説明

ウォーターサーバ用の給水容器

【課題】ウォーターサーバに一度取付けると、ウォーターサーバに水を連続して供給することが可能なウォーターサーバ用の給水容器を提供する。
【解決手段】飲料用の水を供給するウォーターサーバ11に設けられた取水口に、底部22に設けられた注水口12を介して接続し、内部13に貯水されている水をウォーターサーバ11に供給するウォーターサーバ用の給水容器10において、給水容器10の天井部21に給水口15を設け、給水口15に給水口15を密閉して閉塞する蓋14を設けている。これにより、内部13の水がなくなると、給水口15の蓋14を開けて内部13に注水することができ、ウォーターサーバ11から給水容器10を取外さずに、ウォーターサーバ11に水を連続して供給することが可能になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料用の水を供給するウォーターサーバに水を供給するウォーターサーバ用の給水容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ウォーターサーバは、一般の上水道水よりも良質な原水を、一定温度の温水及び冷水として提供しており、ウォーターサーバには、給水容器に貯留されている原水が供給されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平9−48466号公報
【特許文献2】特開2001−19095号公報
【特許文献3】特開2003−206000号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1〜3に記載された発明では、給水容器内の原水がなくなると、温水及び冷水の提供が停止するため、給水容器内の原水量を常に監視し、給水容器内の原水がなくなった場合、原水が充填された新しい給水容器と交換しなければならないという問題がある。また、使用済の給水容器をウォーターサーバから取外して新しい給水容器と交換する場合、使用済の給水容器に残留している原水がこぼれるという問題が生じる。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、ウォーターサーバに一度取付けると、ウォーターサーバに水を連続して供給することが可能なウォーターサーバ用の給水容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的に沿う本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器は、飲料用の水を供給するウォーターサーバに設けられた取水口に、底部に設けられた注水口を介して接続され、内部に貯水されている水を前記ウォーターサーバに供給するウォーターサーバ用の給水容器において、該給水容器の天井部に給水口を設け、該給水口に該給水口を密閉して閉塞する蓋を設けている。なお、ここで天井部に給水口を設けるとは、給水容器の天板に給水口を設ける場合だけでなく、側壁上部から天井部にかけて給水口が設けられている場合も含まれる。また、給水口は給水容器に水を供給するためのものであるので小径、中径、大径のものを含む。
【0007】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口は、大径口からなるのが好ましい。
【0008】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口は、前記天井部から上方に突出する円筒部を有し、前記蓋は該円筒部の外側に形成されている雄ねじに螺合する雌ねじを有するものでもよい。
【0009】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口は、前記天井部の中央に下方に突出する環状部を有し、前記蓋は該環状部に嵌着可能であり、嵌着した該蓋と前記環状部を密閉状態で固定するロック機構を有するものであってもよい。
【0010】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口は、前記天井部の中央に下方に突出し、内側に雌ねじが形成された環状部を有し、前記蓋には前記雌ねじに螺合する雄ねじが形成されているものでもよい。
【0011】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口と前記蓋の当接部分にはシール材が設けられているのが好ましい。
【0012】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口の内径は5cm以上25cm以下であるのが好ましい。
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、該給水容器は、透明な硬質プラスチックを主体として形成されているのがよい。
【0013】
