説明

インナーマスク

【課題】 それは一般の普通のマスクよりも中央の長方形の部分が広いマスクの内側に装着されて使用されるものであり、それを使用すると、前記普通のマスクを装着していた時の息苦しさは解消し、その装着者が鼻で吸気を行うと、そのマスク内に入ったインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等の内のいくらかは取り除かれ、そして、外気よりも高湿度の空気が鼻腔入口に送られる。
【解決手段】 装着者が鼻で吸気を行うと空気取り入れ口8から入り略筒状の空洞62内を下から上へと流れる空気は、湿気を含む沢山の糸状の物質7の在るところを通ることで、その空気中のインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等のいくらかはそれらによってからみ取られ、そして、その沢山の糸状の物質7の40%〜100%は垂るんだ状態で存在しており、それら39は空気が通る度に揺れ、それによりその空洞内は高湿度となり、そのため前記花粉等のいくらかは重量が増して下に落ち、その高湿度の空気が装着者の鼻腔入口に到達する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は顔に装着したマスクの網の目をくぐり抜けて中へ入ってきた空気中に含まれるもので、例えば、インフルエンザウィルスの場合は、そのマスク装着者の鼻腔入口に到達するまでに彼等にダメージを与え、たとえそのマスク装着者の鼻腔や上気道に彼等インフルエンザウィルスが着床したとしても、彼等インフルエンザウィルスはその鼻腔や上気道では増殖することは出来ず、また、それらインフルエンザウィルスと同じように、マスクの網の目をくぐり抜けてマスク内に入ってきた空気中に含まれる花粉やほこり等の数量もそのマスク装着者の鼻腔入口に到達するまでに、それらがマスクの網の目をくぐり抜けて中へ入ってきた直後の時よりも減らすことが出来ることを、人物の顔に装着された一般的に流通している横長長方形のマスクよりも広い長方形の部分を有するマスクの内側に装着することにより可能にするインナーマスクに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の一般に使用されているマスクは、長方形の繊維状物質の本体が中心にあり、その本体を横長になるように立てた場合は、左右となる上下の角にヒモ状の物質の両端を取り付け、そうすることによって出来る半円の中にそのマスクを装着しようとする者の両耳を入れてそのマスク本体の中心にそのマスク装着者の鼻腔入口付近がくるようにそのマスクを装着するのであるが、その形式では歩行時は無風であってもま正面から来る風をまともに受けることとなるため、当然、その風となる空気中に含まれるインフルエンザウィルスや花粉等が装着しているマスクの網の目から入りやすい状態となる。
【0003】
そのため、前記の中央に長方形の繊維状の部分を有するマスクの場合は、その長方形の繊維状の網の目から、外気中に含まれるインフルエンザウィルスや花粉等の進入を出来るだけ少くする方法として用いられるのが、マスクの長方形の部分の網の目を細くする方法、またはマスクの長方形の繊維状の部分を二重三重に重ね合わせた構造にする方法、そして、マスク装着者の鼻腔入口とマスクの長方形の部分との間に一枚以上のガーゼ等を挟む方法である。
【0004】
しかし、それらの方法では、インフルエンザウィルスや花粉等のマスク内に進入する数量を減らすことが出来たとしても、その種のマスクを装着した者の息苦しさはそれらの方法を用いる前よりも当然増すこととなる。
【0005】
そこで、その息苦しさを和らげる方法として、マスク装着者の鼻腔入口や口とその人物、即ち装着者がかけているマスクの一部分が密着する状態を防ぐために、マスク装着者の鼻腔入口や口と、それらの前となるマスクの部分との間に空間を設ける形状をしたマスクが現在数多く出回っている。
【0006】
その空間が在る影響でマスク装着者の息苦しさは、その空間が無い時よりも多少和らぐかもしれないが、それらの空間はただ単にマスク装着者の息苦しさを和らげるためだけのものであり、それらの空間のどれもがマスクの網の目から進入してきたインフルエンザウィルスにダメージを与え、そのマスク内に入ってきたインフルエンザウィルスがそのマスク装着者の鼻腔や上気道に着床した場合、それらインフルエンザウィルスが、その上気道等で増殖出来ないようにすることは、現在、一般に広く出回っているマスク装着者の鼻腔入口や口等の前に空間を設ける構造をしたマスクのみを装着するだけでは不安である。
【0007】
何故ならば、湿気に弱い性質を持つインフルエンザウィルスが、人物の鼻腔や上気道内に着床したとしてもその上気道内に充分な湿気があるとすれば、その上気道内に着床したインフルエンザウィルスは、その上気道内では増殖することは出来ないが、前記鼻腔入口と口と、それらの前のマスクの部分との間につくられた空間を有しているマスクを人物が装着した場合、その空間の中の湿気は、外から取り入れた空気の中に含まれる湿気とマスク装着者の吐息の中に含まれる湿気のみであり、例えば、そのマスク装着者がその空間の中の湿気を一気に全て吸ったとしても外気が乾燥している場合は、前記空間内の湿気は外の乾燥した空気から採る湿気とそのマスク装着者の吐息に含まれる湿気のみであり、その湿気でもある程度は、マスク内に入り込んだインフルエンザウィルスにダメージを与えることは出来るかもしれないが、今までにない広い空間をマスク装着者の鼻腔入口や口の前に設け、そして、その空間内を人体に近い温度、そして高湿度の状態にし、マスクの繊維状の網の目をくぐり抜けてその空間内に入る湿気に弱い性質を持つインフルエンザウィルスにダメージを与え、そして、マスクの繊維状の網の目をくぐり抜けて中に入ってきた空気中の花粉やほこり等をからみ取り、そして、インフルエンザウィルス、花粉、ほこり等がマスクの繊維状の網の目をくぐり抜けて中へ入ってきた直後の量よりも減った空気をマスク装着者の鼻腔入口まで送るシステムをつくり出すことが出来る装置が在るとすれば、その装置を必要とする人物は世の中にかなり存在すると思われる。
【0008】
また、装着した状態を上から見た場合、そのマスク装着者の鼻の前の部分が前方へ出たその前先端が角状の立体マスクに関しては、そのマスク本体中央が突き出た形により、正面前方から来る風を左右に振り分けることが出来るので、前記一般に広く出回っている中央本体が装着時横長長方形の形状となる正面から来る風となった空気をまともに受ける形状のマスクよりは、当然外気中の花粉やインフルエンザウィルスを取り込む量は少くなり、そして、立体マスクはその形状により立体マスク装着者の鼻腔入口や口の前の空間は前記一般のマスクが有する殆どスペースが無い空間よりも広めになるが、その空間内に入ってきたインフルエンザウィルスにダメージを与えることに関しては工夫がされておらず例えば、前記立体マスクよりも広い空間をマスク装着者の鼻腔入口や口の前に作り、その広い空間内を常に高湿度で体温に近い温度に保つことが出来る装置が在るとすれば、それは立体マスクも含めた今迄のマスクでは考えられないインフルエンザを予防する効果があると考えられる。
【0009】
なを、本願発明に関連する公知技術として次の特許文献を挙げることが出来る
【特許文献1】特開2009−247614号公報
【特許文献2】特開2008−295993号公報
【特許文献3】特開2009−72522号公報
【特許文献4】特開2010−162209号公報
【特許文献5】特開2009−106468号公報
【特許文献6】特開2010−125302号公報
【特許文献7】特開2009−95615号公報
【特許文献8】特開2009−225930号公報
【特許文献9】特開2008−237850号公報
【特許文献10】特開2008−136826号公報
【特許文献11】特開2008−114025号公報
【特許文献12】特開2008−173416号公報
【特許文献13】特開2007−244549号公報
【特許文献14】特開2007−44140号公報
【特許文献15】特開2007−378号公報
【特許文献16】特開2006−333972号公報
【特許文献17】特開2006−191964号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上述の如く、従来技術に係るマスクは、マスクを装着して歩いた場合、たとえ無風であってもそのマスク装着者は正面から来る風となった空気をまともに90度に受ける状況になり、その来る風に対しての90度と云う角度は、風となった空気の中に含まれる花粉やインフルエンザウィルスを最も取り入れやすい角度であり、そして、それら花粉やインフルエンザウィルスを最も取り入れやすい顔の表面の場所は、顔のほぼ中央の凸部、即ち鼻の下の凹んだところの、そのマスク装着者が吸気をした時に空気取り入れ口となる装着者の鼻腔入口、または口の前のマスクの長方形の繊維状の部分と云うことになり、また、風となって正面から90度に装着者の顔に当たる空気を左右に振り分ける工夫がされているのが、現在最も進んでいると言われる立体マスクであるが、立体マスクはその形状から装着者の鼻の下の部分に、中央に長方形の繊維状の部分を有するマスクよりも広い空間を造ることは出来るが、その立体マスクの空間でも息苦しさを覚える者が存在することは事実である。
【0011】
そして、人物がマスクを装着することによって、その人物の鼻腔入口や口の前に、そのマスクの長方形の部分の1部分とその人物の鼻腔入口と口とその週りの皮膚によって出来た空間内を湿度の高い状態にして、マスクの長方形の部分等の網の目の部分をすり抜けて、その空間内に入ってくる湿気に弱い性質を持つインフルエンザウィルスにダメージを与える工夫がされているマスクは現在は存在しないと言っても過言ではない。
【0012】
本発明は、このような点に鑑みて成されたものであり、その目的は、現在一般に使用されている中央に長方形の部分が在るマスクのように、その種のマスクを装着した人物が吸気を行った時、その吸気によって外気を取り入れる部分となるところをそのマスク装着者の鼻腔入口や口の前の部分にならないようにし、人物の顔に装着されたマスクの長方形の部分の内側に、立体マスクを装着した時に出来る空間よりも広く、内部の湿度を高くして、入ってくるインフルエンザウィルスにダメージを与えることが出来、そして、入ってくるそれらインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等をからめ取ることが出来る装置を設けた空間、または空間のようなものを設け、その空間または、空間のようなものの中を通過した空気が装着者の鼻腔入口に到達する頃には、その空気中に含まれるインフルエンザウィルスは、たとえ装着者の上気道に着床したとしても、そこで増殖出来ないダメージを与えられており、そして、それらインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等の量はマスクの長方形の部分の網の目をくぐり抜けて中へ入ってきた直後の時よりも少くなっている状態にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
世間一般に広く出回っている中央に繊維状の長方形の部分を有するマスクよりも中央に広い繊維状の長方形の部分を有するマスク、以後これから行う説明等の文章の中で度々登場するそのマスクを広い長方形の部分を有するマスク42と表現するが、人物の顔に装着されたその広い長方形の部分を有するマスク42の内側に、その人物に装着されて使用されるインナーマスク4であって、ひも状の部分41を除く自身の左右上下を前記広い長方形の部分を有するマスク42の繊維状の広い長方形の部分63の四辺で覆い隠されて、人物の顔に装着された時は、外からは見ることが出来ないペットボトルほどの硬度を、骨組みを形成する部分19、34、10が有するそのインナーマスク4は空気を通すことが出来ない素材で出来ており、人物の顔に装着された時は投入口となっているところ8以外は空気が出入りすることが出来ない状態になっており、そのインナーマスクを人物が装着した時は、その人物の鼻腔入口や口の前にくるインナーマスクの部分も当然空気を通すことが出来ない素材で空気を通すことが出来ない状態になっているので、世間一般に広く出回っている中央に長方形の部分を有するマスクのように、マスクを装着した者が鼻や口で吸気を行うと、そのマスクの中央に存在する繊維状の長方形の部分のその鼻や口の前のところが空気取り入れ口となる状態にならず、インナーマスクを装着した人物の空気取り入れ口は、その装着者の顎の下先端付近の前のところに在るので、顎の下先端付近の前のところから入った空気が装着者の鼻腔入口まで到達する間に、その空気中に含まれる異物質を取り除き、そして、その空気に湿気を与える工夫がされているものを設ければ、装着者が鼻で吸気を行った場合は一般のマスクを装着する時よりも人体に良い空気を装着者の鼻腔入口まで送ることが出来、そして、人物の顔に装着された前記インナーマスクを上から見れば、その外周の形状は、コの字の右の縦の線が前側となる略コ字型、Uの字の下の先端部が前先端部となる略U字型、Vの字の下の先端部が前先端部となる略V字型、そして、弧を描いた部分の中心が前先端部となる略半円状等であり、上から見れば、それらの外周を有する平面のように見える面の中心、またはほぼ中心から後ろ端にかけて、実際には、その中の何もない面24と周りをゴム状の物質46がその上から覆う形となっているので見えないが、そのゴム状の物質46の下にはUの字の下先端のところを前側とする略U字型の切り込み20が存在しており、そのUの字の縦の二本の線の間の上部のところに人物の鼻の上部のところが前記ゴム状の物質46と密着する状態になっており、その人物の顔に装着された状態のインナーマスクを正面から見れば、略U字型の切り込み20付近が上先端部であると分かり、その略U字型の切り込み20の左右の両端から左右に開きながら下がったところ21が装着者の鼻の前先端部付近の高さのところで止まり、そして、その人物に装着されたインナーマスクを横から見た場合は、前記略U字型の切り込み20の前先端の部分からは前へ下がった勾配となっており、その勾配となっているところは、人物の顔に装着されたインナーマスクを前から見た場合の前記略U字型の切り込み20の左右の両端から左右に開きながら下がったところ21と同じく装着者の鼻の前先端部付近の高さのところで止まり、そして、その勾配を有する面28の前先端はその装着者の鼻の前先端部付近の高さで装着者の鼻の前先端部よりも前の位置に在り、即ち、人物の顔に装着されたインナーマスク4のその装着者の鼻の前先端部付近の高さのところから上先端の略U字型の切り込み20の部分までは前から見ても横から見ても勾配を有する面28となっており、その勾配を有する面の終わるところ、即ち、装着者の鼻の前先端部付近の高さのところから下の最も広い外周を有するところが、前記上から見た場合の外周となって見えたところであり、そのインナーマスクの、そのインナーマスクが人物の顔に装着された時に、その人物の鼻の下先端部から下の、その鼻の下先端部と密着するくらいの高さのところから下の、そのインナーマスクの表面を有する壁状の部分、即ちカバー19の内部には、そのカバー19の裏面と、表面がそのカバーの裏面とほぼ密着して存在する、人物が、そのインナーマスクを装着した時は、その57内面と、上端を装着者の鼻の下先端部とほぼ同じ高さのところ、そして、左右の後ろ端を装着者の唇の左右の端から横頬までの間の、装着者の唇の中央の縦の線を中心にして左右対称に分けることが出来る縦の線とする口も含めたその内部の皮膚を一面とする略筒状の空洞62をつくることが出来る略筒状の部分57が存在しており、そして、前記カバーの後ろ端の縦の辺23及び、インナーマスクとなった時には、そのカバーの後ろ端の縦の辺を隠す状態で存在するゴム状の物質45のカバーの後ろ端の縦の辺の後ろに存在するそのカバーの後ろ端の部分64のそれら23、64が垂直になった状態を垂直のインナーマスク等と表現するが、その垂直になったインナーマスク4を横から見た場合、インナーマスクの空気取り入れ口8となる前記略筒状の空洞62の下面8の外側のカバーの外周の部分の最前部は最も地面に近い状態となる装着者の顎の下先端付近かそれよりも下の位置に在り、そして、そのカバーの下端の部分26は前から後ろへ行くに従って直線状に上がった形状となっており、その後ろ端は前記カバーの後ろ端の縦の辺23の下先端部と交わり、そのカバーの下端の部分26の内側に在る、そのカバーの下端の部分と平行に存在する前記略筒状の部分57の外側の壁の下端の部分38、及び、内側の壁の下端の部分17は見ることが出来ず、そして、その略筒状の空洞62の中央の筒状の部分の下面を塞ぐ形で存在する網状の物質も見ることは出来ず、そして、そのインナーマスクを装着した人物が、鼻で吸気を行った場合は、内部に有している略筒状の空洞の斜め後方下側を向いている状態の下面8を空気取り入れ口とする構造をしているため、歩行時等は、インナーマスク装着者の顎の下に在る空気、顎の下付近を通過しようとする空気のみを、前記広い長方形の部分を有するマスク42の広い長方形の部分の網の目を通過して中に入ってきた空気を、さらに前記略筒状の空道の下面に張られている網の目状の物質3の網の目を通過させて装着者の鼻腔入口まで運ぶと云う方法をとるので、今迄の歩行時等は、正面から来る風となった空気をまともに90度に受けるところに空気取り入れ口が存在する一般に広く売られている長方形の部分が中央に在るマスクのみを装着する方法よりも数量の少いインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等を装着者の鼻腔入口まで送ることが出来る。
【0014】
前記略筒状の空洞62内には伸縮性が有り、静電気を発生しない水をしみ込みやすく、1本1本が超軽量の以後沢山の糸状の物質7と表現する五十数本以上のその沢山の糸状の物質は、その略筒状の空洞を上、または下から見た場合、不規則な網の目状となって見える状態でその略筒状の空洞内に存在しており、そして、その内の40%〜100%はその略筒状の空洞内で垂るんだ状態で存在していることで、例えば、その沢山の糸状の物質7の全てに水をしみ込ませ、その水をしみ込ませた沢山の糸状の物質7を内部に有するインナーマスクを人物が装着し、鼻で吸気を行うと、前記略筒状の空洞内の沢山の糸状の物質の内の40%〜100%の垂れた状態の糸状の物質39も水がしみ込んでいるとはいえ超軽量であるために、前記空気取り入れ口8から入ってくる上に向って進む空気によって揺れ、しかも、網の目状になっている沢山の糸状の物質が揺れるので、その空洞内には装着者の吐息により湿気はもともと在るが、その湿気と重なってその空洞内は湿気が増加する状態となり、前記下面8の下に、存在する前記広い長方形の部分63の繊維状の網の目をくぐり抜けてから、前記下面、即ち、空気取り入れ口8の網の目状の物質3の網の目をくぐり抜けて、その空洞内部に入ってきた湿気に弱い性質を持つインフルエンザウィルスは、その空洞内でダメージを与えられ、たとえそれらインフルエンザウィルスが装着者の上気道内に到達し、そこで増殖しようとしても、自身も湿気によりダメージを受けており、そして、その上気道内も湿気が充満している状態なのでそれらインフルエンザウィルスが、その上気道内で増殖するとは考えにくく、そして、前記広い長方形の部分の繊維状の網の目をくぐり抜けてその空道内に入ってきた花粉、ほこり等のいくらかはその空道内で湿気を浴びることにより重量が増して、同じように湿気を浴びることにより重量が増したインフルエンザウィルスと供に下に落ち、また、それらのいくらかは前記沢山の糸状の物質によってからみ取られ、それらの方法により、前記広い長方形の部分63の繊維状の網の目をくぐり抜けて中に入ってきた空気は、その時に含んでいたインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等の量を減らし、そして、その時よりも湿気を増した状態で装着者の鼻腔入口に入ることが出来、そしてインナーマスク4を外側から見た場合、その両端のひも状の部分41と、インナーマスクの、インナーマスクが人物の顔に装着された時は、その人物の鼻腔入口と口の周りを覆う形で存在するインナーマスク本体の周囲に存在するゴム状の物質45、そして、窓状の部分6を隠す形でその窓状の部分の回りのところに貼られている物質65を除く表面を有する部分がインナーマスクのカバー19であり、その全て同じ厚さのカバー19のそのインナーマスクを装着した人物の鼻腔入口付近の高さの部分から下の部分の裏面には、そのカバーの裏面と、その表面がほぼ密着する状態で略筒状の部分57が存在しており、従ってその略筒状の部分の形状は、そのインナーマスクを装着した人物の鼻腔入口付近の高さのところに来る部分から下のカバーの外周の形状が略U字型ならその内部の略筒状の部分57も略U字型であり、以後、インナーマスクの勾配を有する面の下端のところから下のカバーの部分を略筒状の部分を覆う部分29と表現するが、インナーマスクのカバーの後ろ端の縦の辺23、または、そのカバーの後ろ端の縦の辺23の後ろに存在するゴム状の物質64が垂直になった状態を垂直になった状態のインナーマスク、そして、インナーマスクを人物の顔に装着するか手に持つ等してインナーマスクに存在するそれら23、64を垂直にした時は垂直にしたインナーマスク等と表現するがその垂直にしたインナーマスクを横から見た場合に、その略筒状の部分を覆う部分29の前先端部が垂直になった縦の線全体となる形状ならその内部に存在する略筒状の部分57の形状も前先端部の表面が垂直になった縦の線、そして、略筒状の部分を覆う部分29の前先端部が前へふくらんでいる形状ならやはりその内側に存在する略筒状の部分57の前先端部も前へふくらんでいる形状となっており、そして、それら略筒状の部分57の壁は、外側の壁34と内側の壁10の二つの壁から出来ており、インナーマスクになった時に前記カバー19の裏面とほぼ密着しているのが外側の壁34の表面であり、その略筒状の部分57を大きく分けると外側の壁34と内側の壁を主とする部分9の二つに分けられ、インナーマスクを人物の顔に装着した時に出来る前記略筒状の空洞62は、主にその内側の壁10の内面と装着者の口の周りの頬を一面としてつくられており、そして、前記略筒状の部分57の前記内側の壁を主とする部分9の内側の壁10とその内部を上から見た場合、例えば、その内側の壁10がUの字に見える略U字型の内側の壁10ならば、その略U字型の内側の壁の内側のあらゆるところを行き来する形で前記沢山の糸状の物質7が存在している。
【0015】
