説明

イチゴ畝面紙シートと潅水チューブ同時敷設器具

【課題】イチゴ等の農作物の栽培管理をするにあたり、苗の定着作業時に、軽量で機動性に優れた構造を有しつつ、その疲労を著しく軽減した器具を廉価で提供する。また、潅水チューブ1本で、水が両側のイチゴの根本に効率よく運ばれ、不織布のような化学繊維ではなく、環境に優しい紙製のイチゴ畝面シートを提供することである。
【解決手段】本発明に係わる敷設器具は、軽量で伸縮可能な支持棒を繋ぎ合わせ、紙シートと潅水チューブが地面に接近することで、作業の安定性を保ちつつ、容易に敷設することを可能にした。
イチゴ畝に敷設した紙シートの材料には、環境に優しいバージンパルプのみを使用したクラフト紙を原料にしている。紙シートには、植物に活力を与える木酢液や竹酢液の有機成分を、生分解ポリマーまたは糊(有機糖類)に練り込ませ、紙シートに塗布しており、潅水チューブの幅位置の両端に、水はけを良くするように適切な間隔に穴を空けられている

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、農作物栽培補助資材、特にイチゴ栽培用の生育促進向上のための資材であり、また、イチゴ等の農作物の栽培管理をする器具に関する。
【背景技術】
【0002】
イチゴなど長い畝道に栽培される農作物の場合、苗作り作業の際には、一家総出で畝道間を通りながら、体を深く折り曲げて作業する過酷なものとなっているのが実情である。
最近では、作業が楽な高設栽培が推奨されているが、施設費が高額であったり、施設作業が複雑なものや面倒なものがほとんどであり、実際的には広範囲な普及には至っていないのが現状である。(特許文献1〜2参照)
【0003】
イチゴ栽培用の潅水チューブは、イチゴの生育に欠かせない水分や肥料を運ぶのに、土の上に直に設置するのが一般的とされている。また、その使用方法としては、イチゴの畝が両側から土を寄せて作る関係上、潅水チューブが1本だと水が畝全体に浸透するのが遅く真下に抜けていくことで根本が乾燥するのを防ぐために、チューブを2本設置することを推奨している場合もあった。最近では、不織布などを利用したマットも販売されている。(特許文献3参照)
【0004】
【特許文献1】特許公開2005−8号広報
【特許文献2】特許公開平10−108548号広報
【特許文献3】特許公開平10−14389号広報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
かかる作業の疲労軽減のため、電動もしくは発動機により駆動される作業車が開発されているが、重量が嵩張って畝道越えが困難であったり、導入費用が高額であったりしたため、実質的には伸び悩んでいる。そのため、廉価でしかも作業負担が軽減できる器具の開発が切望されていた。また、潅水チューブは毎年新品を購入せねばならず、その費用はイチゴ農家にとってかなり負担となっているのが実情である。ましてや、ひと畝に2本使用するとなると倍の費用がかかる。その費用を削減しつつ、イチゴの苗が、水分や肥料を充分効率的に補充されることで、問題なく成長するような方法が望まれていた。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、軽量で機動性に優れた構造を有しつつ、イチゴ等の畝床に栽培される農作物の栽培管理作業における疲労を著しく軽減した器具を廉価で提供することを目的とする。
また、潅水チューブ1本で、水が両側のイチゴの根本に効率よく運ばれ、不織布のような化学繊維ではなく、環境に優しい紙製のイチゴ畝面シートを提供することを目的とする。