そして、本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において前記注水口には、前記ウォーターサーバへの装着時に開口する栓が設けられているのが好ましい。これによって、ウォーターサーバから取り外した場合には、注水口は閉塞する。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器においては、給水容器の天井部に給水口を設け、給水口にこの給水口を密閉して閉塞する蓋を設けているので、内部の水がなくなると、給水口の蓋を開けて内部に注水することができる。従って、ウォーターサーバに給水容器を一度取付けるとウォーターサーバから給水容器を取外さずに、ウォーターサーバに水を連続して供給することが可能になる。そして、給水容器をウォーターサーバから取外して新しい給水容器に取り換える必要がないため、従来のようにウォーターサーバの取水口の周辺が頻繁に露出することがなく、取水口の周辺に水がこぼれることを防止でき、ウォーターサーバの取水口の周辺を清潔に保つことができる。
【0015】
特に、給水口を大径口とした場合には、給水口を開けて内部を容易に掃除できるという利点がある。
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、給水口が、天井部から上方に突出する円筒部を有し、蓋は円筒部の外側に形成されている雄ねじに螺合している場合、給水容器を密閉することができると共に、円筒部に対する蓋の着脱が容易になって、内部への水の注水を効率的に行うことができる。
【0016】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、給水口が、天井部の中央に下方に突出する環状部を有し、蓋は環状部に嵌着可能であると共に、嵌着した蓋と環状部を密閉状態で固定するロック機構を有する場合、給水容器を密閉することができると共に、給水口に対する蓋の着脱が容易になって、内部への水の注水を効率的に行うことができる。
【0017】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、給水口が、天井部の中央に下方に突出し、内側に雌ねじが形成された環状部を有し、蓋には雌ねじに螺合する雄ねじが形成されている場合、給水容器を密閉することができると共に、給水口に対する蓋の着脱が容易になって、内部への水の注水を効率的に行うことができる。
【0018】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、給水口と蓋の当接部分にシール材を配置した場合には、蓋に大きな荷重を作用させることなく、給水口を密閉できる。ここで、シール材とはパッキンやOリングなどをいう。
【0019】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、給水口の内径が5cm以上25cm以下である場合、給水口から水をこぼさずに内部に注水することができる。また、給水口から給水容器内に清掃用の機材を挿入することができるので、給水容器をウォーターサーバから取外して内部の清掃を容易に行うことができ、給水容器を繰り返し使用しても内部を清潔に保つことができる。
【0020】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、給水容器が、透明な硬質プラスチックを主体として形成されている場合、給水容器内の残水量を容易に確認することができる。
【0021】
本発明に係るウォーターサーバ用の給水容器において、注水口に、ウォーターサーバへの装着時に開口する栓が設けられている場合、給水容器の注水口をウォーターサーバの取水口に装着するまで給水容器を密閉することができ、給水容器内を清潔に保持することができる。また、内部に水を貯めた状態の給水容器を、ウォーターサーバに水をこぼさないで装着することもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係るウォーターサーバ用の給水容器の説明図、図2は同ウォーターサーバ用の給水容器をウォーターサーバに取付けた状態を示す説明図、図3は同ウォーターサーバ用の給水容器の注水口の説明図、図4(A)及び(B)はそれぞれ第1の変形例に係るウォーターサーバ用の給水容器の説明図、蓋の部分拡大断面図、図5は第2の変形例に係るウォーターサーバ用の給水容器の説明図、図6(A)〜(C)は給水口と蓋の部分のシール状態を示す説明図である。
【0023】
図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態に係るウォーターサーバ用の給水容器(以下、単に給水容器という)10は、飲料用の水を供給するウォーターサーバ11に設けられた図示しない取水口に、底部22に設けられた注水口12を介して接続され、給水容器10の内部13に貯水されている水をウォーターサーバ11に供給するもので、給水容器10の天井部21に蓋14付きの給水口15を設けている。以下、詳細に説明する。
【0024】