前記略筒状の空洞62内に存在する沢山の糸状の物質の在るところの後部には、その略筒状の空洞の内部を、その前は沢山の糸状の物質が在るところ、そして、その後ろは装着者の口の周りの皮膚が在ると云う形で、即ち、人物の顔に装着されたインナーマスクが有する略筒状の部分57の内部の内側の壁とその後ろの[0058]で説明されている外側の壁が一枚となったところの境目に左右の両端が存在する形で網状の幕2が存在しており、人物がインナーマスクを装着した時には、常にその網状の幕2がその装着者の唇の周りの皮膚と密着しており、そして、その装着者の唇が、その網状の幕2と、その網状の幕の前に存在する沢山の糸状の物質7のいくらかを前へ押し出す形でその網状の幕に密着していたとしても、その網状の幕、糸状の物質は、彼等が持つ伸縮性により、装着者の皮膚にかかる圧力を少くすることが出来、そして、その網状の幕2は装着者の唇とその付近の皮膚が、線の状態となる糸状の物質40に直接当たらないように自らを皮膚に密着させて、その唇とその付近の皮膚に違和感を出来るだけ与えないと云う役目を前記糸状の物質7が持つ伸縮性と協力して行っており、そして、人物がインナーマスクを装着した時の、そのインナーマスクの後部が左右に開き過ぎて、そのインナーマスクのカバーの左右の後ろ端の縦の辺23とその付近のへらの部分49がその装着者の横頬の外に出てインナーマスク全体が後ろにずれることを防止する役目を持ち、そして、前記略筒状の部分57の主要部である前記内側の壁を主とする部分9のみを上から見た場合、その内側の壁10で囲まれた内部に存在する沢山の糸状の物質の在るところを含む内側の壁を囲む状態で、違う表現を用いるとその内側の壁10を内側にして網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1が存在しており、その内側の壁を主とする部分9の形状は、その伸縮性のある網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の片方の先端の輪状の部分70が、内側の壁の表面の上先端部付近に取り付けられており、そして、その網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1は、前記内側の壁10を骨格として筒状の部分を形成しており、その網の目は内側の壁10に取り付けられた時に、上先端部とその付近に在る状態となる網の目の形が途中で終わる部分を除けば伸縮性があることで形状や大きさに多少の変化を生じるが、全て同じ形状と大きさの網の目であるか殆ど同じ大きさと形状の網の目であり、それら網の目の大きさは市販のガーゼのそれよりも大きく、そして、後に説明される伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33を針等を使わずに、それをつまんで通すことが出来る大きさを有しており、そして、[0013]で説明されている略筒状の空洞の下面に張られている前記網状の物質3、及びこの[0015]で説明している前記網状の幕2は、その網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の一部分であり、前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1が前記内側の壁10に装着されていない時の状態は、片方の端は輪状となって何にも塞がれていない状態であり、もう一方の端は、他の部分と同じ大きさと形状の網の目を有する部分に塞がれている状態の伸縮性のある細い筒状の物体であり、そして、その網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1が前記内側の壁10に取り付けられている状態は、その内側の壁10の下側から、その内側の壁10を前記輪状となっている部分70の輪の中に入れる形でその上先端部となる輪状の部分70を内側の壁10の上先端付近でテープで止めると云う簡単なもので、内側の壁に前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1を取り付ける作業、及び内側の壁に取り付けられた前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1をその内側の壁から取り外す作業は、テープで取り付ける、そして、テープを剥がすと云う極めて簡単な作業が中心となるので前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1を前記内側の壁10に取り付ける作業、前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1を前記内側の壁10から取り外す作業は、素人でも簡単に出来る。
【0016】
前記略筒状の部分57の状態となっている二つの壁状の部分10、34の状態は、前記外側の壁34の裏面と前記内側の壁10の表面が、その二つの壁状の部分10、34の間に、前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分を挟んでほぼ密着している状態であり、前記外側の壁の後ろ端の縦の辺、または、その外側の壁の後ろ端の縦の辺67と平行に存在する前記内側の壁の後ろ端の縦の辺14が垂直ならば、垂直になった略筒状の部分57、略筒状の部分を垂直にした等と表現するが、その垂直にした略筒状の部分57の下先端とその付近を外側ま横から見た場合、その外側の壁34の下端の部分38の前先端部が最も地面に近い状態の後ろに向って上がる直線状の辺となって見える状態であり、そのま横からは、その外側の壁の内側に在る前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の一部であるその略筒状の部分の下面60に張った状態で存在している前記網の目状の物質3、及び、前記外側の壁の下端の部分と平行に存在する前記内側の壁の下端の部分17は見ることが出来ず、その二つの壁の斜め下を向いた面18、73を下から見た場合、前記外側の壁の下端の部分38の斜め下を向いた面73の内側には、前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分3が在り、そして、その網の目状の部分3は、その内側の内側の壁の下端の部分17の斜め下を向いた面18に密着する形で内側へ伸び、そして、略筒状の部分の下面に張った状態で存在しており、前記内側の壁の下端の部分17の斜め下を向いた面18と密着する形で存在する網の目状の部分3とその内側にその網の目状の部分とつながった形で存在する略筒状の部分の下面に張った状態で存在する網の目状の部分3の高さは、前記外側の壁の斜め下を向いた面73と同じ高さか、その高さよりもほんの少し上の位置に在り、そして、やはり、垂直にした略筒状の部分57の外側の壁34の上端の部分74をま横から見た場合、その外側の壁34の内側に在る前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分3と、その網の目状の部分3の内側の内側の壁10の上を向いた面11の上に載るテープの上先端部は見ることが出来ず、その二つの壁10、34の上端の部分74、75の上面を上から見ようとした場合、前記外側の壁34の上端の部分74の上を向いた面35は見ることは出来るが内側の壁10の上端の部分75の上を向いた面11は前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分の上先端部の輪状の部分70とその付近、そして、内側の壁10の上端の部分75の上を向いた面11とその付近を覆う形で、そして、その外側の壁34の裏側の面の上先端部付近とその表面側が密着して存在するテープが邪摩をしてそれら11、70を見ることは出来ず、そして、それら、外側の壁の上端の部分74、即ち外側の壁の上を向いた面35と前記テープの上先端部は双方が同じ高さとなる水平の状態で存在しているか、または前記テープの上先端部の方が前記外側の壁34の上端の部分74の上を向いた面35よりもほんの少し下の位置に在り、前に述べている外側の壁34の後ろ端の縦の辺67と内側の壁10の後ろ端の縦の辺14は外内に重なっている状態にはなっておらず内側の壁10の後ろ端の縦の辺14の方が前記外側の壁34の後ろ端の縦の辺67よりも前の位置に在って外側の壁が一枚となるところ58をつくっており、その外側の壁が一枚となったところ58には、見えない縦の垂直の線上に存在する四穴以上の孔が在り、その孔の数は偶数であり、それらの孔59は全て略筒状の部分がカバー19とほぼ密着する状態をつくり出すときに用いられる孔であり、それらの孔の位置は全て、インナーマスク本体5にゴム状の物質45が取り付けられた時にそのゴム状の物質の接着面によって隠すことが出来る位置に存在している。そして、略筒状の部分57の内側の壁を主とする部分9と前記外側の壁34は、内側の壁を主とする部分9の内側の壁10に、左右対称となり、見えない縦の垂直の線上に存在する四穴以上の偶数の数の孔15から、その表側の前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分から外へ出ている状態の伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の数本の両端が外へ出て、その両端の部分が外側の壁が有する孔37の裏面から入って外へ出て、その外、即ち外側の壁の表面でその、それぞれの伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33がそれぞれが伸びた状態、即ち縮める力を有している状態で結び目をつくると云う方法で互いの壁10、34を引き付け合う形で、その内側の壁を主とする部分9と外側の壁34が互いに略筒状の部分57の重要な部分として存在しており、外側の壁から前記内側の壁を主とする部分9を取り外す作業は、外側の壁34の表面に在る伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の前記結び目をほどくか、またはその糸状の物質33をハサミ、またはペンチで切断すれば良く、そして、未だ外側の壁34に取り付けられたことがないその内部に新しい沢山の糸状の物質33を有する内側の壁を主とする部分9には最初から、その中央部を含む全体の長さの約1/3、またはそれ以下の長さの部分が内側の壁10の内側表面に在り、その両端の部分が、前記内側の壁に存在する複数の孔15の内の上下に隣接する二つの孔の内側の壁の内側表面側から入り、その内側の壁の表面に在る前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分の網の目の間を突き抜けてその網の目状の部分の外側で軽く結ばれているか、またはクリップで止められている状態の伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33が数本、前記内側の壁の複数の孔15の全ての孔の中にそれら33の部分が入った形で存在しており、新しい沢山の糸状の物質7を内部に有するインナーマスク本体を作る作業としては、新しい沢山の糸状の物質7を内部に有する略筒状の部分57をカバーに取り付けるか、または、新しい沢山の糸状の物質7を有する内側の壁を主とする部分9を外側の壁34の内側に取り付けて略筒状の部分57を完成させ、後、その完成させた略筒状の部分57をカバーに取り付けると云う大きく分けるとその2種類の方法が在り、ここでその内の後の方法を説明するとすれば、前記新しい沢山の糸状の物質を内部に有する内側の壁を主とする部分9の内側の壁10に存在する前記複数の孔15の内の一番下の孔に片方が入る前記伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の前記内側の壁を主とする部分9の表面の網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分85の外側に出ている両端の部分を、前記外側の壁が有する複数の孔15の内の一番下の孔とその上の孔の中に外側の壁の裏面方向から入れて、その二つの壁状の部分10、34がほぼ密着する状態をつくり、その時にその二つの壁状の部分10、34がこの[0016]の最初に説明している状態になることを確認し、後、その新しい沢山の糸状の物質を有する内側の壁を主とする部分9を、前記外側の壁34から外した後、その内側の壁を主とする部分9が有している数本の伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質の両端の部分全てを、外側の壁が有する複数の孔全てにそれらの孔の外側の壁の裏面側から挿入した後、外に出し、そして、それぞれの伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質を伸ばした状態で結ぶと云うのも一つの方法であり、そして、後は完成した略筒状の部分をカバーの裏面に取り付けるわけであるが、その方法は極めて簡単であり、それは、外側の壁34の内側にその略筒状の部分57を位置付けて、その略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところに存在する複数の孔59の全てが、その外側に在るカバーの有する複数の孔27の全てと内外に重なり、二つの孔が一つの孔となる状態をつくり、その時に、略筒状の部分の壁の上面79カバーの略筒状の部分を覆う部分の上先端の部分31の高さよりも必ず下の高さのところに在り、そして、それら19、57を外側から見てインナーマスク本体、即ち、それらのインナーマスク7の下面となる部分76の外側ま横から、そのインナーマスクの下面となる部分76を見た場合、その76内側に存在する略筒状の下端の部分がその下面となる部分から下にはみ出して見えないこと、そして、カバーの後ろ端の縦の辺23から後ろに、略筒状の部分の外側の壁の後ろ端の縦の辺67が出ていない状態になっており、しかも、前記略筒状の部分57の外側の壁の後ろ端の縦の辺67の方が、カバーの後ろ端の縦の辺23よりもごくわずかではあるが、よく見なくては分らないほどの前の位置に在る状態になっていることを確認し、その前記二つの孔27、59が一つの孔になっている孔の表面側のカバーに存在する最も上、または最も下の孔27の表面側から、一本の伸縮性がある極めて強く切りにくい糸状の物質33の片方の端を挿入してその先端をその内側の外側の壁が一枚となったところ58の内側に出し、そして、もう一方の片方の端をそのすでに伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質が入っている孔の上の孔27か下の孔にその27表面側から挿入し、上記の説明と同じようにその内側の外側の壁が一枚となったところ58の内側に出し、そして、その伸縮性がある極めて強く切りにくい糸状の物質33と同じように他のそれら伸縮性がある極めて強く切りにくい糸状の物質33を同じように孔から入れてその内側の外側の壁が一枚となったところ58の内側にその33両端の部分を出し、そして、それら伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33を引き伸ばした状態で外側の壁が一枚となったところ58の内側の面側でそれら33の結び目をつくり、そして、カバーの裏面と略筒状の部分の外側の壁の上を向いた面35との間、そして、その外側の壁の上を向いた面35と内側の壁の上を向いた面11の上にその内側の壁の上を向いた面とその周りを覆う形で存在する前記テープとの間に空く隙間、または、隙間が有る可能性が在るところを塞ぐ形でテープを貼り付ければカバーの裏側の面に略筒状の部分57を取り付ける作業は完了である。
【0017】
前記インナーマスクには、前記カバー19の前記略U字型の切り込みの何もない面24と、その略U字型の切り込みの周りのカバーの表面、前記カバーの後部の外周の部分21、前記カバーの後ろ端の縦の辺23と、インナーマスクを人物が装着した時にその装着者の頬と密着する全ての部分にはゴム状の物質45が存在しており、そのゴム状の物質45の人物の顔と密着するところ52、61は極めて柔らかい状態となっており、そして、そのゴム状の物質45は一体となっており、そのゴム状の物質を前記カバー19と略筒状の部分57から成るインナーマスク本体5に取り付ける作業、及び、インナーマスクから取り外す作業は素人でも簡単に出来る構造をそのゴム状の物質は有している。
【0018】
インナーマスクには、人物がインナーマスクを装着した時にその装着者の口付近の前にくるところには、前記略筒状の部分57の前記内側の壁10の窓状の部分16、前記略筒状の部分57の前記外側の壁34の窓状の部分36、そして、前記カバーの窓状の部分30の三つの壁状の部分16、36、30をくり抜かれた窓状の部分が内外に重なった状態で、一つの窓状の部分6、即ちインナーマスクの窓状の部分6を形成しており、そのインナーマスクの窓状の部分6のカバーの表面には、そのインナーマスクの窓状の部分6から空気が出入り出来ない状態にするために空気を通すことが出来ない素材で出来た幕状の物質65が、そのインナーマスクの窓状の部分6を塞ぐ形で、そのインナーマスクの窓状の部分6の周りのカバーの表面に、その幕状の物質65の接着面を貼り付ける形で取り付けられており、そのインナーマスクを人物が装着した時にその人物が息苦しさ、特に吸気がスムースにならないために息苦しさを感じた場合は、そのインナーマスクを人物の顔から外して後、前記インナーマスクの窓状の部分6を覆っている状態の幕状の物質65をカバーの表面から剥がし、その窓状の部分から、その窓状の部分6の中に前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分85が内外を仕切る形で存在しているが、自由に空気が出入り出来る状態となったインナーマスクを息苦しさを感じていた人物の顔に装着し、そして、その上から前記広い長方形の部分を有するマスク41を装着し、そして、その人物が鼻から吸気を行えば、前記略筒状の空洞の下面の空気取り入れ口8から入った空気は、窓のある略筒状の空洞内に存在する沢山の糸状の物質7のあるところ全体を通り抜けてその装着者の鼻腔入口へ、そして、前記インナーマスクの窓状の部分6から入った空気は、前記略筒状の空洞62内に在る沢山の糸状の物質のあるところの下先端付近以外のところを通って鼻腔入口に到達する形状になることを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
以上説明したように本発明によれば、人物の顔に装着された一般に広く流通している中央に長方形の部分を有するマスクよりも広い長方形の部分を有するマスクの内側に、前記インナーマスク4を装着した場合、その装着者の鼻腔入口、及び口の前には立体マスクでは考えられない大きな空間が出来、そして、その装着者が鼻で吸気を行うと、その装着者の顎の下に存在する、または顎の下を通過しようとする空気のいくらかが、その上の装着者の顎の下先端付近の前に在る前記広い長方形の部分63の繊維状の網の目から中に入り、そして、前記略筒状の空洞62の下入口の空気取り入れ口8からその空洞の中に入り、その空気は前記空洞内62を下から上へ通過する時に、前記湿気を帯びた状態のその空洞内に在る糸状の物質39を揺らすのでその糸状の物質39が揺れることで、その空洞62内はより湿度が高い状態となり、前記広い長方形の繊維状の網の目をくぐり抜けて中に入ってきた湿気に弱いインフルエンザウィルスはその空洞内でダメージを与えられ、また花粉やほこり等は湿気を浴びることでより前記糸状の物質にからめ取られやすくなり、そして重量を増すことで下へ落ちやすくなって、いくらかが下へ落ちる状態となり、その空洞内を通過した空気が装着者の鼻腔入口に到着する頃には、前記広い長方形の部分63の繊維状の網の目をくぐり抜けてきた直後の空気中に存在したインフルエンザウィルスの数量は減って空洞を通り抜けたインフルエンザウィルスはダメージを受けているので上気道に着床したとしてもそこで増殖することは難しく、また花粉やほこりの量も前記広い長方形の部分の繊維状の網の目の部分をくぐり抜けてきた直後の時よりも少くなっている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0021】
今迄述べてきた、そして、これからも述べる鼻の上部、中部、下部の表現について説明すると、人物の顔の左右の目の内側の部分どうしをつないだ目に見えない横線と交わる鼻のところを鼻の上部の上先端部、または鼻の上先端部、そして、鼻の最も下の位置、それは人により、鼻の前先端部付近、または、鼻の下部の頬と交わるつけ根のところを鼻の下部の下先端部、または、鼻の下先端部とし、そして、前記鼻の上先端部と前記鼻の下先端部との間を均等に三等分し、上から鼻の上部鼻の中部、鼻の下部と表現しており、これからも、その表現を用いることとし、そして、この書類の中で横頬と云う表現が度々出てくるが、それは、顔が正面を向いている時の、ま横、またはほぼま横を向いている状態のその顔の表面のところとする。(図1、図2、図3、図4、図101参照)
【0022】
インナーマスクの全ての部分には抗菌処理が施されており、そして軽量で、そのインナーマスクは主にカバー19、その後部に主に存在するへらの部分45、そして、カバー19の内側に存在する形をとる略筒状の部分57で構成されている。(図5、図6、図18、図28、図53)
【0023】
その内のカバー19は、インナーマスク4を外から見た場合、その内の見えるところ、即ち表面のほぼ全体を占めるところで、その表側を表面、内側を裏側の面、そして、カバーの厚さ等を表現する場合はカバーの壁と表現し、その硬度は、カバー19の左右の後部の両端の部分23を平面状の硬い壁に当て、正面から後方に向って押しても、その押す力が指ほどの場合は形がくずれないペットボトル並の硬度を有している。(図7、図81 図76、図100参照)
【0024】
例えば、カバーをインナーマスクが人物の顔に装着された時に、そのインナーマスクが有するカバーの立った状態になると思われる角度で手に持ち、その時に、そのカバーの人物の顔に最も近くに在り縦となって存在するその端の部分を、カバーの後ろ端の縦の辺と表現するが、そのカバーの後ろ端の縦の辺23が垂直の時はカバーが垂直の時であり、そのカバーには沢山の形状があり、インナーマスクが人物の顔に装着された時、その時に外に出ているカバーの表面を上から見た場合、略U字状、略コ字状、略V字状、そして略半円状の外周を有するものが殆どであり、また、そのカバーを前記の如く垂直にして横から見た場合はその上先端部から前側に直線、またはほんのわずかな曲線を持って下がる勾配を有する面28が在り、その勾配の終わるところが装着者の鼻の前先端部よりも必ず前の位置に在り、横から見た場合は、その勾配が終わるところから垂直に下に下がる線が在り、その縦の線全体が前先端部となり、前記勾配の終わるところがその縦の線、即ち前先端部の上先端となる形状のものが殆どであるが、中には、その上先端部からはじまる下がった勾配が終わるところ31から下にふくらんだ部分が在り、そのふくらんだ部分29の前先端部がカバー全体の前先端部となる形状のものもある。(図9、図10、図11、図12、図13、図14、図20、参照)
【0025】
