説明

カップホルダー

【課題】車両の内装に応じて取付位置を自由に選択できるカップホルダーの提供を課題とする。
【解決手段】外面に取付手段22が設けられ、第1の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の底部を保持し、第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持する第1保持部12と、第1保持部12の端部から略直交方向に連設され、第1の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持し、第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の底部を保持する第2保持部14と、カップ類又はボトル類を挿通可能な形状に形成されるとともに、第2保持部14における第1保持部12とは反対側の端部から第1保持部12と同じ側へ連設され、第1の姿勢及び第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持する第3保持部16と、を有するカップホルダー10とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に車両の車室内に着脱可能に設けられるカップホルダーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、車両の車室内に設けられ、カップ類又はボトル類を保持させるカップホルダーは知られている(例えば、特許文献1参照)。通常、このようなカップホルダーは、内装造形部としてのコンソール(横面)又はインストルメントパネル(縦面)の何れか一方に着脱可能に設けられる構成となっている。
【0003】
しかしながら、カップホルダーがコンソール(横面)又はインストルメントパネル(縦面)の何れか一方にしか設けられない構成であると、車両の内装によっては、カップホルダーの取付位置が制限されてしまい、運転中に、カップホルダーに保持されたカップやペットボトルをドライバーが取り出し難くなるなど、使用性が良好とならない場合がある。
【特許文献1】特開平11−115608号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、車両の内装に応じて取付位置を自由に選択できるカップホルダーを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のカップホルダーは、外面に取付手段が設けられ、第1の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の底部を保持し、第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持する第1保持部と、前記第1保持部の端部から略直交方向に連設され、前記第1の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持し、前記第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の底部を保持する第2保持部と、カップ類又はボトル類を挿通可能な形状に形成されるとともに、前記第2保持部における前記第1保持部とは反対側の端部から該第1保持部と同じ側へ連設され、前記第1の姿勢及び前記第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持する第3保持部と、を有することを特徴としている。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、カップホルダーが第1の姿勢とされたときには、カップ類又はボトル類は、第3保持部から差し込まれ(挿通され)、その底部が第1保持部に保持され、その胴部が第3保持部と第2保持部とで保持される。一方、カップホルダーが第2の姿勢とされたときには、カップ類又はボトル類は、第3保持部と第1保持部の間から差し込まれ、その底部が第2保持部で保持され、その胴部が第3保持部と第1保持部とで保持される。
【0007】
つまり、このカップホルダーは、カップ類又はボトル類の重さが掛かる方向に取付手段が位置する第1の姿勢と、カップ類又はボトル類の重さが掛かる方向と直交する方向に取付手段が位置する第2の姿勢とを取ることができるため、車室内の横面及び縦面の何れにも装着可能となり、車両の内装に応じて、その取付位置を自由に選択することができる。
【0008】
また、請求項2に記載のカップホルダーは、請求項1に記載のカップホルダーにおいて、前記第2保持部に、前記第1保持部及び前記第3保持部と同じ側へ張り出す第4保持部が形成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、特に第2の姿勢とされたカップホルダーに保持されたカップ類又はボトル類に、車両の走行中に遠心力が掛かっても、そのカップ類又はボトル類を良好に保持することができる。
【0010】
また、請求項3に記載のカップホルダーは、請求項2に記載のカップホルダーにおいて、前記第4保持部には、前記第2の姿勢で使用するときにボトル類の胴部を支持可能な凹部が形成されていることを特徴としている。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、第2の姿勢とされたカップホルダーに保持されたボトル類を良好に支持することができる。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明によれば、車両の内装に応じて取付位置を自由に選択できるカップホルダーを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。なお、各図において、車体上方向を矢印UPで示し、車体前方向を矢印FRで示す。図1は車両の車室内に設けられたカップホルダーの実施態様を示す概略斜視図であり、図2はカップホルダーの概略斜視図、図3はカップホルダーの概略正面図である。
