯電話機にそれぞれセンサーの各端子を結線をしているシステム。
【請求項6】
この総合データ情報収集センターにおいては、電話機やパソコン、インターネットといった端末機からアクセスすると、一般的に電話機画面上に音声と同時に文字、数値で表現され受信者(要求者)はプリントアウトやFAX的表現などで判りやすく情報の受益が得られる。もちろん、動画映像は合わせてライブ映像そのものであり迅速で生きた各種複合情報と同時収集が目と耳にて大衆的に得られることが同時に可能となるシステム。
【請求項7】
次に本発明の新たなる方向活路として携帯端末機を活用するには、設けるべき塔や柱に各一台づつ固有の端末機番号を付与して利用者の要求に応じるためのアクセス現場サイトとして位置づけるが、この塔や柱の携帯電話機端末は常に24時間連日年中利用可能な状態でなくてはならない、つまり情報配信のためオープンな状態を保っているわけである。このことは塔や柱を情報収集基地化するための必要条件でもあるシステム。
【請求項8】
また、前述した携帯電話機からはセンサー各種により情報収集したデータを常にこの発明のために設ける総合データ収集センターと双方向のやり取りがなされる仕組みとなっている、要は利用者側はオンデマンド的に新しい情報収集受配信がアクセス可能となるようシステム機能化構築をしているシステム。
【請求項9】
よって、本発明を活用する塔や柱は、従来型のバラバラの場所とか、別々個別の情報データ収集でなく、同一場所で各種複合の情報を収集するシステム。

【図1】
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【公開番号】特開2011−139397(P2011−139397A)
【公開日】平成23年7月14日(2011.7.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−299627(P2009−299627)
【出願日】平成21年12月29日(2009.12.29)
【出願人】(000245634)
【出願人】(507352581)
【出願人】(503323383)
【出願人】(507352570)
【Fターム(参考)】