しかし、カバー19の形状で、この出願書類に書かれているインナーマスに於て共通しているのは、前記の如くカバー19を垂直にして上から見た場合、Uの字の下の部分が、面のように見える部分28のほぼ中央に在り、そのほぼ中央のところから後ろの後部の外周の部分21まで存在する略U字型の切り込みは、全てのインナーマスクが有しており、そして、垂直にしたカバー19を横から見た場合、カバー19の最上部に位置するその略U字型の切り込みが水平ならば、その略U字型の切り込み20の全体がカバー19の最上部、そして、その略U字型の切り込み20の前先端が最も上、または、後ろ端が最も上ならばその最も上に位置する部分がカバー19の最上部となる。(図9、図10、図11、図12、図15、図16、図17参照)
【0026】
その全てのインナーマスクが有している前記略U字型の切り込み20は、人物がインナーマスク4を装着する時は、その人物の鼻の上部に接近する状態となり、その略U字型の切り込み20の何もない後ろ以外の周りの部分は、下へ下がる勾配を持つ面28となっており、その略U字型の切り込み20の全体または、一部を上先端とする勾配を持つ面28は全てのインナーマスクが有している。(図18、図19、図53、図63、図78参照)
【0027】
また、カバー19を垂直にして上から見た場合、後部の左右の後ろ端の部分22となって見えるところからは、下へ垂直の状態で縦に伸びる辺23が在り、その後部の左右の後ろ端の部分22は、その左右の後ろ端の縦の辺23の最上部と云うことになり、その縦の辺23は、横から見た場合、さまざまな人物の顔の形に合わすためにその上先端付近がほんの少し前へ倒れたものがごくわずか存在するが、そのごくわずかなものを除いたインナーマスクを垂直にした場合、その左右の後ろ端の縦の辺全体が垂直の縦の線となる。(図7、図13、図14、図20参照)
【0028】
その左右の後ろ端の部分22、即ち左右の後ろ端の縦の辺23の上先端部22からほんの少し前へ出るカーブを描いて前記略U字型の切り込みの左右の後ろ端まで続く後部外周の部分21は、前記勾配を持つ面の後ろ端にあたり、それは全てのインナーマスクが有する形状となっている。(図7、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17参照)
【0029】
そして、垂直にしたカバー19を上から見た時の前記左右の後ろ端の部分、即ち左右の後ろ端の縦の辺23の上先端22は、インナーマスクを人物が装着した時に、その人物の鼻の前先端部あたりの高さになっているのが人物が違和感なくインナーマスクを装着して使用し続けることが出来る可能性がかなり高く、人物は、その状態になるインナーマスクを装着した方が良い。(図18、図63、図82、図97、図98参照)
【0030】
垂直にしたカバー19を上から見た場合、その見える形状は前後の中央の線を中心にして必ず左右対称でなくてはならず、そして、カバー19の形状と大きさで重要なことの一つとして、そのカバー19を人物の頬に当てた場合、前記左右の後ろ端の部分、即ち左右の後ろ端の縦の辺の位置は人物の唇の左右の両端よりも外側でその人物の横頬よりも内側の頬に当たることが重要であり、人物がインナーマスクを装着する場合は、前記カバーの後ろに位置する状態となる後に[0089]等で説明するへらの部分45の左右の縦の部分64が上記の状態になることが重要である。(図9、図10、図11、図12、図19、図23参照)
【0031】
垂直にしたカバー19を正面から見た場合、その中央上、最上部に水平、または水平に近い状態で存在しているのが前記略U字型の切り込み20の部分であり、その両端から開きながら下がっている左右の端の部分21が、前記後部の外周21の部分であり、その後部の外周21の部分が終わっているところが前記左右の後ろ端の縦の辺の上先端部22であり、そして、その上先端部22も含めた縦の辺が前記左右の後ろ端の縦の辺23となるが略コ字型のような前方向からはカバーの後ろ端が見えにくい外周を有するカバーの場合は、左右の後ろ端の縦の辺23が見えないこともある。(図22、図10、参照)
【0032】
そして、そのカバーの壁には、その壁を表裏にくり抜いて壁の向うの景色が見える状態となった窓状の部分30が在る(図18、図22、図51、図55、図7、参照)
【0033】
インナーマスクは、インナーマスクを装着する人物が鼻で吸気を行い口で吐息を行う呼吸を行うと、インフルエンザを予防すること等に於てより効果が出る構造をしており、そのインナーマスクを人物が装着した場合、そのインナーマスクが空気を出し入れ出来る部分は、顎、または顎の下先端の前に空く下を向いた面8のみであり、よって装着者は下から入ってきた空気のみを吸うことになるので、息苦しさの予防を考えた場合は、装着者の鼻腔入口から下のところに存在する空間は広ければ広いほど良く、そして、その空間以外のスペースのところは無駄なので挟いほど良く、インナーマスクを人物が装着した場合、そのインナーマスクが有するカバーの最上部の略U字型の切り込み20の部分は、装着者の鼻の上部との間に[0074]等で説明されているへらの部分45の略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくる部分80等を挟んで密着することになるが、その略U字型の切り込み20の部分から、勾配を有する面の終わるところが略筒状の部分を覆う部分29の最上部と云うことになるが、その略筒状の部分を覆う部分29の最上部22の外周までを最短距離、または、丸みが多少あるが最短距離に近い状態の面でつないでいるので、その結果、その内部の装着者の鼻、頬とカバー19との間に空くスペースが少い勾配を有する面となり、そして、その勾配があることにより、インナーマスクを装着している人物の視界を何も装着していない状態の時に近付けることが出来る。(図18、図23 図42、図82、図97、図98参照)
【0034】
前記カバーを垂直にして横から見た場合、その外周の前の下先端部84がインナーマスクの状態になった時のインナーマスク全体の下先端部となり、その下先端部84から後ろの状態は、後ろへ行くに従って上がっている状態となっており、その上がっている状態となって見える部分は、インナーマスクを人物が装着した時に、その人物の顎の皮膚の一部を後ろの横辺として出来る下面をつくる外周の部分26であり、その後ろに行くに従って上がった状態となっている下面をつくる外周の部分26の左右の後ろ端は、前記左右の後ろ端の縦の辺23の下先端と交わる状態でつながっっており、それらの状態は全てのインナーマスクに於て共通しており、そして、殆どのインナーマスクに於て共通して見られる形状は、それらインナーマスクを横から見た時の形状で、垂直にしたカバー19を横から見た場合、そのカバー19の前側の下先端部からは、垂直に上に上がる縦の線が在り、その縦の線はカバー19の前先端部、即ちインナーマスクがその形のカバーを有している場合はインナーマスク全体の前先端部となり、その前先端部の縦の線の上先端部22は、カバーの最上部の前記略U字型の切り込み20の部分から下りてきた勾配を有する線、または面28と交わるところであり、その二つの交わるところは、前記略筒状の部分を覆う部分29の表面と前記勾配を持つ面28の表面が交わるところでもあり、垂直にしたカバーを上から見た場合、外周となって見えるその部分31は、水平の状態となっており、その水平の外周22は、人物がインナーマスクを装着した場合は、その装着者の鼻の前先端部付近の高さに存在することになる。(図13、図18、図19、図97、図98参照)
【0035】
[0034]に於て、殆どのインナーマスクに於て見られる形状は、と書かれた部分から下に書かれている形状のカバー19を垂直にして上から見た場合は、前記後ろの外周の部分21以外のところの外周は、略U字状、略コ字状、略V字状、そして略半円状等さまざまな形状をしており、[0034]に当てはまらないカバー19、即ちインナーマスクは、前記略筒状の部分を覆う部分29の最上部22から下に前先端となる部分がある形状をしたカバー19、即ちそのカバーを有するインナーマスクと云うことになる。(図12、図14、図60参照)
【0036】
そして、垂直にしたカバー19を横から見た場合、後ろの縦の辺23付近の中部の高さのところに上下縦となて二つ、下部の高さのところに上下縦となって二つ表裏に貫通している孔が、左右の後ろ端の縦の辺付近に左右合計11穴在るが、それらの孔は、そのカバーの内側に略筒状の部分を取り付ける時に活用されるものであり、そして、それらの孔27の数は偶数であれば上の数より多くてもかまわない。(図7、図13、図14、図22、図26、図27 図55、図60、図62参照)
【0037】
次は略筒状の部分57について説明することにする。
【0038】
略筒状の部分57の表面全体は、前記カバーの略筒状の部分を覆う部分29の裏側の面に、その裏側の面と密着していると表現してもいいほどのほんのごくわずかな隙間を設けて存在、即ち取り付けられており、従って、その外観は、自身57を覆う形となる前記略筒状の部分を覆う部分29よりもひとまわり小さな、その略筒状の部分を覆う部分29と同じ形状をしており、それは前記カバー19から取り外したり、前記カバー19に取り付けることが出来る。(図5、図31、図32、図41参照)
【0039】
そして、カバー19の略筒状の部分を覆う部分29の形はさまざまなので、よって、その略筒状の部分を覆う部分の内部に自身57の表面全体がほぼ密着して存在する形をとる略筒状の部分57の形も当然さまざまな形状があり、以後、暫くは、一つの形の略筒状の部分を覆う部分とその略筒状の部分を覆う部分29を有するカバー19と、そのカバー19、即ちその略筒状の部分を覆う部分29の内部に存在している、または存在することとなる略筒状の部分57について説明することにする。(図28、図31、図32、図39、図40、図41参照)
【0040】
それは、垂直にした状態を上から見た場合は、後部の外周21を除く外周は略U字型で、その垂直にした状態を横から見た場合は、前側下先端部から垂直となって上の勾配を有する面の下先端22へと続く前側の縦の線の全体が前先端部となる形状の略U字状のカバー19の内側に取り付けられる略U字型の略筒状の部分57である。(図28、図32、図39、図40、図41参照)
【0041】
その略U字型の略筒状の部分57も含む全ての略筒状の部分は、外側の壁34、そして内側の壁10と二重に内外に重なった壁34、10を有している形状であり、略U字型の略筒状の部分を覆う部分29の内部に存在している略筒状の部分57は、その二重となって内外に重なった状態で存在するそれぞれの壁10、34が略U字型をしており、次はその略U字型の略筒状の部分57の内側の壁10と、その内側の壁10の内外に存在する物質とによってつくられる内側の壁を主とする部分9について説明することにする。(図32、図39、図40参照)
【0042】
その内側の壁を主とする部分9を垂直にして上から見るとその略U字型の内側の壁10は、その周囲に、その1内側が内側の壁の表面に密着した状態で存在する普通の糸状の物質よりもやや太い物質でつくられたように見える輪となった部分1が、その略U字型の内側の壁10を外側から包んでいる状態で存在しており、その普通の糸状の物質よりもやや太い物質でつくられたように見える輪となった部分1の一部2がその略U字型の内側の壁10の空いた部分でもあるUの字の縦の部分の二つの左右の上端の間を一つの線となって塞いでいる状態をつくり出しており、その状態を上から見た場合は、前記略U字型の内側の壁10のUの字と前記普通の糸状の物質よりもやや太い物質でつくられたように見える輪の部分1の一部2の一の字が在ることで略D字型がつくられている。(図33、図35、図36参照)
【0043】
その略D字型の空間内には、その部分9を上から見た場合、前記略U字型の内側の壁10の内面を行き来する形で以後沢山の糸状の物質7と表現する五十数本以上の糸状の物質が存在しており、それらは、上から見た場合であるが、ふぞろいの網の目状の形を沢山つくっているように見える。(図34、図37、図24参照)
【0044】
垂直にした内側の壁を主とする部分9を内側、即ち内側の壁10が略U字型ならUの字の上部の空いたところの上、即ち略U字型の内側の壁10の後ろからその略U字型の内側の壁を見た場合、[0042]で説明している前記普通の糸状の物質よりもやや太い物質でつくられたように見える輪となった部分1は伸縮性のある物質でつくられており、それ
は、ガーゼの網の目よりも大きい後に[0059]等で説明されている伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33を針等の助けを必要としなくても表裏へ通すことが出来る網の目の大きさを有している網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1であり、上から見た場合に、前記略U字型の内側の壁10のUの字の左右の縦の二辺の上端の間を塞いでいる一の字の部分2は、前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の一部であり、そのUの字の左右の縦の二辺の上端の間を塞いでいる一の部分は前記略U字型の内側の壁10のUの字の上端の間の上端から下の全てのところを網状の幕2となって塞いでおり、その網状の幕2は指で軽く押すとグっと中へ入り、その指を離すと再び元の状態になる弾力性を有しており、その網状の幕2を有している網の目状の部分を全体に有している袋状の物体が前記略U字型の内側の壁10を自身の内側に存在させることで前記略U字型の内側の壁を主とする部分9は、略D字型の略筒状の物体となっている。(図24、図33、図37、図97、図98参照)
【0045】
前記略U字型の内側の壁10に取り付けられていない状態の網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1は前記略U字型の内側の壁を身身の内側に存在させていた時よりも細い状態の片方の端は何にも塞がれてなく、そしてもう片方の端が網の目状となっている部分で塞がれている状態の略筒状の物体であり、[0042]で垂直にした内側の壁を主とする部分9を上から見た時は、その内側に存在する沢山の糸状の物質により確認は出来なかったが、その略U字型の内側の壁10を有する内側の壁を主とする部分9、即ち略D字型の略筒状の物体の下面は、前記網の目状の部分を全体に有する袋状の物体1の前記網の目状となっている部分で塞がれている片方の端の部分で塞がれており、そして、網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の横に広がった輪の状態となる上先端の状態となっている部分全体は、その輪状となる部分70の内側に存在する内側の壁の上を向いた面11と同じ高さ、または殆ど同じ高さのところで、その内側の壁10と密着した状態になっており、その双方10、70が密着した状態を保つために、その内側の壁10の外に存在する前記輪状の部分70も含めた網状の部分は、その内側の、内側の壁の上を向いた面11、そして、内側の壁の上先端付近の孔のない内面12とともに略コ字状の状態になったテープの接着面が在るコの字の内側に存在する形で前記テープにより固定されている。(図33、図38、図42、図45、図46、図42参照)
【0046】
上述の如く、網の目状の部分を全体に有している袋状の物体は、前記略U字型の内側の壁10に簡単に取り付けられている状態なので、従って、その網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1を前記略U字型の内側の壁10から取り外す時は、前記テープを、前記略U字型の内側の壁10の外側表面上先端から剥がし、そして、前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1を前記略U字型の内側の壁に取り付ける時は、その、網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の何にも塞がれていない端の輪になった部分の周囲70全体を、テープを用いて略U字型の内側の壁10の外側表面の上先端部周囲に取り付ければよい。(図31、図37、図40、図38、図43、図44、図45 図46、図47参照)
【0047】
前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1を前記略U字型の内側の壁10から取り出すと、その略U字型の内側の壁の内部には前記沢山の糸状の物質39が現れる。(図24、図25、図31、図33、図34、図35、図36、図37参照)
【0048】
それら7は垂るんだ状態で前記内側の壁10の内部の空間を横断、または斜め横断する形でそこに存在しており、その素材は伸縮性に優れて超軽量で静電気を発生させない水がしみ込みやすい素材で出来ている。(図24、図25、図32、図65、図66参照)
【0049】
前記略U字型の内側の壁10には、内外に貫通した状態の孔13が沢山存在しており、そして、略U字型の内側の壁10の三方の内面に囲まれている空間の中に存在している沢山の糸状の物質7は、一本の糸状の物質によって形づくられており、その形づくられている方法は、前記空間の中に前記内壁10に空く沢山の孔13の内の一つの孔の外側から内側へと入ってきた糸状の物質7の先端は、その孔の正面、または、斜め向いに存在する一つの孔の中に入り、そして、外へ出て、外へ出た孔とは別の違う孔の中に入り、再び前記空間の中に入ると云う形で形成されており、孔によっては糸状の物質7が三本入っている孔も在り、そして、その糸状の物質7の両端の部分は、前記空間内で結び目となって接続されており、その理由は、上述の如く沢山在るように見える沢山の糸状の物質と表現している部分は、一本の糸状の物質で構成されており、その理由は、その内側の壁を主とする部分9の中、インナーマスク4が人物の顔に装着された時は略筒状の空洞62の中に存在する糸状の物質に沢山の結び目があると、その沢山の結び目のいくらかは前記網状の幕を挟んで装着者の口とその付近の皮膚に違和感を与えたり、また空洞62内でそれら結び目によって、糸状の物質7どうしがからまる状態が生じやすくなり、また内側の壁10の表面と外側の壁34の裏面の間には、極めて強く切りにくい糸状の物質33の結び目と網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1が在ることにより隙間は生じているがその隙間は挟いほどよく、その間に沢山の結び目が在ると隙間は当然広くなり、よって、結び目を一つにする手段として一本の糸状の物質が使用されている。(図8、図24、図25、図31、図36 図38、図82、図49、図85、図97参照)
【0050】
そして、略U字型の内側の壁10の内部の空間87に存在している沢山の糸状の物質7は、その内側の壁10が前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1で包まれると、その網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1は前記略U字型の内側の壁10を内部に有する略D字型の内側の壁を主とする部分9となり、よってそれらの糸状の物質7は、略D字型の内側の壁を主とする部分9が未だ略U字型の略筒状の部分57の部分、または、インナーマスク4の一部となっていない場合は、略D字型の内側の壁を主とする部分9の中の糸状の物質7等と表現される。(図25、図33、図34、図36、図37、図38参照)
【0051】
[0045]でも述べているが略筒状の部分57の内側の壁10の上先端部付近には糸状の物質が入るための孔13は存在しておらず、その他の内側の壁の内面、即ち壁にはいたるところに糸状の物質が入るための孔が在り、それらの孔の全てには糸状の物質が通っているが、その内側の壁の後部には左右それぞれの縦の前記略筒状の部分57の内側の壁の後ろ端の縦の辺14と平行に存在する外側の壁の後ろ端の縦の辺67のその二つが垂直なら、同じく垂直になる同一線の上に二穴、下に二穴と二つづつ二つに分れて存在する前記糸状の物質が通っておらず、それらの孔15の全てには伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33が、その内側の壁の内側から、それら33の両端の部分を、隣接する二つの孔に入れて、そのそれぞれの両端の先端を内側の壁の表面と密着した形で存在する前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の一部である網の目状の部分85の網の目の中を通り抜けて外側に出ている形で存在しており、前記孔15と前記伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33は、前記外側の壁34の裏面に内側の壁が存在している状態を保持するためには重要な役割を有しており、そして、この[0051]で説明されている孔は片面に付き上下合わせて四穴であるが、偶数であればその数よりも多くても良い。(図24、図29、図33、図46、図96参照)
【0052】
一般的に人物の鼻から下の部分の形状は、その鼻から下の部分を上から見ることが出来るとすれば、その人物の唇の横幅の中央の縦の線となるところが前先端となるカーブになっているため、インナーマスクを人物が装着した場合、そのインナーマスクの左右の後ろの端、即ちカバーの左右の後ろ端の縦の辺を狭む形で、そのカバー19の左右の後ろ端の縦の辺23と密着して存在する後に説明するへらの部分45のところ64に、その人物の唇の左右の両端よりも外側に在る頬が当たるので、その左右のへらの部分64の中央に位置する人物の唇の横幅の中央の縦の線が前記左右のへらの部分64と人物の頬が当たっているところよりも必ず前に在る状態になっており、よって、装着者の唇の横幅の中央の縦の線付近のところが、前記糸状の物質に直接当たり、そのことで装着者が違和感を感じる恐れがあるため、その違和感を和らげるために伸縮性を有する前記網状の幕2を、前記糸状の物質の在るところと装着者の頬との間のところに位置付けることで装着者の唇を含む頬に自身2を触れさせて装着者の違和感を和らげるために、前記網状の幕2は、前記略筒状の部分57の内部に前記糸状の物質7と、その後ろの何もないところを分ける形で存在している。(図5、図6、図32、図33、図34、図35、図41 図49、図50、図51、図65、図66、図74、図75、図79、図80、図82 図89、図90、図97、図98参照)
【0053】