【0014】
また、図4は第1の姿勢とされたカップホルダーにカップが保持されている様子を示す概略斜視図であり、図5は第2の姿勢とされたカップホルダーにマグカップが保持されている様子を示す概略斜視図、図6は同じく第2の姿勢とされたカップホルダーにペットボトルが保持されている様子を示す概略斜視図である。
【0015】
本実施例に係るカップホルダーは、樹脂材等で成形され、車両の内装に応じて、その取付位置を自由に選択できるようになっている。すなわち、例えば図1で示すように、このカップホルダー10は、車両30の車室32内の内装造形部であるコンソール(略水平方向の面である横面)34に設けたり、インストルメントパネル(略鉛直方向の面である縦面)36に設けることが可能になっている。
【0016】
そこで、コンソール34などの横面に取り付ける場合の姿勢をカップホルダー10の第1の姿勢とし、インストルメントパネル36などの縦面に取り付ける場合の姿勢をカップホルダー10の第2の姿勢とする。つまり、カップ類又はボトル類の重さが掛かる方向に、後述する取付手段22が位置する場合をカップホルダー10の第1の姿勢とし、カップ類又はボトル類の重さが掛かる方向と直交する方向に、後述する取付手段22が位置する場合をカップホルダー10の第2の姿勢として説明をする。
【0017】
本実施例に係るカップホルダー10は、図2、図3で示すように、第1の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の底部を保持し、第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持する第1保持部としてのボトム部12と、ボトム部12の一端部から略直交方向に連設され、第1の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持し、第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の底部を保持する第2保持部としてのインナー部14と、ボトム部12が連設されたインナー部14の一端部とは反対側の他端部からボトム部12と同じ側へ連設され、第1の姿勢及び第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持する第3保持部としてのフロント部16と、を有している。
【0018】
フロント部16は、カップ類又はボトル類を内側に収容可能な(挿通可能な)形状、例えば所定幅のリング状に形成されており、側面視でボトム部12との間隔が徐々に拡がるような傾斜角度が付けられて、インナー部14及びボトム部12から離隔する方向に延設されている。したがって、第1の姿勢とされたカップホルダー10に、カップ類又はボトル類を保持させたときには、インナー部14及びボトム部12から最も離隔したフロント部16の中央部分が、カップ類又はボトル類の胴部の上部側を保持できる構成である。
【0019】
また、インナー部14及びボトム部12から最も離隔したフロント部16の中央部分で、かつボトム部12に対向する面側には、正面視で円弧状に切り欠かれた切欠部16Aが形成されている。したがって、カップホルダー10が第2の姿勢とされたときに、カップ類又はボトル類を、フロント部16とボトム部12との間に差し込みやすくなっている。
【0020】
また、インナー部14は、フロント部16の曲率に沿って湾曲した板状に形成されており、その中央下部分からフロント部16側に架けて、正面視で略「U」字状に切り欠かれた切欠部14Aが形成されている。これにより、カップホルダー10全体の軽量化が図れる構成になっている。
【0021】
また、フロント部16とインナー部14との間には、インナー部14の湾曲形状に沿って所定幅で張り出す第4保持部としてのサイドボデー部18が一体に形成されている。これにより、カップホルダー10が、特に第2の姿勢でカップ類又はボトル類を保持した際に、車幅方向に遠心力が掛かっても、そのカップ類又はボトル類の脱落を防止できる構成であり、更にはフロント部16とインナー部14との連設部分における強度確保が可能となる構成になっている。
【0022】
また、ボトム部12は、正面視で略半円柱状に形成されており、フロント部16と対向する平面部の中央部分には、正面視で円弧状に切り欠かれた凹部12Aが、長手方向のほぼ全長に亘って形成されている。したがって、カップホルダー10が第2の姿勢とされたときに、カップ類又はボトル類を、フロント部16とボトム部12との間に差し込みやすくなっている。なお、このボトム部12とサイドボデー部18との間隔は、後述するように、ペットボトル28の胴部28Aの外径よりも若干小さく形成されている。
【0023】
また、ボトム部12とインナー部14との間には、インナー部14の湾曲形状に沿って所定幅で張り出す第4保持部としてのサイドガード部20が一体に形成されている。これにより、カップホルダー10が、特に第2の姿勢でカップ類又はボトル類を保持した際に、車幅方向に遠心力が掛かっても、そのカップ類又はボトル類の脱落を防止できる構成であり、更にはボトム部12とインナー部14との連設部分における強度確保が可能となる構成になっている。
【0024】
また、サイドボデー部18とサイドガード部20との間には、側面視で略円弧状に凹んだ凹部19が形成されるようになっている。換言すれば、側面視で略円弧状に凹んだ凹部19が形成されるように、サイドボデー部18とサイドガード部20が、フロント部16及びボトム部12と同じ側へ、所定幅で張り出している。この凹部19は、後述するように、ペットボトル28を保持するときに使用されるものであり、横向きとされたペットボトル28の胴部28Aを車体下方側から支持するためのものである。