ウォーターサーバ11は、取水口から供給された水を一定温度(例えば、80℃以上、100℃未満)の温水に調整する加熱機と、加熱機で一定温度とされた温水を貯留する温水槽と、温水槽から温水を取出す、例えば手動操作用のレバー16を備えた温水蛇口17とを有している。更に、ウォーターサーバ11は、取水口から供給された水を一定温度(例えば、3℃以上、12℃以下)の冷水に調整する冷却機と、冷却機で一定温度とされた冷水を貯留する冷水槽と、冷却槽から冷水を取出す、例えば手動操作用のレバー18を備えた冷水蛇口19とを有している。更に、ウォーターサーバ11は、温水蛇口17及び冷水蛇口19の下方に配置され、温水蛇口17及び冷水蛇口19から供給される温水及び冷水を受入れる飲用容器を載置する載置台20と、載置台20にこぼれた温水及び冷水を排水する排水機構(図示せず)とを有している。
【0025】
給水容器10は、給水容器10の上部に位置する天井部21と、給水容器10の下部に位置する底部22と、天井部21及び底部22がそれぞれ上端及び下端に接続された、例えば円筒状の筒体23を有している。そして、底部22の中央部に注水口12が設けられている。
【0026】
注水口12には、給水容器10をウォーターサーバ11に装着する際に開口する栓28が設けられている。すなわち、注水口12は、底部22の中央部から下方に突出する円管部24と、円管部24の下端部に下方から被さる底蓋27とを有し、栓28は、底蓋27の中央を貫通して上方に突出する内管26の上端部に上方から装入されている。これによって、ウォーターサーバ11の取水口に、上方に突出し、内管26内に装入可能な管状突起を設けておくと、ウォーターサーバ11の取水口の管状突起を注水口12の内管26に装入させることで、栓28を下方から押上げて内管26の上端部から離脱させると共に、管状突起を介して取水口と注水口12を接続することができる。
なお、給水容器10中、蓋14、底蓋27及び栓28を除く給水容器本体25は、透明な硬質プラスチック、例えば、ポリカーボネート、ABS樹脂、又はアクリル樹脂又はその他の硬質透明剛性樹脂から形成されている。これによって、内部13の水の水位を視認することができ、給水容器10内への水の注水時期を水位レベルから判断することができる。
【0027】
給水口15は、天井部21から上方に突出し、外側に雄ねじ33が形成された円筒部30を有し、雄ねじ33に螺合する雌ねじ34が内側に形成された蓋14が円筒部30に着脱可能に取付けられている。これによって、給水口15に対する蓋14の着脱が容易になる。ここで、給水口15の内径は5cm以上25cm以下の大径口又は中径口である。これによって、給水口15から水をこぼさずに給水容器10内に入れることができ、更に、給水容器10をウォーターサーバ11から取外して、給水口15から内部13に、例えば、布巾、ブラシ等の清掃用の機材を挿入して給水容器10内を清掃することができる。なお、給水口15の内径が5cm未満の場合、水をこぼさずに内部13に入れることが困難になると共に、清掃用の機材を内面に沿って自由に移動させることも困難となり、給水口15の内径が25cmを超えると給水容器本体25の剛性が低下し変形し易くなって好ましくない。なお、蓋14の内側には図示しないリング状又は円形のパッキン(シール材の一例)が設けられている。
【0028】
図4(A)、(B)、図5に、それぞれ第1及び第2の変形例に係るウォーターサーバ用の給水容器35、36を示す。
図4(A)、(B)に示すように、第1の変形例に係る給水容器35では、給水口37は、天井部39の中央に下方に突出する環状部40を有し、蓋41は環状部40に嵌着可能であると共に、嵌着した蓋41と環状部40を密閉状態で固定するロック機構42を有している。ここで、ロック機構42は、例えば、蓋41の両側に対向して突出配置されたL字状の第1、第2の突起45、46と、環状部40に設けられ第1、第2の突起45、46が嵌入する第1、第2の切欠き部47、48を有してなる。そして、L字状の第1、第2の突起45、46の垂直部45a、46aの高さは、それぞれ第1、第2の切欠き部47、48の厚みより少し(0.2〜1mm)高くなって、この蓋41を環状部40に装着した場合、L字状の第1、第2の突起45、46の水平部45b、46bの上面が環状部40の下面より低くなっている。環状部40は、第1、第2の切欠き部47、48の円周方向の一方側(例えば時計方向)に徐々にその厚みが厚くなって、蓋41を回した場合、第1、第2の突起45、46が環状部40に噛み込み、蓋41が環状部40に掛止されるようになっている。また、第1、第2の切欠き部47、48の円周方向他方側は、環状部40の厚みが垂直部45a、46aの高さより高くなって、蓋41は第1、第2の突起45、46が第1、第2の切欠き部47、48に装着された場合、円周方向他方側には回転しないようになっている。なお、ロック機構42として、例えば、突起を3個以上有する他の構成、係合する突起と切欠き部の形状が異なるものであってもよい。
蓋41の上面側には、蓋41を周方向に回転させる際に指を掛ける対となる掛止穴49、50が設けられている。
【0029】
図5に示すように、第2の変形例に係る給水容器36では、給水口51は、給水容器36の天井部53の中央に下方に突出し、内側に雌ねじ57が形成された環状部54を有し、蓋55には雌ねじ57に螺合する雄ねじ58が形成されている。これによって、給水口51に対する蓋55の着脱が容易になる。なお、蓋55の上面側には、蓋55を周方向に回転させる際に指を掛ける対となる掛止穴59、60が設けられている。なお、第1、第2の変形例のいずれの場合も、蓋41、55と給水口37、51の当接部分には図示しないシール材(パッキン、Oリング)が設けられ、蓋41、55が密閉状態で閉まるようになっている。