そして、インナーマスクを人物が装着する時には、そのインナーマスクが自分自身に合うかどうかを調べるために、そのインナーマスクの最後部の状態となる左右の後ろ端のへらの部分64をその人物の唇の左右の端の外側の頬にまず当てるわけであるが、人物によっては、そのインナーマスクの左右の後ろ端のへらの部分64をそのままの状態で顔に当てると、そのへらの部分64が、その人物の唇の左右の両端の内側に当たる恐れがあり、その状態になることを防ぐためにカバーと略筒状の部分は、それらの後ろの部分を弱い力でも開くことが出来、そして、手を離すと元の位置に戻る弾力性を有しており、しかし、その弾力性があるために、人物の顔に装着されたインナーマスクの左右の後ろ端の部分が開いて、その左右の後ろ端の部分64が装着者の横頬の外に出てインナーマスク全体が装着時に後ろへ下がる状態になる可能性が在り、その状態になることを防ぐためにも前記網状の幕2は、前記略筒状の部分57の後部に存在している。(図31、図41、図49、図50、図51、図65、図66、図74、図75、図79、図80、図81、図82、図86、図89、図90、図97、図98参照)
【0054】
前記内側の壁10を垂直に手で持ち、インナーマスク装着時、前側となる部分が左となる状態でそれを横から見た場合、インナーマスクが人物の顔に装着された時はそのインナーマスクの下面を形成する内周の主体部となる切り口のような状態のその内側の壁の下を向いた部分18は、左側、即ち前側が下先端部となって後ろ側に向って上がった状態となっている。(図29、図30、図34、図39、図65、図66 図100参照)
【0055】
前記内側の壁を主とする部分9を垂直にしてそれを正面から見た場合、前を向いている状態で位置している前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の一部の内側に存在する内側の壁の一部に内外に通じる状態、即ち空気がそこから出入り出来る状態となっている窓状の部分16が存在している。(図33、図44、図6参照)
【0056】
前記外側の壁34にも窓状の部分36が在り、略筒状の物体である前記内側の壁を主とする部分9の外側に前記外側の壁34を表裏に重ねて略筒状の部分をつくった時のその外側の壁の窓状の部分36の状態は、その外側の窓状の部分36は、前記内側の壁の窓状の部分16と大きさも形状も全く同じで内側の壁の窓状の部分16との間に前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の一部85を挟んで、その内側の壁の窓状の部分16の外側に自身36が存在して一つの窓状の部分、即ち、略筒状の部分の窓状の部分69を形成している。(図6、図32参照)
【0057】
そして、略筒状の部分57を構成する表裏に重なった二つの壁の周囲、そしてその付近の状態は、その二つの壁10、34が表裏に重なる略筒状の部分57を有するインナーマスクを人物が装着した場合、水平、またはほぼ水平となるその略筒状の部分57の上先端部は、その上先端部を構成する前記外側の壁の上を向いた面35と、その内側の内側の壁の上を向いた面11の上にその内側の壁の表面の上先端部付近に有る前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の現在は上先端部、または上先端部付近となっている輪状の部分70と、前記内側の壁の上先端部付近の表面を接続させる形で存在する、その表面をその外側の壁の上先端部とその付近の裏面に密着させて存在するテープの上面は、水平かまたはテープの上面の方が外側の壁の上を向いた面よりもやや下の位置に在り、そして、人物がインナーマスクを装着した時に、その内側の略筒状の部分57の前側の下先端部から後ろへ行くに従って上がった状態となっているその下先端部を含む略筒状の部分57の下端の部分78の状態は、その付近を下から見た場合、前記外側の壁34と前記内側の壁10との間にはその二つの壁34、10と密着する形で前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分が存在しており、そして、外側の壁の斜め下を向いた面73の内側に存在する内側の壁の斜め下を向いた面18と密着して存在する前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分が、その内側の略筒状の部分57の下面を張って塞ぐ状態で存在する網の目状の物質3の周囲の部分と云う形で存在しており、そして、その略筒状の部分57の下端の部分78を外側ま横から見た場合は、前記内側の壁の斜め下を向いた面18、及び網の目状の物質3は見ることは出来ず、見えるのは外側の壁34の表面の下端の部分のみであり、その外側の壁の斜め下を向いた面73の網の目状の物質3は同じ高さ、または、網の目状の物質3の方が外側の壁の斜め下を向いた面よりもほんの少し上に存在している。(図24、図31、図32、図41、図51参照)
【0058】
前記二つの壁10、34が表裏と重なって、その二つの壁10、34が略筒状の部分57を形成する主な部分となっている状態のその二つの壁10、34の最後部付近の状態は、その二つの壁の最後部付近の状態を見やすいように、その略筒状の部分57を垂直、即ち、前記外側の壁の後ろ端の縦の辺67と内側の壁の後ろ端の縦の辺14を垂直にして、その略筒状の部分57の最後部付近を見た場合、前記内側の壁の後ろ端の縦の辺14の方が前記外側の壁の後ろ端の縦の辺67よりもその外側の壁34の前後の幅の長さの1/3〜1/40ほど前の位置に在り、よって外側の壁が一枚となったところ58は略筒状の部分の後ろ端の縦の辺67から前へその前後幅の1/3〜1/40入ったところまでの部分であり、その外側の壁が一枚となった部分の上部に二穴、下部に二穴と同じ見えない縦の線上に四穴、左右の外側の壁が一枚となったところ58の、インナーマスク本体の形状となった時にカバーの孔27の内側にくるところに計八穴が存在しており、それらの孔は、カバーに略筒状の部分57を取り付ける時、または取り外す時に利用されるカバーとほぼ密着した状態をつくり出す孔59であり、この[0058]では、孔の数の合計は八穴となっているが、それらの孔59の数は偶数であればそれ以上でも良く、それらの孔59は前記外側の壁34が前記カバーとほぼ密着する時に使用されるそのカバーの有する孔27の数と同じでそれら二つの壁状の部分19、34の孔27、59のそれぞれの位置は、それら二つの壁状の部分19、34が内外に重なる状態をつくり出し、そして、それら二つの壁状の部分19、34が内外に重なった時にインナーマスク本体の形状をつくることが出来る位置に在れば良い。(図5、図8、図41参照)
【0059】
また、外側の壁の裏面の前記略筒状の部分57になった時の、前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網状の部分を挟んで前記内側の壁10と対面するところには、その裏面を内側入口とする複数の孔37が、前記内側の壁に存在するそれら15と同じように表裏を貫通する形で、それら15と同じ数だけ在り、そして、それら二つの壁10、34が前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1を間に挟んで略筒状の部分57を形成している状態になった時の、その二つの壁10、34に存在するその互いの壁を接近させるために用いられているそれらの孔15、37の位置と状態は、垂直になった、即ち外側の壁34と内側の壁10の後ろ端の縦の辺14、67が垂直になった状態の、その略筒状の部分57を横から見た場合、実際には透き通っていないがその外側の壁が透き通っているとするならば、その外側の壁34の内側に、間に網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の筒状の袋の側面を挟んで存在する内側の壁の四穴の孔15と、外側の壁の四穴の孔37は全て同じ高さで存在し、そして、ほんの少し外側の壁の四穴の孔37の方が内側の壁の四穴の孔15よりも前に位置しており、それらの壁10、34の上部の二穴と上部の二穴、下部の二穴と下部の二穴は伸縮性のある極めて強く切れにくい糸状の物質33が中を通った状態で、外側の壁を主として表現するならば、外側の壁34が内側の壁10を前に引き寄せる形でつながっており、その伸縮性のある極めて強く切れにくい糸状の物質の結び目は外側の壁の表面に在り、上で説明されている孔は、略筒状の部分57を形成した時に全て同じ高さとなり、上述の如く、それらの孔に入った伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33が互いの壁10、34を引き付け合う形になることが出来れば前記孔の数は偶数であれば上の数よりも多くても構わない。(図5、図6図24、図28、図32、図48、図96参照)
【0060】
前記略筒状の部分9が前記カバー19の内側に自身が有する外側の壁の表面をほぼ密着させて存在している状態、即ちインナーマスク本体5となっている状態は、そのインナーマスク本体の左右の後部の部分とも全く同じ状態であるが、左右いづれかの後部を外側から見た場合、前記カバーの後部に存在する四穴の孔27、そして、略筒状の部分57の前記外側の壁の一枚となったところ58に存在するカバーとほぼ密着した状態をつくり出す四穴の孔59の、その四穴どうしは外内に重なって一つの孔、即ち計八穴の孔が四穴の孔をつくっている状態となっており、上述の如く、八穴で四穴の孔をつくっている場合は、上下に分かれて計二本の伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の両端の部分が内側に入っており、それら伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33を内側から見ると、それら33は伸ばされた状態で、前記外側の壁の一枚になったところ59の内側表面に二つ上下に分かれて結び目をつくっている。(図51、図55、図59、図60参照)
【0061】
そのインナーマスク本体5を垂直にして、そのインナーマスク本体5を斜め後ろ上から見た場合、そのインナーマスクのカバーの裏面86と前記略筒状の部分57の外側の壁の上を向いている面35、そして、内側の壁の上を向いている面11の上に在るテープが、見えない状態になるように、それらを覆う形で、別のテープが貼り付けられており、その理由は、前記伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の結び目が前記略筒状の部分57の外側の壁34の表面と前記カバーの裏面との間に数体在ることで生じている略筒状の部分57の外側の壁の上を向いた面35の表面側とカバーの裏面86とに空くごくわずかな隙間、そして、[0045]で説明している状態の外側の壁34の上先端付近の裏面と密着したように見えるテープと前記外側の壁の上先端付近の裏面との隙間が存在しているかもしれない部分を上から塞ぐと云う形でそれらの隙間と隙間が在るかも分からないところを埋めることにより、下の空気取り入れ口8から入って上へ行く空気を前記の隙間と、隙間が在るかも分らないところから逃がさないようにし効率良く空気取り入れ口から入ってきた空気をインナーマスクの装着者の鼻腔入口に入れるようにしている。(図31、図51、図79、図80、図89参照)
【0062】
前記略筒状の部分に於て最も重要であるその大きさと人物の頬と接する各部分の位置に於て注意することは、インナーマスクの内部にそのインナーマスクの一部となって略筒状の部分57が存在するインナーマスクを人物が装着した場合、その人物の鼻から下のところが垂直または、垂直に近い状態ならば、その略筒状の部分57の外側の壁の上を向いた面35と内側の壁の上を向いた面11の上に存在するテープの上面とで成る水平、または水平に近い状態の略筒状の部分57の壁66の上面79と同じ高さでその略筒状の部分の壁66の内側の略筒状の部分の何もない上面は、その装着者の鼻の下先端部に触れるか触れないかの位置に在り、そして、その時に垂直、もしくは垂直に近い状態となっている外側の壁の後ろ端の縦の辺67、即ち、略筒状の部分の後ろ端の縦の辺67は、その下先端は、必ずその装着者の唇の下、即ち顎、または顎の下先端付近の高さに在り、そして、唇の前に在る空洞62の内面の前先端部を含むその付近の周囲の部分は、その装着者の唇等と密着しておらず、その間はいくらかの距離を有していることが重要であり、人物は上述の状態となるインナーマスクを装着すると云うことである。(図18、図32、図41、図49、図50、図82 図86、図97、図98参照)
【0063】
前記カバーの略筒状の部分を覆う部分29とインナーマスクとなった時にその内側に在る略筒状の部分57は、周囲の長さは違うが同じ形状でありそして、前にも述べているようにカバーの略筒状の部分を覆う部分29の裏側の面と略筒状の部分の表面、即ち略筒状の部分の外側の壁34の表面は、その間に前記伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の結び目が在ることで、その二つの面は完全に密着することは出来ないが、その結び目が小さいためにほぼ密着した状態はつくることが出来、よって垂直にしたインナーマスクを横から見た場合、インナーマスクのカバーの略筒状の部分を覆う部分29が前へふくらんでいる形状ならば当然その内部の略筒状の部分も前へふくらんでいる形状であり、よって垂直にした状態を横から見た時にカバー19の最前部の縦の線の全体が前先端部となる形状のインナーマスクを装着した時に、自身の鼻の前先端部が空洞62の内面の前先端部かその付近に当たると云う装着者は、前記略筒状の部分を覆う部分29、または略筒状の部分57の前先端部が前へふくらんでいる状態のインナーマスクを装着した方が良い。(図14、図12参照)
【0064】
なを、上から見た場合の略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところ58の外側の壁の後ろ端の縦の辺67付近、そして、その外側の壁の後ろ端の縦の辺67付近の表面とほぼ密着して存在する前記カバーの後ろ端の縦の辺23付近、即ちインナーマスク本体5の最後部付近はカーブを有しておらず、それら同じ部分の左右の後ろ端どうしを結んだ直線と直角になる形状は、もし、インナーマスク4装着者の顔の表面が垂直の状態で平面状だったとすればそれら後ろ端の縦の辺付近がその平面状の顔と直角の状態となる形状であり、それは、インナーマスクを装着する人物の顔が平面状でなくても、その人物が装着したインナーマスクが外側にずれにくい形状であり、それは全てのインナーマスクのインナーマスク本体が有している形状である。(図5、図6、図9、図10、図11 図12、図19、図65、、図66参照)
【0065】
次はへらの部分45について説明することにするが、前記インナーマスク本体5の前記カバーの略U字型の切り込みの部分20とその周囲、そして、インナーマスクを人物が装着した時に、その装着者の頬と最も近くにくる端の部分に取り付けること、または、それらの部分から取り外すことが出来るそのへらの部分45は、伸縮性のあるゴム状の物質で出来ており、その内の約半分の部分は、極めて伸縮性があって極めて柔らかく、その極めて柔らかいことでその部分が人物の頬に当たってもその頬にかかる負担が少くなるようにつくられている(図8、図64、図71、図72、図72、図77、図78、図87、図88参照)
【0066】
そのへらの部分45が垂直、または垂直に近い状態で立っているインナーマスク本体に取り付けられた状態を後ろから見ると、Uの字の下のところが上になっている略U字型であり、実際には立てる状態をつくることは出来ないが、未だ、インナーマスク本体に取り付けられていないそのへらの部分45をUの字の下の部分が上となる状態で立っている状態をつくったとすると、Uの字の左右の縦となっっている部分は、カバーの左右の後ろ端の縦の辺に取り付けられるへらの部分であるが垂直にしたカバーを横から見た場合、そのカバーの後ろ端の縦の辺が垂直でまっ直ぐなものが殆どであるが、その種のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられるへらの部分49は当然まっ直ぐであり、そして、同じようにカバーを垂直にして横から見た場合、上先端部とその付近が前へ倒れているカバーの後ろ端の縦の辺となっている場合は、そのカバーの後ろ端の縦の辺と同じように上先端とその付近が前へ倒れている形状のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられるへらの部分49を有するへらの部分45を用いるわけであり、そして、そのカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分49の上にハの字となって存在している部分はカバーの後部の外周に取り付けられる部分、そして、その上の上先端部を含む水平状に横となって存在する部分は、略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくる部分80であり、そのへらの部分の内の前記カバーの後部の外周の部分に取り付けられている部分は以後斜めのへらの部分48と表現する。(図64、図71、図72参照)
【0067】
そして、その立てられた略U字型のへらの部分45のUの字の左右の縦となっった部分、即ちカバーの後部の左右の後ろ端の縦の辺23に取り付けられる部分が垂直ならば、そのへらの部分45のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分49の、下先端の、インナーマスク本体5にへらの部分が取り付けられている時は前側が下先端となる状態の斜めに存在する下端の部分81の後ろ先端部から上のカバーの後ろ端に取り付けられる部分49を水平に、そして、その上の斜めのへらの部分48の略U字型の幕状の部分46が出はじめている部分から下のところをその48斜めの角度と直角に切断した場合、後に[0080]で説明する切り込み82の部分を除いては略Y字型であり、そのへらの部分がインナーマスク本体に取り付けられていない時は、そのYの字の上のVの字の部分53、54の内側を向いた面には、そのVの字の部分53、54の下先端付近のみを空ける形で紙、または布状の物質68が貼られている。(図72、図99、図8参照)
【0068】
その紙、または布状の物質は、帯状となっており、その帯状の紙、または布状の物質68をへらの部分から45から剥がすと、その剥がした部分は接着力を有する部分であり、その接着力を有する部分にも伸縮性はあるが、その接着力を有する部分以外のところは、極めて伸縮性があり、極めて柔らかい状態となっている。(図64、図71、図72、図74、図75、図77、図78、図79、図80、図90、図91、図92参照)
【0069】
従って前記略Y字型となったYの字の上のVの字以外の部分、即ちYの字の下の縦となっているところ52、61も極めて伸縮性があり、極めて柔らかい状態となっている。(図8、図99参照)
【0070】
前記カバーの後ろ端の縦の辺付近を上から見た場合、その左右のカバーの後ろ端の縦の辺23の付近は左右のその部分とも互いに平行な直線状であり、インナーマスクを装着した人物のそのインナーマスクと接する人物の頬が地面と垂直で平面状の場合は、インナーマスが有するそのカバーの後ろ端の縦の辺23の全体は、その人物の平面状の頬と垂直で、上からその23付近を見た場合は、その平面状の顔とは直角の位置関係にあり、そして、例えば、インナーマスクを手に持って垂直の状態にし、そして、そのインナーマスクのカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられているへらの部分49をま後ろから見た場合は、そのYの字の下の縦となるところ64は、前記カバーの後ろ端の縦の辺23の後ろの延長線状に在る角度にはなっておらず、ほんの少し開いてそのYの字の下の縦となるところの内側の面52がほんの少しであるが見える状態になっている。(図6、図8、図66、図74、図75、図80、図89、図90、図91参照)
【0071】
そして、そのYの字の下の縦となるところ83は、そのへらの部分の、そのへらの部分がインナーマスク本体に装着された時に下先端付近に在る斜めになった状態の下端の部分の上先端の高さから上の全てのへらの部分に有り、カバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくるへらの部分80にはYの字の上のVの字の内側の部分54は存在しておらず、Yの字の形にはなっていないが、カバーの後ろ端の縦の辺の後ろに存在しているYの字の下の縦となるところ64から続いている面状の部分がYの字の下の縦となるところ83であり、そして、その下の斜めのへらの部分48にはYの字の上のVの字の部分は在るが、カバーの後ろ端の縦の辺の後ろに存在するYの字の下の縦のところ64から続く面状の部分が[0078]で後に説明するように斜めのへらの部分の上先端部で折れ曲がって、または、上先端部付近で折れ曲がっており、その影響を受けて、その斜めのへらの部分48の上部付近のYの字の下の縦となるところは、内側、即ち、前側へ折れ曲がっている状態なのでその付近はYの字の形にはなっていないが、その前側へ曲がっている面状の部分もYの字の下の縦となるところ83である。(図64、図71参照)
【0072】
前記へらの部分45の前記Yの字の下の縦となるところ83のYの字の上のVの字の下先端からそのYの字の下の縦となるところ83の下先端までの長さ、即ち、Yの字の下の縦となるところ83の、インナーマスクを人物が装着した時に前後の状態となる前後幅の長さは、前記へらの部分のカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくる部分80のその部分83を含めて全て同じ前後幅の長さである。(図64、図74、図75、図89、図90参照)
【0073】
前記カバー19の前記後ろ端の縦の辺23を主とするカバーの後ろ端全体に取り付けられたへらの部分の前記カバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろに存在するへらの部分80のYの字の下の縦となるところ83の部分の状態は、もし、その略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくるYの字の下の縦となるところ83とその付近が硬い状態ならばそのYの字の下の縦となるところ83の外側の面61は、上、または斜め上を向いている状態になるが、前にも述べているようにそのYの字の下の縦となるところ全体が極めて柔らかい状態となっているので前記の状態を保つことは出来ず、その略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくるへらの部分のYの字の下の縦となるところの左右の端の部分が、斜めのへらの部分48の最上部付近に折り込みをつくる状態で内側、即ち下へ折れており、即ち、Yの字の下の縦のところ83の本来は外方向を向く面61は内側、即ち後ろを向いている状態となっている。(図64、図74、図75、図79、図80、図89、図90参照)
【0074】