【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係わる敷設器具は、軽量な支持棒を平行に2本繋ぎ、両端から縦に持ち手を繋ぎ合わせることで、紙シートと潅水チューブが解け出す位置が地面に近づき、作業安定性を保ちつつ、作業者が腰を深く折ることなく楽に敷設することが可能になる。また、支持棒には、シートとチューブを固定する治具が備えてあり、熟練者でなくても安全かつスムーズに敷設作業が行えるようにした。
【0008】
また、両側に植えたイチゴの苗に接近するようにシートを敷くことで、潅水チューブから出る水が、効率よく直接苗の根元に届くようになる。
シートの材料には、環境に悪影響を及ぼす恐れのあるインクなどの不純物を一切使用せず、バージンパルプのみを使用し、各種薬品で晒処理を行うことなく、より自然に近い未晒クラフト紙を原料としている。
【0009】
シートには、植物に活力を与える木酢液や竹酢液の有機成分を、生分解ポリマーまたは糊(有機糖類)に練り込ませ、片面もしくは両面に塗布して、潅水チューブの幅位置の両端に、1mm〜10mmの穴が500mm〜3000mmの間隔で空いている。
【0010】
さらに詳細には以下の通りである。
両側に持ち手が取り付けてあり、それぞれが平行な二本の支持棒で繋がっており、その中央に紙シート巻きロールと潅水チューブ巻きロールをそれぞれ装着出来る構成で、かつ、シートとチューブを固定させる構造を有しており、それを装着した状態で、走行することで、シートとチューブを一度に敷設出来るイチゴ畝面紙シートと潅水チューブ同時敷設器具である。
【0011】
前記敷設器具は、支持棒と持ち手とが取り付け可能に構成されており、平行した二本の支持棒を、畝と畝の間隔に合わせて調整可能にできる構造にしている。支持棒は金属、樹脂でもよい。太さは20mmΦ〜50mmΦである。
【0012】
ロール状に巻き取られている紙製シートは、幅が100mm〜500mmで坪量が40g/m〜100g/mの厚さのクラフト紙製である。好ましくは、イチゴの栽培方法によって異なり、内成らせの場合は、幅250mm〜450mmであって、外成らせの場合は、幅100mm〜250mmが良く、坪量は50g/m〜90g/mの厚さが良い。
【0013】
前記シートには、植物に活力を与える木酢液や竹酢液の有機成分を、生分解ポリマーまたは糊(有機糖類)に練り込ませ、紙シートの片面もしくは両面に塗布して、潅水チューブの幅位置の両端に、1mm〜10mmの穴を500mm〜3000mmの間隔で開けている。好ましくは3mm〜7mmの穴を800mm〜2000mmの間隔で開けるのが良い。
【0014】
木酢液や竹酢液は、木材、竹材を乾留することによって得られたものであれば良く、制限するものではない。使用時には水溶液あるいは分解性のポリマーと粘性有機物質を添加して塗布し、あるいは噴霧することで紙シートの片面もしくは両面に塗る。
【0015】
本発明に使用した生分解ポリマーは、通常の乳酸ポリマーを使用でき、また糊(有機糖類)は通常のでんぷん質のものを使用することができる。
【0016】
潅水チューブは、材質として生分解ポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニール等のプラスチックであって、厚み0.05mm〜0.2mmで、幅20mm〜70mmで、長さが100m〜300mの巻きのロール状で、チューブの表面に開孔して、孔ピッチを100mm〜300mmで、1列〜3列の並型またはチドリ型の直列状穿孔にして、当該面に0.05mm〜0.7mmの開孔にしている。
【0017】
好ましくはポリエチレン製で、厚み0.08mm〜0.18mmで、幅30mm〜60mmで、長さが150m〜250mの巻きのロール状で、チューブの表面に開孔して、孔ピッチを150mm〜250mmで、2列の並型またはチドリ型の直列状穿孔にして、当該面に0.1mm〜0.6mmの開孔が良い。
【0018】
また、この装置は、イチゴ収穫に使用する台車に載せて使用もできる。さらにこの装置に車輪、キャスターを取り付けて、イチゴの畝を移動させることも可能である。
【発明の効果】
【0019】
(1)イチゴ本田に苗を定着する際、潅水チューブの下にこのシートを敷くことで、水がイチゴの根本に効率よく運ばれるため、水の量と水を通す時間が従来より格段に短縮できる。
(2)クラフト紙製で不織布のような化学繊維ではなく、植物由来の自然素材のため、環境にも優しい。また、廉価に購入することが出来る。
【0020】
(3)冬の寒い時期に、保温効果があるため、苗の生育に好影響を与える。
(4)シートを敷くことで、適度な水分を保つため、土が締まって硬くなることがなく、畝が割れるのを防ぐことが出来る。したがって、根の発育を助け、結果収量が上がることとなる。
(5)シートには、植物に活力を与える木酢液や竹酢液の有機成分を、生分解ポリマーまたは糊(有機糖類)に練り込ませ、片面もしくは両面に塗布しているため、根の発育を促進させ、比較的長時間、病害虫に犯される可能性が低くなる。
【0021】
(6)シートに穴が空いていることで、水が溜まるのを適度に防ぐことができる。
(7)栽培が終わる頃にちょうどシートも土になじんできているため、土と一緒に鋤きこむことで、土に戻すことも可能である。
【0022】
(8)潅水チューブとシートを同時に敷設する器具を利用するため、シートを敷く際に風の心配をすることなく、かつ効率よく作業をすることが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
本発明のイチゴ畝面紙シートとその敷設器具は、次の手順で使用されるのが好ましい。まず、敷設器具の組立であるが、図1の横支持棒と縦支持棒を接続するにあたり、紙シートと潅水チューブを横支持棒a及びbに通し、ガイド盤と留め具によって両側から固定する。その際、横支持棒の長さを畝の広さに応じて段階調整を行っておくのが望ましい。
【0024】
また、紙シートと潅水チューブは、横支持棒a及びbの丁度真ん中に位置しているのが好ましい。ガイド盤と留め具の固定を終えた後、横支持棒a及びbと縦支持棒a及びbを接続する。
【0025】
次に、持ち手部分を各支持棒と接続する際、左右の持ち手の高さを、作業者の背丈に合わせて段階調整する。左右の持ち手は、それぞれに独立して段階調整できる穴が空いているため、左右の作業者の背丈に差があっても、作業が効率的に行う事が出来るように、左右独自の調整を行うのが好ましい。持ち手の高さは、作業時にかがまない状態で、移動の際、イチゴの苗に引っかからない程度の低さを維持できるくらいが好ましい。
【0026】
敷設作業を行うにあたり、紙シートと潅水チューブの先端の部分を、石などで固定した上で、畝に沿って左右の作業者が同じスピードで走行することで、紙シートと潅水チューブが同時に敷設されることになる。
【0027】
紙シートと潅水チューブを敷設した後、通常であるなら、その上にマルチシートをかぶせる作業が続くが、その際、潅水チューブがずれないようにするために、針金等で仮止めするなどの処置をとると、より作業が効率よく行える。
【0028】
紙シートの端が、イチゴの苗に近づいていることが望ましいが、あまりギリギリを狙うとイチゴの茎を傷つけてしまう恐れがあるため、その間隔は、50mm〜100mmが望ましい。
【実施例1】
【0029】
佐賀県のイチゴの代表品種である「さがほのか」の苗を、本発明のイチゴ畝面紙シートと潅水チューブ同時敷設器具を使用して定植を行った。イチゴの栽培方法には内成らせと外成らせがあるが、今回は内成らせ方法での定植を実施した。内成らせは、内側に果実を実らせるために外成らせより、苗と苗の条間が広くなるため、紙シートの幅は300mmとし、坪量75g/mの厚さのクラフト紙を使用した。
【0030】
このクラフト紙は5%程度の木酢液水溶液を均一に噴霧して、クラフト紙の両面に木酢液を塗布した。この塗布したクラフト紙の両端から150mmの位置に5mmの穴を開けて、その穴の間隔を1000mmにした。
【0031】
この500m巻のクラフト紙シートと、ポリエチレン製の潅水チューブ(厚み0.1mmで、幅50mm、長さ200mの巻きのロール状)を敷設器具にセットし、左右の持ち手の高さを調節した上で、二人で敷設した。苗と紙シートの間隔は左右とも60mm程にして、畝に沿って潅水チューブの重量効果によって、クラフト紙を真っ直ぐに手早く敷設することが出来た。その結果、今までの敷設作業に対して2分の1の時間と労力で終了させることが出来た。
【0032】
また、図4又は表1に示すように、土壌を軟らかく保つことができたために、イチゴの根の発育を促進させ、比較的長時間、病害虫に犯される可能性が低くなって、その結果、収量増に結びついた。さらに栽培が終わる頃にちょうどシートも土になじんできているため、土と一緒に鋤きこむことで、土に戻すことができた。
【表1】