【0025】
また、カップ類又はボトル類が接触することのないボトム部12の外面には、コンソール34やインストルメントパネル36に、カップホルダー10を着脱可能に取り付けるための取付手段22が一体に設けられている。この取付手段22は、従来公知の技術と同様であるため、詳細に図示しないが、例えばエアー吹出口38(図1参照)に装着可能に構成されるなど、インストルメントパネル36やコンソール34に予め設けられている嵌合部(図示省略)等を利用して、着脱可能に取り付けられる構成になっている。
【0026】
以上のような構成のカップホルダー10において、次にその作用(使用態様)について説明する。まず、第1の姿勢で使用するときについて説明する。図1の実線で示すように、コンソール34などの横面にカップホルダー10を取り付けて使用する際には、そのコンソール34に形成されている嵌合部(凹部)等に取付手段22を嵌合させる。なお、カップホルダー10は、通常、図3で示す姿勢が車体前後方向を向く姿勢とされて取り付けられる(図1参照)。
【0027】
カップホルダー10がコンソール34に取り付けられたら、例えば図4で示すように、カップ24を、リング状に形成されているフロント部16の内側に差し込む(挿通する)。すると、ボトム部12によってカップ24の底部24Bが保持され、インナー部14及びフロント部16、更にはサイドボデー部18及びサイドガード部20によってカップ24の胴部24Aが保持される。
【0028】
特に、フロント部16は、ボトム部12が連設されていないインナー部14の他端部から、斜め上方に向かって(ボトム部12との間隔が徐々に拡がるような方向に)延設されているので、カップ24の胴部24Aの上部側までも保持することができ、これによって、カップ24の胴部24Aを良好に保持することができるようになっている。
【0029】
また、車両30の走行中にあっては、このカップ24に遠心力が掛かることがある。しかしながら、車体前後方向の遠心力に対しては、フロント部16及びインナー部14でカップ24の胴部24Aが保持され、車幅方向の遠心力に対しては、サイドボデー部18及びサイドガード部20でカップ24の胴部24Aが保持される。したがって、カップ24がカップホルダー10から脱落することはない(カップ24を良好に保持することができる)。
【0030】
次に、第2の姿勢で使用するときについて説明する。図1の仮想線で示すように、インストルメントパネル36などの縦面にカップホルダー10を取り付けて使用する際には、そのインストルメントパネル36やエアー吹出口38に形成されている嵌合部(風向変更板)等に取付手段22を嵌合させる。なお、このとき、カップホルダー10は、図5で示すように、インナー部14が車体下方側を向く姿勢で取り付けられる。
【0031】
カップホルダー10がインストルメントパネル36やエアー吹出口38に取り付けられたら、例えば図5で示すように、カップ24よりも外径の大きいマグカップ26をフロント部16とボトム部12との間から差し込む。このとき、フロント部16には円弧状の切欠部16Aが形成され、ボトム部12にも円弧状の凹部12Aが形成されているので、マグカップ26をフロント部16とボトム部12との間に差し込みやすくなっている。
【0032】
また、フロント部16は、ボトム部12が連設されていないインナー部14の他端部から斜め上方に、そのボトム部12から徐々に離隔するように延設されているので、フロント部16とボトム部12との間隔は広く取れるようになっている。したがって、第2の姿勢とされたカップホルダー10の場合には、第1の姿勢としたときに保持させることのできなかった形状(大きさ)のカップ類も保持させることができる。
【0033】
さて、上記したように、フロント部16とボトム部12との間にマグカップ26を差し込むと、インナー部14によってマグカップ26の底部26Bが保持され、ボトム部12及びフロント部16、更にはサイドボデー部18及びサイドガード部20によってマグカップ26の胴部26Aが保持される。
【0034】
このとき、フロント部16には円弧状の切欠部16Aが形成され、ボトム部12にも円弧状の凹部12Aが形成されているので、マグカップ26の胴部26Aに、それら切欠部16A及び凹部12Aを沿わせることができる。したがって、マグカップ26の胴部26Aを良好に保持することができる。
【0035】
また、車両30の走行中にあっては、マグカップ26に遠心力が掛かることがある。しかしながら、車体前後方向の遠心力に対しては、フロント部16及びボトム部12でマグカップ26の胴部26Aが保持され、車幅方向の遠心力に対しては、サイドボデー部18及びサイドガード部20でマグカップ26の胴部26Aが保持される。したがって、マグカップ26がカップホルダー10から脱落することはない(マグカップ26を良好に保持することができる)。
【0036】
また、カップホルダー10を第2の姿勢で使用するときには、例えば図6で示すように、ペットボトル28をカップホルダー10に保持させることが可能となる。すなわち、この場合には、ペットボトル28を横向きにし、その胴部28Aのみをカップホルダー10に保持させる。
【0037】
具体的に説明すると、ボトム部12とサイドボデー部18との間にペットボトル28の胴部28Aを差し込む。すると、ボトム部12とサイドボデー部18との間隔は、ペットボトル28の胴部28Aの外径よりも若干小さく形成されているので、樹脂材で成形されたカップホルダー10は若干撓んで、その間隔を拡げる。
【0038】