前記インナーマスク4が人物の顔に装着されている状態は、そのインナーマスクに取り付けられた前記へらの部分45のカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくる部分80、あるいは来ている部分のYの字の下の縦となるところ83の本来は上、または斜め上を向く状態となる後ろ側を向いている状態となっている外側の面61、そして、略U字型の切り込みの何もない面24の後ろにくるへらの部分の前記Yの字の下の縦となるところ83の部分の左右の端の下に位置する斜めのへらの部分48のYの字の下の縦となるところ50の左右の内側の面、そして、カバーの後ろ端の縦の辺23の後ろに存在するへらの部分のYの字の下の縦となるところの内側の面が装着者の頬と密着する状態となっている。(図74、図80、図89参照)
【0075】
[0073]で述べているように、カバーに取り付けられたへらの部分45のそのカバーの略U字型の切り込みの何もない面24の後ろにきている部分80は、その部分80が有する本来は上、または斜め上を向く状態となるYの字の下の縦のところの外側の面61が下に折れ曲がる状態で後ろを向く状態となっており、そのままの状態でへらの部分の人物の顔と対面する面全体を人物の頬に当てる方法を最初にとって人物にインナーマスクを装着するのであるが、その方法をとると、[0073]で述べているように斜めのへらの部分48の最上部付近は略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくるYの字の下の縦のところの部分の左右の端が折れ曲がる状態となっており、その状態になると二つのYの字の下の縦のところの面が二枚重なり、二枚の面の厚さとなっており、そのままの状態でそのへらの部分を人物の頬に当てようとすると、前記二枚の面の厚さとなっている部分と他の一枚となっている部分が同時に人物の頬に当たるので、そうなると当然二枚の面の厚さのところと触れる頬のところは他と比べて強い圧力が加わることとなるので装着者は違和感を覚える可能性が高くなり、そのようなことが起こることを防ぐために、その二枚の面が重なるところ51のYの字の下の縦となるところ83の面のそれらの部分の厚さは他の面の1/2の厚さとなっている。(図79、図80、図89参照)
【0076】
今迄、前記へらの部分の数ヶ所をYの字のその形を用いて表現しているが、その略Y字型の形状となる部分は[0066]と[0067]で述べているように、未だカバー19に取り付けられていないへらの部分45をカバー19に取り付けられた時と同じように、実際には立っている状態をつくることは出来ないがUの字の下の部分が上になる状態で立っている状態をつくり、その立てられた略U字型のへらの部分45のUの字の左右の縦となっている部分49を水平に、そして、斜めのへらの部分の略U字型の幕状の部分46から下をその斜めの線と直角横断する形で切断したとすると略Y字型をしている形状であるが、カバー19に取り付けられたへらの部分45の、そのカバー19の略U字型の切り込みの何もない面24の後ろにきているへらの部分の面とその付近は、実際にはYの字の形になっていないが、その面をYの字の下の縦のところ83の面と表現したように、これからも略Y字型をつくることが出来ない部分、または略Y字型となっていない部分でも、その部分の元の形が略Y字型、または、その部分と続いている部分が略Y字型をした部分の何処かの部分と続いている形状やそれらと似ている場合は、状況に応じてYの字の形を用いた表現方法を使うことにする。(図8、図99参照)
【0077】
[0066]で説明しているように、前記へらの部分45をUの字の下の部分が上になるように略U字型に立て、そして[0067]で説明しているようにその略U字型のへらの部分のUの字の左右の縦となった部分、即ちカバーの左右の後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分49を垂直にして、そのカバーの後ろ端に取り付けられる部分49の後部に存在するYの字の下の縦となるところ64の水平の状態となっている下先端部から上の前記カバーの後ろ端に取り付けられる部分49の何処かを水平に、そして、前記斜めのへらの部分48の、上から上、中、下と均等の長さに分けた内の中段付近、即ち、[0084]で説明されている略U字型の幕状の部分46が出はじめるVの字の外側の部分53よりも下のところを、その斜めのへらの部分48の斜めの線と直角横断する形でその斜めのへらの部分48を切断したとすると、その斜めのへらの部分48のYの字の下の縦となるところ50は、柔らかく、そして斜め下を向いているために垂れ下がっているが、それらの切断面は略Y字型である。(図74、図99、図64参照)
【0078】
垂直のインナーマスク本体5に取り付けられたへらの部分45の略Y字状のYの字の下の縦のところ83の状態を上の位置に来ているそのYの字の下の縦のところから下へと云う順序で説明すると、そのへらの部分のカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにきている水平、またはほぼ水平になっている部分は、前記カバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられているへらの部分49のYの字の下の縦のところ64から続いている部分であり、よって、その略U字型の切り込みの何もない面24の後ろにきている部分はYの字の下の縦となるところ83であり、ある程度の硬さを有していれば上、または斜め上を向いている状態となるその略U字型の切り込みの何もない面の後ろにきているYの字の下の縦のところ83の外側の面61は、他のYの字の下の縦のところ83と同じく柔らかいためにその両横の斜めのへらの部分48の上先端部付近の高さのところで下へ折れ曲がってその面を後ろに向かせている状態となっており、その略U字型の切り込みの何もない面の後ろに位置するそのYの字の下のところ83の両端の状態は、斜めのへらの部分48の上先端または、その付近で折れ曲がっており、従ってその斜めのへらの部分48の、その斜めのへらの部分48を上、中、下と均等に分けた場合の上段のYの字の下の縦となるところ50の内側の面52の中には、前記略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくる部分80のYの字の下の縦となるところ83の前を向いている状態の内側の面52と密着して対面するところが生まれる。(図64、図74、図75、図79、図80、図89、図90参照)
【0079】
その二枚のYの字の下の縦となるところが重なる部分51は[0075]で説明しているように、他のYの字の下の縦となるところ83と比べて1/2の厚さとなっており、その二枚のYの字の下の縦となるところが重なる部分51から下の斜めのへらの部分のYの字の下の縦となるところ50は、前記二枚のYの字の下の縦となるところが重なる部分の下先端部でもあるその上先端部は、内側へ折れる角度となっているが、カバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられるへらの部分49のYの字の下の縦となるところの上先端部でもある斜めのへらの部分48のYの字の下の縦となるところの下先端部は、その下のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられるへらの部分49のYの字の下の縦となるところ64と同じ、インナーマスク4が人物の顔に装着された時はやや外側に開く角度となっている。(図80、図89参照)
【0080】
垂直に立てたインナーマスク本体5を前側が左にくる状態でま横から見た場合、前記カバーの後ろ端の縦の辺23の上先端部から上の後部の外周の部分21は、左側、即ち前側へ倒れる角度になっており、そして、実際には全体及び素材が柔らかくて立てることは出来ないが、前記へらの部分45のUの字の下の部分が上になる状態になるようにへらの部分を垂直に立て、そして、その垂直に立ったへらの部分45を、例えば、左側が前になっているインナーマスク本体5に取り付けられる前の姿勢にして、それをま横から見た場合、前記斜めのへらの部分48は前へ倒れる状態となっており、それは、前記前へ倒れる角度で存在している後部の外周の部分21にその斜めのへらの部分48を前側へ倒すことなく装着出来るようにするためであるが、もし、前記後部の外周の部分21の前へ倒れはじめているところの角度が、前記垂直に立てたへらの部分45の内の斜めのへらの部分48の前へ倒れはじめているところの角度よりも鋭角の場合は、その鋭角の部分を有するインナーマスク本体に取り付けられたへらの部分は、そのへらの部分のそのインナーマスクのカバーの後ろ端の縦の辺と後部の外周の部分の境目の内外にくる部分にしわが発生し、へらの部分のYの字のVの字状の部分53、54のその鋭角の部分の内外に在る部分、即ち、前記へらの部分45の前記斜めのへらの部分48と前記カバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分49の境目の部分が外にはみ出す事態が生じる恐れがあり、その事態が生じることを防ぐために前記へらの部分45の前記斜めのへらの部分と前記カバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分49の境目のところには切り込み82が存在して前記Yの字のVの字状の部分53、54は、前後に分けられた状態で存在しており、インナーマスク本体に前記へらの部分を取り付けた場合、カバーの後ろ端の縦の辺23と後部の外周の部分21の境目の角度が予想以上に鋭角なため、前記斜めのへらの部分48のV字状の部分53、54の下先端部とカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分49のV字状の部分53、54の上先端部が、内外に重なった場合は、どちらかのV字状の部分を上、即ち外側にして、その外側になっているV字状の部分の接着面を内側のV字状の部分の表面に接着すれば良い。(図68、図69、図70参照)
【0081】
カバーの内部に略筒状の部分が取り付けられた状態のインナーマスク本体5にへらの部分45が取り付けられた状態のインナーマスク4の一部となったへらの部分の内の略Y字状の部分のYの字の上のVの字の内側の面54即ち、接着面を有する面が外側を向いている帯状の部分、以後、その部分をVの字の内側の部分54と表現するが、そのインナーマスクに取り付けられているへらの部分45のYの字のVの字の内側の部分54の形状と状態は、カバーの後部の外周の部分21の上先端付近の内側の面に密着した状態で存在しているそのVの字の内側の部分54の上先端部から、その下のカバーの後ろ端の縦の辺23の下先端部付近の内側の面と密着して存在するVの字の内側の部分54の前部を下先端とする斜めの状態の下端の部分81の最後部、即ち、その下端の部分81の最上部までは、途中で前記切り込み82こそ在るが全て同じ前後幅の長さであり、そのVの字の内側の部分54の下端の部分81は、カバーの下面の外周、即ちカバーの下端の部分26を横から見た時の、そのカバーの下端の部分26の斜めの角度と同じ角度と同じ、即ち二つの下端の部分26、81は平行であり、そのVの字の内側の部分54の前記下端の部分は、インナーマスクの下面を外側横から見た場合は、決して下へははみ出しておらず、そして、そのVの字の内側の部分54の外側を向いた面56の上先端から下先端までには、途中に前記切り込みが存在しているので上下に分けられる形になるが、接着力を有する帯状の部分68が在り、その接着力を有する帯状の部分68は、カバーの裏面と前記略筒状の部分の前記外側の壁が一枚となったところの後ろ端の部分67、即ち外側の壁の後ろ端の縦の辺との間にある、その二枚の壁状の部分19、34の間に在る前記伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の結び目が在ることによって生じる隙間を埋める形で、そして、前記略筒状の部分57の前記外側の壁が一枚となったところ58に存在する複数の孔59とそれら59から出ている伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33とその結び目を隠す形でカバーの後ろ端の縦の辺付近の内面に貼られている。(図8、図102参照)
【0082】
内部に略筒状の部分57が取り付けられているカバーに取り付けられたへらの部分45の前記Yの字のVの字の内側の部分54と前記カバーの後ろ端の縦の辺23等の部分を挟んで存在するへらの部分のVの字の外側の部分53の形状と状態は、そのVの字の外側の部分の下端の部分は、前記Vの字の内側の部分の下端の部分と同じ高さで同じ斜めの角度となって、そのVの字の内外の二つの部分53、54の間に、カバーの後ろ端の縦の辺付近のカバーの部分とその内側に存在する略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところ58を挟む状態で存在しており、もし、それら19、58が無く、カバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられるへらの部分48のYの字の上のVの字の内外の部分53、54をそれら53、54の内側が密着するように重ねた場合、どちらの下端の部分も下へはみ出すことはなく、そして、Vの字の内外の部分の前先端部、即ち、インナーマスク本体に取り付けられた時は、垂直かほぼ垂直となる前先端部はどちら53、54の前先端部のどちらも前へはみ出さず、カバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられたそれら53、54の前先端部は揃う状態となっている。(図53、図63、図97、図98、図72参照)
【0083】
そして、そのVの字の外側の部分53の後ろへ向って上がった斜めの状態となっている下端の部分の最後部の高さのところから斜めのへらの部分の中段付近、即ち、そのVの字の外側の部分53の[0084]で説明する略U字型の幕状の部分46が出はじめているすぐ下のところまで同じ前後幅の長さで続いており、そして、Vの字の内外の部分53、54の内側には接着面が有り、その接着面が在ることでカバーの後ろ端の縦の辺23とその付近のところを覆う形で取り付けられるそのVの字の内外の部分53、54は、そのカバーの後ろ端の縦の辺23の付近に在る表裏側の伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33と、それら33が入った孔27、59を隠す形で取り付けることが出来る。(図64、図70、図72、図77、図78参照)
【0084】
カバー等に取り付けられたVの字の外側の部分53の斜めのへらの部分48の中段付近は、略U字型の幕状の部分46が出はじめるところとなっており、その略U字型の幕状の部分46の形状は、インナーマスク本体5に取り付けられたカバーの略U字型の切り込み20を覆う形で存在するその略U字型の幕状の部分46をま上から見た場合、その中央を前後に走る見えない直線を中心にして左右対称となって存在している。(図19、図85、図71、図72参照)
【0085】
そのVの字の外側の部分53の略U字型の面46は、その周囲の裏側の部分に貼り付けられた紙、または布状の物質を剥がすと、そこは接着面となっており、その接着面が在る部分は、その内側の部分と比べて厚く、へらの部分45の他の接着面と同じ厚さとなっており、その略U字型の面46の周囲の裏側に有る接着面は、へらの部分がカバーに取り付けられた時は、そのカバーの略U字型の切り込み20の周囲の表面と接着している状態となっており、その内側の略U字型の切り込み20の何もない面を上から塞いでいる部分は極めて薄く伸縮性に優れている。(図46、図64、図72、図73、図74、図87、図88、図93、図94参照)
【0086】
へらの部分45の裏側に在る帯状の紙、または布状の物質を剥がすと接着面が現れるわけであるが、その帯状の紙、または布状の物質はひとつづきにはなっておらず、間隔を開けずにいくつかに分けられて前記接着面に貼り付けられており、その状態で前記接着面に貼り付けられていることで、カバーにへらの部分を取り付ける時は、その帯状の紙、または布状の物質68を一つづつ剥がしてカバーの指定されたところに接着面を貼り付ける作業を行うので、接着面どうしが引っつくトラブルが解消されへらの部分をカバーに取り付ける作業が行いやすくなる。(図72、図77、図92、図94、図95 図92参照)
【0087】
インナーマスクを人物の顔に装着する方法は一つの例として、両手の親指と人差し指で、前記へらの部分のカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにきている部分80の装着者側を向く状態となっているYの字の下の縦のところの外側の面の両端の部分を含むその付近をつまみ、そのYの字の下の縦となるところの外側の面が装着者側を向いた状態を保ちながら左右に伸ばし、そのままの状態でそのYの字の下の縦のところの外側の面61を装着者の鼻の上部に当てて、そのままの状態でインナーマスクの下端の部分を装着者、即ち自身の顎付近に引き寄せて前記へらの部分45のYの字の下の縦のところの内外の部分53、54が頬に完全に密着していなくてもよいので、とりあえず、ひも状の部分41に自身の左右の耳をひっかけ、そして、へらの部分のカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにきている部分80のYの字の下の縦のところの外側の面53を装着者の鼻の上部のカーブのところに、そして、その80Yの字の下の縦のところの左右の端のところに在るYの字の下の縦のところが折れて二枚に重なっているところ51を装着者の鼻の上部の左右の頬に密着させ、そして、左右の斜めのへらの部分48のYの字の下の縦のところ50を前外側へめくり、そして、そのめくった指を離し、そのYの字の下の縦のところ50が戻る力を利用して、その斜めのへらの部分48のYの字の縦の下になるところの内側の面52を装着者の頬に密着させる。(図79、図89、図90、図91参照)
【0088】
そして、未だ完全に装着者の頬に密着していないへらの部分のカバーの後ろ端に取り付けられる部分49のYの字の下の縦となるところの内側の面52を装着者の頬に密着させるために、その49Yの字の下の縦となるところ64を前外側へめくり、[0087]と同じように、その49Yの字の下の縦となるところ64が元に戻る力を利用してその64Yの字の下の縦となるところの内側の面52を装着者の頬に密着させる。(図80参照)
【0089】
そして、カバーの後ろ端の縦の辺23の後ろに存在するへらの部分のYの字の下の縦のところ64の内側の面52等が、自身の唇の左右の端の部分と横頬との間の頬に密着していること、そして、略筒状の部分の内面、または、略筒状の部分を覆う部分29の内側の面10に自身の鼻の前先端部かその他の鼻の部分等が当たっていないこと、そして、略筒状の部分57の何もない上面が自身の鼻腔入口の、または、鼻の下先端部のすぐ下、即ちそれらのところとほぼ密着するぐらいの下の位置に在り、そして、自身の唇の前先端が、略筒状の部分57の内面の前先端部かその付近に前記網状の幕2と糸状の物質7を挟んで当たっておらず、装着者が行う鼻から吸って口から吐く呼吸の妨げにならない位置に在ることを確認し、それらの状態になっていれば今、装着しているそのインナーマスク4は自分自身に合っていると云うことであり、もし、それらの状態になっていなければ、それらの状態になるインナーマスクを装着し、そして、その装着されたインナーマスクの上からそのインナーマスクをすっぽりと覆うことが出来る四辺が自身の頬と密着する状態となる前記広い長方形の部分を有するマスクを自身の頬に装着する。(図18、図23、図49、図50、図82、図86、図97、図98参照)
【0090】
自分身身に合う[0089]の状態のインナーマスクを自分身身が装着している前記広い長方形の部分を有するマスクの内側に装着し、そして、その状態で鼻から吸気を行うと、その人物の顎の下に在る空気、歩行時は特にその人物の顎の下を前から後ろへと通過しようとする空気が、その人物の顎の下先端付近の前に在る前記広い長方形の部分を有するマスクのその長方形の部分の繊維状の網の目から吸い上げられる形でその繊維状の網の目の中に入り、その繊維状の網の目の中に入った空気はその上の、インナーマスクが垂直になった場合は水平の状態となる前記勾配を有する面の下端の部分31の下に在る前の縦の辺全体が前先端部となる形状、または、前先端部がふくらんだ形状のそのカバーの略筒状の部分を覆う部分29の内側のその略筒状の部分を覆う部分29の裏面とほぼ密着して存在する、水平となった何もない上面が装着者の鼻の下先端部と密着するくらの位置の鼻下先端部の下に在る略筒状の部分57の内側の壁の内面と、その後ろの外側の壁が一枚となったところ58、即ち略筒状の部分の内面88とその装着者の口の周りの皮膚によってつくられる、上端のカバーの裏面86と略筒状の部分の外側の壁の上を向いた面35との隙間、そして、その外側の壁の上面35と内側の壁の上を向いた面11とその付近を覆う形となっているテープとの間の隙間が在るかも分らない部分を上から、空気が出入り出来ないようにテープが貼られている略筒状の空洞の下面に張られた網の目状の部分3からその空洞の中に入り、そして、その空洞の中に入った空気は、その空道の中に存在する超軽量で水がしみ込みやすく静電気を発生させない素材で出来たその空洞内部を横断し、そして、斜め横断している、前記網状の幕2を後ろ側から押す形となっている装着者の唇とその付近の頬に押されて伸びているもの以外はたるんだ状態の伸縮性が在る沢山の糸状の物質が在るところを下から上へと通り、そして、それら沢山の糸状の物質7が湿気を帯びている状態になっていたならば、前記略筒状の空洞62の網の目状の下面3からその空洞の中に入り、その空洞内を下から上へと通過した空気は、前記広い長方形の部分の繊維状の網の目をくぐり抜けて中に入った時に空気中に在ったインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等は、湿気を帯びていることでそれらをよりからめ取りやすくなった糸状の物質7によって、その中のいくらかがからめ取られ、そして、空気が通るとそれら糸状の物質が揺れるので、それら湿気を帯びた糸状の物質が揺れることによりその空洞内の湿度はますます高くなり、空道内の湿度が高くなることにより、その空洞内に入った湿気に弱い性質を持つインフルエンザウィルスはかなりのダメージを与えられ、それらインフルエンザウィルスがたとえ、その装着者の上気道内に着床したとしても、その上気道内も湿気が充満していると考えられるのでそこで増殖することはかなり困難であり、そして、特に日本の冬等は外気が乾燥していたとしても、前記略筒状の空道内に存在する沢山の糸状の物質が湿気を帯びている状態ならば乾燥した外気とは比べものにならない湿度の高い喉や鼻に良い空気を装着者の鼻腔入口に送ることが出来る。(図8、図18、図24、図31、図32、図34、図35、図36、図37図39、図40、図41、図49、図50、図51、図52、図53、図57、図65、図66、図74、図75、図82、図89、図97、図98、図83、図84参照)