【実施例2】
【0033】
実施例1の圃場で、紙シートの上に潅水チューブを敷設しているため、実際に潅水チューブに水を通すと、紙シートを使用しなかったときと比較して2分の1の時間と水量で、畝と畝の間に水が染み出したため、散水を終了した。これは、水が効率的に苗の根元に運ばれている証拠である。また、紙シートに開けられた穴から余分な水が抜け出すことで、紙シートに水たまりが出来ることを防いでいた。
【実施例3】
【0034】
佐賀県のイチゴの代表品種である「さがほのか」の苗を、本発明のイチゴ畝面紙シートと潅水チューブ同時敷設器具を使用して定植を行った。イチゴの栽培方法には内成らせと外成らせがあるが、今回は内成らせ方法での定植を実施した。
【0035】
内成らせは、内側に果実を実らせるために外成らせより、苗と苗の条間が広くなるため、紙シートの幅は300mmとし、坪量75g/m2の厚さのクラフト紙を使用した。このクラフト紙は5%程度の木酢液に5%の糊成分を含む水溶液を噴霧器によって均一に噴霧して、クラフト紙に木酢液を塗布した。
【0036】
この塗布したクラフト紙の両端から150mmの位置に3mmの穴を開けて、その穴の間隔を800mmにした。この500m巻のクラフト紙シートと、200m巻の幅50mmの塩化ビニール製潅水チューブで、孔ピッチを200mmの間隔で2列のチドリ型に穿孔したものを敷設器具にセットし、左右の持ち手の高さを調節した上で、二人で敷設した。
【0037】
苗と紙シートの間隔は左右とも60mm程にして、畝に沿って潅水チューブの重量効果によって、クラフト紙を真っ直ぐに手早く敷設することが出来た。その結果、実施例1と同様に今までの敷設作業に対して2分の1の時間と労力で終了させることが出来た。
【0038】
また、図4又は表1に示すように、土壌を軟らかく保つことができたために、イチゴの根の発育を促進させ、病害虫に犯されることもなく、その結果、収量増に結びついた。さらに栽培が終わる頃にちょうどシートも土になじんできているため、土と一緒に鋤きこむことで、土に戻すことができた。