【0030】
次に、本発明の一実施の形態に係るウォーターサーバ用の給水容器10の使用方法について説明する。
先ず、ウォーターサーバ11の取水口の上方から給水容器10を下降させ、ウォーターサーバ11の取水口の管状突起を注水口12の内管26に内に装入して押込む。これによって、取水口の管状突起により栓28が内管26から離脱すると共に、管状突起を介して取水口と注水口12が接続される。その結果、注水口12の内管26と内管26内に装入された取水口の管状突起を介して取水口と給水容器10の内部13が連通状態になる。給水容器10に給水口15から水を注水して内部13に貯水し、蓋14を閉めて給水容器10を密閉する。内部13に貯水されている水はウォーターサーバ11に供給される。
【0031】
給水容器10の内部13からウォーターサーバ11への水の供給が開始されると、内部13の水位は徐々に低下してくるので、水位が予め設定された水位に達すると、蓋14を回転させて蓋14と円筒部30との螺合状態を解除し、蓋14を給水口15から取外す。次いで、給水口15から内部13に水を予め設定された水位まで注水する。このように、ウォーターサーバ11に給水容器10を一度取付けると、ウォーターサーバ11から給水容器10を取外さずに、ウォーターサーバ11に水を連続して供給することが可能になる。そして、従来のように、使用済の給水容器をウォーターサーバ11から取外すことがないため、ウォーターサーバ11の取水口の周辺が頻繁に露出することがなく、取水口の周辺に水がこぼれることが防止でき、ウォーターサーバ11の取水口の周辺を清潔に保つことができる。
【0032】
また、給水口15の内径は5cm以上25cm以下であるので、給水口15から注水する際に、水がこぼれるのを防止できる。更に、給水容器10をウォーターサーバ11から取外して給水口15から給水容器10内に、例えば、布巾、ブラシ等の清掃用の機材を挿入することができ、給水容器本体25の内面に沿って自由に移動させて内部13を清掃することができる。このため、給水容器10を連続して使用しても、内部13を清潔に保つことができる。
【0033】
図6(A)、(B)、(C)に、給水口と蓋とのシール機構の変形例について説明する。
図6(A)においては、給水口65は、給水容器66の天井部の中央に下方に突出し、内側に雌ねじ67が形成された環状部68を有し、この給水口65に被さる蓋69には、雌ねじ67に螺合する雄ねじ70が形成されている。雌ねじ67の下端にはリング状の内フランジ部(平面部)71を有し、蓋69の底部平面72がリング状のパッキン73を介して当接するようになっている。これによって、蓋69と給水口65とのシールを図っている。なお、74は給水容器66の中心線、75は蓋69の取っ手である。
【0034】
図6(B)においては、給水口76は、給水容器77の天井部の中央に下方に突出し、内側に雌ねじ78が形成された環状部79を有し、この給水口76に被さる蓋80には、雌ねじ78に螺合する雄ねじ81が形成されている。雌ねじ78の下方には雌ねじ78の内径より小さい内径の筒状部82を有している。蓋80の下部にはこの筒状部82に嵌入する直胴部83を備え、直胴部83にはOリング84がOリング溝85に装着されている。このような構造となって、雌ねじ78に雄ねじ81を螺合させて、蓋80で給水口76を閉めると、Oリング84が筒状部82に当接してシールを行う。
【0035】
図6(C)においては、給水口90は、給水容器91の天井部から上方に突出する円筒部92を有し、蓋93は円筒部92の外側に形成されている雄ねじ94に螺合する雌ねじ95を有している。円筒部92の上端は平面となって、蓋93の内側周囲に設けられているリング状のパッキン96が当接するようになって、シールを行うようになっている。
【0036】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明のウォーターサーバ用の給水容器を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
【0037】
例えば、給水容器の筒体を角筒状とすることもできる。
また、注水口には、ウォーターサーバへの装着時に開口する栓が設けられているので、ウォーターサーバの使用開始に際して、内部に水が貯水されている状態の給水容器をウォーターサーバに取付けることもできる。
更に、給水容器本体をガラス、ステンレスで形成することもできる。なお、給水容器本体をステンレスで形成する場合、給水容器本体の側部の一部を透明材質で形成したり、給水容器の蓋に水位計を設けて、内部に貯水されている水の水位が確認できるようにすることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の一実施の形態に係るウォーターサーバ用の給水容器の説明図である。
【図2】同ウォーターサーバ用の給水容器をウォーターサーバに取付けた状態を示す説明図である。
【図3】同ウォーターサーバ用の給水容器の注水口の説明図である。
【図4】(A)及び(B)はそれぞれ第1の変形例に係るウォーターサーバ用の給水容器の説明図、蓋の部分拡大断面図である。