【0091】
自分自身に装着された前記広い長方形の部分を有するマスク7の内側に[0089]の状態になる自分自身に合ったインナーマスクを装着している状態で呼吸をした場合、その呼吸がスムースに行かないことにより、例えば鼻で吸気を行った時にその吸気がスムースに行かないこと等により息苦しさを覚えた場合は、現在自分自身に装着されている広い長方形の部分を有するマスクを自分自身の顔から外し、後、自分自身の顔に装着されているインナーマスクを外し、後、その自分自身に合ったインナーマスクの略筒状の部分の外側の壁が有する窓状の部分と、その外側の壁が有する窓状の部分36と同じ大きさと形状の略筒状の部分の内側の壁が有する窓状の部分16が外内に重なって出来る略筒状の部分の窓状の部分69と、その外側に存在する、前記略筒状の部分の窓状の部分69と同じ大きさと形状のカバーが有する窓状の部分30が内外に重なってインナーマスクの窓状の部分をつくっているが、そのインナーマスクの窓状の部分6は、薄紙5枚以下の厚さを有する物質が自身が有する接着力で、または両面テープでその窓状の周囲のカバーの表面を接着する形で塞いでいるので、その薄紙5枚以下の物質65をカバーの表面から外して、前記インナーマスクの窓状の部分から、その窓状の部分6の中央の幕状となった前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目状の部分85を通してではあるが、空気が自由に出入り出来る状態にする。(図22、図23、図51、図53、図63、参照)
【0092】
そして、自身の顔に、その窓状の部分から空気が自由に出入り出来る状態となったインナーマスク4を装着し、その上から前記広い長方形の部分を有するマスクを装着する。(図53、図57参照)
【0093】
[0092]の状態で人物が鼻から吸気を行うと、前記窓状の部分から空気が自由に出入り出来る状態となったインナーマスク4の空気取り入れ口は、前記略筒状の空道の下面8と前記窓状の部分6の二ヶ所となるので、その装着者の顎の下に在る空気、そして、顎の下を通過しようとする空気のいくらかは[0090]で述べている方法及び状態で装着者の鼻腔入口に入り、そして、前記窓状の部分6の上先端は装着者の口の上先端付近に在り、下先端は顎の付近に在るので装着者の口付近の前に在る空気のいくらかは前記広い長方形の部分を有するマスク42の広い長方形の部分63の口付近の前にに在る繊維状の網の目から中に入り、そして、その繊維状の網の目から中に入った空気は前記窓状の部分6から略筒状の空洞に入り、その略筒状の空洞の中の空気は前記窓状の部分の下先端の高さから上に在るその略筒状の空洞内に存在する沢山の糸状の物質7のあるところを通って鼻腔入口に入る。(図31、図32、図41、図51、図53、図82参照)
【0094】
[0093]の方法で外気を取り入れることは、[0090]の方法と比べれば呼吸は楽になるが、[0093]の方法では前記略筒状の空道の下面から上面を通過して、即ち沢山の糸状の物質の在るところの下先端からその上先端を通過して鼻腔入口に入る空気の量は少くなるので、当然[0090]の方法よりは湿度の高い空気を鼻腔入口に送ることは出来ないが、それでも今迄のマスクのみを装着する方法等と比べれば、はるかに湿度は高く少い数量のインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等を含む空気を鼻腔入口まで送ることが出来る。(図53、図82参照)
【0095】
次はインナーマスクの内部に存在する沢山の糸状の物質7をインナーマスク4から取り外して、後、そのインナーマスク4に新しい沢山の糸状の物質7を取り付ける方法を、即ちインナーマスクの一部を成す沢山の糸状の物質を交換する方法について説明する。
【0096】
前記沢山の糸状の物質7は、前記略筒状の部分の内側の、内側の壁を主とする部分9の内側に存在しているので、その沢山の糸状の物質7を取り替えるには、その略筒状の部分57の内側に存在する内側の壁を主とする部分を9インナーマスクから取り外す必要がある。
【0097】
そうするためには、まず第一に、インナーマスクとなった状態のインナーマスク本体に取り付けられているへらの部分45の全て、または、そのへらの部分45のカバーの後ろ端の縦の辺23も含めたその付近の表面と略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところ58の内側の面に貼り付けられている部分54、即ちへらの部分のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分49のYの字の上のVの字の内外の部分53、54の左右の内側の面55、56に接着された状態で存在している接着面をそれらの部分23、58から剥がし、後で、そのへらの部分45を再びそのインナーマスク本体5、または別のインナーマスク本体5に接着するならば、前記インナーマスク4から剥がすことにより、むき出しになった前記接着面が、他のむき出しになった接着面と密着し、それらを互いに離すことが困難となる状況が起こることをさけるために、むき出しになった全ての接着面に、インナーマスク装着前にそれら接着面に貼られていた帯状の布状、または紙状の物質68を貼り付けておく。(図77、図78、図72参照)
【0098】
前記へらの部分45を、カバーの後ろ端の縦の辺23も含めたその付近の表面と略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところ58の内側の面から剥がすと、それまでそのへらの部分に隠れていて外からは見えない状態になっていた前記カバーの後ろ端の縦の辺23付近の複数の孔に入っている状態の、伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33が外側から、そして、前記略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところの複数の孔59から出ている結び目も含めた伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33が内側から、それぞれ見ることが出来る状態になり、その伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33を鋏またはペンチ等で切断するか、または、前記結び目をほどき、後、略筒状の部分の上先端の上面79とともにその付近のカバーの裏面に貼られているテープを剥がせば略筒状の部分57はカバー19から外すことは出来るが、初めにテープを剥がす作業を行い後、伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33を切断、またはその結び目をほどく作業を行ってもよい。(図55、図77、図78参照)
【0099】
そして、その略筒状の部分57の表面、即ち外側の壁の複数の孔37の表面側に存在する結び目がある伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33を鋏、またはペンチ等で切断するか、または、その結び目をほどけば、略筒状の部分57の外側の壁34から内側の壁を主とする部分を外すことが出来る。(図56参照)
【0100】
そして、新しい沢山の糸状の物質7をインナーマスクに取り付けるには、その沢山の糸状の物質7を内部に有している新しい内側の壁を主とする部分9を前記外側の壁の内側に取り付けるわけである。
【0101】
その新しい内側の壁を主とする部分9は、前記インナーマスク4から取り外した前記内側の壁を主とする部分9と全く同じ形状でなくてはならず、そのインナーマスクから取り外した内側の壁を主とする部分9が有していた孔の数とそれらの位置も前記新しい内側の壁を主とする部分9は、同じ状態で有していなければならない。(図25、図33、図34、図35、図36、図37、図38参照)
【0102】
外側の壁34に取り付けられるまえの内側の壁を主とする部分9には、全体の長さの約1/3の長さ、またはそれ以下の長さの部分が内側の壁10の裏面に密着した状態で存在する数本の伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33が存在しており、それら、それぞれの伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質は、内側の壁に存在する複数のその伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質を入れるための孔15の全ての穴に、それぞれ、それら33の内の一本づつが隣接して存在する二穴の孔15の中に入ると云う形式で、前記内側の壁を主とする部分の一部として存在しており、それら、それぞれの伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の両端は、内側の壁を主とする部分9の表面となって存在する網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の網の目を突き抜けて外側に出ており、そして、それら、それぞれの伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の両端の部分は、それらの両端、または片方の端が前記内側の壁の内部に入ることを防止するために軽く結ばれているかクリップ等で止められている。(図33参照)
【0103】
その新しい内側の壁を主とする部分9を前記外側の壁の裏面に取り付けて略筒状の部分57の形状をつくる作業は極めて簡単であり、その方法は、前記新しい内側の壁を主とする部分9の外側に出ている伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の結ばれた状態の結び目をほどくか、または、その両端を止めてあるクリップを外してその両端をフリーの状態にして、そのフリーになった両端の部分を、その穴に通して外側の壁の裏面と内側の壁を主とする部分9の表面85を密着する状態をつくれば元の略筒状の部分57の形状をつくることが出来ると判断したそれぞれの外側の壁が有する孔37にそれら伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の端の部分を、外側の壁の裏面側から通して表面側に出し、そして、その表面側に伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質の結び目をつくると云う方法であり、それは手で行うかピンセットを用いてもできる。(図47、図48、図58、図62参照)
【0104】
そして、カバー19に略筒状の部分57を取り付ける方法は、カバーの後ろ端の縦の辺23付近に見えない縦の線上に在る複数のの孔27の内のそれぞれ上下に隣接する二つの孔に、その二つの孔の間の距離の長さの約三倍、または、それ以上の長さを有する伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の両端の部分を、そのカバーの表側から通し、そして、そのカバーの裏側に出た伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質のその両端の部分を、それら27、それぞれの穴に通して前記カバーの裏面と略筒状の部分の外側の壁の表面をほぼ密着する状態をつくればインナーマスク本体5の形状がつくることが出来ると判断したそれら、それぞれの穴、即ち、略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところに存在する複数の孔59の一つ一つに前記伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の端の部分を、その外側の壁が一枚となったところの表側から通し、そして、その伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質を伸ばした状態のまま、その外側の壁の一枚となったところの内側の面に密着する形で、その伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33の結び目をつくり、それは手で行ってもピンセットを用いて行っても良い。そして、後、カバーの裏面と略筒状の部分の外側の壁の上面35とに空く隙間、そして、略筒状の部分の外側の壁の上面35とテープが貼られた内側の壁の上面11とに空く隙間を塞ぐ形でテープを貼り付ける。(図54、図59、図60参照)
【0105】
前記カバー19の裏側の面に、前記略筒状の部分57が取り付けられているインナーマスク本体5にへらの部分45を取り付ければインナーマスクの形状をつくる作業は完了であるが、前記インナーマスク4から前記略筒状の部分の内側の壁を主とする部分9を取り外す作業の内で最初に行ったインナーマスクから前記へらの部分45を取り外す作業が完了した時のそのインナーマスクに取り付けられているへらの部分45の状態が、そのへらの部分45の内の、[0066]の状態で垂直にしたへらの部分45の水平切断面の略Y字型をした部分のYの字の上のVの字の外側の部分53の内側の面55に在る接着面の内の前記カバーの後ろ端の縦の辺付近の表面に接着する部分、そして、Vの字の内側の部分54の内側の面56に在る前記略筒状の部分57の外側の壁が一枚となったところ58の内側の面に接着していた部分のみをそれらの部分23、58から剥がしただけの状態である場合は、それらインナーマスクから剥がされた接着面に貼られている帯状の紙、または布状の物質68をそれらの接着面から剥がし、それらの接着面で前記伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質33とその結び目を隠す形で、そのへらの部分5が剥がされるまえのインナーマスクになるようにそのへらの部分5をそのインナーマスクのカバーの後ろ端の縦の辺23を含むその付近に貼り付ければ良い。(図78参照)
【0106】
そして、インナーマスクから略筒状の部分の内側の壁を主とする部分9を取り外す作業の内で最初に行ったインナーマスクからへらの部分45を外す作業の時に、前記インナーマスクからへらの部分45の全てを外した場合、そのへらの部分45の全ての接着面には、前記切り込みにより上下に分けられた状態のその接着面の上に、一見隙間無く見えるが、いくつかに分けられた状態の帯状の紙、または布状の物質68が存在しており、それら68は、分けられた状態で前記接着面全体に貼られていることにより、簡単に、いくつかに分けられて接着面の部分から剥がすことが出来、そして、そのへらの部分、またはそのへらの部分と全く同じ大きさと形状のへらの部分を前記インナーマスクに取り付ける作業は、前記へらの部分45の前記略U字型の幕状の部分46の裏側の面の周囲全体の接着面にいくつかに分けられて貼られている内の前先端部、または前先端部付近に貼られている帯状の紙、または布状の物質68をその接着面から剥がし、そして、それら68を剥がすことによってむき出しになった、略U字型の幕状の部分46の裏面の前先端部、または前先端部付近の接着面を、前記カバーの略U字型の切り込み20の部分の前側のカバーの表面に接着し、その方法で、カバーの略U字型の切り込みの部分の周囲全体のカバー19の表面に、前記略U字型の幕状の部分46を取り付ける作業が、インナーマスク本体にへらの部分を取り付ける作業の中で最初に行われる作業である。(図92、図93、図94、図95参照)
【0107】
その、カバーの略U字型の切り込み20の上から、その略U字型の切り込みの何も無い面24を塞ぐ形で前記略U字型の幕状の部分を取り付ける作業を終えると、次は、その80下の斜めのへらの部分48の略Y字状のYの字の上のVの字状の部分53、54の左右の内側の部分55、56に帯状となって存在する接着面に貼られている帯状の紙、または布状の物質68をその接着面から剥がし、その帯状の紙、または布状の物質を剥がすことによってむき出しになった接着面をカバーの後部の外周の部分21付近の表裏の面に貼り付ける形で、そのへらの部分の内の斜めのへらの部分48を前記カバーの後部の外周の部分21を覆う形でカバーの後部の外周も含めたその付近に取り付ける。
【0108】
そのへらの部分の内の斜めのへらの部分48をカバーの後部の外周の部分21に取り付ける作業が終わると次は、その下のカバーの後ろ端の縦の辺23とその付近に前記へらの部分の内のカバーの後ろ端の縦の辺とその付近にくる部分49を取り付けるわけであるが、その取り付け方は、前記へらの部分のカバーの後ろ端の縦の辺とその付近にくる部分49の内の略Y字型の上のVの字状の部分53、54の内側に、その二つの互いに向い合った内側の面55、56が有する帯状となった接着面に、一つにつながった状態で見えるがいくつかに分かれて貼られている帯状の紙、または布状の物質68を、上からVの字状の外側の部分の内側、55次はVの字状の内側の部分の内側56と順番に剥がしていき、それら68を剥がすごとに新たにむき出しになった接着面がVの字状の外側の部分53の内側に在る場合は、その接着面を、前記カバーの後ろ端の縦の辺付近の表面側、そしてVの字状の内側の部分54の内側に接着面が在る場合は、その接着面を、カバーの後ろ端の縦の辺23の付近の裏側の面、とその前の略筒状の部分の外側の壁の後ろ端の部分67、違った表現をすれば、外側の壁が一枚となったところの後ろ端の部分67、そして、その前の外側の壁が一枚となったところの裏面を隠す形で、一つの接着面がむき出しになったらすぐにそのむき出しになった接着面を上記の如く貼り付けていき、その作業がカバーの後ろ端の縦の辺23の下先端付近で終わると、インナーマスク本体に前記へらの部分を取り付ける作業が終わることとなるが、上の[0106][0107][0108]で説明しているインナーマスク本体にへらの部分を取り付ける作業は、あくまでも一例であり、その作業はそれを行う人がやりやすい方法をとれば良い。(図78、図63参照)
【産業上の利用可能性】
【0109】
マスクを装着して呼吸を行うと息苦しさを覚えると云う理由から今迄マスクを装着しなかった人にマスクを装着する機会を与え、また、日本の冬に多い外気が乾燥している状態の日でも高湿度の喉に負担を与えない空気を前記広い長方形の部分を有するマスクの内側に前記インナーマスクを装着することにより可能にし、そして、今迄マスクのみを装着していた方法とは極めて少い量のインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等を含んだ空気をインナーマスクを装着した人物の鼻腔入口に送る。
【図面の簡単な説明】
【0110】
【図1】横から見た場合の人物の一般的によく見られる鼻の形状であり、この書類中の文章内で説明されている鼻の上部、中部、下部を現わした図である。
【図2】横から見た場合の前先端部付近が下先端部となる形状をした人物の鼻であり、その鼻を上部、中部、下部とこの書類中で説明されているそれらの部分を現わした図である。
【図3】前から見た場合の、俗に云う前を向いた鼻の形状であり、この書類中で度々説明される鼻の上部、中部、下部を現わした図である。
【図4】前から見た場合の一般的な人物の鼻の形状であり、この書類中に書かれている鼻の上部、中部、下部はどのあたりかを示している図。
【図5】略U字型の外周を有するインナーマスクの、インナーマスクを人物が装着した時のその人物の口の高さにくる壁状の部分と網の目状の部分を全体に有している袋状の物体等を線として表現しているその人物の口の高さのところの水平断面図である。
【図6】略U字型の外周を有するインナーマスクのみを装着した人物の口の高さのところを水平に切断し、主な切断面を線の状態にして現わした図である。
【図7】垂直に建った壁に前にふくらんでいない略筒状の部分を覆う部分を有するカバーを指でその壁の方向に押し付けて、そのカバーを浮かしている図である。
【図8】垂直にしたインナーマスクのカバーの左の後ろ端の辺の中段付近の水平断面図である。
【図9】前にふくらんでいない略筒状の部分を覆う部分を有する略U字型の外周を持つカバーを垂直にして上から見た図である。
【図10】前にふくらんでいない略筒状の部分を覆う部分を有する略コ字型の外周を持つカバーを垂直にして上から見た図である。
【図11】前にふくらんでいない略筒状の部分を覆う部分を有する略V字型の外周を持つカバーを垂直にして上から見た図である。
【図12】前がふくらんだ略筒状の部分を覆う部分を有する略U字型の外周を持つカバーを垂直にして上から見た図である。
【図13】略筒状の部分を覆う部分が前へふくらんでおらず、他の前にふくらんでいない略筒状の部分を有しているカバーと同じように、カバーを垂直にするとそのカバーが有する略筒状の部分の前の縦の線全体が前先端となるカバーを垂直にしてその状態を左横から見た図。
【図14】前がふくらんでいる略筒状の部分を覆う部分を有するカバーを垂直にして横から見た図である。
【図15】略U字型の切り込みの周囲全体が上先端となるカバーを垂直にして横からそのカバーの上部を見た図。
【図16】略U字型の切り込みの前先端部が上先端となる形状のカバーを垂直にして、そのカバーの上部を横から見た図である。
【図17】略U字型の切り込みの後ろ先端部が上先端部となる形状のカバーを垂直にしてそのカバーの上部を横から見た図である。
【図18】インナーマスクのみを装着した人物の、その装着者の鼻の前先端部と、その装着者の鼻の前に在るそのインナーマスク内の略筒状の空洞の前先端部との距離を現わした図である。
【図19】インナーマスクの略筒状の部分を覆う部分の前の縦の線全体が、そのインナーマスクを垂直にした場合に前先端となる略U字型の外周を持つインナーマスクを人物が装着しており、その人物に装着されたインナーマスクが垂直になった時に上からそのインナーマスクを見た時に上から見えるインナーマスクの様子を分りやすくした図である。
【図20】略筒状の部分を覆う部分が前へふくらんでいない状態の上部が前へ倒れる状態で曲がる後ろ端の縦の辺を有するカバーを左横から見た図である。
【図21】図20の略U字型のカバーをま上から見た図である。
【図22】正面から見た場合に後ろ端の縦の辺が見やすい略U字、または略V字型の外周を有するカバーを垂直にし、そして、そのカバーの窓状の部分を塞ぐ形で貼られている幕状の物質を貼がそうとしている状態を正面から見た図である。
【図23】略V字型の外周を有するインナーマスクを装着した人物の顔を正面やや上から見た図である。
【図24】略筒状の部分の窓状の部分の後ろのところを縦にその略筒状の部分を横断する形で切断したところの左側下部の図である。
【図25】沢山の糸状の物質が、内側の壁の糸状の物質が入るための孔に入っている状態を現した図である。