「比較例1」
【0039】
佐賀県のイチゴの代表品種である「さがほのか」の苗を、イチゴ畝面に潅水チューブのみ敷設器具として使用した。イチゴの栽培方法には内成らせと外成らせがあるが、今回は内成らせ方法での定植を実施した。苗と苗の条間が広くなるため、200m巻の潅水チューブを敷設器具にセットし、左右の持ち手の高さを調節した上で、二人で敷設した。
【0040】
クラフト紙は使用しなかった場合には、クラフト紙を使用したときと比較して、水の補給が苗の根元まで効率よく回らず、そのため、潅水チューブの周辺の土がところどころに地面で部分的に陥没し、さらに固く締まったようになった。その結果、イチゴの生育にとって非常によくなかった。


「比較例2」
【0041】
実施例1の圃場で、紙シートの厚みを120g/mで敷設したところ、ごわごわしすぎて、土にうまくなじむことが出来ず、潅水チューブを通しての散水の際、水が均等に回らない所が見受けられた。また、最後に圃場を次期に備えて耕す時に、紙シートが原形を保ちすぎて一緒に鋤こむことが出来なかった。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明のイチゴ畝面紙シートと潅水チューブ同時敷設器具の一例を示す斜視図
【図2】イチゴ畝面紙シートと潅水チューブを敷設したときの断面図
【図3】イチゴ畝面紙シートと潅水チューブを敷設したときの上方図
【図4】土壌の硬度調査を実施した比較グラフ
【図5】1日の地温の推移を調査した比較図1
【図6】1日の地温の推移を調査した比較図2
【符号の説明】
【0043】
1.横支持棒a
2.横支持棒b
3.縦支持棒a
4.縦支持棒b
5.持ち手部分a
6.持ち手部分b
7.イチゴ畝面紙シート
8.潅水チューブ
9.シート及びチューブ留め具
10.黒マルチシート
11.紙シートの穴
12.ガイド盤
13.硬度
14.深さ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
イチゴ栽培の潅水補助に使用する紙製シートにおいて、ロール状に巻き取られている紙製シートは、幅が100mm〜500mmで坪量が40g/m〜100g/mの厚さのクラフト紙製であることを特徴とするイチゴ畝面紙シート
【請求項2】
請求項1において、前記シートには、植物に活力を与える木酢液や竹酢液の有機成分を、生分解ポリマーまたは糊(有機糖類)に練り込ませ、紙シートの片面もしくは両面に塗布して、潅水チューブの幅位置の両端に、1mm〜10mmの穴を500mm〜3000mmの間隔で開けていることを特徴とするイチゴ畝面紙シート
【請求項3】
両側に持ち手が取り付けてあり、それぞれ平行な二本の支持棒で繋がっており、その中央に紙シート巻きロールと潅水チューブ巻きロールをそれぞれ装着出来る構成で、かつ、シートとチューブを固定させる構造を有しており、それを装着した状態で、走行することで、請求項1又は請求項2における紙シートと潅水チューブを一度に敷設出来ることを特徴とする潅水チューブ同時敷設器具
【請求項4】
前記敷設器具は、支持棒と持ち手とが取り付け可能に構成されており、平行した二本の支持棒を、畝と畝の間隔に合わせて調整可能にできる構造にしていることを特徴とする請求項3に記載の潅水チューブ同時敷設器具
【請求項5】
請求項3における潅水チューブは、材質として生分解ポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル等のプラスチックであって、厚み0.05mm〜0.2mmで、幅20mm〜70mmで、長さが100m〜300mの巻きのロール状で、チューブの表面に開孔して、孔ピッチを100mm〜300mmで、1列〜3列の並型またはチドリ型の直列状穿孔にして、当該面に0.05mm〜0.7mmの開孔にしていることを特徴とする潅水チューブ同時敷設器具

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−297016(P2009−297016A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−276736(P2008−276736)
【出願日】平成20年10月28日(2008.10.28)
【出願人】(598057914)中央製袋株式会社 (2)
【Fターム(参考)】