【図5】第2の変形例に係るウォーターサーバ用の給水容器の説明図である。
【図6】(A)〜(C)はそれぞれ給水口と蓋の部分のシール状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0039】
10:ウォーターサーバ用の給水容器、11:ウォーターサーバ、12:注水口、13:内部、14:蓋、15:給水口、16:レバー、17:温水蛇口、18:レバー、19:冷水蛇口、20:載置台、21:天井部、22:底部、23:筒体、24:円管部、25:給水容器本体、26:内管、27:底蓋、28:栓、30:円筒部、33:雄ねじ、34:雌ねじ、35、36:ウォーターサーバ用の給水容器、37:給水口、39:天井部、40:環状部、41:蓋、42:ロック機構、45:第1の突起、45a:垂直部、45b:水平部、46:第2の突起、46a:垂直部、46b:水平部、47:第1の切欠き部、48:第2の切欠き部、49、50:掛止穴、51:給水口、53:天井部、54:環状部、55:蓋、57:雌ねじ、58:雄ねじ、59、60:掛止穴、65:給水口、66:給水容器、67:雌ねじ、68:環状部、69:蓋、70:雄ねじ、71:内フランジ部(平面部)、72:底部平面、73:パッキン、74:給水容器の中心線、75:取っ手、76:給水口、77:給水容器、78:雌ねじ、79:環状部、80:蓋、81:雄ねじ、82:筒状部、83:直胴部、84:Oリング、85:Oリング溝、90:給水口、91:給水容器、92:円筒部、93:蓋、94:雄ねじ、95:雌ねじ、96:パッキン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲料用の水を供給するウォーターサーバに設けられた取水口に、底部に設けられた注水口を介して接続され、内部に貯水されている水を前記ウォーターサーバに供給するウォーターサーバ用の給水容器において、
該給水容器の天井部に給水口を設け、該給水口に該給水口を密閉して閉塞する蓋を設けたことを特徴とするウォーターサーバ用の給水容器。
【請求項2】
請求項1記載のウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口は、大径口からなることを特徴とするウォーターサーバ用の給水容器。
【請求項3】
請求項1及び2のいずれか1記載のウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口は、前記天井部から上方に突出する円筒部を有し、前記蓋は該円筒部の外側に形成されている雄ねじに螺合する雌ねじを有することを特徴とするウォーターサーバ用の給水容器。
【請求項4】
請求項1及び2のいずれか1記載のウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口は、前記天井部の中央に下方に突出する環状部を有し、前記蓋は該環状部に嵌着可能であり、嵌着した該蓋と前記環状部を密閉状態で固定するロック機構を有することを特徴とするウォーターサーバ用の給水容器。
【請求項5】
請求項1及び2のいずれか1記載のウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口は、前記天井部の中央に下方に突出し、内側に雌ねじが形成された環状部を有し、前記蓋には前記雌ねじに螺合する雄ねじが形成されていることを特徴とするウォーターサーバ用の給水容器。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1記載のウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口と前記蓋の当接部分にはシール材が設けられていることを特徴とするウォーターサーバ用の給水容器。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1記載のウォーターサーバ用の給水容器において、前記給水口の内径は5cm以上25cm以下であることを特徴とするウォーターサーバ用の給水容器。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1記載のウォーターサーバ用の給水容器において、該給水容器は、透明な硬質プラスチックを主体として形成されていることを特徴とするウォーターサーバ用の給水容器。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1記載のウォーターサーバ用の給水容器において、前記注水口には、前記ウォーターサーバへの装着時に開口する栓が設けられていることを特徴とするウォーターサーバ用の給水容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−76836(P2010−76836A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−260974(P2008−260974)
【出願日】平成20年10月7日(2008.10.7)
【出願人】(500051856)株式会社ジャパン通商 (1)
【Fターム(参考)】