【図26】略筒状の部分に未だ成っていない外側の壁を左横から見た図である。
【図27】図26の外側の壁を左横斜め上から見た図である。
【図28】略筒状の部分の二つの壁を接近させるための最も上の孔の在るところを水平に切断した壁状の部分等を線で表現し、実際には在る沢山の糸状の物質を省いた図である。
【図29】略筒状の部分に成っておらず、そして、内側の壁を主とする部分にも成っていない内側の壁を垂直にして左横から見た図。
【図30】図29の内側の壁を斜め左上から見た図である。
【図31】略筒状の部分の外側の壁と内側の壁の接続状況を分りやすくするために実際にはこの場所には存在しない伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質等も描いており、垂直にした場合、略筒状の部分を覆う部分の前部の縦の線全体が前先端部となるインナーマスクの略筒状の部分を覆う部分の中央の高さのその前部の左右の横幅の中央縦縦断面図である。
【図32】略U字型の前部が前にふくらんでいない略筒状の部分を左斜め前上から見た図である。
【図33】図32の略筒状の部分の内側に存在するまえの内側の壁を主とする部分を左斜め前上から見た図である。
【図34】前部が前にふくらんでいない内側の壁を主とする部分をま下から見てその内部の様子を現わした図である。
【図35】図34の略U字型の内側の壁を主とする部分をま上から見てその内部と底の様子を簡単に現した図である。
【図36】略U字型の内側の壁を主とする部分の窓状の部分の中段のところを水平に切断した面を上から見て沢山の糸状の物質と内側の壁の関係を分りやすくした図である。
【図37】内側の壁を主とする部分を後ろ側から見てその内部を一部現した図である。
【図38】内側の壁を主とする部分の最上部の内側の壁とその付近の、その付近を横断する形で切断した縦拡大断面図である。
【図39】略U字型の略筒状の部分をま下から見た図である。
【図40】内部の沢山の糸状の物質と下面に張られている網状の物質を省略した略U字型の略筒状の部分をま上から見た図。
【図41】略U字型の略筒状の部分を、その略筒状の部分の左斜め後ろ上から見た図である。
【図42】網の目状の部分を全体に有している袋状の物体の未だ内側の壁に装着されていない状態の図である。
【図43】内部に沢山の糸状の物質を有している内側の壁の下から網の目状の部分を全体に有している袋状の物体をはめ込もうとしている図である。
【図44】内部に沢山の糸状の物質を有する内側の壁の周りを網の目状の部分を全体に有している袋状の物体で覆って内側の壁を主とする部分を完成させた時に、その内側の壁の外側の壁と接続、違った云い方をすれば外側の壁と接近させるための孔の外側にくる網の目状の部分のところにクリップを使って目印をしている図である。
【図45】図44でクリップにより目印をつけた網の目状の部分の網の目の中に、内側の壁の外側の壁を接近させるための孔の中に入っていた伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質の端の部分を入れて外に出している様子を現した図である。
【図46】内部に沢山の糸状の物質を有する内側の壁の上先端部の表面に網の目状の部分を全体に有している袋状の物体の輪状の部分が位置した状態を保ったままその網の目状の部分を全体に有している袋状の物体の輪状の部分をテープを用いてその内壁の上面外側に固定する作業が完了しようとしている図である。
【図47】内側の壁を主とする部分とその側の外側の壁を、双方とも逆さに床、または机等平らなところに置き、そして、ピンセットを用いて内側の壁を主とする部分から出ている伸縮性がある極めて強く切りにくい糸状の物質を、外側の壁の内側の壁に接近させるための孔に内側から入れている様子を現した図である。
【図48】図47の作業を行う時の平らな机、床等に置かれた内側の壁を主とする部分と外側の壁の位置関係を上から見ることにより現した図である。
【図49】人物の顔に装着されたインナーマスクを正面から見た場合の、そのインナーマスク内の略筒状の部分の外、内の二つの壁と網の目状の部分を全体に有している袋状の物体の左右の端の横断縦切断面を線で表現し、網状の幕に強く密着して存在する糸状の物質の全てが、その網状の幕によって前へ強く押し出されている関係で前から見た場合、それらは直線となって見える状態で略筒状の空洞内で張って存在している状態を現わした図。
【図50】人物の顔に装着されたインナーマスクを正面から見た場合の、そのインナーマスクのカバーを取り除き、図49のように略筒状の空洞内の網状の幕に強く密着して存在する糸状の物質は一本も無く、網状の幕に触れて存在する複数の糸状の物質の全てがその網状の幕にわずかに触れてその略筒状の空洞内で垂るんでいる様子を、略筒状の部分の内側、外側の二つの壁と網の目状の部分を全体に有している袋状の物体の左右側面の横断切断面を線で表現する形式で現した図である。
【図51】略筒状の部分を覆う部分が前へふくらんでいない形状の略U字型の外周を有するインナーマスクであり、そのインナーマスクを垂直にし、そして、インナーマスクの窓状の部分を覆っている幕状の物質を外した状態をそのインナーマスクの左斜め上から見た図である。
【図52】自身の顔に装着された略筒状の部分が前へふくらんでいない形状のインナーマスクの上から、中央に一般のマスクよりも広い長方形の部分を有するマスクを装着した人物を左横から見た図である。
【図53】人物の顔に装着された略筒状の部分を覆う部分が前にふくらんでいない形状の窓状の部分にそこを覆う幕状の物質が貼られていない状態のインナーマスクをその装着者の左側から見た図である。
【図54】平らな机、または床などにインナーマスク本体の、人物の顔にインナーマスクを装着した時に前側となるところを下にして、そのインナーマスクが略筒状の部分を覆う部分が前へふくらんでいる形状なら多少安定は悪いが横に寝かせ、カバーの略筒状の部分を取り付けるための孔と略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところに存在するそれぞれの孔を内外に重ねて二つの孔が一つの孔になった状態の孔のそれぞれ二孔一組の状態となって隣接する二孔の、内から外へと出ている伸縮性があり極めて強く切りにくい糸状の物質の両端の部分をピンセットでつまんで結んだ状態の図である。
【図55】平らな机、または床などに略筒状の部分を覆う部分の前側が前にふくらんでいない形状のインナーマスク本体をその前側が下になる状態で寝かせ、カバーの略筒状の部分を取り付けるための孔から外へ出ている伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質をハサミで切断している図である。
【図56】略筒状の部分の外側の壁の表面に存在する、その内側の、内側の壁を主とする部分から、その外側の壁の内側の壁と接近させるための孔から出て結び目をつくっている伸縮性があり極めて強く切りにくい糸状の物質のその結び目からはみ出した部分をハサミを用いて切断している図である。
【図57】人物の顔に装着されたインナーマスクの上から、中央に広い長方形の部分を有するインナーマスクを装着している状態を正面から見た図である。
【図58】床、または机等、平らな状態のところの上に、インナーマスクを人物が装着した時に前側となるところが下となる状態で、前側がふくらんでいない略筒状の部分を置き、その状態で、内側の壁を主とする部分から、外側の壁の内側の壁を接近させるための孔を伝って外に出ている伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質の内の、互いに隣接する二つの孔から出ている一本の伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質の両端の部分の片端をそれぞれ一本づつのピンセットでつまみ、その二つのピンセットを用いてその伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質の結び目をつくっている図である。
【図59】窓状の部分が幕状の物質で塞がれている状態の前側がふくらんでいない略筒状の部分を有する略コ字型の外周を持つインナーマスクを、人物がそのインナーマスクを装着した時に前側になるところが下になる状態で、平らな机、または床等の上に置き、そして、そのインナーマスクの内側に在る略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところに有る複数の孔とカバーの後ろ端の縦の辺付近に在る複数の孔を、それぞれ表裏に重ねて一つの孔とし、そして、その内の互いに隣接する二つの孔の外側から伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質の両端をその二つの孔に入れている様子を現わした図である。
【図60】前側がふくらんでいる略筒状の部分を覆う部分を有するインナーマスクのそのインナーマスクの窓状の部分が幕状の物質で塞がれている状態のその略筒状の部分を覆う部分の前部の何割かが入る型を粘土にとり、その型の上に、上記の略筒状の部分を覆う部分の前部の何割かが入る状態の略筒状の部分を覆う部分が前側へふくらんでいるインナーマスクの窓状の部分が幕状の物質で塞がれている状態の略筒状の部分を覆う部分の前部の何割かをはめ込み、カバーの二つの孔から外側の壁が一枚となったところの二つの孔を伝って出てきた伸縮性のある極めて強く切りにくい糸状の物質の両端の部分をピンセットを二体用いて結んでいる図である。
【図61】略V字型の外周を有する略筒状の部分を覆う部分が前にふくらんでいない形状のインナーマスクの図60の作業をするために、その略V字型の前側、またはほぼ全体がすっぽりと入る粘土にとった型に、その略V字型の外周を有するインナーマスクをはめ込んだ状態の略筒状の部分を覆う部分、または略筒状の部分とその付近の中央横断の縦切断面をそのインナーマスクの、人物に装着された時に上となるところ、または下となるところから見た図である。
【図62】略筒状の部分の、インナーマスクを人物が装着した時に後ろ側になるところを平らな机、または床等に接する状態で置き、その略筒状の部分の内側の壁を主とする部分から、その外側の壁の内側の壁を接近させるための孔の二穴の表面に出てきたこの前側がふくらんだ略筒状の部分が有することとなる極めて強く切りにくい糸状の物質の両端の部分をピンセット二体を用いて結び目をつくろうとしている図である。
【図63】垂直の状態で手に持った略筒状の部分を覆う部分が前にふくらんでいない形状の略U字型の外周を有するインナーマスクの窓状の部分を覆っている幕状の物質を剥がそうとしている様子をこのインナーマスクの左斜め前上から見た図である。
【図64】実際には全体が柔らかいためにこの形状を保つことは出来ないが、へらの部分の略U字型の幕状の部分のほぼ中央を手にとって持ち上げ、そのへらの部分を垂直にした状態をYの字の下の縦となるところを、人物がインナーマスクを装着した時のその装着者側の方向から見た時に、見えやすい状態にした図である。
【図65】略U字型の外周を有する略筒状の部分を覆う部分が前に出ていない形状のインナーマスクをま下から見た図である。
【図66】人物の顔に装着された状態の略筒状の部分を覆う部分が前にふくらんでいない状態の略U字型の外周を有するインナーマスクをま下から見た図である。
【図67】へらの部分の接着面とその付近の部分の横断縦断面図である。
【図68】へらの部分のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分とその上の斜めのへらの部分の、そのへらの部分を垂直にした場合のその二つの部分の境目の前へ倒れる角度と、そのへらの部分が取り付けられているインナーマスク本体のカバーの後ろ端の縦の辺と、その上の後部の外周の部分との境目の角度が同じ場合の、その境目の部分のへらの部分のVの字の外側の部分の状態を外側の左横から見た図である。
【図69】へらの部分のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分とその上の斜めのへらの部分の、そのへらの部分を垂直にした場合の、その二つの部分の境目の前へ倒れる角度よりも、そのへらの部分が取り付けられているインナーマスク本体のカバーの後ろ端の縦の辺とその上の後部の外周の部分との境目の角度が鋭角の場合の、その境目に取り付けられているへらの部分のVの字の外側の部分の状態をそのインナーマスク本体の左外側横から見た図である。
【図70】図69になった状態のへらの部分のYの字の上のVの字の外側の部分のカバーの後ろ端の縦の辺と後部の外周の部分との境目の外内と重なった状態の内の外側のへらの部分の一部である斜めのへらの部分のYの字の上のVの字の外側の部分の内側の面に接着面が在ることを示している様子の図。
【図71】実際には垂直にすることは出来ないがYの字の下の縦となるところ全体を垂直にした状態でYの字の上のVの字の外側の部分と内側の部分両方の内側の面全体が平らな透明のガラスに密着する状態になったへらの部分の様子を、そのVの字の部分の幅を長めにして上から見た状態の図である。
【図72】図71の状態をガラスを通して下から見た図である。
【図73】インナーマスクのカバーの略U字型の切り込みの左右の幅の中央を縦に縦断する形で切断することにより、その略U字型の切り込みの部分と、その略U字型の切り込みの何もない面の上とその前後に在るへらの部分の略U字型の幕状の部分との位置関係等を現わした図である。
【図74】垂直にした略U字型の外周を有するインナーマスクを後ろ斜め上から見た図である。
【図75】垂直にした略U字型の外周を有するインナーマスクのカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくるへらの部分のYの字の下の縦となるところの左右の両端のところを指でつまんで上に伸ばしてそのYの字の下の縦のところの内側の面を後ろに見せる状態をつくっている図である。
【図76】前先端部が前へふくらんでいない状態の略筒状の部分の外側の壁に、前から後ろの方向に力を加える形で垂直に建った壁に押し付けてその外側の壁を空中に浮かしている図である。
【図77】インナーマスクから剥がした、へらの部分の内のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分のVの字の外側の部分の内側の面の最下部とその付近の接着面に、インナーマスク本体にそのへらの部分が取り付けられるまえに、その接着面に貼られていた紙、または布状の物質を再びその接着面に貼り付ける様子、またはその布状、または紙の物質と同じ素材で同じ形状のものをその接着面に貼り付ける様子を現わした図である。
【図78】インナーマスクに取り付けられたへらの部分を外し始めているか、またはインナーマスク主体部にへらの部分を取り付ける作業が終わろうとしている図である。
【図79】人物の顔に装着された、へらの部分のカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくる部分が人物の鼻の上部のカーブのところによって前へ押し出されてその部分のYの字の下の縦となるところの外側の面がその人物の鼻の上部とその付近の皮膚と密着し、そして、網状の幕が、その人物の口とその付近の頬によって前へ押し出された状態の、略U字型の外周を有するインナーマスクの斜めのへらの部分のYの字の下の縦となるところを外側に両手で人物の顔に密着しやすいように広げている様子を人物の顔を省略してそのインナーマスクの後ろ斜め上から見た図である。
【図80】図79の略U字型の外周を有するインナーマスクであり、未だ人物の頬に完全に密着していないへらの部分の左右のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられるYの字の下の縦となるところの内側の面を外側に両手を使って広げている様子を、インナーマスクをほぼ装着している人物を省略して、そのインナーマスクを後ろ斜め上から見た図である。
【図81】図23のインナーマスクを両手を使って横に広げた図である。
【図82】人物の顔に装着された略筒状の部分を覆う部分が前にふくらんでいない形状のインナーマスクの、その人物の顔から前のところは、そのインナーマスクの左右の横幅の中央のところを縦断する形で縦に切断して主な切断面は線で表現してその内部を現し、そして、そのインナーマスク内部のその人物の顔の表面の様子を現わした図である。
【図83】噴霧器を用いてインナーマスクの投入口からその中の糸状の物質に向って水霧を吹きかけてそれら糸状の物質に湿気を与えている図である。
【図84】インナーマスクの、普段は窓状の部分を塞いでいる状態の幕状の物質を剥がし、そして、その窓状の部分の中に在る網の目状の部分を全体に有している袋状の物体の一部である網の目状の部分を水の入った噴霧器の先端で押し付けて、それに触れる網の目状の部分の網の目を大きくし、そして、そこから水霧を吹きかけて中の糸状の物質に湿気を与える様子を描いた図である。
【図85】略筒状の部分を覆う部分が前へふくらんでいない形状の略U字型の外周を有するインナーマスクを垂直にし、それをま上から見た図である。
【図86】インナーマスクを装着した人物が鼻で思い切り吸気を行った場合、略筒状の空洞内に存在する網の目状の幕を挟んでそのインナーマスクを装着する人物と口とその付近の皮膚によって前に押し出されて張って存在するもの以外の沢山の糸状の物質は垂るんでおり、その垂るんだ状態の糸状の物質はその吸気によって発生する下から上へと流れる風によりそれらの垂るんでいた糸状の物質の中央付近は上へ上がる状況が発生する場合は在るが、それらの糸状の物質は決して装着者の鼻の下部とその付近には触れないことを現した図である。
【図87】人物の顔に装着されたインナーマスクの最上部付近の左右の横幅中央の縦断する形の縦断面図により、へらの部分の略U字型の幕状の部分の後部の、鼻の上部と密着する形となるYの字の下の縦となるところは、他のへらの部分と比べて上に上がる状態になることもあると云うことを現した図である。
【図88】人物の顔に装着されたインナーマスクの最上部付近の左右の横幅中央の縦断する形の縦断面図により、主にへらの部分の略U字型の部分の後部のYの字の下の縦となるところのその装着者の鼻の上部と密着した一般的な形を現わした図である。
【図89】図79と図80で説明しているインナーマスクと同じインナーマスクであり、そのインナーマスクのカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくるへらの部分のYの字の下の縦となるところの外側の面と他のYの字の下の縦となるところの内側の面が、そのインナーマスクを装着する人物の頬に密着した時になる状態をそのインナーマスクの後方斜め上から見た図である。
【図90】略U字型の外周を有するインナーマスクの、人物がインナーマスクを装着した時にその人物の鼻の上部と密着する状態となるそのインナーマスクのカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろに在るへらの部分のYの字の下の縦となるところの両端の部分を両手を用いて左右両側に伸ばし、インナーマスクを人物が装着したした時に鼻の上部と密着しやすい状態にしているこれからこのインナーマスクを人物の顔に装着しようとしている様子をインナーマスクの後ろ斜め上から見た図である。
【図91】図90の様子をインナーマスクを装着しようとする人物の正面から見た図である。
【図92】へらの部分の略Y字状の上のVの字の外側の部分から出ている略U字型の幕状の部分の裏面が上を向くように平らな机、または床等の上に寝かせ、そして、その略U字型の幕状の部分を片方の手で上から押さえ、そして、その略U字型の幕状の部分の裏面の接着面に貼られている前先端部の帯状の布、または紙状の物質をもう片方の手で剥がしている図である。
【図93】図92の、上に貼られていた紙、または布状の物質を剥がされ、むき出しになった略U字型の幕状の部分の前先端部付近の裏面の接着面を、インナーマスク本体のカバーの略U字型の切り込みの前のカバーの表面に両手の指で互いに押える様子で接着している様子をインナーマスク本体の横幅中央の縦断、縦の断面図によって現わした図である。
【図94】図93の要領で自身が有する略U字型の幕状の部分の前先端部付近の裏側の面がカバーの略U字型の切り込みの前のカバーの表面に接着しているへらの部分を、その接着しているインナーマスクを人物が装着した時のその装着者側となるところ、即ち後ろ側となるところを支点としてそのへらの部分を前へ折り返し、略U字型の幕状の部分の裏面が外を向く状態にしてその部分の接着面に貼り付けられている布、または紙状の物質を剥がす様子をインナーマスク本体の横幅中央を縦断する形の縦断面図を用いて現している図である。
【図95】図94の様子をそのインナーマスク本体の前から見た図である。
【図96】伸縮性があり極めて強く切りにくい糸状の物質が略筒状の部分の外側の壁と内側の壁の互いの壁を接近させるための孔の中に入っており、その二つの壁が接続されている状態をその付近を水平に切断する断面図により現している図である。
【図97】図49の状態になった時の、インナーマスク装着者のインナーマスク内のその装着者の口とその付近の顔の表面の様子をその装着者の左横から見た図である。
【図98】図50の状態になった時の、インナーマスク装着者のインナーマスク内のその装着者の口とその付近の顔の表面の様子をその装着者の左横から見た図である。
【図99】実際には立てることは出来ないがUの字の下のところが上になるようにへらの部分をU字型に立て、Y字状になっている部分を、その立っている角度と直角に、即ち水道に立っている部分に対しては水平と云う形に切断したインナーマスクとなった時は左側にくる部分の切断面の図である。
【図100】垂直に建った壁に、内側の壁の後ろ端の縦の辺全体を当て、その内側の壁を前側から後ろの方向に指で力を加える形で押し、その内側の壁を空中に浮かしている図である。
【図101】人物の顔を上から見ることにより、この書類に度々出てくる横頬の部分の場所を説明した図である。
【図102】インナーマスクのへらの部分、即ちインナーマスク本体に取り付けられたへらの部分の、右側のY字状のYの字の上のVの字の内側の部分とその付近の様子を現わした図である。
【符号の説明】
【0111】
1 網の目状の部分を全体に有している袋状の物体
2 網状の幕
3 網の目状の物質
4、インナーマスク
5、インナーマスクの窓状の部分
6、糸状の物質
8、インナーマスクの空気取り入れ口
9、内側の壁を主とする部分
10、内側の壁
11、内側の壁の上を向いた面
12、内側の壁の糸状の物質が通るための孔がないところ
13、内側の壁の糸状の物質を通すための孔
14、内側の壁の後ろ端の縦の辺
15、内側の壁の外側の壁を接近させるための孔
16、内側の壁の窓状の部分
17 内側の壁の下端の部分
18、内側の壁の斜め下を向いた面