これにより、ペットボトル28の胴部28Aが、サイドボデー部18とボトム部12とによって所定の圧力(樹脂材で成形されたカップホルダー10の復元力)で狭持(保持)されることになる。そして更に、ペットボトル28の胴部28Aは、サイドボデー部18とサイドガード部20との間に形成された側面視略円弧状の凹部19によって、車体下方側からも支持される。
【0039】
ここで、車両30の走行中にあっては、ペットボトル28に遠心力が掛かることがある。しかしながら、このペットボトル28の胴部28Aは、サイドボデー部18とボトム部12とによって所定の圧力で狭持されることにより保持されているため、車体前後方向及び車幅方向に遠心力が掛かっても、ペットボトル28がカップホルダー10から脱落することはない(ペットボトル28を良好に保持することができる)。
【0040】
また、このように、ペットボトル28は、カップホルダー10に横向きの姿勢で保持されるので、車両30の走行中に、そのペットボトル28によって、ドライバーの視界が遮られたり(視認性が悪化したり)、レバー類及びスイッチ類の操作性が悪化することがない。また、カップホルダー10が第2の姿勢とされたときには、ドライバーの車体前方側に、カップ類又はボトル類を配置することができるので、運転中に脇見運転にならなくて済むメリットがある。
【0041】
更に、このカップホルダー10によれば、車室32内の横面、縦面のどちらでも装着できる(車両30の内装に応じて、その取付位置を自由に選択できる)ので、ドライバー及び助手席の乗員の体型に拘わらず、また、手首や腕が規制されずに、カップ類やボトル類を取り出すことができる(快適に使用することができる)。また、このカップホルダー10は、カップ類又はボトル類の大きさ、形状等に応じて、第1の姿勢及び第2の姿勢を取ることが可能であるため、様々な大きさ、形状等のカップ類又はボトル類に適用することができる。
【0042】
最後に、このカップホルダー10の別の使い方について説明する。すなわち、例えば図7で示すように、カップホルダー10を第2の姿勢として、車室32内の助手席側の縦面(インストルメントパネル36の車幅方向を向く面)に取り付けると、買物袋46を吊り下げるフックとして利用することができる。
【0043】
また、例えば図8で示すように、リアラッゲージルーム40内の車幅方向両端部に、それぞれ所定間隔を隔てて2個ずつ、合計4個のカップホルダー10を取り付けると、図示しない荷物を固定する多目的ネット42の四隅に取り付けられたフック44を引っ掛けるためのリング部材として利用することができる。このように、本実施例に係るカップホルダー10の用途は多様である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】車室内に設けられたカップホルダーの実施態様を示す概略斜視図
【図2】カップホルダーの概略斜視図
【図3】カップホルダーの概略正面図
【図4】第1の姿勢とされたカップホルダーにカップが保持されている様子を示す概略斜視図
【図5】第2の姿勢とされたカップホルダーにマグカップが保持されている様子を示す概略斜視図
【図6】第2の姿勢とされたカップホルダーにペットボトルが保持されている様子を示す概略斜視図
【図7】カップホルダーの別の使い方を示す概略斜視図
【図8】カップホルダーの別の使い方を示す概略斜視図
【符号の説明】
【0045】
10 カップホルダー
12 ボトム部(第1保持部)
14 インナー部(第2保持部)
16 フロント部(第3保持部)
18 サイドボデー部(第4保持部)
19 凹部
20 サイドガード部(第4保持部)
22 取付手段
24 カップ
26 マグカップ
28 ペットボトル
30 車両
32 車室
34 コンソール
36 インストルメントパネル
38 エアー吹出口
40 リアラッゲージルーム
42 多目的ネット
44 フック
46 買物袋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外面に取付手段が設けられ、第1の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の底部を保持し、第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持する第1保持部と、
前記第1保持部の端部から略直交方向に連設され、前記第1の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持し、前記第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の底部を保持する第2保持部と、
カップ類又はボトル類を挿通可能な形状に形成されるとともに、前記第2保持部における前記第1保持部とは反対側の端部から該第1保持部と同じ側へ連設され、前記第1の姿勢及び前記第2の姿勢で使用するときにカップ類又はボトル類の胴部を保持する第3保持部と、
を有することを特徴とするカップホルダー。
【請求項2】
前記第2保持部に、前記第1保持部及び前記第3保持部と同じ側へ張り出す第4保持部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカップホルダー。
【請求項3】
前記第4保持部には、前記第2の姿勢で使用するときにボトル類の胴部を支持可能な凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のカップホルダー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−143364(P2009−143364A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−322226(P2007−322226)
【出願日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】