19、カバー
20、カバーの略U字型の切り込み
21、カバーの後部の外周の部分
22、カバーの後部の外周の部分の左右の端の部分でもあり、カバーの後ろ端の縦の辺の上先端でもある部分。
23、カバーの後ろ端の縦の辺
24、カバーの略U字型の切り込みの何もない面
25、カバーのひも状の物質を取り付ける部分
26 カバーの下端の部分
27、カバーの略筒状の部分を取り付けるための孔
28、カバーの勾配を有する面
29、カバーの略筒状の部分を覆う部分
30、カバーの窓状の部分
31、カバーの勾配を有する面の下端の部分でもあり、略筒状の部分を覆う部分の上端の部分でもある勾配を有する面と略筒状の部分を覆う部分の境目のところ
32、カバーの下端の部分の最後部でもあり、カバーの後ろ端の縦の辺の下先端でもあるところ
33、伸縮性があり、極めて強く切りにくい糸状の物質
34、外側の壁
35、外側の壁の上を向いた面
36 外側の壁の窓状の部分
37 外側の壁の内側の壁を接近させるための孔
38、外側の壁の下端の部分
39 垂るんだ状態の糸状の物質
40 張った状態の糸状の物質
41 インナーマスクのひも状の物質
42 広い長方形の部分を有するマスク
43 広い長方形の部分を有するマスクの網状の部分
44、広い長方形の部分を有するマスクのひも状の物質
45、へらの部分
46、へらの部分の略U字型の幕状の部分
47、へらの部分の略U字型の幕状の部分の裏面
48 へらの部分の斜めのへらの部分
49 へらの部分のカバーの後ろ端の縦の辺に取り付けられる部分
50 へらの部分の斜めのへらの部分のYの字の下の縦となるところ
51、へらの部分のYの字の下の縦となるところの人物の顔にインナーマスクが装着された時に二枚に重なるところ
52、へらの部分のYの字の下の縦となるところの内側の面
53、へらの部分のYの字の上のVの字の外側の部分
54、へらの部分のYの字の上のVの字の内側の部分
55、へらの部分のVの字の外側の部分の内側の面
56、へらの部分のVの字の内側の部分の内側の面
57 略筒状の部分
58 略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところ。
59 略筒状の部分の外側の壁が一枚となったところに在る孔
60 空気取り入れ口となるところ
61、へらの部分のYの字の下の縦となるところの外側の面
62、略筒状の空洞
63、広い長方形の部分を有するマスクの繊維状の広い長方形の部分
64、へらの部分のカバーの後ろ端に取り付けられる部分のYの字の下の縦となるところ
65 幕状の物質
66 略筒状の部分の壁
67、外側の壁の後ろ端の縦の辺
68、紙または布状の物質
69、略筒状の部分の窓状の部分
70、網の目状の部分を全体に有している袋状の物体の輪状の部分
71、網の目状の部分を全体に有している袋状の物体が内側の壁を主とする部分の一部になった時の内側の壁の周りにくる部分
72、網の目状の部分を全体に有している袋状の物体が内側の壁を主とする部分の一部となり、その内側の壁を主とする部分がカバーの内側に取り付けられてインナーマスクとなった時の、そのインナーマスクの空気取り入れ口を塞ぐ状態になるところ
73、外側の壁の斜め下を向いた面
74、外側の壁の上端の部分
75、内側の壁の上端の部分
76、インナーマスクの下面となる部分
77、インナーマスクの下面
78 略筒状の部分の下端の部分
79 略筒状の部分の壁の上面
80、へらの部分のカバーの略U字型の切り込みの何もない面の後ろにくる部分
81 へらの部分のインナーマスク本体に取り付けられた時に下端となる部分
82、へらの部分のYの字の上のVの字の内側及び外側の部分に在る切り込み
83 へらの部分全体のYの字の下の縦となるところ
84 カバーの下先端部及びインナーマスクの下先端部
85 網の目状の部分を全体に有している袋状の物体の内側の壁を主とする部分の表面になるところ又はなっているところ
86、カバーの裏面
87 内側の壁の内部の空間
88 略筒状の部分の内面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
世間一般に広く出回っている中央に繊維状の長方形の部分を有するマスクよりも中央に広い繊維状の長方形の部分を有するマスク、以後これから行う説明等の文章の中で度々登場するそのマスクを広い長方形の部分を有するマスク42と表現するが、人物の顔に装着されたその広い長方形の部分を有するマスク42の内側に、その人物に装着されて使用されるインナーマスク4であって、ひも状の部分44を除く自身の左右上下を前記広い長方形の部分を有するマスク42の繊維状の広い長方形の部分63の四辺で覆い隠されて、人物の顔に装着された時は、外からは見ることが出来ないペットボトルを形成する素材が持つ硬度とほぼ同じ硬度を骨組みを形成する部分19、10、34が有するそのインナーマスクは空気を通すことが出来ない素材で出来ており、人物の顔に装着された時は空気取り入れ口となっているところ8以外は空気が出入りすることが出来ない状態になっており、そのインナーマスクを人物が装着した時は、その人物の鼻腔入口や口の前にくるインナーマスクの部分は空気を通すことが出来ない素材で空気を通すことが出来ない状態になっているので、世間一般に広く出回っている中央に長方形の部分を有するマスクのように、マスクを装着した者が鼻や口で吸気を行うと、そのマスクの中央に存在する繊維状の長方形の部分のその吸気を行う前のところが空気取り入れ口となる状態にならず、それ以外のところが空気取り入れ口となる構造をしていることを特徴とするインナーマスク。
【請求項2】
人物の顔に装着された前記インナーマスク4の空気取り入れ口8は、その人物の顎、または顎の下先端付近の前に在ることを特徴とする請求項1記載のインナーマスク。
【請求項3】
人物の顔に装着された前記インナーマスク4の空気取り入れ口8は、その人物の口も含めた口の周りの皮膚を一つの面としてつくられる略筒状の空洞62の空気が出入り出来る状態となった下面であることを特徴とする請求項2記載のインナーマスク。
【請求項4】
人物の顔に装着された前記インナーマスク4の空気取り入れ口8、即ち前記略筒状の空洞の下面8は、その人物の鼻から下の部分、即ち口の周りの皮膚が垂直、または垂直に近い場合はま下を向いておらず後ろ斜め下の方向、即ちその人物の首から足元までの間の何処かを向いていることを特徴とする請求項3記載のインナーマスク。
【請求項5】
人物の顔に装着された前記インナーマスク4の空気取り入れ口となる前記略筒状の空洞62の下面8には網状の物質3が張られていることを特徴とする請求項4記載のインナーマスク。
【請求項6】
前記インナーマスク4が人物の顔に装着された時は略筒状の空洞62の形状となるその空洞の中には糸状の物質7が在ることを特徴とする請求項5記載のインナーマスク。
【請求項7】
前記糸状の物質7は一本ではなく五十数本以上が前記略筒状の空洞内に存在していることを特徴とする請求項6記載のインナーマスク。
【請求項8】
前記五十数本以上在る糸状の物質7を沢山の糸状の物質7と表現するが、その沢山の糸状の物質7の全ての糸状の物質は静電気を発生させない素材で出来ていることを特徴とする請求項7記載のインナーマスク。
【請求項9】
前記沢山の糸状の物質7の全ての糸状の物質は水をしみ込みやすい素材で出来ていることを特徴とする請求項8記載のインナーマスク。
【請求項10】
前記沢山の糸状の物質7の全ての糸状の物質は超軽量であることを特徴とする請求項9記載のインナーマスク。
【請求項11】
前記沢山の糸状の物質7の全ての糸状の物質には伸縮性が有ることを特徴とする請求項10記載のインナーマスク。
【請求項12】
前記沢山の糸状の物質7は、人物がインナーマスクを装着した時に出来る前記略筒状の空洞62内では、その全ての糸状の物質の40%〜100%の糸状の物質39が、その略筒状の空洞62の中で垂るんだ状態となって存在することを特徴とする請求項11記載のインナーマスク。
【請求項13】
例えば、前記略筒状の空洞62の中に存在する沢山の糸状の物質7を上、または下から見ることが出来、それら7を見た場合、それら沢山の糸状の物質7は、その略筒状の空洞内で不規則な網の目を沢山つくっているように見える状態で存在していることを特徴とする請求項12記載のインナーマスク。
【請求項14】
水がしみ込んだ状態の前記沢山の糸状の物質7を内部に有するインナーマスク4を装着した人物が、そのインナーマスクの上から前記広い長方形の部分を有するマスク42を装着し、そして、その人物が鼻から吸気を行うと、その人物、即ち装着者の顎の下先端付近の下に在る空気、そして、顎の下先端付近の下を通過しようとする空気のいくらかが、その装着者の顎の下先端付近に在る前記広い長方形の部分を有するマスク42の広い長方形の部分63の網の目から中に入り、その広い長方形の部分63の網の目から中に入った空気は、その上の前記インナーマスク4の空気取り入れ口になっている前記略筒状の空洞62の空気が出入り出来る状態となっている下面8に張られた網の目状の物質3の網の目をくぐり抜けて前記略筒状の空洞62の中に入り、そして、その略筒状の空洞内に入った空気は、上、または下から見れば不規則な網の目状のところが沢山在るように見える状態の全ての糸状の物質7の内の40%〜100%の糸状の物質39が垂るんだ状態で存在するその略筒状の空洞62を下から上へと通過するわけであるが、その略筒状の空洞62を下から上へと空気が通過する時に、静電気を発生させない素材で出来ているため互いが密着しない状態、即ち、揺れやすい状態となっている、水がしみ込んでいるとはいえ、超軽量の、その略筒状の空洞内で垂るんだ状態となっている前記糸状の物質7は揺れ、その水がしみ込んだ糸状の物質39が揺れることで、他の水がしみ込んで揺れることが出来ない糸状の物質40がその略筒状の空洞62の中に存在しているだけでもその略筒状の空洞62内は高湿度となっているが、それに増してその略筒状の空洞内は高湿度となり、その高湿度になることにより、その略筒状の空洞内で存在する湿気に弱い性質を持つインフルエンザウィルスはダメージを受け、たとえ、それらインフルエンザウィルスが装着者の上気道に着床したとしてもそこで増殖することは、そのダメージを受けていることにより難しくなっており、そして、水がしみ込んでインフルエンザウィルス、花粉、ほこり等の異物質をからみ取りやすくなった糸状の物質39は、揺れることでさらにそれらをからみ取り、また、揺れることでその糸状の物質に貼り付いている異物質がその糸状の物質から離れることも考えられるが、それらは湿気により重量が増して下に落ちると考えられ、また、糸状の物質に触れない異物質でも、その高湿度により重量が増して下に落ちる物がそれら異物質の中から現れるのは間違いなく、それらの方法により、前記広い長方形の部分を有するマスク42の広い長方形の部分63の網の目43をくぐり抜けて中へ入った空気に含まれていた異物質を装着者の鼻腔入口に到達するまでに取り除き、そして、インフルエンザウィルスにはダメージを与え、そして、高湿度の状態に変化した空気を装着者の鼻腔入口まで送るシステムを有していることを特徴とする請求項13記載のインナーマスク。
【請求項15】
人物の顔の鼻から下の部分、即ち口とその周りの形状は、一般的に唇の中央の縦の線が前へせり出しており、その部分を上から見たとすれば、その唇の中央の縦の線が前先端となる左右対称のカーブをしている形状であり、よって、人物がインナーマスクを装着した場合は、その人物、即ち装着者の唇の中央の縦の線とその周りの部分が必ず、前記沢山の糸状の物質の在るところに入るわけであり、その状態になるとその装着者の唇とその付近は、必ず前記沢山の糸状の物質の内のいくらかと触れる状態、あるいは押し合う状態となり、そして、装着者が鼻で吸気を行う度に揺れる状態となるいくらかの糸状の物質39が装着者の唇とその付近をかする状態となるため、それらのことにより、装着者が違和感を覚える可能性が高くなるため、その違和感を和らげる等の手段の一つとして、前記沢山の糸状の物質7の内の人物の唇やその付近に触れている、あるいは唇やその付近を押し付けている複数の糸状の物質40と人物の唇も含めたその周りの頬との間に自身を強引にその隙間の無いところに入れる形をつくることで前記複数の糸状の物質40をその人物の唇やその付近の頬に直接当てさせないようにし、そして、自身2が有する網状のところに装着者の唇とその付近の頬が当たるようにし、その方法により、装着者の唇とその付近の頬に複数の糸状の物質が当たる等のことにより生じる違和感を和らげる役目を有する網状の幕2を内部に有していることを特徴とする請求項14記載のインナーマスク。
【請求項16】
前記網状の幕2は伸縮性を有しており、例えば、人物がインナーマスクを装着した場合、複数の糸状の物質とその人物、即ち装着者の唇とその付近の頬は前記網状の幕2を挟んで押し合う形になるわけであるが、前記網状の幕2に伸縮性が有ることで、その網状の幕2と密着している複数の糸状の物質40の伸縮性と協力して、前記網状の幕2は自身を押す形で前記沢山の糸状の物質7の在るところの空間の奥深くに入るに従って強く感じる装着者の唇とその付近の頬にかかる圧力を和らげることが出来ることを特徴とする請求項15記載のインナーマスク。
【請求項17】
前記インナーマスクのカバーの後ろ端の縦の辺23、そして、そのカバーの後ろ端の縦の辺の後ろに存在するへらの部分の最後部の縦の部分64のいづれか、またはその両方が垂直になった時は垂直になったインナーマスク、インナーマスクを垂直にして等と表現するが、インナーマスクを垂直にして横から見た場合、人物がそのインナーマスクを装着した時に、その人物、即ち装着者の鼻の前先端部付近の高さにくるところに、カバーを前後に横断する形に見える水平となって見える線状の部分31が在り、その水平となって見える線状の部分31の上の形状は、その水平となって見える線状の部分31の前先端部から後ろに行くに従って斜め上後方に上がる勾配を有する面が在り、その後配を有する面は上部の後部の上先端付近まで続き、そして、そこで終わり、そして、垂直にしたインナーマスクを上から見た場合、前記水平となって見えた線状の部分31は、インナーマスクにはUの字の下先端部を前先端とする略U字型、コの字の右側の縦の部分を前側とする略コ字型、Vの字の下先端部を前先端部とする略V字型、そして半円の弧の中央を前先端部とする略半円状等のさまざまな外周が在るが、その内のいづれかの外周の一つをつくる一部となっており、そして、垂直にしたインナーマスクを正面から見た場合は、前記略コ字型の外周を有しているインナーマスクの場合はその付近は見えにくい状態になるかもしれないが中央の水平に見える上先端部を含むその部分からは左右に開きながら下へ下がる勾配となっており、その勾配が終わる下端のところが、前記水平となって見える線状の部分31の後ろ端付近であり、インナーマスクは上の状態の勾配を有する面を持っていることを特徴とする請求項16記載のインナーマスク。
【請求項18】
人物がインナーマスクを装着した場合、そのインナーマスクの前記勾配を有する面28の上先端部20は、その人物、即ち装着者の鼻の上部、即ちその人物の両目の内側端どうしを結んだ線のすぐ下の位置の高さのところにくることを特徴とする請求項17記載のインナーマスク。
【請求項19】
前記インナーマスクを垂直にして横から見た場合、前記カバーを前後に横断する形で水平となって見えた線状の部分は、前記勾配を有する面28の下端の部分31、即ち下先端部31であり、やはり、インナーマスクを垂直にして横から見た場合、その勾配を有する面の下先端部から下の形状は、その勾配を有する面の下先端部の前先端部から下が、下に向かってまっ直ぐに落ちる垂直の線が前先端となっているもの、と、前へふくらんでいるものを有している状態のものの二種があり、そして、その勾配を有する面の下先端部から下のカバーの部分は略筒状の部分を覆う部分29と表現し、上の内の前種は前の縦の線全体が前先端となる形状の略筒状の部分を覆う部分29、または、前にふくらんでいない略筒状の部分を覆う部分29等と表現し、そして、上の内の後種は、前先端部がふくらんでいる形状の略筒状の部分を覆う部分29と表現し、それら略筒状の部分を覆う部分29の内側には略筒状の部分57が存在しており、人物がインナーマスクを装着した場合に出来る略筒状の空洞は、その略筒状の部分57の内面しと、その人物、即ち装着者の口も含めた口の周りの皮膚によってできていることを特徴とする請求項18記載のインナーマスク。
【請求項20】
前記空気取り入れ口8を塞いでいる状態の網状の物質3、及び、前記略筒状の部分57の中の沢山の糸状の物質7が在るところの後ろに存在する前記網状の幕2は、前記略筒状の部分57が有している網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の一部であり、その網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1は、素人でもインナーマスクから取り外せること、及び、インナーマスクに取り付けることが簡単に出来る構造をしていることを特徴とする請求項19記載のインナーマスク。
【請求項21】
前記インナーマスクが有する前記沢山の糸状の物質7は、前記インナーマスクから取り外せること、及び、前記インナーマスクに取り付けること、即ち、前記インナーマスクが有する沢山の糸状の物質7を新しい沢山の糸状の物質に取り替える作業は素人でも簡単に行うことが出来る構造をしていることを特徴とする請求項20記載のインナーマスク。
【請求項22】
前記インナーマスクは、前記インナーマスクの表面から前記略筒状の部分57の内部、または略筒状の空洞62の内部まで、その6中央に幕を張る形で前記網の目状の部分を全体に有している袋状の物体1の一部である網の目状の部分こそ在るが、空気が自由に出入り出来る状態のインナーマスクの窓状の部分6を有しており、そのインナーマスクの窓状の部分6は、通常はそのインナーマスクの窓状の部分6の周りのカバーの表面に、幕状の物質65の周囲の部分の裏面の接着面が貼られてそのインナーマスクの窓状の部分6から空気が出入り出来る状態になっていないが、もし、インナーマスクを装着した人物が主に吸気がスムースに行かないことにより息苦しさを覚えた場合は、前記インナーマスクの窓状の部分6を塞ぐ状態で貼られている幕状の物質65を取り外し、その人物、即ち、装着者の呼吸がスムースに行かないことが原因で生じる息苦しさを和らげることが出来る構造をしていることを特徴とする請求項21記載のインナーマスク。
【請求項23】
前記カバー19を垂直にしてま上から見た場合、前記インナーマスク4を人物が装着した時に、その人物、即ち装着者の鼻の上部のカーブのところにそのカバーの上面が当たることを防ぐために、そのカバーの上面には、その部分20の全体、または、その部分20の一部分がそのカバーの上先端部となる略U字型の切り込み20が存在しており、そして、前記カバーの内側に前記略筒状の部分57を取り付けたものをインナーマスク本体5と表現するが、人物がインナーマスクを装着した時にそのインナーマスクの本体5の前記略U字型の切り込み20の何もない面24の後ろのところも含む人物の顔と最も近くになる部分と、前記略U字型の切り込みの部分には、それらの付近の左右の面に、そして、それらの周囲の部分に自身45の裏面が有する接着面を密着させて貼り付けている状態でゴム状の物質45が取り付けられてインナーマスクを完成させており、その、人物の顔に密着する部分を有するゴム状の物質45をへらの部分45と表現するが、そのへらの部分45はインナーマスクから素人でも簡単に外すことが出来、そして、インナーマスク本体5に素人でも簡単に取り付けることが出来る構造をしていることを特徴とする請求項22記載のインナーマスク。
【請求項24】
人物がインナーマスクを装着した時に前記略筒状の空洞62内でその全体の40%〜100%が垂るんだ状態で存在する沢山の糸状の物質7は、その人物が吸気を行うとそれら39それぞれの中央部付近のところが上に上がる状態となるが、その時のそれら垂るんだ状態となっていた複数の糸状の物質39の上先端のところはそのインナーマスク装着者の鼻の下を向いた面に当たらない状態になっていることを特徴とする請求項23記載のインナーマスク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87】
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【図88】
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【図89】
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【図90】
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【図91】
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【図92】
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【図93】
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【図94】
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【図95】
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【図96】
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【図97】
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【図98】
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【図99】
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【図100】
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【図101】
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【図102】
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【公開番号】特開2012−81241(P2012−81241A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−257284(P2010−257284)
【出願日】平成22年10月6日(2010.10.6)
【特許番号】特許第4806097号(P4806097)
【特許公報発行日】平成23年11月2日(2011.11.2)
【出願人】(509022369)
【Fターム(参考)】